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ベッドに横になるとガチャリと誰かが入って来た。
ノックもなく入ってくるなんてきっと旦那様だ……とフォルテナは思った。
風邪が治ったのだと。
フォルテナは眠気に負けて夢うつつだった。
そっとクロードがベッドに入り込んでくる。
いつもより荒い息を首すじに浴びせられてフォルテナは微睡みの中戸惑った。(どうしたのかしら…)いつもはあまり密着してこない夫が彼女の首すじに縋るように顔を寄せたのでフォルテナは少し動揺した。
思わずその背に回してしまいそうになった手をぎゅっと握った。(いけない…触ると嫌がられてしまう………いいえ、待って?この際、嫌がられて逃げられた方がいいのでは…?ど、どうしよう?触ってみる…?)フォルテナは少々混乱してしまい、悩んだ時は静かにするが吉という持論の下そっと目を閉じた。
どうせ真っ暗で見えないのだし…
クロードは探るようにフォルテナの夜着の裾から手を入れると下着に触れた。
「……」
「……」
クロッチに指を添わせるように触れた指は割れ目に入り込みちょうど彼女の陰核をクニュリと押しつぶした。「……あっ……」フォルテナは久しぶりのその感覚に思わず声を漏らしてしまう。
「……」
「……」
暗闇に沈黙が響く…声を上げてしまった……昼間でも声を掛けると嫌がられてしまう位だもの……もう出て行かれるかも……フォルテナはなんだか少し名残惜しいような、でもこれでまた平和が訪れるという安堵感のようなものを感じて心の中がグチャグチャになった。
クロードが荒い息を吐いている。
押し殺そうと必死に抗っているのか、時折それはフーフーと鼻息のような音に変わる。
どうしたのかしら…
フォルテナは全てにおいていつもと違うクロードに動揺した。
いつもはこんなにリアクションを取らないような気がする。
営みのために私の陰部に触れたりはするけれど……こんな風に息を荒くすることなど……
フォルテナは混乱し更に目を固く瞑った。
クロードは先ほど触れた陰核を下着の上からクニュリクニュリと何度も押しつぶすと久しぶりの刺激にそれは次第に固くなっていく。
フォルテナは目から火花が上がる程の刺激に口を押さえた。
ガクガクと腰が震える。
下着に愛液が染み込んでぬるぬると滑っている。
クロードはそれに気付いたのか下着の隙間から指を差し込むとフォルテナの中にゆっくりと指を沈めた。その動作は爪が当たらないように丁寧な動きでなんだか大切な物に触れているかのような錯覚を彼女に与えた。
クロードの太い節くれ立った指がフォルテナの中をゆっくりとこすっていく…
「……っ」フォルテナは普段は何も感じないその動作にじんわりとした快感を拾い、押さえた指の隙間から吐息を漏らした。
フォルテナの中はその小さな快感に震えてしまった。クロードは指に吸い付いてくるその動きに気付いただろう。
彼は頻りに咳払いを繰り返した。
合間に荒い息使いが聞こえる。
子宮が切なく収縮した。それに合わせて指に吸い付いてしまう。
上部の壁を擦られると陰核が連動したようにヒクヒクと脈動する。触って欲しい……端なくそんな事を考える自分に頬が赤くなる心地がした。
……いけないわ。
あくまで子どもを作る行為だというのに……
快感を求めるなんて……いつもより丁寧で……いつもより快感を与えてくるクロードにフォルテナは動揺した。
いつも達するまで前戯は行われるがこのような様子のものではない。
フォルテナが腰を捩らせるとクロードは彼女の脚を抱え上げた。
彼は手を伸ばすとフォルテナの腹をくすぐった。
フォルテナは謎の愛撫に腰を捩らせた。
く…くすぐったい!
