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チーター達は国中の魔女、チーターを敵に回して無双するようです
理不尽
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ズンダズンダ
そう愉快に流れる音楽を聞きながらボク達は、スタッと甲板に着地していた。
「っと! もう直ぐで海に着いちゃうよ!」
流石に慣れて打ち付けられる事はなかなったのだが、それでも足の裏にジーン、と来るものがあった。
そしてまた創也の舞台装置から字が出て来た。
『マーワリヤン○』
「あれっ? 最後なんだか変じゃなかった?」
「恐らく、色々あったのでしょう」
「えっ? ボク達が落とされているチョットの間に?」
「……………ええ」
なんだか微妙なんだか返事をするカイヤ君を問い詰めようとすると、看板の隅に何だか棒の様なものが転がっているのが見えた。
「もしかして………」
ボクはそれを拾って、文字と一緒に出て来ている図の様に持った。
すると、その図が破れて中から、
『回せ!』
と言う字が出て来てチッチッチッ、と音が聞こえ来て直感的にしなきゃヤバイ!と思って、書いてある通り回して反応を待った。
暫くその字がブルブル震えて、創也の舞台の方から、創也が、
「オッケー!」
と言うのが聞こえて来て、急に上に上がった。
急な上昇による急激な重量の増加に喘いだ後、船が急に止まって少し中に浮いた後看板の上に転がる羽目になった。
「うっ……」
「で、でもこれでもう海に落ちる事はありませんよ!」
「そ、そうだね」
カイヤ君がそう励ましてくれるが、創也の調子に乗った攻撃はボク達を、確実に追い詰めていた。
「……………流石は全統神王だね?」
そうボクが言うと、創也は少し驚いた様な顔をした後ニヤニヤとしだした。
「ふふふ………、照れてる! カッワイー!」
『キモっ!』
何故だろう、ボクと皆んなの反応が真逆なのだが、
そうして創也からの散々な攻撃?を耐え抜いて見せ、遂には元々の高さよりも遥かに高い位置に来ていた。
何故だか段々意識がぼうっとして、息が荒くなり、胸がドキドキして来た。
既にフィアリア達の姿は無く、甲板に立っているのは僕だけだった。そして、
「あぁ……! 創也……本当にボクは君が恋しいよ……!」
薄くなる意識の中、勝者の笑みを浮かべる愛しい神を見てボクも笑顔を浮かべて………
気がつくとボクは、負けた人がリスポーンする地点に立っていた。
「………また、負けちゃったね…………」
何故死んだのかはともかく、皆んな顔を合わせて頷き合って………
『理不尽だよーーーーーーーー!』
と、天まで届けとばかりに叫んだ。
「いい加減しつこいぞ、貴様ら」
「これが、日本男児なんでね」
俺達はギルドメンバーの一人の能力により、何とかペシャンコになる事は免れたものの大半の者がリタイアとなってしまった。
「……セイッ!」
気合を入れて剣戟を飛ばすのだが、
「言ったであろう、『我輩には神しか届きえぬ』と」
「…………」
そう、こいつの言っている事がどうやらこの空間での絶対ルールの様だ。
たとえ魔法を通さないシールドを付けたとしても、
たとえその言葉を聞かずとも、
その言葉は絶対だった。
「興が醒めた、そろそろ幕引きと行こうか」
そう言って、ライダーはこっちを指差して、
「『死ね』」
とだけ言った。
「…………」
みるみる意識が遠ざかっていくのが分かった。
「………最後に……」
「何だ?」
「………貴様の名は?」
「『法王』だ」
「法王………、またいつか絶対に貴様をぶった切ってやる」
「……楽しみにしておくとしよう」
最後に法王がニヤッ、と笑った様な気がした。
そして意識が無くなり、
気が付けばリスポーン地点に立っていた。
「……全くあのチートやろーが、くそっ!」
然しそう言う俺の顔は他の奴らによると笑っていたらしい。
ゲーム開始から30分
王国直轄軍、第ニ日本國、敗退
残りチーム51
法也が作った結界がとけ、中から炎炎と燃え上がる船と、それを背景にこっちに歩いてくる既に変身を解いた法也が出て来た。
「ちょっとー! 遊びすぎさじゃない?」
帰って来た際に造也に開口一番に言われたのがこれである。
「仕方ないじゃありませんか、私だって創也とのストレスを発散しないと気がすまないのですよ」
「ただのストレス発散機にされてたって、あっちのチームが聞いたらなんて言うだろうな」
俺はまだまだ底知れぬ力を持った法也に畏怖の感情を覚えると共に、まだまだ学ぶ事が有ると思った。
「その心構えは良いですね?」
俺の心が読めているのか、法也がそう言った。
俺は、
「そうか?」
と返そうとしたのだが、
ガッシャーン!
