過去を変えても未来が変わらないとしたら、タイムリープする意味がありますか?

北澤有哉

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『徹夜するなら先に言ってくれ』と未来の僕に言ってみる

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 カラオケの夢を見ていた。
 
 高木が「今日はオールだ」とか言って、駅前のカラオケ屋に集まって、夜中から歌っていた。それにしても、二人とも選曲が古い。いや、僕にとっては古くはないのだが、向こうにとっては六年以上前の曲だ。どうせなら流行りの歌を聴きたかった。全く、呑気なものだ。親に怒られずにカラオケオールとか羨ましい。

 いつも通りのはずの朝は、いつもと違う感覚で目を覚ました。昨日と同じく早く起きたことはたしかだ。それにしては、眠気が無い。それに、お腹が空いている。僕はパンでも食べようと、階段をおりた。長い夢だった。
 両親は既に家を出ているらしい。会社でトラブルでもあったのだろうか。早出は良くあるが、前日に一言あるのが常なのに。
 ダイニングテーブルにメモ書きを見つけた。走り書きされた母さんの文字には心配と苛立ちが混じった感情が込められていた。

 ――早出の日なので先に出ます。昨日の残りが冷蔵庫にあるから、食べれるなら食べて。今日も体調が良くなければ、学校に連絡するように。

 何を言っているんだ? 昨日はそんなに体調が悪かった覚えがない。冷蔵庫を開けると麻婆豆腐が入っていた。いや、おかしい。昨日は麻婆豆腐なんて無かったはずだ。咄嗟にポケットに手を突っ込むが、スマホは部屋に置いてきたままだった。慌ててテレビを付けた。

 ――四月十八日、水曜日、今日の天気は……

 お天気キャスターの溌溂な声。しかし、僕は途中から聞こえていなかった。

「……そんな」

 四月十八日、水曜日。

 日付が一日飛んでいた。


 温め直した麻婆豆腐を食べ終わる頃には、僕は幾分か冷静さを取り戻していた。スマホを見ると、昨日の日付で高木から授業前、昼休み、放課後と三回メールと電話が入っている。とりあえず、「すまん、今日事情を説明する」とメッセージを返し、学校に向かった。

 昨日、違う。一昨日より早く家を出た僕は、自転車を漕ぎながら、この奇妙な現象に一つの仮説を立てていた。つまり、徹夜をするともう一方の日付が一日飛ぶということ。たしかに今までは西暦が違うだけで同じ日を経験していた。向こうが二〇二二年四月十五日なら、こっちは二〇一六年四月十五日だった。なら、片方がずっと起きていたらどうなるか。それを確かめたのがカラオケオールだったということだ。で、その結果がこれ。

「いい加減にしてくれよ」

 悪気はないとはいえ、向こうは自由の身だがこっちは高校生。授業もあるのだ。少しは事情を配慮してほしい。怒られるのはこっちなんだから。ショッピングモールの脇を抜け、苅屋市へと渡る令和大橋を渡る。その上り坂を怒りに任せ、ペダルを踏み込むと、予想以上に自転車が加速する。いつもより軽快に漕げるのは、よく眠れたからという理由もあるのかもしれない。少し気分が良くなり、橋を登った下り坂でさらに勢いをつけたら、交差点に止まる一台の自転車に気づいた。心当たりのある後ろ姿。ブレーキをかける。勢いのついた自転車は高い音を出して止まった。

