ドリフトシンドローム~魔法少女は世界をはみ出す~【第二部】

音無やんぐ

文字の大きさ
27 / 261
第一部 魔法少女は、ふたつの世界を天翔る

第9話 真夏の魔法少女たち その二

しおりを挟む
「わたしたち、☆エレメントスケイプ☆ですっ!」

 エレスケの面々が、突然現れた憧れのHitoeに対して自己紹介をした。
 得意の決めポーズまで披露している。
 だが一恵は、それをちらりと一瞥しただけだった。
 白音が心の中で「興味を持ってあげて!!」と叫ぶ。

 しかし一恵が普段からファンに対して素っ気ない塩対応なのは、有名な話である。
 だからエレスケたちもこの程度、多少無下にされたくらいではまったく気にもしない。


「ご、五人目がいて、それがまさかのHitoe様!!」

 リーダーの千咲にとってHitoeは年下でありながら、芸能界で不動の地位を確立している嫉妬と羨望の対象である。
 でもやっぱり好きだった。

「ちょっと、さすがにずるくない? そんなの、もう勝ち組確定じゃない」

 紗那は千咲たちと共にトップアイドルになることが夢だったが、最近は動画の再生数も伸びなくなっていて、いろいろ悩むことが多くなっていた。
 なのにぽっと出のライバルはメンバーにHitoeがいるという。
 ちょっとくらい文句を言っても罰は当たらないと思う。
 でもやっぱりHitoeが好きなのだけれど。


「あー、あなたたちアレね。名字川さんたちを見て、アイデンティティに危機感を覚えて偵察に来たのね」

 一恵が身も蓋もない、寸分違わず図星を指した。
 それで少しエレスケたちは不安になった。
 Hitoeが、無表情の下で実は怒っているのかもしれない。
 もしそうならライバルの偵察どころではなくなる。
 明らかに今そこにある最大の危機だった。

「それじゃあスパイ確保。みんなで人気ひとけのない体育館裏に行きましょうか。四名様ご招待」

 淡々と一恵が告げる。

「いや、ちょっ! 待ってっす!!」
「すみませんすみません」
「堪忍して、Hitoe様」
「ちょっと、あなたたち、Hitoe様の仲間なんでしょっ、止めなさいよっ!!」

 エレスケは本気で焦っていた。
 憧れのHitoeに嫌われたくなかった。

 一恵はしかし、いつの間にか笑っていた。
 もはや白音たちが見慣れたいつもの笑顔だ。
『人とは馴れ合わない孤高の人』として扱われることの多かった一恵が、エレスケからはひと目で『白音たちの仲間』と見なされた。
 それが嬉しかったのだ。
 それに元々、こんな風にかわいい女の子たちに囲まれてワイワイやるのは好きだった。
 白音に近づくエレスケたちを少し警戒していただけなのだ。


「まあまあ。そろそろ行きましょうか。さすがに怒られそう」

 白音は笑いを堪えるのに必死だったが、これ以上やっているとせっかくの夏休みに反省文とか書かされそうだ。
 みんなを促して早々にこの場を離れることにする。
 辛抱強く待っていてくれた警備員さんに頭を下げると、あんなに騒いで迷惑をかけたのに、

「気をつけてね。また新学期にね」

と笑って手を振ってくれた。
 さらに彼は、周りに集まっていた女生徒たちにも優しく手を振って解散を促す。

「すわ、九人組新ユニット誕生か?!」

などと騒いでいた女の子たちは、白音たちの方を名残惜しそうに見ながらようやく帰路についた。



 都市部から少し離れたこの街は、それなりの人口を抱えるベッドタウンと、企業や工場、学校などがある誘致区画から成っている。
 曙台高校は街の中心部、鉄道駅の近くにあるが、黎鳳女学院は郊外の誘致区画にある。
 白音たちがアジトとして使っている大空家の元整備工場はその中間、ふたつの区画の境辺りにあるのだが、整備工場ができた当時は、付近一帯が長閑のどかな桑畑だったらしい。


 近くのスーパーで大量の食材や菓子、ドリンク類を買い込んでアジトに到着した。
 荷物はすべて、一恵が次元ストレージと呼んでいる異空間の中に収納して運んでくれる。
 なるほどそらが「便利すぎて怖い」と言っていたことの一端が垣間見えたが、多分そらが想像したものはまだまだこんなものではないのだろう。

 買い込んだ食材以外にも、一恵はいろんなものを運んできていた。
 今日に備えて相談がしてあったらしい。
 家具とかカーテンとか、そらに頼まれたというPC一式もあった。
 しかし既に全部次元ストレージに入っているということは、一恵がみんなの家を回って収納していってくれたのだろう。

