時空魔術操縦士の冒険記

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2章ダンジョンへ向かおう

シャルマン団長と対決3

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 シルバディウスは旋回しながら、急接近する。
 聖魔白騎士《ランスロット・パラディン》は上空へ上昇する。
 即座にシルバディウスも上昇し、黒龍王大剣《アルババ》で攻撃し、更に黒龍《ゲイボグルグ》を乱射していく。
 聖魔白騎士は白盾で銃撃を回避し、機動力のある動きで斬撃を躱わしていく。
 攻撃は聖王大剣《エクスカリバー》で巧みに斬り、更に光の閃光で応戦する。
 そして、高速で上昇し、黒龍王大剣と聖王大剣が頂上で激突する。
 睨み合う双眸、青瞳と金眼、高スピードで火花を散らす。
 二機の銀翼と白翼騎士、銀と白の空中戦。
 右、左、上、下と自由自在に斬るシルバディウス。
 隙など一切見せず、軽く弾き、即座に攻撃で畳みかける聖魔白騎士。
 そして鍔迫り合いから力の押し合いへと変わっていく。
 上には白翼、下は銀翼。

「ガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!」

 押されるシルバディウス。
 第二攻撃の振り下ろしで勢い良く吹き飛ばされ落下するシルバディウス。
 明らかに威力、機動力ではあちらの機体が上回っているのは確かだ。
 地面に落下する直前で何とかダメージに耐え、急上昇し、黒龍王大剣を掲げ、電撃を放出する。一直線に昇る雷『雷神大剣《ライジン》』。


 一方、聖魔白騎士は右手の聖王大剣に光の渦を纏わせる。
 周りにある庭や木々、家々が激しく揺れ始め、あらぬ方向へ吹き飛ばされる。
 シャルマンは目を見開き、叫ぶ。

「散るがいい!! 愚者よ!! 『聖なる浄化《プルガシオン》』!!!!」

 莫大な光の渦が三柱の竜巻となって襲いかかる。
 
 中間でエネルギーとエネルギーが爆発し、雷と光が衝突。
 一瞬、時が止まったかのようなに眩い閃光が視界に残る。
 黒煙が消え去った同時に、二機はまたも途轍もない激突をし、斬撃の応酬が始まる。
 だが、シルバディウスは威力に耐え切れず地面に落下する。
 砂煙が舞い上がると同時にシルバディウスは土蜘蛛を発生させる。
 土の手が聖魔白騎士の装甲をがっちり掴む。
 だがしかし、聖魔白騎士は回転して、土を消し去る。
 その間にシルバディウスが上昇して、空中に散乱する砂に振動を加える。

 『土揺れ』
 空中で激しい振動が起きて、聖魔白騎士は空中で態勢を崩し、激しい耳鳴りや目眩が生じ、落下していく。
 不意をつかれたシャルマン。

「なんだこれは……」

「遅いっーーーーーー」

 落下していく聖魔白騎士の全身はシルバディウスにがっちりと掴まれ、急速回転し、地面に落下する。
 落下する直前に両手を離しシルバディウスは上昇。
 地面に頭部から激突する聖魔白騎士。
 砂埃の中から立ち上がる白翼装甲。
 シャルマンは傷をつけた顔でうっすら笑う。
 無表情で見つめる俺。

「はぁはぁはぁ……ふんっ……なかなかやるじゃないか……てっきり口だけの腰抜けかと思ったがそうじゃないようだね」

「……」

「だが、僕には勝てないよ……君じゃ」

「どうだろう? どうやらお前は相手の力量すらも推し量れないのか?」

 目を細め、舌打ちをするシャルマン。

「黙れ!!!!」


 聖魔白騎士が大剣で上下左右に振っていき、光の閃光が何重にも襲ってくる。
 その度にシルバディウスは大剣で弾き、弾いた攻撃は周りの家に直撃し、一瞬で崩れていく。
 威力は絶大だ。
 
「アイリスを僕に返せ!!!! 返せ!! 返せ!!」

 更に聖魔白騎士が急接近し、右薙ぎ、左薙ぎ、上からの斬攻撃、下からの斬攻撃をしていく。
 シルバディウスは弾いたり、躱わしていく。
 既にシャルマンは怒りで我を失っている。
 シルバディウスは大きく弾き、白翼装甲を吹き飛ばす。

「ガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!」

 シルバディウスは右足を引き、剣を振り回し、円形を描く。
 『満月《マンゲツ》』
 高出力の魔力を極限までに直剣に纏めた。直剣には荒々しい魔力は一切なく、淀みのない魔力までに仕上げた。
 質の高いしかも繊細な魔力を纏う直剣を円形を描くことによって放たれる球体魔力。
 そして、刹那は大規模な爆風を伴い発射。
 聖魔白騎士に直撃し、黒煙が舞い上がる。
 爆散した瞬間、上空へ跳ぶ、聖魔白騎士。
 目を細める俺。
 シャルマンが叫ぶ。

「聖霊よ来たれ!!!!」

『聖なる翼神《ラー》』
 聖魔白騎士の頭上には巨大な金色の魔獣がいた。
 龍のような顔と騎士の装いをした聖霊だ。
 そして、咆哮した後に、剣を振り下ろす。
 同時に聖魔白騎士も振り下ろす。
 刹那。

「ピキキキキキィィィィィ!!!!!!!」
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