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「いいかい?お嬢さん、業を祓うためには前世苦しめた存在を今世では救わなければならない」
「なるほど……今回はその対象が私の夫であり、夫の恋人なのでございますね」
リベルナはこのついていない人生から解放されるなら……と藁にも縋る気持ちで占い師を見た。
「恋人……なのかはここでは分からないけど、強い繋がりがあるのは確かだねぇ……」占い師は顎に手をやりながら玉をカチャカチャと動かしている。
「あのぅ……その女性はどこに……?」
リベルナは首を傾げる。
どんな人物かわからなければ協力しようがない。
「誰かの悲しみは誰かの悪だ。誰かの悦びは誰かの悲しみだ。片方に囚われては業は終わらない」
占い師はリベルナが覗いていたカップを自分の手元に引き寄せて、小瓶から黄金色の液体を注ぐ。
トロリトロリと液体に吸い込まれていくような錯覚にリベルナは目を瞬く。恐らくハチミツだろうけれど。
「…………」
占い師はカラカラと木の棒でそれをかき混ぜて、リベルナの前に再びカップを戻す。
「さあお嬢さん……その中身を飲み干すんだ」
占い師は顔を上げたような動作をするとリベルナの方を見る。フードを目深に被っているせいで、闇に見つめられている気分になる。
「さあ……魂に加護をくれる」占い師に促されたリベルナは警戒して少しだけ口にそれを含む。
ドロドロした液体の中にザラリとした粒が混じり……そしてその独特な苦みにリベルナは口の中のものを吹き出しそうになった。
「飲むんだよ。絶対吐いてはいけない」
リベルナは占い師の言葉にコクコクと無言で首を縦に振ると、卵を殻のまま飲み込んでいるような拒絶感に抵抗しながらそれをゴクリと飲み込んだ。
「ハァハァ……」
「……そんなにキツイかい……どんな人物だった?」
占い師はリベルナのカップに黄金色の液体を追加するとまた棒でかき混ぜる。
「……聖女とおっしゃっていました」
「聖女!?」
占い師が大きな声を出したので、リベルナは思いっきり肩をビクつかせる。カップを落としてしまいそうな気がしたので、両手で支えるように持った。
占い師はもう一度リベルナにカップの中身を飲み干すように指示をして、彼女の手首に革の紐でできた装飾具を巻く。
「穢れたもので出来ている」
「え?」
「陽には陰だ」
「ええ……?」
占い師はリベルナの手首に呪われた腕輪を装着しながらヒヒヒと笑った。
「いいかい?そもそも正だとか負だとかはあくまでも人間が決めただけに過ぎないんだよ」
「……なるほどでございます」
リベルナはザラザラする舌触りのお茶を必死に少しずつ飲み下しながら占い師の言葉に相づちを打つ。
慣れてきたせいか、あまり苦味を感じなくなってきた。
「この腕輪はね……まずこの革」
占い師はリベルナの腕輪の紐を指で摘む。
「これは乾燥ムカデを煮詰めた液で着色したものだ。彼らは畏敬の存在を運ぶベルトコンベアのような役割をする」
「……ベルトコンベア?」
「あー……ほいっ」
占い師はどこからか書物を持ち出して開くと、リベルナの前で広げムカデの絵を見せつけてくる。
「キャー!み、見せないでくださいまし!キモくございます!」
リベルナはその見た目の独特さに思わず顔を手で覆い隠す。(足がいっぱい……)そして自分の手首に巻かれた紐がそのエキスを吸っていることを思い出し、慌てて片腕を机の上に置いた。
「おどろおどろしい存在だが……今のお嬢さんにとっては守り神のように作用するだろう。続きまして」占い師はそのムカデ紐に通された白い粒を摘むと「これは鼠の骨を叩いて練って……玉にしたもの」と説明した。
「キャー!?」
リベルナは手をブンブンと振る。
ばい菌がすごそうだ!
