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第111話 猫ウイルス性鼻気管炎
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ぼくたちは、サバシロお兄さんが戻ってくるのを待つことにした。
といっても、いつまでも待てない。
地面に枝を立てて日時計を作り、「枝の影がここまで来たら」と制限時間を設けた。
待っている間、ぼくとグレイさんはじゃれ合って遊び、お父さんとお母さんはお昼寝をしながら待った。
それほど待つことなく、サバシロお兄さんは戻って来た。
完全にビビり散らかしていて、しっぽを太くして「やんのかステップ」をしている。
グレイさんから10m以上離れた場所から、ぼくをじっと見つめてくる。
何か言いたげなので、サバシロお兄さんに近付いて話しかける。
「サバシロお兄さん、おかえりなさいミャ」
「どういうことにゃ? グレイがトマークトゥスなんて、聞いてないにゃ」
「言っても、信じてくれなかったミャ?」
「それはそうだけどにゃ……」
「グレイさんは、サバシロお兄さんと仲良くしたいと言っているミャ」
「あのトマークトゥスがにゃ? アイツは、おれたちを食べないにゃ?」
「グレイさんは、絶対猫を食べないミャ」
「本当かにゃ~……?」
サバシロお兄さんは唸りながらグレイさんを睨んでいて、全然信じてくれそうにない。
どうしたものか……。
もしダメなら、残念だけどここでさようならするしかない。
エノコログサの集落へ戻りたくなければ、イチモツの集落へ連れていっても良い。
イチモツの集落の長の茶トラ先生は、世話好きな優しい猫だからね。
きっと、サバシロお兄さんを受け入れてくれるだろう。
もし、トーティみたいな猫が長になっていたら、イチモツの集落もあんな感じになっていたのかな?
そう考えると、集落の長は慎重に選ばなきゃいけないんだね。
ぼくとサバシロお兄さんが話し合っていると、お父さんとお母さんも話しに加わってくる。
「グレイさんと仲良く出来ないなら、連れて行けないニャー」
「無理だったら、いつでも自分の集落へ帰りなさいニャ」
お父さんとお母さんは冷たい声で、そう言った。
たぶんふたりは、サバシロお兄さんを試しているんだ。
サバシロお兄さんに与えられた選択肢は、3つ。
①グレイさんと一緒に旅へ出る。
②エノコログサの集落へ戻る。
③イチモツの集落へお引っ越しする。
どれを選ぶかは、サバシロお兄さん次第だ。
お父さんとお母さんはもともと、ぼくをここまで送り届けたらイチモツの集落へ戻る約束だったんだ。
サバシロお兄さんが旅に参加することになったから、もうしばらく一緒に旅を続けてくれることになった。
お父さんが言う通り、グレイさんと仲良く出来ないなら連れて行けない。
お兄さんは、腰を低くしてウロウロと歩き回っている。
猫も困ると、人間と同じように歩き回るんだよね。
ぼくのオススメは③だけど、それはぼくの立場だから言えること。
イヌノフグリの集落の猫たちが、イチモツの集落へすんなりとお引っ越し出来たのは仲間と一緒だったから。
全然知らない場所へ、たったひとりでお引っ越しすることは誰だって心細い。
かといって、エノコログサの集落にも戻りたくない。
天敵のトマークトゥスと一緒に旅をするのも、恐怖でストレスいっぱい。
お兄さんにとって、まさに苦渋の選択。
「――……い、一緒に行くにゃっ!」
お兄さんが悩んだ末に出した答えは、なんと①
まさか、本当について来るとは思わなかった。
ほとんど、ヤケクソみたいな言い方だったけど。
