自称異世界最強浪人のチーター達と万屋始めました

チーター達は最強らしいです

魔女達との対面

「じゃあ、ジャンケンするか。」
「おい、おかしいだろ。さっきの真面目ムードは、何処へ行った？」
 唐突な提案に俺は、さっきの関心を返せと思いながら言った。
「勿論、誰が今日暴れるかなジャンケンだろ？」
「暴れるな。おい、法也もなんか言ってやってくれ。」
「ええ、やりますか。」
「なんでだよ。お前が一番まともじゃなかったのか。」
法也は、は？と言うような顔をして、
「私達がまともですか？」
「ああ、どうやら俺が間違ってたらしいな！」
もう若干ヤケクソになりながらそう言った。
「じゃあ、やるぞ、サーイショはグージャンケンぽん……………。」
結果、料也が勝ち暴れることとなった。
「なぁ～、リョーヤサーン俺に変わってくれよ～。」
屋敷の敷地内はまず正門があり、そこから若干ながら広い庭園を抜けて屋敷の入り口と言うようなものだったのだが………、
「にしてもすごい量の罠だな。俺たちとかじゃ無きゃ絶対に死んでんぞこれ。」
 そう、至る所にあるトラップは頭に矢が飛んで来たり横から火が出て来て炙ったり、果てには像が襲ってくると言ったものまであった。のだが……、
「本当にお前らなんなの？」
その中を全くの無傷で突き進む料也、すべてのトラップに引っかかりながら………。
「もうちょい避けようとしたら？」
「体を鍛えるのにこれぐらいが丁度いい。」
体だけでなくどうやら頭まで筋肉で出来ているらしい。
 そして屋敷の入り口の扉の前に立った料也は、
「たのもー！！」
と言ってドアをバァンと開けた。するとそこには、
  白髪ロングで薄い黒の瞳をしたの黒いドレスを着た出るべきところは出いるが出過ぎず、引っ込むべきところは引っ込んでいるが引っ込みすぎず外見は俺たちと一緒ぐらいの15～17歳の超がつくほどの美少女と、
  黒髪ロングの黒い瞳をしたこちらは若干胸が足りてないようだがそれでもやはり体型が良い最近チーター達が流行らせているユカタとかいうのを着たこちらも俺たちと一緒ぐらいの年齢、やはりこちらも超がつくほどの美少女、
  そして、紫の髪をした物憂げな紫の瞳をしたこちらの女性は、まさに20代の理想のバディを持った紫のドレスに身を包んでいる何よりも胸がでかい超美女と、
  翠の髪を持った目を完全に隠しているつ10～12歳ぐらいの少女、
が、四人でテーブルを囲んでいた。
  そしてその奥には隠れているつもりなのか、顔などはよく見えないがやはり美少女か美女なのかが伺える。
 そうして固まっている俺達を見た黒髪の美少女が、
「そんなとこで立っておらずに、中に入って着たらどうじゃ？なに、妾は貴様らをとって食おうとしている訳ではないのじゃからの。」
ほほほほ、と笑って俺らを向かい入れた。