323 / 781
第4章 迷宮都市 ダンジョン攻略
第449話 記憶にない夢 2
人の姿だと身長が2m以上あるセキちゃんは、脹脛にがしっとしがみ付いた私の事を抱き上げ右腕に乗せて視線を合わせる。
余りにも身長差があり過ぎるので、身を屈めるより早いと思ったようだ。
私は久し振りに会ったセキちゃんの事が可愛くて、ついつい昔のように頬ずりをしてしまう。
卵から孵ったばかりの頃は本当にちっちゃくて、私は初めて赤ちゃんの世話をする事に毎日おっかなびっくりだった。
竜族は卵から孵化した後、本来は両親から魔力をもらい育つのだけど……。
この子達の両親は、赤竜と聖竜で属性が違う番同士。
その所為で卵の中に2体も属性違いの子供が入ってしまった。
属性違いの子供は基本、雌の属性で生まれてくる事が多い。
そして運悪く雄の属性が勝り産まれてしまった子供は、成人まで育たないのだ。
そんな不思議な竜族でも、この子達の卵は異例すぎたらしい。
両親は孵化する事自体を諦め、卵を捨ててしまったんだとか。
竜族の長老はそれを不憫に思い、親交のあった世界樹の精霊王が養っていた私の下に託した。
私は竜族より魔力量が多かったからね。
世界樹の精霊王が治める森で育った私に両親はおらず物心付いた頃、聞いてみた事がある。
森の中には色んな種族がいるし、雄と雌の間には子供が生まれていたので私の両親は何処にいるのかと……。
養い親の精霊王から、お前はハイエルフの母親と人族の父親から生まれた子供だと答えを返される。
母親は私を産んで直ぐに亡くなり、寿命が短い人族の父親も既にこの世を去っていると言われた。
その当時の私は100歳。
ハイエルフの中でも、時空魔法適性持ちの私は成長がかなり遅いみたいだ。
数百年毎に、ハイエルフと精霊の間に出来た子供の先祖返りが生まれる。
その子供が私で、ハイエルフであっても限りなく精霊に近い存在なんだとか……。
ハイエルフや人族の下で育つには、お前は異端過ぎる。
精霊王自身が生まれたばかりの私を森に連れ帰ってきたんだよと、何て事ないように言われた時はふ~んとしか思わなかった。
でも日本で沙良として転生し両親に育てられた今は、それって誘拐じゃん! と簡単に罪を犯す養い親の事をやはり精霊なのだと感じる。
母親は亡くなってしまったそうだけど、父親はまだ生きていたんだからいなくなった娘の事を必死に探していたんじゃないかしら?
母の名前はヒルダ・エスカレード。
父の名前を精霊王は覚えていないと言うので、私は知らないままだ。
加護を与えるエルフ以外の種族には、一切興味がないみたい。
ハイエルフの母は、300歳の時に私を産んで亡くなってしまった。
長命な種族にしては、かなり早世だったろう。
どんな女性だったか聞いても、
「あれは女性と言えるのか……。剣術が得意で、よく王宮を抜け出していたな。冒険者になれないと言って暴れた事もあった。あぁ、特に胸の大きい女性が好きだったようだよ?」
と言葉を濁してしまうので、とにかく男らしい性格の人物だった事しか分からない。
ハイエルフはスレンダーな種族だから、大きな胸に憧れていたのかしらね?
昔を思い出し遠い目をしていると、セキちゃんが今は傍にいないセイちゃんの話をしだした。
「ちい姫。俺の弟は、今何処にいるんだ?」
あら?