ぼくは心配になって、優しく声を掛ける。
「本当に大丈夫ですミャ? 怖いなら、集落へ戻っても良いですミャ」
「だ、大丈夫にゃ。それにきみには、助けてもらった恩があるからにゃ。恩返しするにゃ」
強がっているけど、完全に耳が後ろに倒れちゃってるし、しっぽも足の間に隠している。
猫が恐怖や不安を感じている時は、こうなるんだよね。
お兄さんが来ると決めたなら、グレイさんと仲良くなってもらう必要がある。
でも、いきなり天敵と仲良くなるなんて無理な話。
どんな動物も本能的に天敵の臭いを嫌い、恐怖を感じて逃げるのが当たり前。
お父さんとお母さんだって、最初の頃はビビり散らかしていた。
少しずつ距離を縮めて、今はねこねこだんごになって眠れるくらい仲良くなった。
いつの日か、サバシロお兄さんもグレイさんと仲良くなってくれたら嬉しいな。
愛猫家のグレイさんは、いつでも大歓迎だからさ。
「どうしても無理そうだったら、エノコログサの集落へ戻る」ことを条件に、サバシロお兄さんが仲間になった。
サバシロお兄さんがついて来てくれるのは、とても嬉しいけど。
どう見ても、強がって無理しているようにしか見えないんだよね。
帰りたくても帰れない、引っ込みがつかなくなっちゃった感じ。
「ぐ、グレイはおれの前を歩いてくれにゃ。絶対に、おれの後ろに立つにゃ」
『そんなに怖がらなくても、大丈夫だ。オレは、猫を喰わないからな』
サバシロお兄さんは、ぼくたちからかなり離れた後ろからついて来る。
前を歩いた方が、グレイさんが視界に入らなくて怖くないと思うけど。
サバシロお兄さんが言うには、「逆に視界に入っていない方が怖い」だそうだ。
グレイさんも出来るだけお兄さんに近付かないように、気を遣ってくれている。
お互いギクシャクしているけど、そのうち慣れてくれると信じたい。
🐾ฅ^•ω•^ฅ🐾
さて、次の集落へ案内してくれる? 『走査』
いつも通り、病気やケガで苦しんでいる猫がいたら優先で教えて。
『対象:食肉目ネコ科ネコ属リビアヤマネコ』
『病名:猫ウイルス性鼻気管炎、および、結膜炎』
『概要:猫herpesvirusウイルス1型(FHV-1)に、感染することによって起こる疾患』
『処置:抗生物質、消炎剤、点眼薬、眼軟膏、抗ウイルス薬、ネコIFN-ωを投与。L-リジンの経口摂取』
『位置情報:直進810m先、右折360m』
また、知らない薬が出てきた。
眼軟膏なんて薬は、初めて見たぞ。
たぶん、目に塗る薬だよね?
『用法:下瞼を引き下げ、薬剤を塗布』
使い方が独特で、塗るのが難しそう。
ネコIFN-ωは?
『オメガ型インターフェロン。ウイルス増殖の阻止や細胞増殖の抑制。免疫系および、炎症の調節などの働きをする生理活性蛋白質の一種』
そんな薬は手に入らないから、これは無視するしかない。
じゃあ、L-リジンは?
『必須アミノ酸は、蛋白質を構成する有機化合物。果物、豆類、種子類、乳製品、海鮮類、肉類などから摂取出来る』
L-リジンは、食べ物から摂るのか。
だけど、果物も豆もナッツ類も乳製品も海鮮類も、猫は食べられないし手に入らない。
とりあえず、お肉を食べさせればいいか。
抗生物質は、ムラサキバレンギク。
消炎剤は、オオバコ。
抗ウィルス薬は、ヨモギ。
猫が大好きなイヌハッカ(キャットニップ)にも、抗ウィルス作用がある。
よし、ムラサキバレンギクとオオバコとヨモギで、フレッシュハーブティーを作ろう。
ハーブティーにイヌハッカを浮かべると、飲みやすいかもね。
点眼薬と眼軟膏は、アロエ。
猫はアロエを食べることは出来ないけど、外用薬としては使うことが出来る。
感染している猫の数は?
