時空魔術操縦士の冒険記

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2章ダンジョンへ向かおう

シャルマン団長と対決4

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 シルバディウスは光の閃光を浴び、崩れ落ちるが、辛うじて倒れてはいない。
 何て威力だ。
 シャルマンは目を細め、舌打ちをする。
 この技でも倒せないのかと悔しがっている。
 シャルマンは奥歯を噛み締め、そして薄ら笑い。

「ならば……究極聖属性魔法を魅せてやろう……フフフフフ……聖なる力よ……我が白騎士に与えよ……『聖者《シャルマン》』!!!!」

 雲は瞬く間に追いやれ、天空から一筋の光が差し込む。
 それは聖魔白騎士に命中し、その装甲から更に眩い光が発生する。
 見る事に耐えられないぐらいの光が発生。
 光を纏った翼のある龍の神がそこにいた。
 シルバディウスは近づけば神に祟られるという恐怖や一歩踏み込めば殺される殺気を感じる。
 聖魔白騎士は銀翼にゆっくりと接近していく。
 と共に翼神の聖霊も接近。
 シャルマンは笑み浮かべ、口開く。

「この技は……動き止める技……君は動く事はできないよ……魔術も使用できない」

「終わりだ! 愚者よ!!」

 聖魔白騎士はシルバディウスの頭上に大剣を振り下ろす。
 すると、アナウンスのピッピッピッ音がうるさく鳴り響く。
『バーストモード・スリー自動……緊急付加解除』
 術者に掛けられた場合のみ有効。
 あらゆる魔術の付加を解除する。
 刹那、シルバディウスは上昇する。
 俺は笑みを浮かべる。

「なかなかやるな」

「命乞いかい? フフフフ。残念だが、君は僕のの裁きを受けてもらう。アイリスに近づく男は徹底的に排除する」

「そうか。なら、俺は自らを守るために、本気を出させてもらう」

「本気だと? このシャルマンに勝てる者などいない」

「『バーストモード・ファイブ……一時的解放』」

 シルバディウスは銀色から黒へ染まっていく、全身装甲が漆黒。
 漆黒の龍が現れる。
 シャルマンは目を見開き、唖然とする。
 俺は目を細め、語気を強調する。

「なんだ……これは」

「どうする続けるか? このまま戦闘を続ければお前確実に死ぬ……」

「これは……聞いた事がある……大災害《カタルシス》級異世界神の黒龍《アルババ》を仕留めた……とても強い黒翼のゴットハンターがいたと……」

「それが……お前の答えか」

「……」

 絶句するシャルマン。
 額や背中には尋常ない汗が垂れる。
 対して俺は淡々と続ける。

「お前が負けたらこれ以上アイリスに近づくな……一切の妨害、接触、関与も認めない……」

 シャルマンは俯き、叫ぶ。

「黙れぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

 聖魔白騎士は光速で動き出す。
 だが。
 刹那。
 聖魔白騎士の背後に黒翼はいた。頭部に銃を押さえつける。
 シャルマンは口を開き、驚愕する。

「馬鹿な……なんだそのスピードは……」

「スピード? お前の光を超えるために、時を止めた」

「……ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

「お前の負けだ」

 シャルマンは敗北感を全面にさらけ出して、レバーを離し、武器を手放した。

「……ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 そして聖魔白騎士は降下していく。
 冷徹に黒翼はシャルマンを見下した。


 
 
 
 
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