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我が家が移転されました
梅の秘密
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この日、シラクサに農産物を届けていたのは
和義と美菜と梅である梅の鋼糸で布ができたので梅もプラドに同乗していた
「じゃあね、エリサちゃんも明日は兄貴も来るから!」
「うん!エリサね和也兄ちゃん大好き!」
「ふふふ!お兄ちゃんがモテてる!」
「和也さんは、かっこよくて優しいですから!」
「あら!梅ちゃん!そんなこと言ってると、エリサちゃんにお兄ちゃん取られちゃうよ!」
「取るだなんて・・・私は妖魔です・・・和也さんと一緒にはなれない運命なんです・・ただ和也さんの子で私の一生を終えたいのです・・」
「何言ってんの!ほら梅ちゃん!帰ろ!」
「じゃあね~エリサちゃん!」
「ばいばい!」
エリサもシラクサさんに抱っこされながら元気いっぱいに手を振る
車を走らせる和義、後部座席に座る美菜と梅。
「エリサちゃんはやっぱり祖先が日本人だけあって少し日本の血も入ってるね、あの子は美人になるわ」
「ははは、そうだなハーフっていうのかな?」
「だいぶ違うんじゃない?」
「エリサちゃんと結ばれれば和也さんも幸せですね」
元気のない笑いで話に混ざる梅
「お父さん止めて!」
美菜の叫びに和義も車を止めた
「梅ちゃん、さっきからどうしたの?妹の私が言うのもなんだけど、梅ちゃんと兄貴ってもう・お似合いだよ・・・種族の違いなんてここは異世界だし、そんなこと兄貴が言ったら私がぶっ飛ばしてあげるよ!」
「いいえ和也さんは優しいですよ、とっても。こんな幸せなデーモンスパイダーは母さんと私くらいです」
「だったら」
「私はデーモンスパイダーです、未熟なデーモンスパイダーなんです、本来デーモンスパイダーは母を知りません」
「でも、あったときお母さんから教わったとかいってなかった?」
「デーモンスパイダーは母親の胎内で育ち母親を内側から食べ大人となったデーモンスパイダーは母親の亡骸から生まれます、ただ私の母は特別だったらしく私の父さんの力でヒューマンスパイダーとなって私の兄2人を産んだそうです、私は3人目の子の予定だったそうです、しかし母は私を妊娠中にデーモンスパイダーに戻りました、それは父が死んだことを示していたそうです、もし私がデーモンスパイダーでしたら私は母を食い破って生まれます」
「そんな・・・」
「すでに兄二人は成人していたそうです、兄二人が母親を食い破った蜘蛛をどうするか・・母は考えたそうです」
「・・・・」
「兄の性奴隷になる可能性もあります、それはまだ幸せなのかもしれません、一般的なデーモンスパイダーはそういう場合が多いですし」
「そんなこと・・」
「激高した兄が私を殺すかもしれません」
「なんてこった」
「母は兄たちの元を離れ、この森まで来ました、蜘蛛って空を飛べるんですよ!糸を風に乗せて」
梅は涙を拭いながら精いっぱい笑顔を作る
「私はデーモンスパイダーとして生まれました、ただ母は生きていました、人間の子として体内で育った私の成長速度が途中でデーモンスパイダーとして育ち始めた為、未熟な状態で生まれたのです、当然生きていたといっても内蔵の大部分を私は食べたそうです、そんな体なのに母は私を一生懸命育ててくれました、真の人間の優しさ、そして怖さ、デーモンスパイダーどういう運命なのかも教えてくれました、私が5歳の時に母は魔物に負けて死にました、それから私は森で暮らしました、何度か人間も見ましたが、まだ私は未熟でしたので発情しません、そして私の発情が始まったときに和也さんが森を歩いていました、そして私の罠にかかりました、その初めて見たとき、これが人間か~って思っちゃいました、母に聞く父さんとは全然違いました、弱そうでしたし・・・これなら未熟な私でもデーモンスパイダーとしての使命が果たせると思いました・・・すみません」
「うんいいよ!兄貴は弱かったしね」
「和也は運動嫌いだったからな・・」
「でも・・・一緒に過ごしていくうちに、デーモンスパイダーが持つ感情ではない物が湧き出ました、そう母が父に感じた感情という物でしょうか?」
「それって・・」
「わかりません・・母は性奴隷になったデーモンスパイダーの子として生まれたそうです、母が初交尾をされそうになった時に父に助けられたそうです、それから父は母に戦い方を教えて、生き方を教えたそうです、父は決して母を性奴隷として見ないで、仲間として扱ってくれたそうです、もともと妖魔であるデーモンスパイダーは高い戦闘能力を持ちます、ただ奴隷となったデーモンスパイダーには飼い主は戦闘力を付けさせないように幽閉していることが多いそうです、飼い主が楽しむためだけの存在です」
「ひどい」
「母は父と共に凄い魔物を倒したって言ってました、そんな母に育てられたのですから私も戦いに自信はあったのです、母が死んでもエモナの森で生きていけましたから」
「うん、梅ちゃんは強いもん」
「でも変化したデーモンスパイダーは飼い主を殺せません、それはデーモンスパイダーが1子しか産めない種族の為、たとえ奴隷でも確実に子孫を残すための戦術でもあります、だから私は和也さんを飼い主に決めたことに後悔はありません、和也さんが幸せになるなら、ほかの女性と和也さんが結ばれるのはいいことです、むしろ私も勧めます、だって私はデーモンスパイダーですから」
「梅ちゃん!兄貴をなめすぎだよ・・・そんな事兄貴がすると思うか!」
「でも・・」
「これでも兄貴を側で見てきた妹だよ!お父さん!家にいそごう!兄貴にはっきりさせよう!」
「ああ!そうだな・・何か方法もあるかもしれない、その君のお父さんの様にな!俺の子なら!やってくれるはずだ! プラド!家に急いでくれ!」
「おう!和也ならいざという時やってくれるさ!」
プラドは猛スピードで家を目指した!
