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伴侶
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翌朝、目を覚ますと、幸せそうな顔で寝ているガイアの姿があった。
誰かの温もりを感じながら朝を迎えるなんて久しぶりだ。手を伸ばしてガイアの頬に触れようとして……指に昨日贈られた金の指輪を見つめる。石もない模様もないシンプルな金の指輪は、飾らないガイアの性格に似ている。夫婦になったという実感が今更ながらわいてくる。
指輪を眺めながら、オーバーレイオンラインでもプレイヤー同士の結婚が可能であることを思い出した。異性でも同性でも結婚出来て、その証に結婚指輪が与えられる。
意外と結婚は恩恵が多いため、友達同士など気軽にしている感じではあった。
たとえば、結婚指輪をした状態で結婚相手とパーティを組むと全ステータス五パーセントアップとか、あとは連携の特殊技があるとか、他にもあった気がする。
この指輪にもそういうのがあったりするのだろうか。
「ん……」
ずっと腰を抱いたままのガイアの手が俺の体を引き寄せて足を絡ませてきた。
起きたのかと思ったが、ガイアの目は閉じたまま呼吸も穏やかだ。
そこでキキの姿がないことに気づいた。
ベッド脇にキキ専用の籠でできたふわふわな寝床を作ってやって、ドアはいつでも通れるように隙間を開けておくという、苦肉の策というか……なるべくキキが察してくれたらと思っていたら、賢いキキは俺たちの意図を汲んで部屋から出て行ったようだ。
昨夜もかなり乱れたから、見られなくてよかったとは思うが、姿がないのはなんだか寂しい。
体を捻って起き上がろうとしたら、絡んだ足が急に締め付けてきた。
裸の胸にガイアの頬が当たる。
「ふああ……」
大きな欠伸と共にガイアが目を覚まし、俺の体を抱きしめてくる。
「おはよう」
挨拶すると、ガイアは目をとろんとさせて嬉しそうに微笑んだ。
「おはよう。シノ」
すぐに唇が重なった。名残惜しげに唇を離したガイアは、俺の胸に顔を埋めぎゅっと力強く抱きしめる。思った以上に強い力に驚きつつも「シノだ」と俺の存在を確かめるように呟くので、苦笑しつつもしたいようにさせた。
「シノの匂いが好きだ。どれほど恋しかったことか」
「俺の匂いする?」
「する。ずっと嗅いでいたい匂いだ」
ガイアは俺の肌に鼻を押し付けてずっとくんくんしている。その様子がキキと重なって見えて、思わず頭を優しく撫でてしまった。
こんな大男が俺の腕の中にいるのが可愛らしくも見え、不思議にも愛おしさを感じてしまう。
「ん? あっ?」
思わず声をあげた俺はガイアを見下した。
ガイアは俺の乳首を舐めて、尻にまで指を這わせてきた。
昨夜だって、あんなにしまくって、俺の尻がひりひりしているにもかかわらず、彼の中心は兆していて太もも辺りをつんつんと突いている。
体をずらすと太腿の間からにょきっと巨大なものが生えてきた。
朝の清々しい光を感じながら、こんなものはあまり見たくない。
うっすらと目を逸らしてどうしようか悩んでいると、ガイアは体を起こして俺の太腿を優しく広げあらぬ場所を覗きこんだ。
思わず股間を手で覆い、太腿を閉じる。
「赤くなってる。昨夜、無理しすぎたようだ。痛みは?」
労わるような手つきで尻を撫でられ、気まずくて小声で答える。
「ちょっとある」
「すまない。歯止めがきかなかった。起き上がれるか?」
ガイアの手を借りてベッドから起き上がったが、やはり尻だけでなく体中が痛い。顔をしかめて腰を摩っていると、ガイアは俺の体をそっと抱き上げた。
「風呂に行こう。洗ってやる」
「え、いいよ。ガイアが先に入ってきて」
小さな子供でもないのに誰かに抱き上げられるとか……恥ずかしい。
「一緒に入ったらいいだろう」
「いや……だって……」
ぐだぐだ言っているうちに、ガイアは抱き上げたまま寝室を出て階段を下りていく。どちらも素っ裸なのが余計恥ずかしい。
リビングに行くとソファにいたキキが駆け寄ってきた。
「キキ、おはよう」
「キュン」
ガイアの足元で尻尾をふりふり、元気よく鳴く。
「飯はちょっと待て。これから風呂に行くから」
「キュン」
ガイアの言葉にわかったと返事をして、キキは再びソファに行く。
二人で風呂に入って、体の隅々まで洗われたばかりか、中も指で掻き出して優しく薬まで塗られた。こんなにも羞恥心を覚えたのもはじめてだ。
風呂から上がるとぐったりして、ソファに横になる。
朝食はガイアが作ってくれた。なんでも騎士団で遠征とかしているうちに、自ずと簡単な料理を作れるようになったとか。麦でできた粥と野菜のスープをいただいた。