クロードが顔を陰部に寄せる……これから起こる快感に思わず喉が上下した。
ぬるりと生ぬるい心地に陰核が包まれる。
中を擦られながらのその行為はフォルテナが求めていた快楽を与えた。
「……あっ……!」
クロードが吐く息がハァハァとフォルテナの陰部にかかる。
クロードが中から与える刺激と外から与える刺激にフォルテナの頭は真っ白になった。「あ……ん、んーっ!!」フォルテナはクロードの腕をギューッと握ると久しぶりの性行為に気をやってしまった。
フォルテナが久しぶりの快楽にしばし放心していると視線を感じたのでそちらを見た。クロードがフォルテナをじっと見つめている。
暗闇の中表情はハッキリわからないが、目が合った。
フォルテナは自分が乱れたのを責められたような気がして思わず目を逸らす。あんなに声を上げてしまったのは結婚して以来初めてだったからだ。
クロードはモゾモゾと身を捩らせると恐らく陰茎がフォルテナの陰部に当てられた。
彼のモノは相変わらずビクビクと震えている。
フォルテナはなんだか興奮に息が荒くなるのを感じた。
早く……欲しい……
今まで感じたことのない感情だ。
早く終わって欲しいとは何度も思った。
特に結婚したばかりの時は痛くて苦しくてとにかく早く終わらせて欲しかった。
それなのに今は男性器を早く入れて欲しくて腰を捩っている。
ゆっくりと挿し込まれたそれが奥に届いた時フォルテナは快感に大きな声を上げた。
子宮が蠢いて男性器を飲み込んでいく。
クロードが腰を動かすと快感に目の前がチカチカした。
突然男性器が引き抜かれるとフォルテナは物足りなさに思わずクロードを見た。もっともっとして欲しかった。
また暗闇で目が合って二人は初めてキスをした。
「…………」
フォルテナは次の日の朝、夫婦の寝室で一人起き上がるとぼんやりと昨日のことを考える。
……夢だったのかもしれない。
フォルテナはそう結論づけてベッドから抜け出した。
あんな……あんな甘い営みはあり得ないわ。
そんなに仲良くはないもの。私たち……
……でも……すごく気持ちがよかった……
フォルテナは今までにない心地よさを思い出して俯いた。
ノックもなく入ってくるなんてきっと旦那様だ……とフォルテナは思った。
風邪が治ったのだと。
フォルテナは眠気に負けて夢うつつだった。
そっとクロードがベッドに入り込んでくる。
いつもより荒い息を首すじに浴びせられてフォルテナは微睡みの中戸惑った。(どうしたのかしら…)いつもはあまり密着してこない夫が彼女の首すじに縋るように顔を寄せたのでフォルテナは少し動揺した。
思わずその背に回してしまいそうになった手をぎゅっと握った。(いけない…触ると嫌がられてしまう………いいえ、待って?この際、嫌がられて逃げられた方がいいのでは…?ど、どうしよう?触ってみる…?)フォルテナは少々混乱してしまい、悩んだ時は静かにするが吉という持論の下そっと目を閉じた。
どうせ真っ暗で見えないのだし…
クロードは探るようにフォルテナの夜着の裾から手を入れると下着に触れた。
「……」
「……」
クロッチに指を添わせるように触れた指は割れ目に入り込みちょうど彼女の陰核をクニュリと押しつぶした。「……あっ……」フォルテナは久しぶりのその感覚に思わず声を漏らしてしまう。
「……」
「……」
暗闇に沈黙が響く…声を上げてしまった……昼間でも声を掛けると嫌がられてしまう位だもの……もう出て行かれるかも……フォルテナはなんだか少し名残惜しいような、でもこれでまた平和が訪れるという安堵感のようなものを感じて心の中がグチャグチャになった。
クロードが荒い息を吐いている。
押し殺そうと必死に抗っているのか、時折それはフーフーと鼻息のような音に変わる。
どうしたのかしら…
フォルテナは全てにおいていつもと違うクロードに動揺した。
いつもはこんなにリアクションを取らないような気がする。
営みのために私の陰部に触れたりはするけれど……こんな風に息を荒くすることなど……
