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第8章:ファンファーレ
最終話.ファンファーレ
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高校を卒業して、私は大学へ進学した。ユキは自分の体調の事を考え、大学受験はしなかった。時々アルバイトをしながら、のんびり暮らしていた。
それから何年も経ち、私たちは二十六歳になった。
私は社会人として、憧れだった出版社でバリバリ働いている。働きはじめて四年、ありがたいことに沢山の仕事を任せていただけるようになった。どれも私のやりたい仕事ばかりで、多少無理をしながら全て参加させていただいている。
だから本当は、早くユキに会いたかったのだが、この夏は少し来るのが遅くなってしまった。セミの声があちこちから鳴り響き、暑さは私たちを溶かす勢いだ。定刻通りに来たバスに乗り込む。
ユキの家の最寄りのバス停で降りて、ユキの家に直行する。右手にはユキの好きなお菓子をぶら下げて、もうひとつお土産に、報告も持ってきた。ユキの反応が楽しみで、つい駆け足になってしまう。
ユキの家に到着する。庭に敷き詰められた砂利を踏むとザクザクと音を立てて、その音で私が来たことに気がついたユキが飛んできた。
「お!ミユ来たね!遅いよー、もうアカネもユウキちゃんも来てくれたし、モカとマナカちゃんなんか二回も来てくれてるんだからね!」
私が忙しいということをユキはよく知っているはずなのに、いつもこういう嫌味を言ってくる。あしらうように返事をし、縁側に座った。不貞腐れながらユキも私の隣に座る。
「そういえばモカとマナカちゃんが雑誌に載ってたね!」
ユキが興奮気味に該当の雑誌を見せてくる。そんなユキに私は自慢げに話す。
「それ、出版社ウチなんですー。」
ユキはえぇと驚いて、雑誌の表紙に出版社名を探した。すぐに見つけ出すと、ほんとだー!と上に掲げて喜んだ。
モカは大学在籍中に会社を立ち上げた。
SDGsがどうとかこうとかで、最近かなり注目されている。
最初はモカも社会経験を積もうかなという程度だったが、大学のサークルでマナカちゃんと再会し、マナカちゃんが会社の経営に加わった事で事業が明確化され、軌道にのった。
最近では若手起業家として二人ともメディアに引っ張りだこだ。私が担当している雑誌で取材が決まった時は、最高な再会の仕方に三人とも涙した。
アカネは大手企業に就職した。最初は悩むことも多そうで、私も時々会って話を聞くこともあったが、アカネの誠実さやひたむきさが評価され、今はプロジェクトリーダーを任されているそうだ。アカネは優しく明るく、リーダーシップがあるので、きっと上手くやっていると思う。
ユウカちゃんは教師になったらしい。
ユウカちゃん自体は元々情熱的という言葉が似合う人ではなかったが、ユキとの日常を通して、何かに情熱的に、目標を持って取り組む事の尊さを感じたという。だから自分も情熱的に生徒と向き合って、生徒が後悔しない生活を作るサポートをしたいと話していた。
私たちはできる限り年に一度はユキの家に集まって、みんなで話すことにしている。
きっとユキがあの時やりたいことを叶えるための努力をしていなかったら、私はここにいる四人と集まることはおろか、話すことすらなかったと思う。
大人になってもこうして関わることができる友人が自分にいるということが不思議だし、辛い時に支えになってくれる存在がユキだけではなくなったことに感謝している。そして私もみんなにとってそうでありたいと思える。今思えばこれも、ユキが私にくれた置き土産だと感じる。
今年の夏は私が皆と都合が合わず全員集合はできなかったので、年末にでも会えたらいいねと話はしている。
「それでねユキ、今日は報告したいことがあって。」
私が改まって言うと、ユキはお利口さんに正座をしてこちらをみる。
「私、結婚します!」
今日これを言うまで頑なに隠していた左手の薬指を見せる。ユキは私の顔と私の指を交互に確認した。
「えぇ!どんな人どんな人!」
恥ずかしくて交際期間中は話すのを控えていたが、その分今日いっぱい話そうと思っていた。
「Kってフォトグラファー知ってる?結構有名なんだけど」
携帯で該当の写真をいくつか見せると、あぁと頷く。
「この写真撮った人なの。ほら、うちらが文化祭で歌ったアズとネルのファンファーレあるじゃん?あれのミュージック・ビデオを撮影した人なんだけどね。私が担当してる雑誌でKの取材をする事になって、それで知り合って…。」