『12匹』
ということは、集落内で集団感染しちゃったんだな。
よし、薬草を集めたら猫たちを救いに行こう。
「何をひとりで、ブツブツ喋っているにゃ?」
『走査』と話すのに夢中になっていたら、サバシロお兄さんから声を掛けられた。
「この先にある集落に、病気の猫たちがいるミャ」
「なんで、そんなことが分かるにゃ?」
「ぼくは猫の神様から、『走査』っていう特別な力を授けてもらったミャ。この力のおかげで、サバシロお兄さんを救うことが出来たんだミャ」
「へぇ~、良く分からないけどスゴいにゃ。だったら、早く助けに行くにゃ」
「ミャ」
お兄さんに急かされて、ぼくたちは次の集落へ向かった。
といっても、いつまでも待てない。
地面に枝を立てて日時計を作り、「枝の影がここまで来たら」と制限時間を設けた。
待っている間、ぼくとグレイさんはじゃれ合って遊び、お父さんとお母さんはお昼寝をしながら待った。
それほど待つことなく、サバシロお兄さんは戻って来た。
完全にビビり散らかしていて、しっぽを太くして「やんのかステップ」をしている。
グレイさんから10m以上離れた場所から、ぼくをじっと見つめてくる。
何か言いたげなので、サバシロお兄さんに近付いて話しかける。
「サバシロお兄さん、おかえりなさいミャ」
「どういうことにゃ? グレイがトマークトゥスなんて、聞いてないにゃ」
「言っても、信じてくれなかったミャ?」
「それはそうだけどにゃ……」
「グレイさんは、サバシロお兄さんと仲良くしたいと言っているミャ」
「あのトマークトゥスがにゃ? アイツは、おれたちを食べないにゃ?」
「グレイさんは、絶対猫を食べないミャ」
「本当かにゃ~……?」
サバシロお兄さんは唸りながらグレイさんを睨んでいて、全然信じてくれそうにない。
どうしたものか……。
もしダメなら、残念だけどここでさようならするしかない。
エノコログサの集落へ戻りたくなければ、イチモツの集落へ連れていっても良い。
イチモツの集落の長の茶トラ先生は、世話好きな優しい猫だからね。
きっと、サバシロお兄さんを受け入れてくれるだろう。
もし、トーティみたいな猫が長になっていたら、イチモツの集落もあんな感じになっていたのかな?
そう考えると、集落の長は慎重に選ばなきゃいけないんだね。
ぼくとサバシロお兄さんが話し合っていると、お父さんとお母さんも話しに加わってくる。
「グレイさんと仲良く出来ないなら、連れて行けないニャー」
「無理だったら、いつでも自分の集落へ帰りなさいニャ」
お父さんとお母さんは冷たい声で、そう言った。
たぶんふたりは、サバシロお兄さんを試しているんだ。
サバシロお兄さんに与えられた選択肢は、3つ。
①グレイさんと一緒に旅へ出る。
②エノコログサの集落へ戻る。
③イチモツの集落へお引っ越しする。
どれを選ぶかは、サバシロお兄さん次第だ。
お父さんとお母さんはもともと、ぼくをここまで送り届けたらイチモツの集落へ戻る約束だったんだ。
サバシロお兄さんが旅に参加することになったから、もうしばらく一緒に旅を続けてくれることになった。
お父さんが言う通り、グレイさんと仲良く出来ないなら連れて行けない。
お兄さんは、腰を低くしてウロウロと歩き回っている。
猫も困ると、人間と同じように歩き回るんだよね。
ぼくのオススメは③だけど、それはぼくの立場だから言えること。
イヌノフグリの集落の猫たちが、イチモツの集落へすんなりとお引っ越し出来たのは仲間と一緒だったから。
全然知らない場所へ、たったひとりでお引っ越しすることは誰だって心細い。
かといって、エノコログサの集落にも戻りたくない。
天敵のトマークトゥスと一緒に旅をするのも、恐怖でストレスいっぱい。
お兄さんにとって、まさに苦渋の選択。
「――……い、一緒に行くにゃっ!」
お兄さんが悩んだ末に出した答えは、なんと①
まさか、本当について来るとは思わなかった。
ほとんど、ヤケクソみたいな言い方だったけど。
ぼくは心配になって、優しく声を掛ける。
「本当に大丈夫ですミャ? 怖いなら、集落へ戻っても良いですミャ」
「だ、大丈夫にゃ。それにきみには、助けてもらった恩があるからにゃ。恩返しするにゃ」
