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神章
神十六章 流星の如く砕く者
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城門付近では確実に人間側に流れが向いている。魔道具で武装した騎士団による物が大きいが、それでも予断を許さない状況に変わりはない。何せ、まだ大地龍をどうにもできていない。竜殺しによる砲撃は続いているが、それも僅かに奴の足を緩めるだけに留まっている。
「命中!しかし依然、大地龍は前進を続けています!」
「どうします!?アレン団長代理!あと三分で連続活動限界です!」
「分かってる」
タイセイ……様の魔術の完成に、残り三分で足りるんだろうか。今は信じるしか無いが、やはり保険は必要だ。
「冒険者の中からまだ動ける者を募っておけ」
「承知しました」
「増援の要請はどうなってる?」
「未だ何者かの妨害を受けているようで、難しいそうです」
まだ状況に進展が無いとか、相手はどれだけ手強いんだか。取り敢えず今、状況は安定している。問題は三分後、騎士団が利用している魔道具の活動限界が訪れた時だ。そこまでにタイセイ様の魔術が完成していれば良し。完成していなければ……冒険者へ贈呈する褒賞の額が一桁増える可能性もあるか。
「団長代理!報告があります!」
「どうした」
「大地龍の後方ベギン森林にて、三個の極めて強力な魔力を検知!新手と思われます!」
「こちらに向かって来ているのか?」
「いいえ!いずれも停滞しているようです!」
「なら今は無視していろ。それとその情報は伏せておけ。冒険者に知られたら面倒だ」
「はっ!」
彼らは利益にならない事はしない主義だ。この事が洩れたら、さっさとこの都市を捨ててしまおうという考えにいきついてもおかしくない。便利に使える人手はいくらでも欲しくなる。
しかし新手が三体か。恐らくこの都市に常駐している武力では対応できないだろう。騎士団や王宮魔術師団が動けるようになったとしても持て余す可能性がある。そもそも敵の狙いが分からない以上は、武力を結集して事に当たる事も無いだろう。
あ~なんでこんな事になったんだ。開発した武器は一般に普及させられる程安価にできないし、色々できるとなたらそれだけ無茶振りが増えるし。そもそもこんな事向いていないんだ。こういうのは本職の騎士がやれば良いんだ。
「団長代理!もう直ぐ活動限界です!」
「タイセイ様の様子は?」
「未だ完成には至っていないご様子です……っ!」
不味い。活動限界を迎えるより先に撤退の命令を出さなければ、彼らは魔獣の餌食になる。しかし今撤退の命令を出せば、いくらシノブ様の結界があると言っても耐えきれる保証は無い。
「どうしますか団長代理!」
城門を閉めた後、果たしてどれだけの時間稼ぎができる?魔獣が結界を突破し、門を破り、城壁を乗り越えるのにも大した時間は掛からない。そうなった時、またそれを防ぐ時、使える人材はどれだけ居る?
「ご決断を!」
冒険者の多くは既に負傷している。動けない程ではないだろうが、万全じゃない。魔道具が無くなった騎士団も、動ける事には動けるが、あの群れが押し寄せた時に対抗できるか分からない。
いや、こうしている間にも魔道具に貯蔵されている魔力は減っている、死者を少なくするには、撤退させ、城壁で魔獣の群れを押しとどめるのが最善。
「門を閉めろ!撤退の命令を出せ!騎兵隊には城壁の上を飛び越えて来るように伝えろ!」
「はっ!」
直ぐに撤退の命令が下され、歩兵隊は門へ、ドラグナーは城壁へ戻って来る。しかし、撤退が無事に終わるかの確認をしている余裕は無い。
「動ける冒険者、騎士を城門の前へ集めろ!門が破られた後の魔獣の足止めだ!」
「はっ!」
「城壁の上には魔術を扱える物と魔道具の扱いに長けた者を配置しろ!魔獣を可能な限り間引く!」
「はっ!」
「重傷者は避難させろ!最寄りのシェルターに隠すんだ!」
「はっ!」
今やれる事をいまやれるだけやる。人手は依然足りないままだが、それでもやるしかない。
「私も手伝うよ!」
そう言って僕の横に降り立ったのは、シノブ様だった。
「有難いですがシノブ様は負傷者の治療を……!」
「冒険者ギルドの医師団が到着してる。あそこから死人は出ない。あの人たちを無理矢理動けるようにするより、私が動いた方が役に立つでしょ?」
「……承知しました」