普段は喧嘩ばかりしていたのに、長い間離れていると心配になるのね。
私はこの幼児言葉を話すのが恥ずかしいので、契約相手に念話が通じる事を思い出し会話は念話でする事にした。
沙良としてテイムした魔物とは、Lv不足でまだ念話が出来ないんだろう。
契約とテイムでは、明確に違いがあるらしい。
『セイちゃんは、カルドサリ王国にある摩天楼のダンジョンで冒険者として活動しているわよ』
「何だそれ!? 竜族が人族に交じって冒険者をしているのか?」
『私と一緒に地球の日本という国に転生した後、この世界に転移したようよ? まだ記憶が戻っていないから、自分の事を人間だと思っているんじゃないかしら』
「そりゃ笑えるな。あいつ、記憶の封印が解かれたら怒りまくりそうだ」
『あり得そうで怖いわね……』
でも一度人間として生きてきた記憶は、今の私のようになくなる訳じゃないから大人しくなっていると願おう。
ひとたび竜の姿に変態したら、カルドサリ王国は一日も経たずに崩壊してしまうだろう。
2人は、私が魔力を与え育てたから竜族としても規格外の魔力量となってしまった。
それ故、魔法の威力も桁違いになる。
聖竜のセイちゃんは光魔法を使用するので、単純なライトボールを撃っただけで王宮は木端微塵だろうなぁ~。
そうだ!
セイちゃんの記憶が戻ったら、『製麺店』の従業員達の身体欠損を治してもらえるよね?
心臓さえ動いていれば、全ての細胞が再生可能な筈。
でも現在S級冒険者のセイちゃんは、火魔法が得意じゃなかったっけ?
あれは確か『手紙の人』からもらった能力の内のひとつだ。
『手紙の人』って……誰なんだろう?
私はこちらを見て、穏やかに微笑んでいる精霊王を凝視する。
「ちぇいれいおうが(精霊王が)、ちぇがみのひとでしゅか(手紙の人ですか)?」
「私は手紙を書いた事はないよ?」
う~ん、どうやら違うらしい。
私の勘は外れたみたいだ。
そして不意に見た精霊王の姿に胸が切なくなる。
自分を育ててくれた養い親を、子供の頃は父のように慕っていた。
長じるにつれて、その思いは自然と恋心へと変化し初恋は実らない事を実感する。
それでも精霊王の子供が欲しくて、赤ちゃんがどうやって出来るか尋ねると彼は非常に困っていた。
「私とお前では、種族が違うから卵は産まれないんだよ」
沙良として生娘じゃなくなった今なら知っている事だけど、哺乳類は生殖行為をしないと子供は出来ない。
しかも卵を産むってなんだ!?
精霊王は性の知識を私に与える気がなかったようだ。
森に遊びにくる他の精霊王達に聞いても、彼女達は箝口令でも敷かれているのか教えてはくれなかったし……。
お喋り好きな妖精達も、この件に関しては口を噤んでしまった。
セキちゃんに聞いたら、俺はまだ発情期前だと意味不明な事を言われたわね。
セイちゃんは、質問の意味が分からないと言って逃げた。
私は完全な箱入り娘だった事で、精霊王との恋を諦めてしまったけれど……。
そもそも、私自身が精霊とハイエルフの先祖返りなんだから問題ないのではないかしら?