それからユキに彼のいい所を沢山話した。
写真が綺麗で、よく私のことも撮ってくれるところ。
優しくて私のわがままも可愛いねって許してくれるところ。だけど真面目で、違うことは違うって言ってくれるところ。私がどうしたらいいか困っていると選択肢を与えてくれるところ。
ユキは私の話を微笑みながら、うんうんと聞いてくれた。段々ヒートアップしていることに気がついて、ハッと我に返る。私が照れ隠しに頭を搔くと、ユキは笑って姿勢を崩した。
「そっかそっか、あー良かった。ミユ全然そういう話してこないからさ、まだ私のこと好きなんじゃないかって心配してたんだよ。」
冗談を言う時の、悪い顔をしていた。ユキのニヒルな笑顔に腹が立って、肩をグーでパンチする。
「バカ。今でも好きよ。」
突然の真っ直ぐな言葉に、不覚にもユキは照れた様子だった。
肩にかけていたカバンの中で携帯が震えた感覚がする。確認すると、「ケイスケ」と表示されていた。ユキが心配そうにこちらをみる。
「ごめんユキ、彼からだ。これから彼のご家族に、お盆のご挨拶に行かなくちゃで。」
私がいそいそと立ち上がると、ユキは分かりやすく寂しい顔をした。
「そうか、それは仕方ないね。」
私を見送るためにユキも一緒に立ち上がった。
「ごめんね、ユキ。また年末に来るよ。その時は全員集合しようね。ユキも帰ってくるでしょう?」
ユキは強く頷いた。次もまた会えますようにと願って手を振った。
名残惜しさを堪えて前を向いて歩く。
でもやっぱり寂しくて、少し歩くごとに振り向いては手を振った。その度ユキも大きく手を振ってくれた。
ユキの家からしばらく離れて、これを最後にしようと振り返ったが、もうユキは消えてしまっていた。
そこからバス停まで一人で歩いた。その道は、高校の頃ユキとよく歩いた道で、特別な思い出こそ無いものの、そこは私たちの日常だった。
一歩踏み出せば、ユキの顔や声が浮かんでくる。さっき会ったばっかりなのに寂しくなってしまうなんて、やっぱり存在というのは心だけではなく、感触や匂いも大切なのだなと感じる。
「ミユ?」
前から、私を呼ぶ愛おしい声がして、慌てて顔を上げる。
「ケイスケ?」
彼が爽やかに手を振って、私は彼の所へ駆けていく。私が近くまで行くと、ケイスケが私の事を抱きしめてくれた。私は全身にケイスケを感じて、心地よくなる。
「バス停この辺だって言ってたから、迎えに来たよ。友達には話せた?」
私が頷くと、彼は車の扉を開けて、乗車するよう促してくれた。私はそれに従って、彼の車の助手席に座る。彼の車から「ファンファーレ」が流れていた。
文化祭でファンファーレを歌ったユキのあの時の表情が思い出された。それと同時にユキとの思い出が一気に駆け巡る。
これから彼のご両親に会うのだからちゃんとした顔でいなきゃいけないのに、私の目から溢れる涙は止まってくれなかった。私の様子に気がついた彼が慌てて運転席に乗り込んで、私の背中を優しくさすってくれた。彼の呼吸に合わせて、私の呼吸も整える。
もう何年も経つのに、どうしてこんなにも思い出は尊くて、悲しいのだろう。
もう、私とユキの思い出は増やせない。だからこそ悲しくて、それでいて美しい。
彼が優しく背中をトントンと叩いてくれる。彼のリズムに合わせて、ファンファーレを口ずさむ。
涙は止まらないのに、自然と私は笑顔になっていた。彼の不思議そうな表情も面白くなって、笑いが込み上げてくる。
私にはケイスケがいるし、みんなもいる。何より心にはユキがいて、ユキと一緒にがむしゃらになった私もいる。悲しくて寂しくて仕方が無いのに、なんだか心強い気持ちになった。
ハッとした。
ユキが、やりたいこと全部やるんだって、目標立てて叶えるんだって言った時、それはユキの為だと思っていた。
病気にネガティブにならず、後悔しない人生にするための自分への「ファンファーレ」だと思っていた。
だけど、それだけじゃないね。
ユキとの思い出とこの曲が、私にとってこんなに大切で、こんなにも心強く感じさせてくれる。
知らないうちに、私の中のファンファーレになっていた。
泣いててもいいけど、泣いてるだけじゃだめね。
ゆっくりでも前に進んでかなきゃいけないね。
心の中のユキに語りかける。
うんうんって笑って頷いてくれるような気がした。
本当はもう寂しくて会いたくてたまらないけど、でもその日まで頑張るから。
ユキからのファンファーレに気がつくまで時間がかかっちゃってごめんね。ユキが残してくれたファンファーレを、私の人生で大きく鳴らして進むね。
