254 / 758
第4章 迷宮都市 ダンジョン攻略
第392話 ガーグ老 9 『製麺店』の開店準備&地下12階でのダンジョン内警護
しおりを挟む
御子は新しく契約した店に、元冒険者の男性達を案内し店内に入っていった。
そして10人全員と面談をしている。
その間、治癒術師の御二方は店内に居て警戒しているようであった。
高齢とはいえよく知らぬ男性ばかりが居るので、見た目が美少女である御子に不埒な真似をしないか見張っているのだろう。
人族でいえば12歳くらいの少女にしか見えぬが、姿変えの魔道具で少々盛っておられるようだから用心するに越した事はない。
勿論、儂らも目を光らせておるがの。
幸いここに居る元冒険者の男性は、自分達の今後の生活が気になるようで御子の容姿に惑わされる事はなかった。
全員が住み込みで働く事を希望したので、事前に購入された新しい服や下着等を渡され体を洗うようにと言付けられた。
男性に気を使ってか御子はその場を後にして店内に戻ると、各部屋に生活用品を置いた後で料理を開始する。
ここも、『肉うどん』を出すお店にするのだろうか?
腕の不自由な者5人と足の不自由な者5人で、店を営業する事は可能かの……。
作っているのは『肉うどん』らしい。
長年の汚れを綺麗に洗い流し、さっぱりとした元冒険者達が戻ってくると全員で昼食となった。
見ているだけの儂も、ちとお腹が空いたわ。
そして御子は、今食べているうどんの製麺を任せると言う。
おぉ、この白くて長い食べ物を作る店にするのだな。
儂も少々作り方が気になっておった。
どのように作るのか知る事が出来るのは楽しみだわ。
お店の従業員として雇う代わりに、様々な【約束事】を申し渡される。
随分と細かい規則があるな。
そして再び庭に行き、今まで着ていた服の洗濯の指導も行っている。
御子達は魔法で盥にお湯を出しているが、普通は井戸の水しか使えぬだろう。
石鹸も充分な数を事前に準備してあった。
ここに雇われた者達は、今日から部屋で布団に入って寝る事が出来るのだから運が良いな。
洗濯が終了すると、銀貨5枚(5万円)の給料を先払いされた。
まだ働いてもいないのに、信用買いをしているらしい。
ファイヤースライムの魔石を大量に渡して、店の業務用寸胴鍋で湯を沸かしてもよい事を伝えている。
そして何故か、髭の剃り方を詳しく指導して明日の朝までに切るように指示をされた。
路上生活をしていた者達の不精髭が気になられたのか……。
髭のある男性は、お嫌いなのかも知れん。
儂らも髭を剃った方がよいだろうか?
最後に手と足の爪を切る専用の『爪切り』を渡され、爪の切り方を指導された。
そのような便利な物があるとは……。
見た事もないが、どこに売っておるのだろう?
翌日。
時間通り店に現れた御子達の警護に就く。
従業員達は、髭を剃り頭に手拭いを巻きエプロンを付けた状態だった。
ふむ、こうみると昨日とは全然違うな。
やはり見た目は重要であると強く感じた。
この者達は元冒険者だからLvも高いだろう。
毎日3食、食べる事が出来れば体重も増え体力も元に戻る。
働く事に問題はない。
御子がテーブルに変わった料理道具を出してうどんを作っていく。
儂も作り方を見ておったが、時間が掛かり中々大変な作業だった。
2人1組にして、作業が分担出来るように考えられてもいるようだ。
これを母親達に任せるのは手に余るだろう。
うどんという食べ物は、手間が掛かっておるらしい。
しかし、その透明な布はどのような素材で出来ておるのかの?
『爪切り』といい、御子は移転魔法を使用し別大陸で購入されたのか……。
あまりこの大陸にない物を見せてはならんぞ?
