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2章ダンジョンへ向かおう
舞踏会
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舞台裏の扉を開けて、玄関前でマシュらを待っていた。
すると、そこへシャルマンがやってきた。
相変わらず豪華な装いに、憎たらしいまでの輝く王冠だ。
紺髪の前髪をふわりと浮かせる。
「ずいぶん会場を沸かせてくれたね……君達……あの犬族の子もね」
「カバーニはどうなる?」
「僕がなんとかしよう」
「またなにか企んでるのか?」
「ははは? バレたかい?」
「デオデオにこの大会を俺に勧めたのも何か裏があるとは思っていた……」
「大した裏じゃないよ……この下層の事を知って欲しいんだよ……君に」
「なぜ俺に?」
不気味に笑うシャルマン。
俺は目を細め、声を低く警戒を露わにした。
「俺の詮索はするなよ……お前の命すら危ないぞ?」
「承知しているよ」
真ん中の大きな扉を開くシャルマン。
俺は溜め息をつきながら、入る。
そして、二人は大きな階段を登り、A席と書かれた扉を開ける。
開けた先のそこの観客席には先程とは人数が違い、少ない。
大半の客は帰り、まばらな客、壁辺りには騎士だけがずらっと並ぶ。
どうやらマシュ達はいないようだ。
近い方への席へ着き、つまり一番後ろの座席。
司会者が舞台から現れる。
「では皆様これからモンスター取引のオークションを行います」
舞台に数人の騎士が現れ、檻に囲まれたドラゴンやゴブリン、グリフォンを運んでくる。
それぞれのモンスターが雄叫びや呻き声を発する。
「値段をそれぞれ……」
司会者は話を進めていく。
観客席から貴族が手を上げ、そこへ騎士が近寄り、耳打ちする。
それが繰り返し行われる。
俺はシャルマンに問い掛ける。
「何だこれは?」
「モンスター取引だよ。危険なモンスター逹を買って戦争に使うのさ」
「そうか」
「そしてここには下層の要人が集まっている。下層を支配する十強神団《アルカディアス》の四つのギルドがね。シャルマン、ウルフマン、グリフォンズ、ウルボロス。そして、頂点に君臨する三つの大国の王、またの名を絶対的な権力を持つ十魔王族《ジュウマオウゾク》の三人がここにいる」
「嘘だろ? 十魔王族が?」
「VlP席にいる」
「どれ? 見えないな」
「そこにはデイトナ王、エルグランド王、ヘルニア王がいる。様々な国々がいる中の大国の王達だ」
「そんなに集まって何をする気だ」
「それは言えないね……直に放すかもしれない」
「で、右端にいるウルフ族の集団がいるだろう? そこに一人立ち上がっている銀髪のウルフの奴だよ……ウルフマンの団長ウルフマン……そして前の席でグリフォンの顔をして眠っているのが……グリフォンズの団長バード、真ん中で仮面を被り、黒いローブの集団の中にウルボロスがいる……紹介そんな所だろうか」
「へぇーー」
すると、そこへシャルマンがやってきた。
相変わらず豪華な装いに、憎たらしいまでの輝く王冠だ。
紺髪の前髪をふわりと浮かせる。
「ずいぶん会場を沸かせてくれたね……君達……あの犬族の子もね」
「カバーニはどうなる?」
「僕がなんとかしよう」
「またなにか企んでるのか?」
「ははは? バレたかい?」
「デオデオにこの大会を俺に勧めたのも何か裏があるとは思っていた……」
「大した裏じゃないよ……この下層の事を知って欲しいんだよ……君に」
「なぜ俺に?」
不気味に笑うシャルマン。
俺は目を細め、声を低く警戒を露わにした。
「俺の詮索はするなよ……お前の命すら危ないぞ?」
「承知しているよ」
真ん中の大きな扉を開くシャルマン。
俺は溜め息をつきながら、入る。
そして、二人は大きな階段を登り、A席と書かれた扉を開ける。
開けた先のそこの観客席には先程とは人数が違い、少ない。
大半の客は帰り、まばらな客、壁辺りには騎士だけがずらっと並ぶ。
どうやらマシュ達はいないようだ。
近い方への席へ着き、つまり一番後ろの座席。
司会者が舞台から現れる。
「では皆様これからモンスター取引のオークションを行います」
舞台に数人の騎士が現れ、檻に囲まれたドラゴンやゴブリン、グリフォンを運んでくる。
それぞれのモンスターが雄叫びや呻き声を発する。
「値段をそれぞれ……」
司会者は話を進めていく。
観客席から貴族が手を上げ、そこへ騎士が近寄り、耳打ちする。
それが繰り返し行われる。
俺はシャルマンに問い掛ける。
「何だこれは?」
「モンスター取引だよ。危険なモンスター逹を買って戦争に使うのさ」
「そうか」
「そしてここには下層の要人が集まっている。下層を支配する十強神団《アルカディアス》の四つのギルドがね。シャルマン、ウルフマン、グリフォンズ、ウルボロス。そして、頂点に君臨する三つの大国の王、またの名を絶対的な権力を持つ十魔王族《ジュウマオウゾク》の三人がここにいる」
「嘘だろ? 十魔王族が?」
「VlP席にいる」
「どれ? 見えないな」
「そこにはデイトナ王、エルグランド王、ヘルニア王がいる。様々な国々がいる中の大国の王達だ」
「そんなに集まって何をする気だ」
「それは言えないね……直に放すかもしれない」
「で、右端にいるウルフ族の集団がいるだろう? そこに一人立ち上がっている銀髪のウルフの奴だよ……ウルフマンの団長ウルフマン……そして前の席でグリフォンの顔をして眠っているのが……グリフォンズの団長バード、真ん中で仮面を被り、黒いローブの集団の中にウルボロスがいる……紹介そんな所だろうか」
「へぇーー」
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