と、燃え上がっている船の方から音が聞こえたので、そちらを見ると、
どうやら船の上に船が落ちて来たらしい………
「ファッ!?」
いやいやいや、わけがわからん
俺がアタフタしていると、
「トライス!」
「ハンムラビッ(叫び声)!?」
創也が空から降って来た。
落ちて来た時に見事に股間目掛けてカカト落としをされたので俺は、
「ムゥゥゥーーー!!」
と、のたうちまわることとなった。
「お返しだ!」
創也がそう言うのを聞いて、
そう言えば王都の地震の時こんなことあったっけ?
と、思い出した。
創也は悶えるあれを一瞥すると、
「めんどくさくなったから、後はとっとと終わらせるか、今回は容量は俺が確保してやる、つー訳で料也よろ」
「フォーー!」
と、料也が大興奮した。
「ふふふ、世界が壊れる心配がないのならぜひぜひ」
「………うらやま」
「ちょっと!?」
「ヒャハハハハハハ!」
「そりじゃ、やってくんろ」
「ムゥゥゥーーー! いちいちうざいなお前はぁぁぁぁ!!」
「うるせぇ! まだ蹴られたいのか!?」
「ムゥゥゥーーー! ごめんなさい! 勘弁して下さい!」
「それならよろしい」
「………………ねぇ? 僕の出番は?」
『……………』
「ちょっと、黙らないでよ」
この後、俺は料也の本気にドンびく事になるとは思いもしていなかった。
「何良い感じに閉めようとして…………」
次回予告!
ノエ 「ウワァァァァァン!」
創 「悪かったって!」
ノウ 「そんな泣くことじゃないだろ?」
ノエ 「うう………、ノウン達はメインだから良いけど最近登場人物が多すぎて出番が無くなってきた僕の気持ちわかる?」
法 「ノエル! メタな発言は自重して下さい!」
ノエ 「法也達に言われるとは思ってもなったよ!?」
創 「まあ落ち着けってな? このままじゃ次回予告出来ないから落ち着けってな?」
ノエ 「何でだろ! 釈然としないよ!」
創 「ほら、撫でてやるから」
ポフポフ
ノエ 「………えへへ、もっともっと!」
法 ノウ 「チョロいな、ですね」
創 「っつー訳で今回のスペシャルゲストは料也です!」
料 「ヒャハハ! お前を食ってやろうか!?」
創 法 「とっとと予告する!」
ドカッ!
料 「はい、次回予告、
遂に明かされる天野兄弟の最弱の俺の真の力、
一体どうやってこの戦いを終わらせるのか?
ギリギリなその能力とは?
次回「破壊王」
えっ?
創也と法也様は最高の兄です………?
ゴルラァァ! 何言わしとんじゃワレェ!」
創 「ヤベッ!」
法「お楽しみに!」
料 「待てやゴラァ!」
そう愉快に流れる音楽を聞きながらボク達は、スタッと甲板に着地していた。
「っと! もう直ぐで海に着いちゃうよ!」
流石に慣れて打ち付けられる事はなかなったのだが、それでも足の裏にジーン、と来るものがあった。
そしてまた創也の舞台装置から字が出て来た。
『マーワリヤン○』
「あれっ? 最後なんだか変じゃなかった?」
「恐らく、色々あったのでしょう」
「えっ? ボク達が落とされているチョットの間に?」
「……………ええ」
なんだか微妙なんだか返事をするカイヤ君を問い詰めようとすると、看板の隅に何だか棒の様なものが転がっているのが見えた。
「もしかして………」
ボクはそれを拾って、文字と一緒に出て来ている図の様に持った。
すると、その図が破れて中から、
『回せ!』
と言う字が出て来てチッチッチッ、と音が聞こえ来て直感的にしなきゃヤバイ!と思って、書いてある通り回して反応を待った。
暫くその字がブルブル震えて、創也の舞台の方から、創也が、
「オッケー!」
と言うのが聞こえて来て、急に上に上がった。
急な上昇による急激な重量の増加に喘いだ後、船が急に止まって少し中に浮いた後看板の上に転がる羽目になった。
「うっ……」
「で、でもこれでもう海に落ちる事はありませんよ!」
「そ、そうだね」
カイヤ君がそう励ましてくれるが、創也の調子に乗った攻撃はボク達を、確実に追い詰めていた。
「……………流石は全統神王だね?」
そうボクが言うと、創也は少し驚いた様な顔をした後ニヤニヤとしだした。
「ふふふ………、照れてる! カッワイー!」
『キモっ!』
何故だろう、ボクと皆んなの反応が真逆なのだが、
そうして創也からの散々な攻撃?を耐え抜いて見せ、遂には元々の高さよりも遥かに高い位置に来ていた。
何故だか段々意識がぼうっとして、息が荒くなり、胸がドキドキして来た。
既にフィアリア達の姿は無く、甲板に立っているのは僕だけだった。そして、
「あぁ……! 創也……本当にボクは君が恋しいよ……!」
薄くなる意識の中、勝者の笑みを浮かべる愛しい神を見てボクも笑顔を浮かべて………
