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第2話 何者?
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第2話 何者?
鳥のさえずりが聞こえる。
朝、、、?
目を開くと目の前には大きな壁。
私「ん?」
よく見ると人の背中、、?
男、、、!迅?
私「きゃあああああ!!」
私はベッドから離れた。
すると迅がむくりと起きる。
迅「ん?おはよう。」
私「おはようじゃない!なんでここで寝てるの?!」
迅「なんだよ、お前が呼んだんだろ?」
私「は?呼んでない!」
迅「お前忘れたの?夜中に泣きじゃくってるから来てやったのに。」
私「な、、、!」
確かに昨夜は母のことを思い泣いた。
そのうち寝ていたけど。
それがばれていたということも、そのあと部屋に来ていたことも恥ずかし過ぎた。
私「もう~!出てって!!」
迅「そうは行かない。話があるからな。」
私「話?」
迅「お前、、、家から出るな。」
私「へ?」
迅「俺は今日仕事に行くが、俺が帰ってくるまで一歩も出るなよ。誰か来ても居留守使え。ドアも開けるな。」
私「なにそれ、、、子供じゃないんだからやめてよ。」
迅「昨日のこともあるだろ。とにかく出るな。」
私「なっ、、。ううう。はい。」
迅「わかればよろしい。」
迅は笑顔で頭をポンと撫でると部屋を出た。
迅の笑顔、、、。少しドキッとした。
笑顔の迅は大人の余裕を感じさせる。
それが私が子供扱いされてるみたいで悔しい。
12時になると昼食を作り、迅は出て行った。
私は迅の作ったオムライスを食べる。
美味しい。
2時間後、、、。
、、、、。
つまらない。
テレビをぱちぱち。
つまらない。
折角の夏休みなのに。地元の友達とも会えないし、
携帯も持ってない私は連絡もとれない。
お母さん。。
なにがあって私の前から消えたのか。
そんなことばかり考えてしまう。
1人でいるのに限界を感じていた時。
ピンポーン
ドキッとした。
だ、、、誰?
ピンポーン
ピンポーン
恐る恐るインターホンをとった。
私「はい。」
?「、、、あれ?迅は?」
女性の声だ。
私「今外に出てますが、、。」
?「そう。、、あなたは、、?」
私「私は、、、。」
?「インターホン越し面倒ね、入っていいかしら?」
私「は、、はい。」
ふと迅に居留守を使えと言われたことを思い出したが
出てしまったからには開けるしかない。
ガチャ。
ドアを開けると茶髪でショートカットの綺麗な女性が立っていた。
服は白のスカートスーツで凛としている。
かっこいい。
彼女は部屋に入ると台所に立ち、お湯を沸かし始めた。
?「ダージリンでいいかしら?」
私「は、、はい。」
まるで自分の台所のように振る舞う。
手際よく紅茶を2つ注ぎ、ソファに座った。
私も向かいの椅子に座る。
?「私は河井エリよ。あなたは?」
私「冴島紗羅、、です。」
エリ「冴島、、紗羅。率直に聞くわ。迅の何?」
私「えっと、、、。母の友人が迅さんで。」
エリ「で、何でここにいるの?」
私「ここに住むことになって、、。」
エリ「、、そう。」
私「はい。」
エリ「初めてよ。」
私「え?」
エリ「迅が誰かと住むのは。」
私「そうなんですか、、。」
エリ「今日は帰るわ。これ、迅に渡しておいて。」
茶封筒を出し机に置き、行こうとした。
私「え、、。あの!」
エリ「何?」
私「あなたは、、、彼の、、、彼女とか?」
エリ「違うわ。、、セフレ。」
私「?」
エリ「ああ。その言葉あなたにはわからないか。肉体関係の友人よ。」
私「ええ!?」
エリ「驚くことじゃないわ。大人になるとこういう関係もあるの。」
私「な、、、!」
エリ「じゃ。」
バタン。
出て行ってしまった。
肉体関係って、、、。
15歳ながらにもその意味は分かる。
迅って、、、。そんな人なの?
そもそも大人はみんなそうなのかな、、、。
駅前でのこともあるし、、私が子供なだけなの?
