箱庭物語

晴羽照尊

文字の大きさ
17 / 385
中国編

38th Memory Vol.4(中国/成都/8/2020)

しおりを挟む
 燃え盛る道路に、もう人はいない。遠くから鐘音が聞こえる。さすがにそろそろ、消防や救急が到着するだろう。

 そんな人気の引いた路地裏に、女の子が二人。

 一人は真っ白な肌に美しい銀髪。あどけなくも凛々しさを備えた表情は、どんな可憐さも壮麗さも従えることができそうだ。

 二人目は褐色の肌に赤茶色のぼさぼさ頭。一人目と比べると「美しい」という表現は合わないが、その表情は年頃の純朴さをいかんなく発揮し、見る者の慈愛の心を呼び覚ますようだ。

「大丈夫やろか、にーちゃん」

「駄目に決まってるじゃない。だってハクよ?」

「せやろな、やっぱ」

 そんな純粋無垢な少女と幼女の会話である。いいのか悪いのか、その言葉は辛辣に本心だった。

 少女は預けられたコートを抱き締める。慣れた匂いだ。いつも着ていて、特別な手入れをしている風でもないのに、嫌な匂いじゃない。そのコートには『箱庭図書館』を含め、いくつかのアイテムが収められているようだ。布越しにごつごつとした感触がある。

「……こんな大事なもの預かったの、可愛いわたしといえど初めてだわ」

 少女は『箱庭図書館』に触れ、呟く。

「なーなー、他にはなに入っとるん?」

 幼女はそんな少女を少し羨んでいた。そういえば、自分の頭には手を置かずに行ってしまった。どうしてだろうか? それがやけに、胸に残ってしまう。

 そんな幼女の感傷には気付かず、少女はコートを広げる。表には左右に普通のポケット。そして内側には『箱庭図書館』のような、ハードカバーサイズの本も収められるサイズのポケットが、左右に四つずつ。いや、よく見るとそれぞれサイズが違う。雑誌ほどの大きい書籍も入れられるものもあり、完全に『異本』蒐集用だ。

「左胸あたりのポケットに『箱庭図書館』。一番取り出しやすい位置だからでしょうね。その下に『パララ取扱説明書』? パラちゃんのこと知りたくて、気になったらすぐ取り出せるように『図書館』にしまってないってところかしら」

 その点について少女は少しだけ嫉妬した。それは本人が認識することができないほどの小さな感情だったが、わずかに顔には出てしまっていた。

 その表情には気付かなかったが、幼女の方はかすかな優越感に浸っていた。

「あれ、こっちにもなんか入っとるで」

 幼女が手を伸ばす。そのポケットからはみ出た装丁を見て、少女は声を上げた。

「触っちゃ駄目!」

 少女は幼女の手を掴む。

「なんでが『図書館』の外にあるの?」

 少女は慎重にコートを畳み、内側に触れないようにした。

        *

 終わりは唐突に訪れた。

「はいはい! 触れましたよね、コオリモリさん。お解りいただいているかと思いますが――おい、炎を撃つな! 殺す気か!――失礼。とにかく、終わりです」

 優男が言う。まあ、言うことはもっともだ。

 まさかガソリンが、地面を這うだけでなく、ことまでできるとは思わなかった。足元ばかりに気をとられ、見落としていたのだ。一息つこうとそばの車に手をついたのが間違いだった。

 いや、むしろそう誘導されたのではないか? あの優男の不敵な顔を見ていると、男は疑心暗鬼になる。どうにもやつは底が知れない。

「一つ、聞きたいんだが」

 男はまず、息を整えた。
 を考えたら、体力は取り戻すに越したことはない。

「おまえら、『火蠑螈ホォロンヤン监狱ジアンユ』をどう使うつもりだ? ありゃ即時に影響を及ぼすには難しい『異本』だ。おまえらみたいな戦闘集団に必要なもんじゃねえだろ」

「なにごちゃごちゃ言ってんだよ! もう撃っていいか? 撃つぜ? なあ、ゼノ!」

「撃つなと言っている、この馬鹿! てめえ、取れるもんも取らずに帰ったら『あのお方』がどうお思いになるか、それも解らねえほど馬鹿なのか?」

 優男がものすごい剣幕で言うと、悪人顔は、ぶつぶつ文句を垂れながらもやがて黙った。『あのお方』という単語が出た途端だ。悪人顔が子どものように怯えた様子になったのは。
 優男は形相を戻し、男に向き直る。

「さて、コオリモリさん。残念ですが、ご質問にはお答えしかねます。ただ、一つ誤解を解消しておきましょう。……確かに我々二人は戦闘要員ですが、べつに『本の虫シミ』全体がそういう集団ではないのですよ。ひどい誤解です、まったく」

 優男は心底呆れたように首を振った。だが、その態度はこれ見よがしに作っている風で、相手の神経を逆撫でる。

「戦闘でないとしても、あれを使って――」

「はい、もう時間稼ぎはもう結構」

 男の言葉を優男は遮った。

「とにかく、降参して『火蠑螈监狱』差し出すなら、いまからでもあなたと――あなたのお仲間の命は、とりあえず見逃しましょう。十秒以内にご返答を」

 おい、十秒後に、炎を撃て。と優男は悪人顔に言った。

「十、九――」

 カウントダウンが始まる。

        *

「どうして、『サラマンダー』が……『図書館』から外に? あのとき、ハクは確かに、受け取ってすぐ『図書館』に収めたはず」

 コートを抱き締め、少女は呟く。

『火蠑螈监狱』。いまだその名を覚えられない少女だったが、当然、その効能ははっきり覚えていた。男の説明によると、それは『触った者に火難をもたらす』でしかなかったはず。つまり、ただ『異本』を蒐集することが目的の男には、触れられるように持ち歩くことは、百害あって一利もない。『図書館』にしまいっぱなしにしておけるなら、その方がいいに決まっている。

 いや、待て。確かあのとき、男はなにか、一つだけもある、と言っていたような?