「ティーナ、そろそろ時間だ。あまり体から精神が離れている状態が長く続くのはよくない。もう一度、記憶を封印するよ」
そう言って精霊王が、今は色が紫に変化しているだろう瞳を覗き込んだ。
もう少しだけ一緒にいたかったけれど、確かにこのままだと体に負荷が掛かり過ぎるのも事実。
記憶がなくなってしまう前に、私は至近距離で見つめられた事を幸いとし精霊王の唇にキスをした。
3歳児の姿なら親愛の情で済まされるだろう。
今はもう、他の思いで一杯だけど……。
幼児姿の私にキスをされた精霊王は、一瞬目を見張り苦笑した後で私の額に指先で文様を描き出す。
そして私は再び意識を失った――――。
--------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
--------------------------------------
余りにも身長差があり過ぎるので、身を屈めるより早いと思ったようだ。
私は久し振りに会ったセキちゃんの事が可愛くて、ついつい昔のように頬ずりをしてしまう。
卵から孵ったばかりの頃は本当にちっちゃくて、私は初めて赤ちゃんの世話をする事に毎日おっかなびっくりだった。
竜族は卵から孵化した後、本来は両親から魔力をもらい育つのだけど……。
この子達の両親は、赤竜と聖竜で属性が違う番同士。
その所為で卵の中に2体も属性違いの子供が入ってしまった。
属性違いの子供は基本、雌の属性で生まれてくる事が多い。
そして運悪く雄の属性が勝り産まれてしまった子供は、成人まで育たないのだ。
そんな不思議な竜族でも、この子達の卵は異例すぎたらしい。
両親は孵化する事自体を諦め、卵を捨ててしまったんだとか。
竜族の長老はそれを不憫に思い、親交のあった世界樹の精霊王が養っていた私の下に託した。
私は竜族より魔力量が多かったからね。
世界樹の精霊王が治める森で育った私に両親はおらず物心付いた頃、聞いてみた事がある。
森の中には色んな種族がいるし、雄と雌の間には子供が生まれていたので私の両親は何処にいるのかと……。
養い親の精霊王から、お前はハイエルフの母親と人族の父親から生まれた子供だと答えを返される。
母親は私を産んで直ぐに亡くなり、寿命が短い人族の父親も既にこの世を去っていると言われた。
その当時の私は100歳。
ハイエルフの中でも、時空魔法適性持ちの私は成長がかなり遅いみたいだ。
数百年毎に、ハイエルフと精霊の間に出来た子供の先祖返りが生まれる。
その子供が私で、ハイエルフであっても限りなく精霊に近い存在なんだとか……。
ハイエルフや人族の下で育つには、お前は異端過ぎる。
精霊王自身が生まれたばかりの私を森に連れ帰ってきたんだよと、何て事ないように言われた時はふ~んとしか思わなかった。
でも日本で沙良として転生し両親に育てられた今は、それって誘拐じゃん! と簡単に罪を犯す養い親の事をやはり精霊なのだと感じる。
母親は亡くなってしまったそうだけど、父親はまだ生きていたんだからいなくなった娘の事を必死に探していたんじゃないかしら?
母の名前はヒルダ・エスカレード。
父の名前を精霊王は覚えていないと言うので、私は知らないままだ。
加護を与えるエルフ以外の種族には、一切興味がないみたい。
ハイエルフの母は、300歳の時に私を産んで亡くなってしまった。
長命な種族にしては、かなり早世だったろう。
どんな女性だったか聞いても、
「あれは女性と言えるのか……。剣術が得意で、よく王宮を抜け出していたな。冒険者になれないと言って暴れた事もあった。あぁ、特に胸の大きい女性が好きだったようだよ?」
と言葉を濁してしまうので、とにかく男らしい性格の人物だった事しか分からない。
ハイエルフはスレンダーな種族だから、大きな胸に憧れていたのかしらね?
昔を思い出し遠い目をしていると、セキちゃんが今は傍にいないセイちゃんの話をしだした。
「ちい姫。俺の弟は、今何処にいるんだ?」
あら?
普段は喧嘩ばかりしていたのに、長い間離れていると心配になるのね。
私はこの幼児言葉を話すのが恥ずかしいので、契約相手に念話が通じる事を思い出し会話は念話でする事にした。
沙良としてテイムした魔物とは、Lv不足でまだ念話が出来ないんだろう。
契約とテイムでは、明確に違いがあるらしい。
『セイちゃんは、カルドサリ王国にある摩天楼のダンジョンで冒険者として活動しているわよ』
「何だそれ!? 竜族が人族に交じって冒険者をしているのか?」
『私と一緒に地球の日本という国に転生した後、この世界に転移したようよ? まだ記憶が戻っていないから、自分の事を人間だと思っているんじゃないかしら』
「そりゃ笑えるな。あいつ、記憶の封印が解かれたら怒りまくりそうだ」
『あり得そうで怖いわね……』
でも一度人間として生きてきた記憶は、今の私のようになくなる訳じゃないから大人しくなっていると願おう。
ひとたび竜の姿に変態したら、カルドサリ王国は一日も経たずに崩壊してしまうだろう。
2人は、私が魔力を与え育てたから竜族としても規格外の魔力量となってしまった。
それ故、魔法の威力も桁違いになる。
聖竜のセイちゃんは光魔法を使用するので、単純なライトボールを撃っただけで王宮は木端微塵だろうなぁ~。
そうだ!