これからに対して不安なことも沢山沢山あるけれど、
今はただ、私だけのファンファーレを鳴らして。
それから何年も経ち、私たちは二十六歳になった。
私は社会人として、憧れだった出版社でバリバリ働いている。働きはじめて四年、ありがたいことに沢山の仕事を任せていただけるようになった。どれも私のやりたい仕事ばかりで、多少無理をしながら全て参加させていただいている。
だから本当は、早くユキに会いたかったのだが、この夏は少し来るのが遅くなってしまった。セミの声があちこちから鳴り響き、暑さは私たちを溶かす勢いだ。定刻通りに来たバスに乗り込む。
ユキの家の最寄りのバス停で降りて、ユキの家に直行する。右手にはユキの好きなお菓子をぶら下げて、もうひとつお土産に、報告も持ってきた。ユキの反応が楽しみで、つい駆け足になってしまう。
ユキの家に到着する。庭に敷き詰められた砂利を踏むとザクザクと音を立てて、その音で私が来たことに気がついたユキが飛んできた。
「お!ミユ来たね!遅いよー、もうアカネもユウキちゃんも来てくれたし、モカとマナカちゃんなんか二回も来てくれてるんだからね!」
私が忙しいということをユキはよく知っているはずなのに、いつもこういう嫌味を言ってくる。あしらうように返事をし、縁側に座った。不貞腐れながらユキも私の隣に座る。
「そういえばモカとマナカちゃんが雑誌に載ってたね!」
ユキが興奮気味に該当の雑誌を見せてくる。そんなユキに私は自慢げに話す。
「それ、出版社ウチなんですー。」
ユキはえぇと驚いて、雑誌の表紙に出版社名を探した。すぐに見つけ出すと、ほんとだー!と上に掲げて喜んだ。
モカは大学在籍中に会社を立ち上げた。
SDGsがどうとかこうとかで、最近かなり注目されている。
最初はモカも社会経験を積もうかなという程度だったが、大学のサークルでマナカちゃんと再会し、マナカちゃんが会社の経営に加わった事で事業が明確化され、軌道にのった。
最近では若手起業家として二人ともメディアに引っ張りだこだ。私が担当している雑誌で取材が決まった時は、最高な再会の仕方に三人とも涙した。
アカネは大手企業に就職した。最初は悩むことも多そうで、私も時々会って話を聞くこともあったが、アカネの誠実さやひたむきさが評価され、今はプロジェクトリーダーを任されているそうだ。アカネは優しく明るく、リーダーシップがあるので、きっと上手くやっていると思う。
ユウカちゃんは教師になったらしい。
ユウカちゃん自体は元々情熱的という言葉が似合う人ではなかったが、ユキとの日常を通して、何かに情熱的に、目標を持って取り組む事の尊さを感じたという。だから自分も情熱的に生徒と向き合って、生徒が後悔しない生活を作るサポートをしたいと話していた。
私たちはできる限り年に一度はユキの家に集まって、みんなで話すことにしている。
きっとユキがあの時やりたいことを叶えるための努力をしていなかったら、私はここにいる四人と集まることはおろか、話すことすらなかったと思う。
大人になってもこうして関わることができる友人が自分にいるということが不思議だし、辛い時に支えになってくれる存在がユキだけではなくなったことに感謝している。そして私もみんなにとってそうでありたいと思える。今思えばこれも、ユキが私にくれた置き土産だと感じる。
今年の夏は私が皆と都合が合わず全員集合はできなかったので、年末にでも会えたらいいねと話はしている。
「それでねユキ、今日は報告したいことがあって。」
私が改まって言うと、ユキはお利口さんに正座をしてこちらをみる。
「私、結婚します!」
今日これを言うまで頑なに隠していた左手の薬指を見せる。ユキは私の顔と私の指を交互に確認した。
「えぇ!どんな人どんな人!」
恥ずかしくて交際期間中は話すのを控えていたが、その分今日いっぱい話そうと思っていた。
「Kってフォトグラファー知ってる?結構有名なんだけど」
携帯で該当の写真をいくつか見せると、あぁと頷く。
「この写真撮った人なの。ほら、うちらが文化祭で歌ったアズとネルのファンファーレあるじゃん?あれのミュージック・ビデオを撮影した人なんだけどね。私が担当してる雑誌でKの取材をする事になって、それで知り合って…。」
それからユキに彼のいい所を沢山話した。
写真が綺麗で、よく私のことも撮ってくれるところ。
優しくて私のわがままも可愛いねって許してくれるところ。だけど真面目で、違うことは違うって言ってくれるところ。私がどうしたらいいか困っていると選択肢を与えてくれるところ。