「あれ、丹野くん? もう元気になったの?」

 中里さんはちらりと振り向き、驚いた様子でもう一度振り向いた。綺麗な二度見だった。

「うん、まあね。そんなに重症じゃないから。朝出る時お腹が痛くてね。トイレにこもってたら遅刻確定になっちゃったからもう良いかなって」

 適当に考えた嘘をつく。今、本当のことを言っても信じてもらえるわけがないし、相手が相手だ。言えるわけもない。

「そうなんだ。意外だね。丹野くんって、もうちょっと真面目な人だと思ってた」
「ごめん」

 思わず頭を下げる。なぜ、僕は中里さんに謝っているんだ。顔を上げると、驚くことに彼女はくすくす笑っていた。

「なんで笑ってるのさ」
「ごめんね、ちょっと、昔のこと思い出して……」

 信号が青になる。僕らは並んで漕ぎ始めた。

「何かあったっけ?」

 僕は頭を捻った。僕らの間に何か思い出になる出来事があっただろうか。

「小学生の頃、火遊びして怒られたことごあったでしょ? その中一人、めっちゃ謝る子がいたって。それが丹野くんなのね」

 そんな昔のことを。小四か小五の頃、道端に落ちていた百円ライターを拾って、友達と一緒に遊んでいた。着かなくなったライターも、分解すると着火部がスタンガンみたいになる。原理は今でも分からないけれど、当時の僕らはそんなことに夢中になっていた。

「あったなー、そんなことも。いや、でもなんで中里さんが知っているんだ? あれはたしか、どこかのおじさんに叱られてから一度もしてないはずだ」

 平日の下校時間に遊んでいたら、名前もしらないおじさんに、「君たち、陽明小の子たちだろう?」と言われ、怒られた覚えがある。はっきりと見ていないため、顔は思い出せないが、父さんと同じ年齢の雰囲気を感じた気がする。

「やっぱり知らなかったんだ。お父さん、土日じゃなくて水木が休みだったから」
「じゃあ、あの人は中里さんのお父さんだったのか」
「そう。だって、私聞いたの、「丹野って子居なかった?」って。そうしたら、お父さん驚いてた」
「知らなかったな。教えてくれれば良かったのに」
「だって、当時の丹野くん、男子の友達とばっかり遊んでるんだもん」
「そういえばそうだった。ごめん」

「ほら、また謝った」彼女は懐かしそうに笑った。

「中里さんはさ、学校に行きたくないって思ったことないの?」

 昨日僕が休んだことを利用して聞いたつもりだが不審に思われていないだろうか。彼女は少し悩んだ様子で、それから言った。

「あんまりないかなぁ。そりゃ、テスト前とかは行きたくないって思うけどね」
「羨ましいな。自分なんてほぼ毎日だ」
「うーん、でも、たまにふらっと旅に出たくなる時はあるよ、電車に揺られて、どこまでもみたいな?」

 交差点を渡る。彼女の長い髪がふわりと風に揺られる。その横顔を見て、言った。

「そんなのは、大学生になったらできるよ」
「そうね、そうする」中里さんは笑って答えた。

 正門までの上り坂、僕たちは歩いて登る。少し顔を上げると、高校の屋上が見えた。ざわついた心に押されるように僕は口を開いた。

「中里さん、スマホの番号交換しない?」

 一瞬か数秒の間、彼女は足を止めた。僕は振り返る。今日初めて真正面からみた彼女の表情は驚きの顔で固まっていた。僕が口を開きかけると、魔法が解けたかのか動きが戻る。俯いて彼女は言った。

「うん。いいよ。でも、教室に着いてからね」

 僕が何かを言う前に、中里さんは一人で自転車を漕いでいった。残された僕は小さくガッツポーズした。
 今日は最高に天気がいい。


 良いことはずっとは続かない。昼休みに入ってすぐ、僕は職員室に呼び出された。
 理由は明白。僕はため息をついて、立ち上がる。後ろを振り向いて言った。

「ちょっと、行ってくるわ」

 職員室のドアをゆっくり開けると前島先生とすぐ目があった。先生は入り口に一番近い廊下側の席でコーヒーを飲んでいた。

「丹野か、ちょっとこっちに来い」

 先生の机には数学の教材が積み上げられていた。

「お前な、休むなら連絡ぐらいしろ」
「すいません」

「それとな」先生は周りを見渡した後、小さい声で言った。

「仮病を使うならもう少し体調を悪い雰囲気を出せ」
「はい?」

 僕は首を傾げた。先生は笑いながら続ける。

「今日の丹野はいつもより元気に見えるぞ」

 なるほど。僕はやはりポーカーには向いていないようだ。

「気をつけます」
「そこは気をつけなくても良い。が、連絡はしろよ。それだけだから、もういいぞ」

 先生は再びコーヒーを手に取って、教材を開く。僕は頭を下げる。職員室から出ていこうと振り返ると、壁側のロッカーの上にキーケースがあるのに気づいた。

「先生、ここにあるのって部室の鍵ですよね?」

 前島先生は再び顔を上げ、キーケースに視線を向けた。

「うん? ああ、そうだが。それがどうかしたか?」
「この中に屋上の鍵ってあるんですか?」
「たしかあったはずだが。必要なのか?」
「いや、必要になったら貸してもらえるのかな、と」
「理由によるな。基本的には無理だ。いや、でもな、文化祭の準備期間だけは別だな」
「夏休み期間ですか?」
「お盆明けから文化祭当日までだ。垂れ幕の準備とかあるからな。2年間、見てるだろう?」