フォルテナは混乱し更に目を固く瞑った。
クロードは先ほど触れた陰核を下着の上からクニュリクニュリと何度も押しつぶすと久しぶりの刺激にそれは次第に固くなっていく。
フォルテナは目から火花が上がる程の刺激に口を押さえた。
ガクガクと腰が震える。
下着に愛液が染み込んでぬるぬると滑っている。
クロードはそれに気付いたのか下着の隙間から指を差し込むとフォルテナの中にゆっくりと指を沈めた。その動作は爪が当たらないように丁寧な動きでなんだか大切な物に触れているかのような錯覚を彼女に与えた。
クロードの太い節くれ立った指がフォルテナの中をゆっくりとこすっていく…
「……っ」フォルテナは普段は何も感じないその動作にじんわりとした快感を拾い、押さえた指の隙間から吐息を漏らした。
フォルテナの中はその小さな快感に震えてしまった。クロードは指に吸い付いてくるその動きに気付いただろう。
彼は頻りに咳払いを繰り返した。
合間に荒い息使いが聞こえる。
子宮が切なく収縮した。それに合わせて指に吸い付いてしまう。
上部の壁を擦られると陰核が連動したようにヒクヒクと脈動する。触って欲しい……端なくそんな事を考える自分に頬が赤くなる心地がした。
……いけないわ。
あくまで子どもを作る行為だというのに……
快感を求めるなんて……いつもより丁寧で……いつもより快感を与えてくるクロードにフォルテナは動揺した。
いつも達するまで前戯は行われるがこのような様子のものではない。
フォルテナが腰を捩らせるとクロードは彼女の脚を抱え上げた。
彼は手を伸ばすとフォルテナの腹をくすぐった。
フォルテナは謎の愛撫に腰を捩らせた。
く…くすぐったい!
クロードが顔を陰部に寄せる……これから起こる快感に思わず喉が上下した。
ぬるりと生ぬるい心地に陰核が包まれる。
中を擦られながらのその行為はフォルテナが求めていた快楽を与えた。
「……あっ……!」
クロードが吐く息がハァハァとフォルテナの陰部にかかる。
クロードが中から与える刺激と外から与える刺激にフォルテナの頭は真っ白になった。「あ……ん、んーっ!!」フォルテナはクロードの腕をギューッと握ると久しぶりの性行為に気をやってしまった。
フォルテナが久しぶりの快楽にしばし放心していると視線を感じたのでそちらを見た。クロードがフォルテナをじっと見つめている。
暗闇の中表情はハッキリわからないが、目が合った。
フォルテナは自分が乱れたのを責められたような気がして思わず目を逸らす。あんなに声を上げてしまったのは結婚して以来初めてだったからだ。
クロードはモゾモゾと身を捩らせると恐らく陰茎がフォルテナの陰部に当てられた。
彼のモノは相変わらずビクビクと震えている。
フォルテナはなんだか興奮に息が荒くなるのを感じた。
早く……欲しい……
今まで感じたことのない感情だ。
早く終わって欲しいとは何度も思った。
特に結婚したばかりの時は痛くて苦しくてとにかく早く終わらせて欲しかった。
それなのに今は男性器を早く入れて欲しくて腰を捩っている。
ゆっくりと挿し込まれたそれが奥に届いた時フォルテナは快感に大きな声を上げた。
子宮が蠢いて男性器を飲み込んでいく。
クロードが腰を動かすと快感に目の前がチカチカした。
突然男性器が引き抜かれるとフォルテナは物足りなさに思わずクロードを見た。もっともっとして欲しかった。
また暗闇で目が合って二人は初めてキスをした。
「…………」
フォルテナは次の日の朝、夫婦の寝室で一人起き上がるとぼんやりと昨日のことを考える。
……夢だったのかもしれない。
フォルテナはそう結論づけてベッドから抜け出した。
あんな……あんな甘い営みはあり得ないわ。
そんなに仲良くはないもの。私たち……
……でも……すごく気持ちがよかった……
フォルテナは今までにない心地よさを思い出して俯いた。
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