(いや……1コ上の先輩を、便利に使わないでよ…………) 

 皆に代わって白音は、何度も一恵にお礼を言った。

 一恵の持ってきた家具調度は、どうやら莉美の希望に寄ったものらしい。
 おかげで配置するごとに悪の秘密結社感がハンパなくなっていく。
 模様替えや掃除を、エレスケたちにも手伝ってもらう。一恵が頼むと大変快く引き受けてくれた。
 エレスケたちも作業を開始するというと、魔法少女に躊躇なく変身する。
 どこのチームでもやっていることなのだろうか。

 一恵とそらが、何もない壁に向かって難しい顔をして相談していた。
 ふたりは気が合うようで、よく一緒に悪巧みをしている。
 白音と一恵の間にはいまだに壁があることを思うと、なんだか羨ましい。
 そんなふたりが白音を手招きして呼んでくれた。
 スキップみたいな小走りでふたりに駆け寄ると、ふたりが壁の一角を指し示した。
 そこにはそらと一恵が楽しそうにふたりで写っているプリントシールが貼ってあった。
 ふたりは白音に、そのシールに向かって魔力を流し込むように言った。

「シールは位置決めのために使ってるだけなの」
「手近なものがそれしかなくて。気にしないで下さいね」

 問われる前にふたりが説明してくれる。

(ふたりでこういうの撮ってるんだ。へーーー)

と思いながら言われたとおり魔力を流し込んでみる。

 みんな魔法少女に変身していたから、魔力には敏感に反応する。
 全員がはっとして白音の方を見た。
 すると、白音が手を触れたところを中心に壁の一部分、丁度扉と同じくらいのサイズの長方形が一瞬光を発したかと思うと消えた。
 文字どおり消え失せた感じで、後にはきらきらと虹色に輝いてうねる光でできた液体のようなものが在る。
 白音は勢いでその虹色の光に手を突っ込んてしまって慌てて引いた。
 何かに触れたような感覚はまったくない。

「な、何これ。綺麗だけど…………触っちゃったじゃないのよ」


 虹の光の向こうは別の時空に繋がっているらしい。
 そう表現すればなんだか詩的で素敵だが、やっぱりちょっと怖い
 一恵がいつもストレージに使っている空間と似たようなもののちょっと大きい奴、らしかった。
 光がうねうねと揺らめいて見えるのは、光が位相の違いで時間軸、空間軸共に屈折しているせいだとかなんとか、そらがむしろうねうねと屈折したややこしい説明呪文を唱えている。

 現実の空間上ではこの壁の向こう側は屋外なのだが、今は一恵とそらがセッティングした部屋に繋がっているとのことだった。
 人間が出入りしても安全なことは検証済みだ。

「さっきのシールの位置に魔力を流し込んだら転移層が発動するようにしてあるから、今は魔力さえあれば誰でも開けられるわ」

 一恵が難しい理屈はさておき、みんなで使えるようにその使用方法を簡単に説明してくれる。

「後で特定の魔力紋エーテルパターンでないと発動しないようにセキュリティをかける。向こう側に同じものを設置しなかったら、ただの魔法少女捕獲罠なの。ふふ」
(ふふって、そらちゃんなんだか楽しそう。神さんの影響かなぁ。そらちゃん、友達選ばないといけない奴じゃないかなあ…………)

 思いながら白音は、光の表面につんと指先を触れてみた。
 本当に何も感じない。

 その時白音の背後に、そっと黄金色の魔法少女が忍び寄っていた。

「捕獲ー!!」

のはずだった。
 しかしまったくどうやったのかは分からないのだが、莉美の渾身の突き押しをかわして一瞬で白音が莉美の背後に回り込んでいた。

「正義の魔法少女はそんなに甘くないのよ。悪い奴、捕獲ね」

 白音が莉美をどんとお尻で押すと、莉美が光の中に突っ込んでいった。

「押すな押すなは、押せぇぇってぇぇこぉぉとぉぉねぇぇぇ」

 言葉の後半が妙に間延びして聞こえた。
 屈折とやらの影響だろうか。
 しばらくすると莉美が顔を出した。
 顔だけが宙に浮いている。

「ただの物置だよう……」

 次元扉の向こうの部屋には、そらが運び込んだ荷物が大量に積まれていた。
 コンピュータルームにする予定だそうだ。
 やはり悪の秘密研究所ではないか。

 そらと一恵が「みんなも中に入ってみて」というので、エレスケも含めて全員で中に入ってみた。
 安全は既に検証済みなのだが、異空間の居心地をいろんな人に試して欲しいらしい。
 5メートル四方くらいはありそうな空間だが、荷物に加えて七人も入るとさすがに狭い。
 しかしエレスケたちが一番目をきらきらさせていた。