 僕は頷く。去年の文化祭にも、垂れ幕が掲げられていたのを思い出した。今年は第六十五回目。このままでは文化祭は中止だ。

「その期間は自由に借りられるって事ですね」
「許可はいるがな。毎年の伝統だよ」

 伝統が変わるためには事件が必要だ。対策は基本、起きてからしか取られない。そんなことをここで言っても仕方がないし、未来は未定なのだ。

「分かりました。ありがとうございます」
「おう、早く戻れよ。昼休みなくなるぞ」

 職員室の時計を見ると休み時間は十五分を切っていた。


 放課後、苅屋駅に向かい、高木のカバンを荷台に乗せ、僕が隣で自転車を引く。学校ではついぞ話す機会がなかった。彼は腕を組みながら、暮れだした空を見上げ歩いていた。午後六時、もう日はかなり長い。

「なるほどな。先に越されたわけか」
「越されたって、同じこと考えていたのか?」
「気になるところだろう? 西暦は行き来していても、日付は同じなわけだ。じゃあ、寝なかったらどうなるのか。六年後の俺の方が一日、考えるのが早かったか」

 顔を向けた高木は、なぜか満足そうな顔をしていた。

「なんか、嬉しそうだな」
「別の世界の未来だとしても、俺は俺だったと分かって安心したのさ」
「自分は逆に落ち込んだな。就活している自分を見て悲しくなった。現実はこんなもんかって。夢なのにな」

 目の前に転がる石を意味もなく蹴り飛ばす。

「良かったじゃないか。この世界の丹野の未来はまだ決まって無いだろう?」
「まぁな。それだけが救いだ。って言ったら、向こうに悪いかな」
「そんなことないだろう。向こうも丹野なんだろ、じゃあ、今のお前がそう思うことも考えているだろうよ」
「分かりずらいな。で、実験はこれだけじゃ終わらないと思うか?」
「終わらないな、少なくとも俺は終わらせない」
「じゃあ、何をする?」

 僕の言葉に「俺だったら」と、ビルから反射する西日に目を細めながら続けた。

「まず、今日の逆だな。一日寝る。昼間っから寝たらどうなるかだな」
「なるほど。なら特に影響は無さそうだな」
「あと、未来予知だな。向こうで過去起こった事件が当たるか確かめるんだよ」
「予言者もしくはタイムトラベラーか。面白いな」

 僕は笑いながら、スクランブル交差点を渡る。苅屋駅が見えた時、ふと思い出した。駅前には有名な宝くじ売り場があったはずだ。よく高額当選が出るらしく、以前、母さんが「駅前の宝くじ屋で、また高額当選が出たんだって!」とはしゃいでいた。

「宝くじ買おうかな」と小さく呟いたはずだったが、高木にはしっかりと聞こえていたらしく、真っ当な意見が帰ってきた。

「止めはしないが、当たった時は隠しとけよ。それでもバレると思うがな」
「当たることが有名ってことは、バレるのも有名ってことだ」
「たしかにな。よくわかってるじゃないか」

 高木は僕の返答が気に入ったのか、声を上げて笑っていた。僕らは噂の宝くじ屋の前を通る。横目で見ると、『夢を買う!』と書かれた看板が少し色褪せて掲げられていた。

「夢は売り物でもなけりゃ、買うものでもないのさ」

 駅前で別れる。僕は自転車に跨ぎ、漕ぎ始める。僅かに冷たさを残した風が顔を撫でた。夢の売り場の脇を通り越す。僕は沈みゆく夕陽に向かって、勢いよくペダルを蹴った。
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