強がっているけど、完全に耳が後ろに倒れちゃってるし、しっぽも足の間に隠している。
猫が恐怖や不安を感じている時は、こうなるんだよね。
お兄さんが来ると決めたなら、グレイさんと仲良くなってもらう必要がある。
でも、いきなり天敵と仲良くなるなんて無理な話。
どんな動物も本能的に天敵の臭いを嫌い、恐怖を感じて逃げるのが当たり前。
お父さんとお母さんだって、最初の頃はビビり散らかしていた。
少しずつ距離を縮めて、今はねこねこだんごになって眠れるくらい仲良くなった。
いつの日か、サバシロお兄さんもグレイさんと仲良くなってくれたら嬉しいな。
愛猫家のグレイさんは、いつでも大歓迎だからさ。
「どうしても無理そうだったら、エノコログサの集落へ戻る」ことを条件に、サバシロお兄さんが仲間になった。
サバシロお兄さんがついて来てくれるのは、とても嬉しいけど。
どう見ても、強がって無理しているようにしか見えないんだよね。
帰りたくても帰れない、引っ込みがつかなくなっちゃった感じ。
「ぐ、グレイはおれの前を歩いてくれにゃ。絶対に、おれの後ろに立つにゃ」
『そんなに怖がらなくても、大丈夫だ。オレは、猫を喰わないからな』
サバシロお兄さんは、ぼくたちからかなり離れた後ろからついて来る。
前を歩いた方が、グレイさんが視界に入らなくて怖くないと思うけど。
サバシロお兄さんが言うには、「逆に視界に入っていない方が怖い」だそうだ。
グレイさんも出来るだけお兄さんに近付かないように、気を遣ってくれている。
お互いギクシャクしているけど、そのうち慣れてくれると信じたい。
🐾ฅ^•ω•^ฅ🐾
さて、次の集落へ案内してくれる? 『走査』
いつも通り、病気やケガで苦しんでいる猫がいたら優先で教えて。
『対象:食肉目ネコ科ネコ属リビアヤマネコ』
『病名:猫ウイルス性鼻気管炎、および、結膜炎』
『概要:猫herpesvirusウイルス1型(FHV-1)に、感染することによって起こる疾患』
『処置:抗生物質、消炎剤、点眼薬、眼軟膏、抗ウイルス薬、ネコIFN-ωを投与。L-リジンの経口摂取』
『位置情報:直進810m先、右折360m』
また、知らない薬が出てきた。
眼軟膏なんて薬は、初めて見たぞ。
たぶん、目に塗る薬だよね?
『用法:下瞼を引き下げ、薬剤を塗布』
使い方が独特で、塗るのが難しそう。
ネコIFN-ωは?
『オメガ型インターフェロン。ウイルス増殖の阻止や細胞増殖の抑制。免疫系および、炎症の調節などの働きをする生理活性蛋白質の一種』
そんな薬は手に入らないから、これは無視するしかない。
じゃあ、L-リジンは?
『必須アミノ酸は、蛋白質を構成する有機化合物。果物、豆類、種子類、乳製品、海鮮類、肉類などから摂取出来る』
L-リジンは、食べ物から摂るのか。
だけど、果物も豆もナッツ類も乳製品も海鮮類も、猫は食べられないし手に入らない。
とりあえず、お肉を食べさせればいいか。
抗生物質は、ムラサキバレンギク。
消炎剤は、オオバコ。
抗ウィルス薬は、ヨモギ。
猫が大好きなイヌハッカ(キャットニップ)にも、抗ウィルス作用がある。
よし、ムラサキバレンギクとオオバコとヨモギで、フレッシュハーブティーを作ろう。
ハーブティーにイヌハッカを浮かべると、飲みやすいかもね。
点眼薬と眼軟膏は、アロエ。
猫はアロエを食べることは出来ないけど、外用薬としては使うことが出来る。
感染している猫の数は?
『12匹』
ということは、集落内で集団感染しちゃったんだな。
よし、薬草を集めたら猫たちを救いに行こう。
「何をひとりで、ブツブツ喋っているにゃ?」
『走査』と話すのに夢中になっていたら、サバシロお兄さんから声を掛けられた。
「この先にある集落に、病気の猫たちがいるミャ」
「なんで、そんなことが分かるにゃ?」
「ぼくは猫の神様から、『走査』っていう特別な力を授けてもらったミャ。この力のおかげで、サバシロお兄さんを救うことが出来たんだミャ」
「へぇ~、良く分からないけどスゴいにゃ。だったら、早く助けに行くにゃ」
「ミャ」
お兄さんに急かされて、ぼくたちは次の集落へ向かった。
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