「大丈夫、粉末にする際に焼いてあるから」
「キャー!?」
「熱殺菌されている。はい、次はこれ」
占い師はガラスのような宝石のような……透明度の高い玉に触れる。
「キレイ……」
やっとまともなものが登場した……とリベルナはホッと息をつく。(黄色だし琥珀かしら……)
「死刑囚の体液だ」
「え?キャー!」
「この世への憎しみが詰まってる」
「これは聖職者の罪」「キャー」
「これは孤児の涙」「キャ……あらあら……それは……」
リベルナは気の毒な気持ちになって……孤児の涙に触れた。今までで一番透き通った透明で、何も色がついいない玉だ。
政治の体制が代わる間……激しい争いがあったので、孤児がたくさん生まれたらしい。
らしい、と言うのはその時にはまだリベルナは生まれていなかったからだ。
「無垢な悲しみは美しい。何も混ざってないからね」占い師はリベルナの腕輪の玉に触れながらそう言った。
「無垢な者が……悲しまない世界になるといいです」
例えそれぞれ正義が違っていても……そこだけは同じ方向を向いていたい。
「それは我々老人の仕事ではないさ」
「…………そうでしょうか」
リベルナはすっかり味や食感にも慣れたカップの中身を一気に飲み干す。
「見た目が醜いと悪かい?それとも心根が優しければ正義かい?何もかも皆……片方の立場からの視点でしかない、一方からみたら優しさでも反対側から見ればそれは非常に罪深いものかもしれないのさ」
占い師はリベルナが飲み干して空になったカップをまた棚に戻すとそう言った。
「ムカデは見た目は奇妙だし、不気味だ。毒もある……しかし彼等は子煩悩で育児をするんだよ」
「まあ……」
リベルナは紐に触れる。
「その紐に触れた手で目を擦ったりするんじゃないよ……」
「危ない、もっと早く言ってくださいまし」リベルナは思わず占い師を見た。
キレイにおさめようとしていたが……
「ヒヒヒ……冗談、解毒してある。こうして聖女とは反するものを身につけることで、魂が気付くようになる」
「……はい、あのぅ……」
リベルナは占い師を上目遣いで見つめる。
「どうしたお嬢さん」
「あの……今世私がこの二人を幸せにできたら……私も業から解放されますでしょうか?」リベルナはそう尋ねた。
解消方法はわかったけれど……自分はどうなるのだろう。
「3回かね」
「3回?」
「3回巡ればきっと業も消える。まあ、来来来世に期待と言ったとこだね」
占い師はカラッとした様子で言ったけれど……その言葉を聞いたリベルナは絶望に倒れそうになった。
「来来来世に……」
「そうさね、来来来世」
「来来来世……」
「なるほど……今回はその対象が私の夫であり、夫の恋人なのでございますね」
リベルナはこのついていない人生から解放されるなら……と藁にも縋る気持ちで占い師を見た。
「恋人……なのかはここでは分からないけど、強い繋がりがあるのは確かだねぇ……」占い師は顎に手をやりながら玉をカチャカチャと動かしている。
「あのぅ……その女性はどこに……?」
リベルナは首を傾げる。
どんな人物かわからなければ協力しようがない。
「誰かの悲しみは誰かの悪だ。誰かの悦びは誰かの悲しみだ。片方に囚われては業は終わらない」
占い師はリベルナが覗いていたカップを自分の手元に引き寄せて、小瓶から黄金色の液体を注ぐ。
トロリトロリと液体に吸い込まれていくような錯覚にリベルナは目を瞬く。恐らくハチミツだろうけれど。
「…………」
占い師はカラカラと木の棒でそれをかき混ぜて、リベルナの前に再びカップを戻す。
「さあお嬢さん……その中身を飲み干すんだ」
占い師は顔を上げたような動作をするとリベルナの方を見る。フードを目深に被っているせいで、闇に見つめられている気分になる。
「さあ……魂に加護をくれる」占い師に促されたリベルナは警戒して少しだけ口にそれを含む。
ドロドロした液体の中にザラリとした粒が混じり……そしてその独特な苦みにリベルナは口の中のものを吹き出しそうになった。
「飲むんだよ。絶対吐いてはいけない」
リベルナは占い師の言葉にコクコクと無言で首を縦に振ると、卵を殻のまま飲み込んでいるような拒絶感に抵抗しながらそれをゴクリと飲み込んだ。
「ハァハァ……」
「……そんなにキツイかい……どんな人物だった?」
占い師はリベルナのカップに黄金色の液体を追加するとまた棒でかき混ぜる。
「……聖女とおっしゃっていました」
「聖女!?」