「任されたよ」
シノブ様は結界を張り直し、魔物の群れへ向かって爆撃を始める。タイセイ様やリョウコ様に比べると少なく思えてしまうが、そこらの魔術師より多くの魔物を殺し続けてくれる。確かに、この状況では数十人の冒険者よりもこの方一人の方が役に立つ。
しかし、とても安心できる状況じゃない。攻撃が止んだからだろうか。激昂した大地龍は、先程までより多くの岩石を飛ばして来た。魔獣が城壁へ到達した事もあり、結界は直ぐに弱まり始める。
シノブ様は再度結界を補強する為か、一度爆撃を止め、別の魔法陣を組み始める。しかしそれが完成するよりも早く、魔獣は結界を、そして城門を破り、城下町へなだれ込んで来た。
城門の近くでは、複数の冒険者と共に、リョウコ様が魔獣への対処を始めた。シノブ様は直ぐに結界を張り直し、新手が来ない時間を作り出す。
「怪我した人は後ろに下がって!直ぐに新しいのが来るわ!」
壁の内側は心配要らなそうだ。死人が出ないとも限らないが、リョウコ様が最前線に立ち、指示を出してくれる。今は他に意識を向けている余裕は無い。
結界がもう一度破られる。今度は間が悪く、大地龍が飛ばした五つの岩石が、城壁を破壊した。当然、複数の魔術師や騎士が巻き込まれるが、土煙と瓦礫で姿は見えなくなる。
「団長代理!」
「救出に向かえ!可能な限り死なせるな!」
「団長代理!ご報告があります!」
「何だ!?」
「タイセイ様の魔術が完成した模様です!」
その報告が済むよりも少し早く、城門から飛び出し、魔獣の群れの上空へ進んで行く影があった。タイセイ様だ。彼は既に、魔法陣の構築を済ませている。無数の魔法陣が連なり、重なり、巨大な大砲のような形となっているそれは、大地龍に向けられている。
「承知しました……総員!衝撃に備えろ!」
拡声魔術を利用した僕の指示は、その場に居た全員に伝わり、全ての人間が地面に伏せ、硬く目を閉じ、耳を塞いだ。
直後、凄まじい轟音と衝撃、そして光によって、僕の意識は刈り取られた。
「命中!しかし依然、大地龍は前進を続けています!」
「どうします!?アレン団長代理!あと三分で連続活動限界です!」
「分かってる」
タイセイ……様の魔術の完成に、残り三分で足りるんだろうか。今は信じるしか無いが、やはり保険は必要だ。
「冒険者の中からまだ動ける者を募っておけ」
「承知しました」
「増援の要請はどうなってる?」
「未だ何者かの妨害を受けているようで、難しいそうです」
まだ状況に進展が無いとか、相手はどれだけ手強いんだか。取り敢えず今、状況は安定している。問題は三分後、騎士団が利用している魔道具の活動限界が訪れた時だ。そこまでにタイセイ様の魔術が完成していれば良し。完成していなければ……冒険者へ贈呈する褒賞の額が一桁増える可能性もあるか。
「団長代理!報告があります!」
「どうした」
「大地龍の後方ベギン森林にて、三個の極めて強力な魔力を検知!新手と思われます!」
「こちらに向かって来ているのか?」
「いいえ!いずれも停滞しているようです!」
「なら今は無視していろ。それとその情報は伏せておけ。冒険者に知られたら面倒だ」
「はっ!」
彼らは利益にならない事はしない主義だ。この事が洩れたら、さっさとこの都市を捨ててしまおうという考えにいきついてもおかしくない。便利に使える人手はいくらでも欲しくなる。
しかし新手が三体か。恐らくこの都市に常駐している武力では対応できないだろう。騎士団や王宮魔術師団が動けるようになったとしても持て余す可能性がある。そもそも敵の狙いが分からない以上は、武力を結集して事に当たる事も無いだろう。
あ~なんでこんな事になったんだ。開発した武器は一般に普及させられる程安価にできないし、色々できるとなたらそれだけ無茶振りが増えるし。そもそもこんな事向いていないんだ。こういうのは本職の騎士がやれば良いんだ。
「団長代理!もう直ぐ活動限界です!」
「タイセイ様の様子は?」
「未だ完成には至っていないご様子です……っ!」
不味い。活動限界を迎えるより先に撤退の命令を出さなければ、彼らは魔獣の餌食になる。しかし今撤退の命令を出せば、いくらシノブ様の結界があると言っても耐えきれる保証は無い。
「どうしますか団長代理!」
城門を閉めた後、果たしてどれだけの時間稼ぎができる?魔獣が結界を突破し、門を破り、城壁を乗り越えるのにも大した時間は掛からない。そうなった時、またそれを防ぐ時、使える人材はどれだけ居る?