そんなことを布団にくるまって考えていたら私は眠りについた、、、。
パタン
ドアの音で目が覚めた。
部屋は真っ暗。夜になっていたみたいだ。
私はどれだけ眠っていたんだろう、、、。
私のいる部屋のドアの隙間から明かりが漏れる。
迅が帰ってきたのかな、、、?
ドアを開けた。
私「迅?」
迅「紗羅。」
私「え、、!?」
迅の?頬に血がついていた。
私「やだ、、。だ、大丈夫!?怪我したの?」
私が思わず迅の近くに駆け寄り、腕を掴むと
迅は腕を軽くふりほどいた。
迅「ああ、これか。大丈夫だよ。俺のじゃないから。」
私「え?」
迅は台所の水場で顔を洗うと
その場にしゃがみこんだ。
明らかに迅はおかしかった。
私「、、、迅?」
迅「、、、。」
私「本当に大丈夫なの?」
心配だったけど
さっき手をふりほどかれた私には近づけなかった。
立ち尽くす私に
迅「手、、、、。」
私「え?」
迅「手、、もう一回掴んでくれない?」
私「、、、うん。」
おそるおそる私はしゃがみこんだ迅の後ろから右手を掴んだ。
迅「お前の手、、、かおりさんみたいだな。」
私「、、、。そりゃ親子だもの。」
迅「だいぶお前のがガキだけど。」
私「うるさいなあ、ガキガキ。どーせまだ子供です。」
迅「ガキは今日も泣くのか?」
私「、、、。泣かない。」
迅「そうか、強いんだな。」
私「え?」
迅「5分、、、5分でいいからこのままでいてくれない?」
私「、、、変なの。。」
そのまま5分いや、、何十分経っただろうか。
気づくと迅は眠っていた。
そのまま迅を横にさせて私は毛布をかけた。
お母さんとの関係は?
あのエリさんという女の人は?
その血は?
今日は何をしに行ってたの?
あなたは、、、何者?
聞きたいことは沢山あるはずなのに
この人に会うとそんなことはどうでも良くなっていく。
この不思議な感情に戸惑っていた。
鳥のさえずりが聞こえる。
朝、、、?
目を開くと目の前には大きな壁。
私「ん?」
よく見ると人の背中、、?
男、、、!迅?
私「きゃあああああ!!」
私はベッドから離れた。
すると迅がむくりと起きる。
迅「ん?おはよう。」
私「おはようじゃない!なんでここで寝てるの?!」
迅「なんだよ、お前が呼んだんだろ?」
私「は?呼んでない!」
迅「お前忘れたの?夜中に泣きじゃくってるから来てやったのに。」
私「な、、、!」
確かに昨夜は母のことを思い泣いた。
そのうち寝ていたけど。
それがばれていたということも、そのあと部屋に来ていたことも恥ずかし過ぎた。
私「もう~!出てって!!」
迅「そうは行かない。話があるからな。」
私「話?」
迅「お前、、、家から出るな。」
私「へ?」
迅「俺は今日仕事に行くが、俺が帰ってくるまで一歩も出るなよ。誰か来ても居留守使え。ドアも開けるな。」
私「なにそれ、、、子供じゃないんだからやめてよ。」
迅「昨日のこともあるだろ。とにかく出るな。」
私「なっ、、。ううう。はい。」
迅「わかればよろしい。」
迅は笑顔で頭をポンと撫でると部屋を出た。
迅の笑顔、、、。少しドキッとした。
笑顔の迅は大人の余裕を感じさせる。
それが私が子供扱いされてるみたいで悔しい。
12時になると昼食を作り、迅は出て行った。
私は迅の作ったオムライスを食べる。
美味しい。
2時間後、、、。
、、、、。
つまらない。
テレビをぱちぱち。
つまらない。
折角の夏休みなのに。地元の友達とも会えないし、
携帯も持ってない私は連絡もとれない。
お母さん。。
なにがあって私の前から消えたのか。
そんなことばかり考えてしまう。
1人でいるのに限界を感じていた時。
ピンポーン
ドキッとした。
だ、、、誰?