占い師が大きな声を出したので、リベルナは思いっきり肩をビクつかせる。カップを落としてしまいそうな気がしたので、両手で支えるように持った。
占い師はもう一度リベルナにカップの中身を飲み干すように指示をして、彼女の手首に革の紐でできた装飾具を巻く。
「穢れたもので出来ている」
「え?」
「陽には陰だ」
「ええ……?」
占い師はリベルナの手首に呪われた腕輪を装着しながらヒヒヒと笑った。
「いいかい?そもそも正だとか負だとかはあくまでも人間が決めただけに過ぎないんだよ」
「……なるほどでございます」
リベルナはザラザラする舌触りのお茶を必死に少しずつ飲み下しながら占い師の言葉に相づちを打つ。
慣れてきたせいか、あまり苦味を感じなくなってきた。
「この腕輪はね……まずこの革」
占い師はリベルナの腕輪の紐を指で摘む。
「これは乾燥ムカデを煮詰めた液で着色したものだ。彼らは畏敬の存在を運ぶベルトコンベアのような役割をする」
「……ベルトコンベア?」
「あー……ほいっ」
占い師はどこからか書物を持ち出して開くと、リベルナの前で広げムカデの絵を見せつけてくる。
「キャー!み、見せないでくださいまし!キモくございます!」
リベルナはその見た目の独特さに思わず顔を手で覆い隠す。(足がいっぱい……)そして自分の手首に巻かれた紐がそのエキスを吸っていることを思い出し、慌てて片腕を机の上に置いた。
「おどろおどろしい存在だが……今のお嬢さんにとっては守り神のように作用するだろう。続きまして」占い師はそのムカデ紐に通された白い粒を摘むと「これは鼠の骨を叩いて練って……玉にしたもの」と説明した。
「キャー!?」
リベルナは手をブンブンと振る。
ばい菌がすごそうだ!
「大丈夫、粉末にする際に焼いてあるから」
「キャー!?」
「熱殺菌されている。はい、次はこれ」
占い師はガラスのような宝石のような……透明度の高い玉に触れる。
「キレイ……」
やっとまともなものが登場した……とリベルナはホッと息をつく。(黄色だし琥珀かしら……)
「死刑囚の体液だ」
「え?キャー!」
「この世への憎しみが詰まってる」
「これは聖職者の罪」「キャー」
「これは孤児の涙」「キャ……あらあら……それは……」
リベルナは気の毒な気持ちになって……孤児の涙に触れた。今までで一番透き通った透明で、何も色がついいない玉だ。
政治の体制が代わる間……激しい争いがあったので、孤児がたくさん生まれたらしい。
らしい、と言うのはその時にはまだリベルナは生まれていなかったからだ。
「無垢な悲しみは美しい。何も混ざってないからね」占い師はリベルナの腕輪の玉に触れながらそう言った。
「無垢な者が……悲しまない世界になるといいです」
例えそれぞれ正義が違っていても……そこだけは同じ方向を向いていたい。
「それは我々老人の仕事ではないさ」
「…………そうでしょうか」
リベルナはすっかり味や食感にも慣れたカップの中身を一気に飲み干す。
「見た目が醜いと悪かい?それとも心根が優しければ正義かい?何もかも皆……片方の立場からの視点でしかない、一方からみたら優しさでも反対側から見ればそれは非常に罪深いものかもしれないのさ」
占い師はリベルナが飲み干して空になったカップをまた棚に戻すとそう言った。
「ムカデは見た目は奇妙だし、不気味だ。毒もある……しかし彼等は子煩悩で育児をするんだよ」
「まあ……」
リベルナは紐に触れる。
「その紐に触れた手で目を擦ったりするんじゃないよ……」
「危ない、もっと早く言ってくださいまし」リベルナは思わず占い師を見た。
キレイにおさめようとしていたが……
「ヒヒヒ……冗談、解毒してある。こうして聖女とは反するものを身につけることで、魂が気付くようになる」
「……はい、あのぅ……」
リベルナは占い師を上目遣いで見つめる。
「どうしたお嬢さん」
「あの……今世私がこの二人を幸せにできたら……私も業から解放されますでしょうか?」リベルナはそう尋ねた。
解消方法はわかったけれど……自分はどうなるのだろう。
「3回かね」
「3回?」
「3回巡ればきっと業も消える。まあ、来来来世に期待と言ったとこだね」
占い師はカラッとした様子で言ったけれど……その言葉を聞いたリベルナは絶望に倒れそうになった。
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「そうさね、来来来世」
「来来来世……」
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