それから、キキを交えてお茶とビスケットを摘まみながら俺の一日の生活の流れを伝える。
だいたい午前中は薬草を採取するために山に行くか、畑仕事だ。午後は薬草が溜まっていたら薬を作るし、雑貨屋に薬を持って行ったりする。
行動範囲は狭いし、大変なことも特にない。平和な毎日だ。
説明を終えると、ガイアに改めて家の中を案内して、その後は畑で育てているものとか、土地のことや気候など話した。
午後には街へ行き、ガイアが戻ってきたことをみなに伝えることにした。
「ここの街の人たちはだいたい小麦を中心とした農業とか林業で生計を立ててる。あとは、山のほうに行けば牛とか羊を育てている人もいたな」
丘をゆっくりと歩きながら街を見下す。
「冒険者はいるのか?」
「あー、組合はある。けどいたとしても少ないと思う。冒険者に頼む仕事もあんまないし」
「そうだよな」
ここでは、ちゃんとした仕事は少ない。だから、ガイアが騎士団を辞めると告げたとき、もったいないなんて言われたのだ。
街に行くと真っ先にキキに子供が集まってきた。
「キキだー。遊ぼう!」
「キュン」
子供たちに囲まれて、キキは楽しそうにはしゃいでいる。
「シノさん、こんにちは」
「こんにちは」
街の中を移動しながら、店がある場所や、知り合いの家などを巡っていると、顔見知りの街の人たちが手を振って近づいてきた。その中にクリフトンの姿を見かけて笑顔になる。
「あ、クリフトンさん。こんにちは」
「こんにちは、シノさん。騎士様」
「もう騎士団を辞めたから騎士ではないんだ。ガイアだ。シノはガイと呼ぶ。そう呼んでくれたら嬉しい」
「わかった。ガイさん」
クリフトンの後ろから宿屋の女性が現れて、ガイアを見るなり驚いたように声をかけてきた。
「本当に戻ってきたんだねえ」
「シノを一人にするわけがない」
ガイアがそう答えると、周りから「シノさん、幸せね」とか「羨ましい」とか「愛されてる」とか次々と言われる。
「シノさんはいい人と結婚したな」
「あ、ありがとうございます」
クリフトンからもそう言われて照れながらガイアを見上げれば、腰を抱かれて頭のてっぺんにキスをされた。
それを目にした人たちからまた「熱々」だの声をかけられて困ってしまった。でもその困惑も悪いものではない。
「結婚してよかったでしょう?」
そう訊かれて俺より先にガイアが答える。
「もちろんだ」
俺も同じ気持ちだった。
誰かの温もりを感じながら朝を迎えるなんて久しぶりだ。手を伸ばしてガイアの頬に触れようとして……指に昨日贈られた金の指輪を見つめる。石もない模様もないシンプルな金の指輪は、飾らないガイアの性格に似ている。夫婦になったという実感が今更ながらわいてくる。
指輪を眺めながら、オーバーレイオンラインでもプレイヤー同士の結婚が可能であることを思い出した。異性でも同性でも結婚出来て、その証に結婚指輪が与えられる。
意外と結婚は恩恵が多いため、友達同士など気軽にしている感じではあった。
たとえば、結婚指輪をした状態で結婚相手とパーティを組むと全ステータス五パーセントアップとか、あとは連携の特殊技があるとか、他にもあった気がする。
この指輪にもそういうのがあったりするのだろうか。
「ん……」
ずっと腰を抱いたままのガイアの手が俺の体を引き寄せて足を絡ませてきた。
起きたのかと思ったが、ガイアの目は閉じたまま呼吸も穏やかだ。
そこでキキの姿がないことに気づいた。
ベッド脇にキキ専用の籠でできたふわふわな寝床を作ってやって、ドアはいつでも通れるように隙間を開けておくという、苦肉の策というか……なるべくキキが察してくれたらと思っていたら、賢いキキは俺たちの意図を汲んで部屋から出て行ったようだ。
昨夜もかなり乱れたから、見られなくてよかったとは思うが、姿がないのはなんだか寂しい。
体を捻って起き上がろうとしたら、絡んだ足が急に締め付けてきた。
裸の胸にガイアの頬が当たる。
「ふああ……」
大きな欠伸と共にガイアが目を覚まし、俺の体を抱きしめてくる。
「おはよう」
挨拶すると、ガイアは目をとろんとさせて嬉しそうに微笑んだ。
「おはよう。シノ」
すぐに唇が重なった。名残惜しげに唇を離したガイアは、俺の胸に顔を埋めぎゅっと力強く抱きしめる。思った以上に強い力に驚きつつも「シノだ」と俺の存在を確かめるように呟くので、苦笑しつつもしたいようにさせた。
「シノの匂いが好きだ。どれほど恋しかったことか」
「俺の匂いする?」
「する。ずっと嗅いでいたい匂いだ」
ガイアは俺の肌に鼻を押し付けてずっとくんくんしている。その様子がキキと重なって見えて、思わず頭を優しく撫でてしまった。