強欲な者も人族には多いでな。
それから6日間。
毎日、従業員達にうどんを作らせて店に出せるように完成度を上げていく。
慣れぬ包丁を使用する事で初日は不揃いだった麺の幅が、6日後には綺麗に揃った状態になった。
やれば出来るものよな。
皆が真剣に取り組んだ成果だろうて。
御子は出来上がった麺に合格を出し、来週月曜日から『肉うどん店』で使用する事を伝えた。
それを聞いた従業員は、ほっと安心して笑顔を見せた。
折角雇ってもらったのだから、役に立てると知り嬉しかったであろうな。
もう路上生活者ではなくなったのだから、御子の恩に感謝して頑張って働く事だ。
こんな奇跡は、もう二度とないだろう。
しかし今週は『肉うどん』を食べる事が出来んかった。
あれが一週間の楽しみだというに……。
月曜からまたダンジョンの警護に戻る。
ふぅ~、本当に毎回これだけはきつくて敵わん。
そして午前中は御三方がバラバラに行動されるので、御子が独りになってしまわれる。
本来影衆は王族だけが警護対象であったが、高名な治癒術師である御二方も御子が怪我をした時に治療してもらう必要から儂らも分かれて警護する事にした。
御子に儂を入れて4人、御二方には3人ずつ付いている。
その日の夕食時に、御子がまた見た事もない料理道具を出された。
なんでも『バーベキュー』用の道具らしい。
それは姫様が口にされていた料理ではないか?
王宮の食事は不味いと文句を言って、よく『バーベキュー』がしたいと言われていた。
「でも『焼肉のタレ』がないのよね~」
と悲しそうにされておったが……。
4本の脚が付いた四角い鉄の箱の中に炭を入れ、上に編み目状になった鉄を載せた料理道具だった。
炭に火を付けた後で、網の上に切った野菜や肉を載せて焼く料理らしい。
皆、旨そうに食べておった。
姫様、これが食べたかった『バーベキュー』ですか?
御子が、どうやってこの料理道具を見付けたのか不思議だった。
なんと、7パーティー全員に料理道具をプレゼントしていなさる。
それは高価な物ではないのか?
儂らにも1台欲しいものだ。
ダンジョン内の粗食に耐えるのは飽きましたぞ。
夕食を終えた冒険者の1人が御子に近付いてきた。
一瞬警戒を強めたが、王都から来た『白銀の剣』というクランの冒険者パーティーに対する忠告だったようだ。
ふむ、儂らも注意しておかねばならん。
きっと、シルバーウルフに魔物寄せを使用した者達だろう。
拠点にしている階層は違えど、万が一御子の能力に気付かれる事になっては大変だ。
人族は戦争ばかりしておるでな。
戦況を一変させる能力を持った御子の事を、囲いたいと思うに違いない。
我らエルフの秘匿された至高の存在を奪われてなるものか!
御子の事は、儂ら影衆が命を懸けてお守りする所存。
息子が率いる50人の『万象』が、もう直ぐお傍に参ります。
御子達は、自由にダンジョンを攻略していて下され。
然るべき時に出生の秘密を儂からお話ししましょう。
--------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
--------------------------------------
そして10人全員と面談をしている。
その間、治癒術師の御二方は店内に居て警戒しているようであった。
高齢とはいえよく知らぬ男性ばかりが居るので、見た目が美少女である御子に不埒な真似をしないか見張っているのだろう。
人族でいえば12歳くらいの少女にしか見えぬが、姿変えの魔道具で少々盛っておられるようだから用心するに越した事はない。
勿論、儂らも目を光らせておるがの。
幸いここに居る元冒険者の男性は、自分達の今後の生活が気になるようで御子の容姿に惑わされる事はなかった。
全員が住み込みで働く事を希望したので、事前に購入された新しい服や下着等を渡され体を洗うようにと言付けられた。
男性に気を使ってか御子はその場を後にして店内に戻ると、各部屋に生活用品を置いた後で料理を開始する。
ここも、『肉うどん』を出すお店にするのだろうか?