気がつくとボクは、負けた人がリスポーンする地点に立っていた。
「………また、負けちゃったね…………」
何故死んだのかはともかく、皆んな顔を合わせて頷き合って………
『理不尽だよーーーーーーーー!』
と、天まで届けとばかりに叫んだ。
「いい加減しつこいぞ、貴様ら」
「これが、日本男児なんでね」
俺達はギルドメンバーの一人の能力により、何とかペシャンコになる事は免れたものの大半の者がリタイアとなってしまった。
「……セイッ!」
気合を入れて剣戟を飛ばすのだが、
「言ったであろう、『我輩には神しか届きえぬ』と」
「…………」
そう、こいつの言っている事がどうやらこの空間での絶対ルールの様だ。
たとえ魔法を通さないシールドを付けたとしても、
たとえその言葉を聞かずとも、
その言葉は絶対だった。
「興が醒めた、そろそろ幕引きと行こうか」
そう言って、ライダーはこっちを指差して、
「『死ね』」
とだけ言った。
「…………」
みるみる意識が遠ざかっていくのが分かった。
「………最後に……」
「何だ?」
「………貴様の名は?」
「『法王』だ」
「法王………、またいつか絶対に貴様をぶった切ってやる」
「……楽しみにしておくとしよう」
最後に法王がニヤッ、と笑った様な気がした。
そして意識が無くなり、
気が付けばリスポーン地点に立っていた。
「……全くあのチートやろーが、くそっ!」
然しそう言う俺の顔は他の奴らによると笑っていたらしい。
ゲーム開始から30分
王国直轄軍、第ニ日本國、敗退
残りチーム51
法也が作った結界がとけ、中から炎炎と燃え上がる船と、それを背景にこっちに歩いてくる既に変身を解いた法也が出て来た。
「ちょっとー! 遊びすぎさじゃない?」
帰って来た際に造也に開口一番に言われたのがこれである。
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俺の心が読めているのか、法也がそう言った。
俺は、
「そうか?」
と返そうとしたのだが、
ガッシャーン!
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どうやら船の上に船が落ちて来たらしい………
「ファッ!?」
いやいやいや、わけがわからん
俺がアタフタしていると、
「トライス!」
「ハンムラビッ(叫び声)!?」
創也が空から降って来た。
落ちて来た時に見事に股間目掛けてカカト落としをされたので俺は、
「ムゥゥゥーーー!!」
と、のたうちまわることとなった。
「お返しだ!」
創也がそう言うのを聞いて、
そう言えば王都の地震の時こんなことあったっけ?
と、思い出した。
創也は悶えるあれを一瞥すると、
「めんどくさくなったから、後はとっとと終わらせるか、今回は容量は俺が確保してやる、つー訳で料也よろ」
「フォーー!」
と、料也が大興奮した。
「ふふふ、世界が壊れる心配がないのならぜひぜひ」
「………うらやま」
「ちょっと!?」
「ヒャハハハハハハ!」
「そりじゃ、やってくんろ」
「ムゥゥゥーーー! いちいちうざいなお前はぁぁぁぁ!!」
「うるせぇ! まだ蹴られたいのか!?」
「ムゥゥゥーーー! ごめんなさい! 勘弁して下さい!」
「それならよろしい」
「………………ねぇ? 僕の出番は?」
『……………』
「ちょっと、黙らないでよ」
この後、俺は料也の本気にドンびく事になるとは思いもしていなかった。
「何良い感じに閉めようとして…………」
次回予告!
ノエ 「ウワァァァァァン!」
創 「悪かったって!」
ノウ 「そんな泣くことじゃないだろ?」
ノエ 「うう………、ノウン達はメインだから良いけど最近登場人物が多すぎて出番が無くなってきた僕の気持ちわかる?」
法 「ノエル! メタな発言は自重して下さい!」
ノエ 「法也達に言われるとは思ってもなったよ!?」
創 「まあ落ち着けってな? このままじゃ次回予告出来ないから落ち着けってな?」
ノエ 「何でだろ! 釈然としないよ!」
創 「ほら、撫でてやるから」
ポフポフ
ノエ 「………えへへ、もっともっと!」
法 ノウ 「チョロいな、ですね」
創 「っつー訳で今回のスペシャルゲストは料也です!」
料 「ヒャハハ! お前を食ってやろうか!?」
創 法 「とっとと予告する!」
ドカッ!
料 「はい、次回予告、
遂に明かされる天野兄弟の最弱の俺の真の力、
一体どうやってこの戦いを終わらせるのか?
ギリギリなその能力とは?
次回「破壊王」
えっ?
創也と法也様は最高の兄です………?
ゴルラァァ! 何言わしとんじゃワレェ!」
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