こんな大男が俺の腕の中にいるのが可愛らしくも見え、不思議にも愛おしさを感じてしまう。
「ん? あっ?」
思わず声をあげた俺はガイアを見下した。
ガイアは俺の乳首を舐めて、尻にまで指を這わせてきた。
昨夜だって、あんなにしまくって、俺の尻がひりひりしているにもかかわらず、彼の中心は兆していて太もも辺りをつんつんと突いている。
体をずらすと太腿の間からにょきっと巨大なものが生えてきた。
朝の清々しい光を感じながら、こんなものはあまり見たくない。
うっすらと目を逸らしてどうしようか悩んでいると、ガイアは体を起こして俺の太腿を優しく広げあらぬ場所を覗きこんだ。
思わず股間を手で覆い、太腿を閉じる。
「赤くなってる。昨夜、無理しすぎたようだ。痛みは?」
労わるような手つきで尻を撫でられ、気まずくて小声で答える。
「ちょっとある」
「すまない。歯止めがきかなかった。起き上がれるか?」
ガイアの手を借りてベッドから起き上がったが、やはり尻だけでなく体中が痛い。顔をしかめて腰を摩っていると、ガイアは俺の体をそっと抱き上げた。
「風呂に行こう。洗ってやる」
「え、いいよ。ガイアが先に入ってきて」
小さな子供でもないのに誰かに抱き上げられるとか……恥ずかしい。
「一緒に入ったらいいだろう」
「いや……だって……」
ぐだぐだ言っているうちに、ガイアは抱き上げたまま寝室を出て階段を下りていく。どちらも素っ裸なのが余計恥ずかしい。
リビングに行くとソファにいたキキが駆け寄ってきた。
「キキ、おはよう」
「キュン」
ガイアの足元で尻尾をふりふり、元気よく鳴く。
「飯はちょっと待て。これから風呂に行くから」
「キュン」
ガイアの言葉にわかったと返事をして、キキは再びソファに行く。
二人で風呂に入って、体の隅々まで洗われたばかりか、中も指で掻き出して優しく薬まで塗られた。こんなにも羞恥心を覚えたのもはじめてだ。
風呂から上がるとぐったりして、ソファに横になる。
朝食はガイアが作ってくれた。なんでも騎士団で遠征とかしているうちに、自ずと簡単な料理を作れるようになったとか。麦でできた粥と野菜のスープをいただいた。
それから、キキを交えてお茶とビスケットを摘まみながら俺の一日の生活の流れを伝える。
だいたい午前中は薬草を採取するために山に行くか、畑仕事だ。午後は薬草が溜まっていたら薬を作るし、雑貨屋に薬を持って行ったりする。
行動範囲は狭いし、大変なことも特にない。平和な毎日だ。
説明を終えると、ガイアに改めて家の中を案内して、その後は畑で育てているものとか、土地のことや気候など話した。
午後には街へ行き、ガイアが戻ってきたことをみなに伝えることにした。
「ここの街の人たちはだいたい小麦を中心とした農業とか林業で生計を立ててる。あとは、山のほうに行けば牛とか羊を育てている人もいたな」
丘をゆっくりと歩きながら街を見下す。
「冒険者はいるのか?」
「あー、組合はある。けどいたとしても少ないと思う。冒険者に頼む仕事もあんまないし」
「そうだよな」
ここでは、ちゃんとした仕事は少ない。だから、ガイアが騎士団を辞めると告げたとき、もったいないなんて言われたのだ。
街に行くと真っ先にキキに子供が集まってきた。
「キキだー。遊ぼう!」
「キュン」
子供たちに囲まれて、キキは楽しそうにはしゃいでいる。
「シノさん、こんにちは」
「こんにちは」
街の中を移動しながら、店がある場所や、知り合いの家などを巡っていると、顔見知りの街の人たちが手を振って近づいてきた。その中にクリフトンの姿を見かけて笑顔になる。
「あ、クリフトンさん。こんにちは」
「こんにちは、シノさん。騎士様」
「もう騎士団を辞めたから騎士ではないんだ。ガイアだ。シノはガイと呼ぶ。そう呼んでくれたら嬉しい」
「わかった。ガイさん」
クリフトンの後ろから宿屋の女性が現れて、ガイアを見るなり驚いたように声をかけてきた。
「本当に戻ってきたんだねえ」
「シノを一人にするわけがない」
ガイアがそう答えると、周りから「シノさん、幸せね」とか「羨ましい」とか「愛されてる」とか次々と言われる。
「シノさんはいい人と結婚したな」
「あ、ありがとうございます」
クリフトンからもそう言われて照れながらガイアを見上げれば、腰を抱かれて頭のてっぺんにキスをされた。
それを目にした人たちからまた「熱々」だの声をかけられて困ってしまった。でもその困惑も悪いものではない。
「結婚してよかったでしょう?」
そう訊かれて俺より先にガイアが答える。
「もちろんだ」
俺も同じ気持ちだった。
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