表は地味子、裏の私は人気モデル

桜夜

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翔side ②

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 2人から少し待って欲しいと言われ、控え室の外で待つ。

 5分ほどしたら、サキが出てきて控え室の中に案内してくれた。

 俺達は入り口から近いソファに座り、対面にサキとメグが座る。

 2人とも改めて見るととても整った顔立ちをしている。俺達も自分達が整っている方だとは思うが、群を抜いている気がする……。

 サキは黒い髪に白い肌が映えていて、首には黒いチョーカー、トップスは肩出しの白いニットで、パンツはデニムと女性らしさを出しながらボーイッシュなスタイルになっている。

 逆にメグは茶色い髪にトップスはグレーのニットでパンツは白のスカートと女性らしい、かわいいスタイルをしている。

「挨拶しにきてくれてありがとう」

 サキが微笑みながら話しかけてきた。

「い、いえ、初めまして。ショウと言います。サキさんとメグさんにお会いできてとても嬉しいです。

本日はよろしくお願いします」

 俺は自己紹介する時、焦ってしまい、吃ってしまった。憧れのサキが目の前にいるなんていくら冷静を装う俺でも、慌ててしまう。
 
 正樹も自己紹介をし、サキとメグも自己紹介をした。その後はサキから砕けた言葉でいいと言われたのでタメ口で話すようにした。




「それで、2人とも今日の撮影のテーマは聞いた?」


「いや、デ、デートの様子を撮るとしか聞いてない」

 俺は少し恥ずかしくなり、言葉が詰まった。

「マサくんも?」

「うん、僕もそれぐらいしか聞いてない」

「それじゃあ、説明するわ」

「今日のテーマはクリスマスデートよ。2人とも実際にはしたことあるかしら?」


 俺らはそんなことした事ないので言葉が出なかった。確かに告白はされた事はあるが誰とも付き合ったことはない。沈黙していると……


「その反応だとなさそうね? 今日は私たちの2人とデートしている所を撮影するわ。でも、した事ないなんて……イメージはつくかしら?」


 俺は恥ずかしさから、顔が熱くなり視線を左右にキョロキョロさせた。

「2人とも、意外にデートしたことないのね? とても意外だわ……」

「確かに意外ね、女の子と付き合った事ないの?」

 それから、2人に質問された時は正直に答えた。


「へぇ、意外に真面目なのね。ペアを決めるからグッパでいいかしら?」

 俺はここでわがままを言ってみる。憧れのサキと次いつ一緒に撮影できるかわからないから勇気を振り絞る。

「……俺、サキと撮影してみたい……」

 緊張しすぎて、あまり会話が聞こえない。

「……私は…………良いわよ、メグは?」

「……私もどっちでも…………」

「じゃあ、私とシュウがペアでメグと……のペアで……ね」

 俺と、サキがペアになれた⁉︎ 俺は嬉しすぎてにやける顔を抑えるので精一杯になった。

「じゃあ、少し時間も余った事だし雑談でもして待ちましょうか」

 サキが雑談をしようと提案してくれたのでこれを機に2人のことが知れたらいいと思ったーー







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