ピンポーン
ピンポーン
恐る恐るインターホンをとった。
私「はい。」
?「、、、あれ?迅は?」
女性の声だ。
私「今外に出てますが、、。」
?「そう。、、あなたは、、?」
私「私は、、、。」
?「インターホン越し面倒ね、入っていいかしら?」
私「は、、はい。」
ふと迅に居留守を使えと言われたことを思い出したが
出てしまったからには開けるしかない。
ガチャ。
ドアを開けると茶髪でショートカットの綺麗な女性が立っていた。
服は白のスカートスーツで凛としている。
かっこいい。
彼女は部屋に入ると台所に立ち、お湯を沸かし始めた。
?「ダージリンでいいかしら?」
私「は、、はい。」
まるで自分の台所のように振る舞う。
手際よく紅茶を2つ注ぎ、ソファに座った。
私も向かいの椅子に座る。
?「私は河井エリよ。あなたは?」
私「冴島紗羅、、です。」
エリ「冴島、、紗羅。率直に聞くわ。迅の何?」
私「えっと、、、。母の友人が迅さんで。」
エリ「で、何でここにいるの?」
私「ここに住むことになって、、。」
エリ「、、そう。」
私「はい。」
エリ「初めてよ。」
私「え?」
エリ「迅が誰かと住むのは。」
私「そうなんですか、、。」
エリ「今日は帰るわ。これ、迅に渡しておいて。」
茶封筒を出し机に置き、行こうとした。
私「え、、。あの!」
エリ「何?」
私「あなたは、、、彼の、、、彼女とか?」
エリ「違うわ。、、セフレ。」
私「?」
エリ「ああ。その言葉あなたにはわからないか。肉体関係の友人よ。」
私「ええ!?」
エリ「驚くことじゃないわ。大人になるとこういう関係もあるの。」
私「な、、、!」
エリ「じゃ。」
バタン。
出て行ってしまった。
肉体関係って、、、。
15歳ながらにもその意味は分かる。
迅って、、、。そんな人なの?
そもそも大人はみんなそうなのかな、、、。
駅前でのこともあるし、、私が子供なだけなの?
そんなことを布団にくるまって考えていたら私は眠りについた、、、。
パタン
ドアの音で目が覚めた。
部屋は真っ暗。夜になっていたみたいだ。
私はどれだけ眠っていたんだろう、、、。
私のいる部屋のドアの隙間から明かりが漏れる。
迅が帰ってきたのかな、、、?
ドアを開けた。
私「迅?」
迅「紗羅。」
私「え、、!?」
迅の?頬に血がついていた。
私「やだ、、。だ、大丈夫!?怪我したの?」
私が思わず迅の近くに駆け寄り、腕を掴むと
迅は腕を軽くふりほどいた。
迅「ああ、これか。大丈夫だよ。俺のじゃないから。」
私「え?」
迅は台所の水場で顔を洗うと
その場にしゃがみこんだ。
明らかに迅はおかしかった。
私「、、、迅?」
迅「、、、。」
私「本当に大丈夫なの?」
心配だったけど
さっき手をふりほどかれた私には近づけなかった。
立ち尽くす私に
迅「手、、、、。」
私「え?」
迅「手、、もう一回掴んでくれない?」
私「、、、うん。」
おそるおそる私はしゃがみこんだ迅の後ろから右手を掴んだ。
迅「お前の手、、、かおりさんみたいだな。」
私「、、、。そりゃ親子だもの。」
迅「だいぶお前のがガキだけど。」
私「うるさいなあ、ガキガキ。どーせまだ子供です。」
迅「ガキは今日も泣くのか?」
私「、、、。泣かない。」
迅「そうか、強いんだな。」
私「え?」
迅「5分、、、5分でいいからこのままでいてくれない?」
私「、、、変なの。。」
そのまま5分いや、、何十分経っただろうか。
気づくと迅は眠っていた。
そのまま迅を横にさせて私は毛布をかけた。
お母さんとの関係は?
あのエリさんという女の人は?
その血は?
今日は何をしに行ってたの?
あなたは、、、何者?
聞きたいことは沢山あるはずなのに
この人に会うとそんなことはどうでも良くなっていく。
この不思議な感情に戸惑っていた。
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