「すごいすごい! レッスンとか撮影とかし放題じゃない!! いいなぁ」
「音漏れとかしないの?」

 エレスケたちからの疑問には、外からそら答えてくれる。
 例の間延びした声になっているが、ちゃんと会話はできるようだ。

「通路を閉じてしまえば情報の伝達はなくなる。音漏れという概念がないの」

 そして奇妙に歪んで低くゆっくりと響くそらの声に、心なしか不穏な雰囲気が加わる。

「閉じ込められたら誰にも気づかれない」
「名字川さん閉じ込めるとか、かっ、考えただけで興奮する……」

 ひそひそと一恵の声も聞こえてくる。

 異空間から戻った白音が一恵を見つめた。
 多分「閉じ込める」は冗談なのだが、「興奮する」は本当なのだ。
 もちろん白音は怒っているわけではない。
 一恵に対してくだけた調子でツッコんでいいのかどうか迷っていただけなのだが、無言でじっと見つめていたせいで一恵が焦り始めた。

「む、無理ですよ? 閉じ込めるなんて。名字川さん魔力が高いですから、あの剣、多分時空の境界にも干渉できます。だから、切ったら出られますよ?」

 しかしこれにはそらが食いついた。
 それは理論的にはあり得ない事象らしい。

「今度是非検証させて欲しい」


 そらはひと言で言えば学究肌である。
 母親はドイツからやって来た天文学者なのだそうだ。
 そんな母親が伴侶に選んだのが日本人の宇宙物理学者。
 それが父親である。
 日独合同の深宇宙探査プロジェクトに共同で携わったことから発展した、いわば職場結婚だった。
 これが当時は新聞の片隅にでも載るようなちょっとしたニュースなっている。
 天才博士同士の結婚。
 すわ、ふたりで宇宙の謎を解くのか、と騒がれたほどである。

 以前はそらの何でも知りたがる性格が『血筋』と評されるのが嫌だったそうなのだが、今は両親からもらった『ギフト』と思って大切に考えているらしい。
 なんというか、大人びている。
 見た目は年相応で、白音たちとしてはちょっとお姉さんぶってかわいがりたくなるのだが、話していると年下だとはまったく感じない。
 何かの研究をする、謎を解く、ということが楽しくて堪らない学者、といった雰囲気だ。

 白音は「今度検証させて欲しい」と言われて、それはつまり自分を閉じ込める実験をするということなのかな? と想像する。
 いよいよふたりが悪の天才科学者めいてきたように思う。
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

チート魔力はお金のために使うもの~守銭奴転移を果たした俺にはチートな仲間が集まるらしい~

桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。 交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。 そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。 その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。 だが、それが不幸の始まりだった。 世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。 彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。 さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。 金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。 面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。 本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。 ※小説家になろう・カクヨムでも更新中 ※表紙:あニキさん ※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ ※月、水、金、更新予定!

マンションのオーナーは十六歳の不思議な青年 〜マンションの特別室は何故か女性で埋まってしまう〜

美鈴
ファンタジー
ホットランキング上位ありがとうございます😊  ストーカーの被害に遭うアイドル歌羽根天音。彼女は警察に真っ先に相談する事にしたのだが…結果を言えば解決には至っていない。途方にくれる天音。久しぶりに会った親友の美樹子に「──なんかあった?」と、聞かれてその件を伝える事に…。すると彼女から「なんでもっと早く言ってくれなかったの!?」と、そんな言葉とともに彼女は誰かに電話を掛け始め… ※カクヨム様にも投稿しています ※イラストはAIイラストを使用しています

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』

チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。 気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。 「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」 「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」 最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク! 本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった! 「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」 そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく! 神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ! ◆ガチャ転生×最強×スローライフ! 無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!

猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る

マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・ 何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。 異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。  ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。  断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。  勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。  ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。  勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。  プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。  しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。  それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。  そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。  これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。

ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜

平明神
ファンタジー
 ユーゴ・タカトー。  それは、女神の「推し」になった男。  見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。  彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。  彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。  その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!  女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!  さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?  英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───  なんでもありの異世界アベンジャーズ!  女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕! ※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。 ※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。

処理中です...