「家に着くなり美菜は走り出す」
「美菜さん私はこのままでも・・」
「そんなの、私が許さないよ梅ちゃん!」
先に進もうとする美奈を梅が止める、すると和義がずんずん二人を追い越していく。
「和也はいるか!」
「おお和義!おかえり、美恵さんから重大発表があるよ!」
「そんな事より!和也!お前、梅ちゃんをどう思っている!?」
「父さん・・待ってくれみんな揃ったら話す!」
「ところでお父さん・・そんなことよりっていいませんでしたか?」
美恵が怖い顔で和義をみる
「うん?なにがだ?」
*****************************
和也 勇者Lv16
スキル「パソコン」lv80
「一刀両断」戦士スキル、一撃で致命傷を与える
剣技 lv15
剣技短剣 lv12
棒術 lv5
治癒魔法「ハイヒール」lv8
風魔法「エアカッター」lv6
火魔法「火球」lv8
土魔法「土移動」lv9
美菜 格闘家lv23
スキル 「旋風脚」lv13
「一撃必殺」lv10
「チャクラ」lv10
「気功術」lv10
「気弾」lv5
和義 戦士 lv50
スキル 固有武器「チェーンソー」
剣技 lv30
剣技短剣 lv40
美恵 賢者 lv46 称号『女神』
スキル 風魔法「エアカッター」lv25
水魔法「女神の祝福」 lv1
治癒魔法「ハイヒーリング」 lv8
康江 魔法使い lv95
スキル 火魔法「火球」lv87
土魔法「形成術」lv60
光魔法「サーチライト」lv40
空気魔法「空気圧縮」lv50
闇魔法 「バイオコントロール」lv40
「ダークミスト」lv45
ミーニャ 化け猫 lv5
タロ 犬 lv3
「逃げ足」lv8
梅 魔蜘蛛 lv12
スキル 「萌」lv12 和也の理想により習得
粘糸
鋼糸
擬人化
花 殺人蜂 lv46
スキル 「婆ちゃんのお気に入り」よく働く花ちゃんは婆ちゃんのお気に入り
「大号令」
守護者 ゼオン 長寿朴 lv85
スキル「魂感知」
和義と美菜と梅である梅の鋼糸で布ができたので梅もプラドに同乗していた
「じゃあね、エリサちゃんも明日は兄貴も来るから!」
「うん!エリサね和也兄ちゃん大好き!」
「ふふふ!お兄ちゃんがモテてる!」
「和也さんは、かっこよくて優しいですから!」
「あら!梅ちゃん!そんなこと言ってると、エリサちゃんにお兄ちゃん取られちゃうよ!」
「取るだなんて・・・私は妖魔です・・・和也さんと一緒にはなれない運命なんです・・ただ和也さんの子で私の一生を終えたいのです・・」
「何言ってんの!ほら梅ちゃん!帰ろ!」
「じゃあね~エリサちゃん!」
「ばいばい!」
エリサもシラクサさんに抱っこされながら元気いっぱいに手を振る
車を走らせる和義、後部座席に座る美菜と梅。
「エリサちゃんはやっぱり祖先が日本人だけあって少し日本の血も入ってるね、あの子は美人になるわ」
「ははは、そうだなハーフっていうのかな?」
「だいぶ違うんじゃない?」
「エリサちゃんと結ばれれば和也さんも幸せですね」
元気のない笑いで話に混ざる梅
「お父さん止めて!」
美菜の叫びに和義も車を止めた
「梅ちゃん、さっきからどうしたの?妹の私が言うのもなんだけど、梅ちゃんと兄貴ってもう・お似合いだよ・・・種族の違いなんてここは異世界だし、そんなこと兄貴が言ったら私がぶっ飛ばしてあげるよ!」
「いいえ和也さんは優しいですよ、とっても。こんな幸せなデーモンスパイダーは母さんと私くらいです」
「だったら」
「私はデーモンスパイダーです、未熟なデーモンスパイダーなんです、本来デーモンスパイダーは母を知りません」
「でも、あったときお母さんから教わったとかいってなかった?」
「デーモンスパイダーは母親の胎内で育ち母親を内側から食べ大人となったデーモンスパイダーは母親の亡骸から生まれます、ただ私の母は特別だったらしく私の父さんの力でヒューマンスパイダーとなって私の兄2人を産んだそうです、私は3人目の子の予定だったそうです、しかし母は私を妊娠中にデーモンスパイダーに戻りました、それは父が死んだことを示していたそうです、もし私がデーモンスパイダーでしたら私は母を食い破って生まれます」
「そんな・・・」
「すでに兄二人は成人していたそうです、兄二人が母親を食い破った蜘蛛をどうするか・・母は考えたそうです」
「・・・・」
「兄の性奴隷になる可能性もあります、それはまだ幸せなのかもしれません、一般的なデーモンスパイダーはそういう場合が多いですし」
「そんなこと・・」
「激高した兄が私を殺すかもしれません」
「なんてこった」
「母は兄たちの元を離れ、この森まで来ました、蜘蛛って空を飛べるんですよ!糸を風に乗せて」