セイちゃんの記憶が戻ったら、『製麺店』の従業員達の身体欠損を治してもらえるよね?
心臓さえ動いていれば、全ての細胞が再生可能な筈。
でも現在S級冒険者のセイちゃんは、火魔法が得意じゃなかったっけ?
あれは確か『手紙の人』からもらった能力の内のひとつだ。
『手紙の人』って……誰なんだろう?
私はこちらを見て、穏やかに微笑んでいる精霊王を凝視する。
「ちぇいれいおうが(精霊王が)、ちぇがみのひとでしゅか(手紙の人ですか)?」
「私は手紙を書いた事はないよ?」
う~ん、どうやら違うらしい。
私の勘は外れたみたいだ。
そして不意に見た精霊王の姿に胸が切なくなる。
自分を育ててくれた養い親を、子供の頃は父のように慕っていた。
長じるにつれて、その思いは自然と恋心へと変化し初恋は実らない事を実感する。
それでも精霊王の子供が欲しくて、赤ちゃんがどうやって出来るか尋ねると彼は非常に困っていた。
「私とお前では、種族が違うから卵は産まれないんだよ」
沙良として生娘じゃなくなった今なら知っている事だけど、哺乳類は生殖行為をしないと子供は出来ない。
しかも卵を産むってなんだ!?
精霊王は性の知識を私に与える気がなかったようだ。
森に遊びにくる他の精霊王達に聞いても、彼女達は箝口令でも敷かれているのか教えてはくれなかったし……。
お喋り好きな妖精達も、この件に関しては口を噤んでしまった。
セキちゃんに聞いたら、俺はまだ発情期前だと意味不明な事を言われたわね。
セイちゃんは、質問の意味が分からないと言って逃げた。
私は完全な箱入り娘だった事で、精霊王との恋を諦めてしまったけれど……。
そもそも、私自身が精霊とハイエルフの先祖返りなんだから問題ないのではないかしら?
「ティーナ、そろそろ時間だ。あまり体から精神が離れている状態が長く続くのはよくない。もう一度、記憶を封印するよ」
そう言って精霊王が、今は色が紫に変化しているだろう瞳を覗き込んだ。
もう少しだけ一緒にいたかったけれど、確かにこのままだと体に負荷が掛かり過ぎるのも事実。
記憶がなくなってしまう前に、私は至近距離で見つめられた事を幸いとし精霊王の唇にキスをした。
3歳児の姿なら親愛の情で済まされるだろう。
今はもう、他の思いで一杯だけど……。
幼児姿の私にキスをされた精霊王は、一瞬目を見張り苦笑した後で私の額に指先で文様を描き出す。
そして私は再び意識を失った――――。
--------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
--------------------------------------
あなたにおすすめの小説
異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
転生皇女は冷酷皇帝陛下に溺愛されるが夢は冒険者です!
akechi
ファンタジー
アウラード大帝国の第四皇女として生まれたアレクシア。だが、母親である側妃からは愛されず、父親である皇帝ルシアードには会った事もなかった…が、アレクシアは蔑ろにされているのを良いことに自由を満喫していた。
そう、アレクシアは前世の記憶を持って生まれたのだ。前世は大賢者として伝説になっているアリアナという女性だ。アレクシアは昔の知恵を使い、様々な事件を解決していく内に昔の仲間と再会したりと皆に愛されていくお話。
※コメディ寄りです。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
家ごと異世界ライフ
もちもちほっぺ
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
夢のテンプレ幼女転生、はじめました。 憧れののんびり冒険者生活を送ります
ういの
ファンタジー
旧題:テンプレ展開で幼女転生しました。憧れの冒険者になったので仲間たちとともにのんびり冒険したいとおもいます。
七瀬千那(ななせ ちな)28歳。トラックに轢かれ、気がついたら異世界の森の中でした。そこで出会った冒険者とともに森を抜け、最初の街で冒険者登録しました。新米冒険者(5歳)爆誕です!神様がくれた(と思われる)チート魔法を使ってお気楽冒険者生活のはじまりです!……ちょっと!神獣様!精霊王様!竜王様!私はのんびり冒険したいだけなので、目立つ行動はお控えください!!