腕の不自由な者5人と足の不自由な者5人で、店を営業する事は可能かの……。
作っているのは『肉うどん』らしい。
長年の汚れを綺麗に洗い流し、さっぱりとした元冒険者達が戻ってくると全員で昼食となった。
見ているだけの儂も、ちとお腹が空いたわ。
そして御子は、今食べているうどんの製麺を任せると言う。
おぉ、この白くて長い食べ物を作る店にするのだな。
儂も少々作り方が気になっておった。
どのように作るのか知る事が出来るのは楽しみだわ。
お店の従業員として雇う代わりに、様々な【約束事】を申し渡される。
随分と細かい規則があるな。
そして再び庭に行き、今まで着ていた服の洗濯の指導も行っている。
御子達は魔法で盥にお湯を出しているが、普通は井戸の水しか使えぬだろう。
石鹸も充分な数を事前に準備してあった。
ここに雇われた者達は、今日から部屋で布団に入って寝る事が出来るのだから運が良いな。
洗濯が終了すると、銀貨5枚(5万円)の給料を先払いされた。
まだ働いてもいないのに、信用買いをしているらしい。
ファイヤースライムの魔石を大量に渡して、店の業務用寸胴鍋で湯を沸かしてもよい事を伝えている。
そして何故か、髭の剃り方を詳しく指導して明日の朝までに切るように指示をされた。
路上生活をしていた者達の不精髭が気になられたのか……。
髭のある男性は、お嫌いなのかも知れん。
儂らも髭を剃った方がよいだろうか?
最後に手と足の爪を切る専用の『爪切り』を渡され、爪の切り方を指導された。
そのような便利な物があるとは……。
見た事もないが、どこに売っておるのだろう?
翌日。
時間通り店に現れた御子達の警護に就く。
従業員達は、髭を剃り頭に手拭いを巻きエプロンを付けた状態だった。
ふむ、こうみると昨日とは全然違うな。
やはり見た目は重要であると強く感じた。
この者達は元冒険者だからLvも高いだろう。
毎日3食、食べる事が出来れば体重も増え体力も元に戻る。
働く事に問題はない。
御子がテーブルに変わった料理道具を出してうどんを作っていく。
儂も作り方を見ておったが、時間が掛かり中々大変な作業だった。
2人1組にして、作業が分担出来るように考えられてもいるようだ。
これを母親達に任せるのは手に余るだろう。
うどんという食べ物は、手間が掛かっておるらしい。
しかし、その透明な布はどのような素材で出来ておるのかの?
『爪切り』といい、御子は移転魔法を使用し別大陸で購入されたのか……。
あまりこの大陸にない物を見せてはならんぞ?
強欲な者も人族には多いでな。
それから6日間。
毎日、従業員達にうどんを作らせて店に出せるように完成度を上げていく。
慣れぬ包丁を使用する事で初日は不揃いだった麺の幅が、6日後には綺麗に揃った状態になった。
やれば出来るものよな。
皆が真剣に取り組んだ成果だろうて。
御子は出来上がった麺に合格を出し、来週月曜日から『肉うどん店』で使用する事を伝えた。
それを聞いた従業員は、ほっと安心して笑顔を見せた。
折角雇ってもらったのだから、役に立てると知り嬉しかったであろうな。
もう路上生活者ではなくなったのだから、御子の恩に感謝して頑張って働く事だ。
こんな奇跡は、もう二度とないだろう。
しかし今週は『肉うどん』を食べる事が出来んかった。
あれが一週間の楽しみだというに……。
月曜からまたダンジョンの警護に戻る。
ふぅ~、本当に毎回これだけはきつくて敵わん。
そして午前中は御三方がバラバラに行動されるので、御子が独りになってしまわれる。
本来影衆は王族だけが警護対象であったが、高名な治癒術師である御二方も御子が怪我をした時に治療してもらう必要から儂らも分かれて警護する事にした。
御子に儂を入れて4人、御二方には3人ずつ付いている。
その日の夕食時に、御子がまた見た事もない料理道具を出された。
なんでも『バーベキュー』用の道具らしい。
それは姫様が口にされていた料理ではないか?
王宮の食事は不味いと文句を言って、よく『バーベキュー』がしたいと言われていた。
「でも『焼肉のタレ』がないのよね~」
と悲しそうにされておったが……。
4本の脚が付いた四角い鉄の箱の中に炭を入れ、上に編み目状になった鉄を載せた料理道具だった。
炭に火を付けた後で、網の上に切った野菜や肉を載せて焼く料理らしい。
皆、旨そうに食べておった。
姫様、これが食べたかった『バーベキュー』ですか?
御子が、どうやってこの料理道具を見付けたのか不思議だった。
なんと、7パーティー全員に料理道具をプレゼントしていなさる。
それは高価な物ではないのか?