ユキは私の話を微笑みながら、うんうんと聞いてくれた。段々ヒートアップしていることに気がついて、ハッと我に返る。私が照れ隠しに頭を搔くと、ユキは笑って姿勢を崩した。
「そっかそっか、あー良かった。ミユ全然そういう話してこないからさ、まだ私のこと好きなんじゃないかって心配してたんだよ。」
冗談を言う時の、悪い顔をしていた。ユキのニヒルな笑顔に腹が立って、肩をグーでパンチする。
「バカ。今でも好きよ。」
突然の真っ直ぐな言葉に、不覚にもユキは照れた様子だった。
肩にかけていたカバンの中で携帯が震えた感覚がする。確認すると、「ケイスケ」と表示されていた。ユキが心配そうにこちらをみる。
「ごめんユキ、彼からだ。これから彼のご家族に、お盆のご挨拶に行かなくちゃで。」
私がいそいそと立ち上がると、ユキは分かりやすく寂しい顔をした。
「そうか、それは仕方ないね。」
私を見送るためにユキも一緒に立ち上がった。
「ごめんね、ユキ。また年末に来るよ。その時は全員集合しようね。ユキも帰ってくるでしょう?」
ユキは強く頷いた。次もまた会えますようにと願って手を振った。
名残惜しさを堪えて前を向いて歩く。
でもやっぱり寂しくて、少し歩くごとに振り向いては手を振った。その度ユキも大きく手を振ってくれた。
ユキの家からしばらく離れて、これを最後にしようと振り返ったが、もうユキは消えてしまっていた。
そこからバス停まで一人で歩いた。その道は、高校の頃ユキとよく歩いた道で、特別な思い出こそ無いものの、そこは私たちの日常だった。
一歩踏み出せば、ユキの顔や声が浮かんでくる。さっき会ったばっかりなのに寂しくなってしまうなんて、やっぱり存在というのは心だけではなく、感触や匂いも大切なのだなと感じる。
「ミユ?」
前から、私を呼ぶ愛おしい声がして、慌てて顔を上げる。
「ケイスケ?」
彼が爽やかに手を振って、私は彼の所へ駆けていく。私が近くまで行くと、ケイスケが私の事を抱きしめてくれた。私は全身にケイスケを感じて、心地よくなる。
「バス停この辺だって言ってたから、迎えに来たよ。友達には話せた?」
私が頷くと、彼は車の扉を開けて、乗車するよう促してくれた。私はそれに従って、彼の車の助手席に座る。彼の車から「ファンファーレ」が流れていた。
文化祭でファンファーレを歌ったユキのあの時の表情が思い出された。それと同時にユキとの思い出が一気に駆け巡る。
これから彼のご両親に会うのだからちゃんとした顔でいなきゃいけないのに、私の目から溢れる涙は止まってくれなかった。私の様子に気がついた彼が慌てて運転席に乗り込んで、私の背中を優しくさすってくれた。彼の呼吸に合わせて、私の呼吸も整える。
もう何年も経つのに、どうしてこんなにも思い出は尊くて、悲しいのだろう。
もう、私とユキの思い出は増やせない。だからこそ悲しくて、それでいて美しい。
彼が優しく背中をトントンと叩いてくれる。彼のリズムに合わせて、ファンファーレを口ずさむ。
涙は止まらないのに、自然と私は笑顔になっていた。彼の不思議そうな表情も面白くなって、笑いが込み上げてくる。
私にはケイスケがいるし、みんなもいる。何より心にはユキがいて、ユキと一緒にがむしゃらになった私もいる。悲しくて寂しくて仕方が無いのに、なんだか心強い気持ちになった。
ハッとした。
ユキが、やりたいこと全部やるんだって、目標立てて叶えるんだって言った時、それはユキの為だと思っていた。
病気にネガティブにならず、後悔しない人生にするための自分への「ファンファーレ」だと思っていた。
だけど、それだけじゃないね。
ユキとの思い出とこの曲が、私にとってこんなに大切で、こんなにも心強く感じさせてくれる。
知らないうちに、私の中のファンファーレになっていた。
泣いててもいいけど、泣いてるだけじゃだめね。
ゆっくりでも前に進んでかなきゃいけないね。
心の中のユキに語りかける。
うんうんって笑って頷いてくれるような気がした。
本当はもう寂しくて会いたくてたまらないけど、でもその日まで頑張るから。
ユキからのファンファーレに気がつくまで時間がかかっちゃってごめんね。ユキが残してくれたファンファーレを、私の人生で大きく鳴らして進むね。
これからに対して不安なことも沢山沢山あるけれど、
今はただ、私だけのファンファーレを鳴らして。
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みんなの感想(1件)
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