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20★
その結果――――――
「旦那様、あなたの男根が欲しくございます」
フェアリスは廊下でばったり会ったバルギアスに頰を染めながら言った。
本来――――様々な経過を経て辿り着くであろう結末にフェアリスは瞬間移動した。
「…………」バルギアスはフェアリスをじっとただ、見つめているだけだ。
そんな彼の様子に……
「あ……あの、ダメならいいんですけど」
フェアリスは顔を真っ赤にしている。バルギアスはそんな彼女に目線を合わせるように屈むと、真顔のままフェアリスの唇にキスをした。
「…………ん……」
バルギアスの舌使いにフェアリスは思わず声を漏らす。
フェアリスは彼の股間に手を伸ばすとベルトを外していく。バルギアスが少しだけ腰をビクつかせたのでフェアリスは内心嫌がられたかと思ったけれど……その後静かに受け入れてくれたので胸を撫で下ろした。
ギチギチとチャックを下ろすと隔てる物が下着だけになったせいか彼の熱を感じる。フェアリスはそれに指を這わせるとゆっくり下着を下げた。
ゴードンからもらった本に書いてあったのだ。
まず男性をその気にさせるには積極的に奉仕すべきだと。
(前は下手くそすぎて嫌がられてしまいましたから……)
「…………っ」
バルギアスはビクッと身体を揺らすとフェアリスから離れたので、彼女は膝をつきバルギアスの陰茎に舌を這わせた。バルギアスの男性器の先からはもう既に我慢汁が玉を作っており、フェアリスはそれを舐めるように口に含んだ。
「…………は……」
バルギアスが息を吐く。
彼はそのままフェアリスの頭を支えるように腰を引いたので、彼女の口から男性器が抜け出てしまった。
フェアリスの最後までそれを刺激しようとした舌先からはとろりと欲情の後が滴る。
「……あ……」
バルギアスは無言でフェアリスを立たせると、次は自身が膝をつき彼女のスカートをまくり上げた。
気分を害したと不安に感じていたフェアリスは(あ……こ、これは私の下手くそさを知らしめるために……!)と自身の陰部に舌を這わせるバルギアスを受け入れる。それに……これはとても心地がよいのだ。
彼はピッタリと閉じたフロティナの陰部に舌を差し込むと、陰核を丹念に舐めた。
「……あ、あ……」
フェアリスはバルギアスからもたらされる快感に膝をガクガクと震わせ……もう少しで絶頂という時にバルギアスはフェアリスの中に指を入れてきた。
キュ……とその指を彼女が締め付けるのを確認するかのように、彼にしては焦った様子で彼女の中に男性器をねじ込んでくる。
「……あ……」
廊下に押し倒されたフェアリスは、背中に若干の冷たさ
を感じながら……バルギアスが中を撫でてくるのを味わう。今まで他人が中に入り込んでくることに抵抗があったけれど……今はもうそれを待っている自分がいる。
バルギアスがフェアリスの中を撫でながら奥に進むのが、彼女にはとても心地がよかった。
「…………来客の予定があるから部屋に戻ってくれ」
バルギアスは射精をするとすぐ、自身の陰茎をしまい無表情でそう言った。彼は立ち上がると淡々とした様子で着衣を整えている。
「え?は……はい、わかりました」
フェアリスは起き上がると着衣の乱れを直す間もなく自分の部屋に駆け込んだ。
「この本……凄すぎます!」
フェアリスは感動に目を潤ませてフェアリスに報告した。
この本の通りにすれば全てが解決するのだ。
フェアリスはそんな彼女を見ながらのんびりとパチパチ拍手をしている。
「でも、ご奉仕方法だけはやはり練習が必要なようでして……」
「あらぁ……そうでしたの?」
フェアリスはしょんぼりとため息をついた。このままでは……いつか確実にバルギアスは自分を抱いてくれなくなるだろう、と――――――
(それが……妊娠した後ならいいのだけれど……)
「え?パーティーでございますか?」
次の日、バルギアスが部屋にやってくるとフェアリスにパーティーの開催を伝える。
「……ああ」
「いつですか?」フェアリスはドレスの用意だとか、髪型をかんがえたりだとか……またフェアリスと楽しめるな、とニコニコ尋ねた。来月かな?なんて思いながら……
「明日だ」
「え?」
――――――――――
「なんでまたこんな急なのでしょう……!」
フェアリスはバルギアスが用意したドレスの背中のリボンをせっせと編み上げている。
「突然行くことになったようでして……」
フェアリスは困惑に眉を下げた。フェアリスの懸命な努力により、予定より早くホールに行くと……バルギアスが既に立っていてフェアリスは慌てて彼に駆け寄る。
「……あ、すみません。お待たせいたしました」
「…………一人で出来たのか」
バルギアスは腕を組みながらちらりとフェアリスに目線を送り、静かにそう言った。
「え……?は、はい……まあ……」
フェアリスは背中の編み上げのことを言っているのだと気付き……少し曖昧な返答をした。
「…………見てやろう」
バルギアスはそう言うとフェアリスの返事を待たず、背後に回り「……ちゃんと出来ているな。まるで一人でやったのではないみたいだ」とフェアリスに顔を寄せた。
その視線が……まるで怒りに満ちているように感じられたフェアリスは声が震えないように気を付けながら「……そ、そうですか?今回は……上手く出来ててよかったです」と静かに言った。