儂らにも1台欲しいものだ。
ダンジョン内の粗食に耐えるのは飽きましたぞ。
夕食を終えた冒険者の1人が御子に近付いてきた。
一瞬警戒を強めたが、王都から来た『白銀の剣』というクランの冒険者パーティーに対する忠告だったようだ。
ふむ、儂らも注意しておかねばならん。
きっと、シルバーウルフに魔物寄せを使用した者達だろう。
拠点にしている階層は違えど、万が一御子の能力に気付かれる事になっては大変だ。
人族は戦争ばかりしておるでな。
戦況を一変させる能力を持った御子の事を、囲いたいと思うに違いない。
我らエルフの秘匿された至高の存在を奪われてなるものか!
御子の事は、儂ら影衆が命を懸けてお守りする所存。
息子が率いる50人の『万象』が、もう直ぐお傍に参ります。
御子達は、自由にダンジョンを攻略していて下され。
然るべき時に出生の秘密を儂からお話ししましょう。
--------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
--------------------------------------
878
あなたにおすすめの小説
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
家ごと異世界ライフ
ねむたん
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
聖女の力を隠して塩対応していたら追放されたので冒険者になろうと思います
登龍乃月
ファンタジー
「フィリア! お前のような卑怯な女はいらん! 即刻国から出てゆくがいい!」
「え? いいんですか?」
聖女候補の一人である私、フィリアは王国の皇太子の嫁候補の一人でもあった。
聖女となった者が皇太子の妻となる。
そんな話が持ち上がり、私が嫁兼聖女候補に入ったと知らされた時は絶望だった。
皇太子はデブだし臭いし歯磨きもしない見てくれ最悪のニキビ顔、性格は傲慢でわがまま厚顔無恥の最悪を極める、そのくせプライド高いナルシスト。
私の一番嫌いなタイプだった。
ある日聖女の力に目覚めてしまった私、しかし皇太子の嫁になるなんて死んでも嫌だったので一生懸命その力を隠し、皇太子から嫌われるよう塩対応を続けていた。
そんなある日、冤罪をかけられた私はなんと国外追放。
やった!
これで最悪な責務から解放された!
隣の国に流れ着いた私はたまたま出会った冒険者バルトにスカウトされ、冒険者として新たな人生のスタートを切る事になった。
そして真の聖女たるフィリアが消えたことにより、彼女が無自覚に張っていた退魔の結界が消え、皇太子や城に様々な災厄が降りかかっていくのであった。
2025/9/29
追記開始しました。毎日更新は難しいですが気長にお待ちください。
【完結】 メイドをお手つきにした夫に、「お前妻として、クビな」で実の子供と追い出され、婚約破棄です。
BBやっこ
恋愛
侯爵家で、当時の当主様から見出され婚約。結婚したメイヤー・クルール。子爵令嬢次女にしては、玉の輿だろう。まあ、肝心のお相手とは心が通ったことはなかったけど。
父親に決められた婚約者が気に入らない。その奔放な性格と評された男は、私と子供を追い出した!
メイドに手を出す当主なんて、要らないですよ!
ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!
クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。
ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。
しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。
ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。
そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。
国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。
樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。
私と母のサバイバル
だましだまし
ファンタジー
侯爵家の庶子だが唯一の直系の子として育てられた令嬢シェリー。
しかしある日、母と共に魔物が出る森に捨てられてしまった。
希望を諦めず森を進もう。
そう決意するシェリーに異変が起きた。
「私、別世界の前世があるみたい」
前世の知識を駆使し、二人は無事森を抜けられるのだろうか…?
異世界ママ、今日も元気に無双中!
チャチャ
ファンタジー
> 地球で5人の子どもを育てていた明るく元気な主婦・春子。
ある日、建設現場の事故で命を落としたと思ったら――なんと剣と魔法の異世界に転生!?
目が覚めたら村の片隅、魔法も戦闘知識もゼロ……でも家事スキルは超一流!
「洗濯魔法? お掃除召喚? いえいえ、ただの生活の知恵です!」
おせっかい上等! お節介で世界を変える異世界ママ、今日も笑顔で大奮闘!
魔法も剣もぶっ飛ばせ♪ ほんわかテンポの“無双系ほんわかファンタジー”開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。