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キョウモ ハカナイ ユメ ヲミル【明日、俺の胎内に入るまで耐えてくださいねR18】
しおりを挟む「今宵はもう遅いので、部屋を用意しました」
紅の言葉にテツが「悪りいが、一晩世話んなるぜ」と感謝の言葉を述べた。
テツは、したたかに酔っていた。
部屋の真ん中には、一人で寝るには大きすぎる布団が一組、真っ赤な掛け布団と共に敷かれていた。連れてこられた部屋に入ったテツが一言呟いた。
「いかにもこれから致しますって部屋だな」
そしてこうも続けた。
「折角だが、酔って勃たねえ」
そう言うと布団の真ん中に大の字で眠ってしまった。
テツの寝顔を見つめながら、あんがテツに馬乗りになりテツの耳を舐り始めた。耳介を舌でたどり滑らかな高低をあんが唾液で滑らせながら移動させ、中耳へと続く外耳道(耳の穴)へともぐりこませたが、酔っているテツが反応を示さぬのを由として、あんがひたすらにその行為を続けた。
途中、ピクリとテツが無意識に反応し横向きに寝返りをうった。
今度はあんが、テツの背後から寄り添うように寝転ぶと、後ろから回した両手でテツの胸も弄り始めた。それでも、テツが目を覚ますことは無かった。
あんが反応の無いテツの体を弄れば弄るほど、あんの表情に暗い影を落とした。
「早く俺を好きになって。体からでも良いから俺のこと、好きになって」
あんが辛そうにテツの体に手を這わせ続けた。
一刻(二時間)ほど、根気良く続けると、「ううっ」テツが呻き声を発した。
あんが手探りでテツの下肢に手を伸ばすと、テツの息子が僅かに兆し始めていた。
「これから触ってあげますけど、明日の朝まで出してはいけませんよ」
テツの息子に諭すように呟いて、テツの息子をやんわりと握った。
下穿きの上からその形をなぞる様に指を這わせ、テツの息子のあちらこちらを撫で擦る。そして、その指が付け根の柔らかな膨らみへと到達した。ズシリと重みのあるそれの感触を楽しむように触れていると、「ああっ」とテツが官能的な吐息を零した。
「へえ、竿より睾丸の方が好き、なんだ」
あんが感心したように独り言を漏らすと、重点的にそこをやわやわと包み込んで愛撫した。無意識にテツのくぐもった声が何度も零れ、程なくテツの息子は本人の意思とは無関係に完全に勃ち上がった。それを確認したあんが安堵したようにホッと一息つくと、「明日、俺の胎内に入るまで耐えてくださいね」と言って放置したまま、テツにしがみ付いて眠りに付いた。
「あん、あっ、あんっ」
テツが早朝からあんの名を喘ぐように呼んだ。
余裕で腰を振るあんが舌なめずりをした。
「頼む、保たねえ」
テツが快楽に顔を歪ませる。
「もう少し、我慢できるでしょ」
あんがテツに強いた。
「いや、駄目だ。起きたときから爆発しそうだったんだ」
テツが頼むとばかりに切に懇願した。
「しょうがないですね、少しだけ待っててください」
あんが下肢の動きを止めて自らの性器を扱き始めた。
「後もう少しで胎内でイケそうだったんですよ」
非難するでも無く、報告するようにテツに伝えた。
「お待たせしました。もう、俺もイケそうです」
再び腰を振り始めたあんが呟いて恍惚とした表情を浮かべた。
「んん、イクっ」
あんが自らの手に快楽の証を放ち、テツも堪えきれずに果てた。
「昨晩はあっと言う間に眠ってしまうくらい酔うなんて、酷いです」
あんの言葉に「まさか、こんな部屋に通されるなんて思わなかったんでな。そうと知ってたらほどほどにしてたさ」とテツが微笑んだ。
よろず屋を後にするテツとあんの後ろ姿を紅と濡羽が二階の自室の窓から眺めていた。
「あんずはテツ殿と上手くやっていけるだろうか」
濡羽が心配そうに紅に問いかけた。
「杏は皆が思っている以上に臆病で心を曝け出すことをせぬ。テツ殿に託した以上、信じるしかあるまい、テツ殿の懐の広さに」
濡羽を抱き寄せた紅が祈るように呟いた。
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