「旦那様、あなたの男根が欲しくございます」
フェアリスは廊下でばったり会ったバルギアスに頰を染めながら言った。
本来――――様々な経過を経て辿り着くであろう結末にフェアリスは瞬間移動した。
「…………」バルギアスはフェアリスをじっとただ、見つめているだけだ。
そんな彼の様子に……
「あ……あの、ダメならいいんですけど」
フェアリスは顔を真っ赤にしている。バルギアスはそんな彼女に目線を合わせるように屈むと、真顔のままフェアリスの唇にキスをした。
「…………ん……」
バルギアスの舌使いにフェアリスは思わず声を漏らす。
フェアリスは彼の股間に手を伸ばすとベルトを外していく。バルギアスが少しだけ腰をビクつかせたのでフェアリスは内心嫌がられたかと思ったけれど……その後静かに受け入れてくれたので胸を撫で下ろした。
ギチギチとチャックを下ろすと隔てる物が下着だけになったせいか彼の熱を感じる。フェアリスはそれに指を這わせるとゆっくり下着を下げた。
ゴードンからもらった本に書いてあったのだ。
まず男性をその気にさせるには積極的に奉仕すべきだと。
(前は下手くそすぎて嫌がられてしまいましたから……)
「…………っ」
バルギアスはビクッと身体を揺らすとフェアリスから離れたので、彼女は膝をつきバルギアスの陰茎に舌を這わせた。バルギアスの男性器の先からはもう既に我慢汁が玉を作っており、フェアリスはそれを舐めるように口に含んだ。
「…………は……」
バルギアスが息を吐く。
彼はそのままフェアリスの頭を支えるように腰を引いたので、彼女の口から男性器が抜け出てしまった。
フェアリスの最後までそれを刺激しようとした舌先からはとろりと欲情の後が滴る。
「……あ……」
バルギアスは無言でフェアリスを立たせると、次は自身が膝をつき彼女のスカートをまくり上げた。
気分を害したと不安に感じていたフェアリスは(あ……こ、これは私の下手くそさを知らしめるために……!)と自身の陰部に舌を這わせるバルギアスを受け入れる。それに……これはとても心地がよいのだ。
彼はピッタリと閉じたフロティナの陰部に舌を差し込むと、陰核を丹念に舐めた。
「……あ、あ……」
フェアリスはバルギアスからもたらされる快感に膝をガクガクと震わせ……もう少しで絶頂という時にバルギアスはフェアリスの中に指を入れてきた。
キュ……とその指を彼女が締め付けるのを確認するかのように、彼にしては焦った様子で彼女の中に男性器をねじ込んでくる。
「……あ……」
廊下に押し倒されたフェアリスは、背中に若干の冷たさ
を感じながら……バルギアスが中を撫でてくるのを味わう。今まで他人が中に入り込んでくることに抵抗があったけれど……今はもうそれを待っている自分がいる。
バルギアスがフェアリスの中を撫でながら奥に進むのが、彼女にはとても心地がよかった。
「…………来客の予定があるから部屋に戻ってくれ」
バルギアスは射精をするとすぐ、自身の陰茎をしまい無表情でそう言った。彼は立ち上がると淡々とした様子で着衣を整えている。
「え?は……はい、わかりました」
フェアリスは起き上がると着衣の乱れを直す間もなく自分の部屋に駆け込んだ。
「この本……凄すぎます!」
フェアリスは感動に目を潤ませてフェアリスに報告した。
この本の通りにすれば全てが解決するのだ。
フェアリスはそんな彼女を見ながらのんびりとパチパチ拍手をしている。
「でも、ご奉仕方法だけはやはり練習が必要なようでして……」
「あらぁ……そうでしたの?」
フェアリスはしょんぼりとため息をついた。このままでは……いつか確実にバルギアスは自分を抱いてくれなくなるだろう、と――――――
(それが……妊娠した後ならいいのだけれど……)
「え?パーティーでございますか?」
次の日、バルギアスが部屋にやってくるとフェアリスにパーティーの開催を伝える。
「……ああ」
「いつですか?」フェアリスはドレスの用意だとか、髪型をかんがえたりだとか……またフェアリスと楽しめるな、とニコニコ尋ねた。来月かな?なんて思いながら……
「明日だ」
「え?」
――――――――――
「なんでまたこんな急なのでしょう……!」
フェアリスはバルギアスが用意したドレスの背中のリボンをせっせと編み上げている。
「突然行くことになったようでして……」
フェアリスは困惑に眉を下げた。フェアリスの懸命な努力により、予定より早くホールに行くと……バルギアスが既に立っていてフェアリスは慌てて彼に駆け寄る。
「……あ、すみません。お待たせいたしました」
「…………一人で出来たのか」
バルギアスは腕を組みながらちらりとフェアリスに目線を送り、静かにそう言った。
「え……?は、はい……まあ……」
フェアリスは背中の編み上げのことを言っているのだと気付き……少し曖昧な返答をした。
「…………見てやろう」
バルギアスはそう言うとフェアリスの返事を待たず、背後に回り「……ちゃんと出来ているな。まるで一人でやったのではないみたいだ」とフェアリスに顔を寄せた。
その視線が……まるで怒りに満ちているように感じられたフェアリスは声が震えないように気を付けながら「……そ、そうですか?今回は……上手く出来ててよかったです」と静かに言った。
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