梅は涙を拭いながら精いっぱい笑顔を作る
「私はデーモンスパイダーとして生まれました、ただ母は生きていました、人間の子として体内で育った私の成長速度が途中でデーモンスパイダーとして育ち始めた為、未熟な状態で生まれたのです、当然生きていたといっても内蔵の大部分を私は食べたそうです、そんな体なのに母は私を一生懸命育ててくれました、真の人間の優しさ、そして怖さ、デーモンスパイダーどういう運命なのかも教えてくれました、私が5歳の時に母は魔物に負けて死にました、それから私は森で暮らしました、何度か人間も見ましたが、まだ私は未熟でしたので発情しません、そして私の発情が始まったときに和也さんが森を歩いていました、そして私の罠にかかりました、その初めて見たとき、これが人間か~って思っちゃいました、母に聞く父さんとは全然違いました、弱そうでしたし・・・これなら未熟な私でもデーモンスパイダーとしての使命が果たせると思いました・・・すみません」
「うんいいよ!兄貴は弱かったしね」
「和也は運動嫌いだったからな・・」
「でも・・・一緒に過ごしていくうちに、デーモンスパイダーが持つ感情ではない物が湧き出ました、そう母が父に感じた感情という物でしょうか?」
「それって・・」
「わかりません・・母は性奴隷になったデーモンスパイダーの子として生まれたそうです、母が初交尾をされそうになった時に父に助けられたそうです、それから父は母に戦い方を教えて、生き方を教えたそうです、父は決して母を性奴隷として見ないで、仲間として扱ってくれたそうです、もともと妖魔であるデーモンスパイダーは高い戦闘能力を持ちます、ただ奴隷となったデーモンスパイダーには飼い主は戦闘力を付けさせないように幽閉していることが多いそうです、飼い主が楽しむためだけの存在です」
「ひどい」
「母は父と共に凄い魔物を倒したって言ってました、そんな母に育てられたのですから私も戦いに自信はあったのです、母が死んでもエモナの森で生きていけましたから」
「うん、梅ちゃんは強いもん」
「でも変化したデーモンスパイダーは飼い主を殺せません、それはデーモンスパイダーが1子しか産めない種族の為、たとえ奴隷でも確実に子孫を残すための戦術でもあります、だから私は和也さんを飼い主に決めたことに後悔はありません、和也さんが幸せになるなら、ほかの女性と和也さんが結ばれるのはいいことです、むしろ私も勧めます、だって私はデーモンスパイダーですから」
「梅ちゃん!兄貴をなめすぎだよ・・・そんな事兄貴がすると思うか!」
「でも・・」
「これでも兄貴を側で見てきた妹だよ!お父さん!家にいそごう!兄貴にはっきりさせよう!」
「ああ!そうだな・・何か方法もあるかもしれない、その君のお父さんの様にな!俺の子なら!やってくれるはずだ! プラド!家に急いでくれ!」
「おう!和也ならいざという時やってくれるさ!」
プラドは猛スピードで家を目指した!
「家に着くなり美菜は走り出す」
「美菜さん私はこのままでも・・」
「そんなの、私が許さないよ梅ちゃん!」
先に進もうとする美奈を梅が止める、すると和義がずんずん二人を追い越していく。
「和也はいるか!」
「おお和義!おかえり、美恵さんから重大発表があるよ!」
「そんな事より!和也!お前、梅ちゃんをどう思っている!?」
「父さん・・待ってくれみんな揃ったら話す!」
「ところでお父さん・・そんなことよりっていいませんでしたか?」
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*****************************
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土魔法「土移動」lv9
美菜 格闘家lv23
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「気功術」lv10
「気弾」lv5
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スキル 固有武器「チェーンソー」
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ミーニャ 化け猫 lv5
タロ 犬 lv3
「逃げ足」lv8
梅 魔蜘蛛 lv12
スキル 「萌」lv12 和也の理想により習得
粘糸
鋼糸
擬人化
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