初めての投稿で、完全に見切り発車です。自分が読みたい作品は読み切っちゃった!でももっと読みたい!じゃあ自分で書いちゃおう!っていうノリで書き始めました。
2024年5月 書籍一巻発売
2025年7月 書籍二巻発売
2025年10月 コミカライズ連載開始
転生したので、今世こそは楽しく生きます!~大好きな家族に囲まれて第2の人生を謳歌する~
結笑-yue-
ファンタジー
『可愛いわね』
『小さいな』
『…やっと…逢えた』
『我らの愛しい姫。パレスの愛し子よ』
『『『『『『『『『『我ら、原初の精霊の祝福を』』』』』』』』』』
地球とは別の世界、異世界“パレス”。
ここに生まれてくるはずだった世界に愛された愛し子。
しかし、神たちによって大切にされていた魂が突然できた輪廻の輪の歪みに吸い込まれてしまった。
神たちや精霊王、神獣や聖獣たちが必死に探したが、終ぞ見つけられず、時間ばかりが過ぎてしまっていた。
その頃その魂は、地球の日本で産声をあげ誕生していた。
しかし異世界とはいえ、神たちに大切にされていた魂、そして魔力などのない地球で生まれたため、体はひどく病弱。
原因不明の病気をいくつも抱え、病院のベッドの上でのみ生活ができる状態だった。
その子の名は、如月結笑《キサラギユエ》ーーー。
生まれた時に余命宣告されながらも、必死に生きてきたが、命の燈が消えそうな時ようやく愛し子の魂を見つけた神たち。
初めての人生が壮絶なものだったことを知り、激怒し、嘆き悲しみ、憂い……。
阿鼻叫喚のパレスの神界。
次の生では、健康で幸せに満ち溢れた暮らしを約束し、愛し子の魂を送り出した。
これはそんな愛し子が、第2の人生を楽しく幸せに暮らしていくお話。
家族に、精霊、聖獣や神獣、神たちに愛され、仲間を、友達をたくさん作り、困難に立ち向かいながらも成長していく姿を乞うご期待!
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
小説家になろう様でも連載中です。
第1章無事に完走したので、アルファポリス様でも連載を始めます!
よろしくお願い致します( . .)"
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
追放された荷物持ちですが、実は滅んだ竜族の末裔でした~のんびり暮らしたいのに、なぜかそうならない~
ソラリアル
ファンタジー
目が覚めたら、俺は孤児だった。 家族も、家も、居場所もない。
そんな俺を拾ってくれたのは、優しいSランク冒険者のパーティだった。
「荷物持ちでもいい、仲間になれ」
その言葉を信じて、俺は必死についていった。
だけど、自分には何もできないと思っていた。
それでも少しでも役に立ちたくて、夜な夜な一人で力を磨いた。
だけどある日、彼らは言った。
『ここからは危険だ。荷物持ちは、もう必要ない』
それは、俺の身を案じた「優しさ」からの判断だった。
俺も分かっていた。
だから、黙ってそれを受け入れ、静かにパーティを離れた。
「もう誰にも必要とされなくてもいい。一人で、穏やかに生きていこう」
そう思っていた。そのはずだった。
――だけど。
ダンジョンの地下で出会った古代竜の魂と、
“様々な縁”が重なり、騒がしくなった。
「最強を目指すべくして生まれた存在」
「君と一緒に行かせてくれ。」
「……オリオンを辞めさせた、本当の理由を知っている」
穏やかなスローライフ生活を望んだはずなのに、
世界はまた、勝手に動き出してしまったらしい――
◇小説家になろうでも同時連載中です◇