「ご決断を!」
冒険者の多くは既に負傷している。動けない程ではないだろうが、万全じゃない。魔道具が無くなった騎士団も、動ける事には動けるが、あの群れが押し寄せた時に対抗できるか分からない。
いや、こうしている間にも魔道具に貯蔵されている魔力は減っている、死者を少なくするには、撤退させ、城壁で魔獣の群れを押しとどめるのが最善。
「門を閉めろ!撤退の命令を出せ!騎兵隊には城壁の上を飛び越えて来るように伝えろ!」
「はっ!」
直ぐに撤退の命令が下され、歩兵隊は門へ、ドラグナーは城壁へ戻って来る。しかし、撤退が無事に終わるかの確認をしている余裕は無い。
「動ける冒険者、騎士を城門の前へ集めろ!門が破られた後の魔獣の足止めだ!」
「はっ!」
「城壁の上には魔術を扱える物と魔道具の扱いに長けた者を配置しろ!魔獣を可能な限り間引く!」
「はっ!」
「重傷者は避難させろ!最寄りのシェルターに隠すんだ!」
「はっ!」
今やれる事をいまやれるだけやる。人手は依然足りないままだが、それでもやるしかない。
「私も手伝うよ!」
そう言って僕の横に降り立ったのは、シノブ様だった。
「有難いですがシノブ様は負傷者の治療を……!」
「冒険者ギルドの医師団が到着してる。あそこから死人は出ない。あの人たちを無理矢理動けるようにするより、私が動いた方が役に立つでしょ?」
「……承知しました」
「任されたよ」
シノブ様は結界を張り直し、魔物の群れへ向かって爆撃を始める。タイセイ様やリョウコ様に比べると少なく思えてしまうが、そこらの魔術師より多くの魔物を殺し続けてくれる。確かに、この状況では数十人の冒険者よりもこの方一人の方が役に立つ。
しかし、とても安心できる状況じゃない。攻撃が止んだからだろうか。激昂した大地龍は、先程までより多くの岩石を飛ばして来た。魔獣が城壁へ到達した事もあり、結界は直ぐに弱まり始める。
シノブ様は再度結界を補強する為か、一度爆撃を止め、別の魔法陣を組み始める。しかしそれが完成するよりも早く、魔獣は結界を、そして城門を破り、城下町へなだれ込んで来た。
城門の近くでは、複数の冒険者と共に、リョウコ様が魔獣への対処を始めた。シノブ様は直ぐに結界を張り直し、新手が来ない時間を作り出す。
「怪我した人は後ろに下がって!直ぐに新しいのが来るわ!」
壁の内側は心配要らなそうだ。死人が出ないとも限らないが、リョウコ様が最前線に立ち、指示を出してくれる。今は他に意識を向けている余裕は無い。
結界がもう一度破られる。今度は間が悪く、大地龍が飛ばした五つの岩石が、城壁を破壊した。当然、複数の魔術師や騎士が巻き込まれるが、土煙と瓦礫で姿は見えなくなる。
「団長代理!」
「救出に向かえ!可能な限り死なせるな!」
「団長代理!ご報告があります!」
「何だ!?」
「タイセイ様の魔術が完成した模様です!」
その報告が済むよりも少し早く、城門から飛び出し、魔獣の群れの上空へ進んで行く影があった。タイセイ様だ。彼は既に、魔法陣の構築を済ませている。無数の魔法陣が連なり、重なり、巨大な大砲のような形となっているそれは、大地龍に向けられている。
「承知しました……総員!衝撃に備えろ!」
拡声魔術を利用した僕の指示は、その場に居た全員に伝わり、全ての人間が地面に伏せ、硬く目を閉じ、耳を塞いだ。
直後、凄まじい轟音と衝撃、そして光によって、僕の意識は刈り取られた。
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