「なあ、ノラ。……そのコート、ウチに貸してくれへん?」

 少女がなにかに気付きかけたとき、幼女がそう言ってきた。

「駄目よ。これは可愛いわたしに預けられたものだもの。それに危ないわ。わたしはグローブをつけているから、滅多に触れないでしょうし、可愛いわたしに任せておきなさい」

 考え事と並行して少女は言った。だからだろう、少しおざなりで、素っ気ない言い方だった。

「ノラ、心配やないん? にーちゃんのこと」

「大丈夫でしょ。それにほら、もうすぐ警察や消防も来るわ。敵も滅多なことはできないはずよ」

 だが、不安はないわけでもない。あの言い方。もしものときは少女に財産を使えるようにしていたと。そんなことは初耳だ。それを、あんな風に言われたら。

 だが、なんだかんだで大丈夫なんだ。なぜか妙な信頼があった。決して強くもないあの男は、そう簡単には死なないと。

 対して幼女は不安げだ。暗い表情で俯き、膝を抱えている。心なしかわずかに震えているようにも見える。

「ウチは、駄目やねん。……もう、大切な人、失いたくないねん」

 その言葉に少女は我に返る。男のことも心配だが、いま自分にできるのは、自分自身と、この子の心配だ。

「大丈夫? 可愛いわたしに抱き着いてもいいのよ?」

 少女は幼女の背中をさする。そうすると、震えは治まったように見えた。

「ノラ」

 幼女は少女を見た。これまでに見せたことがないような、真剣な面差しで。

「やっぱり、じっとなんかしてられんわ。貸してくれへん? 『パララ制限解除術式』」

「?」

 少女は聞き慣れない文字列に首を捻った。

        *

「三、二、一」

「解った!」

 男は叫んだ。

「解った。渡そう。……命には代えられねえ」

「け――おい、撃つな! 見りゃ解んだろうが!――賢明ですね。では在り処に案内していただきましょう」

 優男は悪人顔を制止し、男に向き直る。
 他人事ながら、また、こんな緊迫した状況だが、男は優男にわずかに同情した。

「案内する必要はねえ、ここにある」

「まさか、菊判サイズほどあったはずですよね。あれをどこに忍ばせていると?」

「うちの使用人は有能でな。この服には収納機能がたんまり備わってんのさ」

 男はジャケットの内に手を差し入れる。この動作に警戒が向くのは想定できた。だから、準備はしてあった。
 愛用のグローブ。男はまず、それを取り出し、慎重にはめた。

「解っていると思うが、素手じゃ触れねえからな」

 男は軽薄にそう言った。ゆっくり時間をかけて準備をする。
 その動作に、優男はかすかに焦れているようだ。それは狙い通り。

「じゃあ、改めて」

 男は逆の内ポケットに手を入れる。無意味にまさぐり、時間をかける。
 遠くでサイレンが聞こえた。

「早くしてください。撃ちますよ」

「解ってる。……ほら」

 男は掲げた。こげ茶色の装丁。『火蠑螈监狱』。

「近付かず、そこから放ってください。よく確認するまで変な真似をしないように」

「ああ、いくぞ」

 男は天高く、それを放った。高く、高く。
 それを目で追った優男は、ことを悟った。内容が白紙だ。これは、偽物。
 そう把握したが、もう遅い。

「おおおおぉぉ!!」

 男はすでに優男の立つ車のボンネットに足をかけ、振りかぶっている。

        *

 幼女は冊子を開く。そのページには魔法陣らしきものが描かれていた。

「××××、△※※×※◇」

 聞いたことがない言葉を唱える。その長い袖をこすり合わせている。
 足元には幼女が『パララ制限解除術式』と呼んだ『異本』を開き、置いてある。開かれたページには魔法陣のような図が描かれていた。

「ねえ、べつに可愛いわたしは、ハクを放っておいていいと思っているから、いいのだけれど。それ、またいつもの静電気でしょ」

 半信半疑だ。男が言うには、『パララ』のことを知っていたというだけで、幼女は本当に、古代兵器の可能性があるという。だがたとえ古代兵器だとしても、その性能は未知数。つまり、こと自体が、古代兵器の性能であるという可能性もあるわけだ。あるいはそれ以下のものかもしれない。

「むーん……」

 幼女は唸る。そのわざとらしさが胡散臭い。
 少女は疑いを強め、半ば呆れたように見つめる。

「よっしゃ! いけるで!」

「ふうん。なんとかなりそう?」

 少女は適当に相槌を打つ。

「完璧や。見とき」

 幼女は元気よく立ち上がり、右手を銃の形にする。それを炎の中心に向けた。
 袖に隠れてそれまで見えなかったが、銃の形のその右手は、よく見ると輝いているように、見えなくもない。

「あれ?」

「いっくで~!」

「ちょ、……こっち!」

 少女は咄嗟に、後ろから幼女の掲げる銃を包み、軌道をわずかに逸らす。

「ばーん! や!」

 次の瞬間、けたたましい轟雷が、走った。
 遠くで叫び声が聞こえる。

        *

 電気は流体だ。そもそも電気が流れる、というのは、物質に帯電した電子が別の物質に移ることである。だが、『別の物質』といっても、この世界には物質が溢れ返っている。ならば、電気はどこへ流れるのか?

 自然界の物質にはそれぞれ違う、電気のがある。単純に言ってしまえば、電気はより近くの、より電気を流しやすい物質に向けて流れていく。

 だから、ただ電気を放出するだけでは、近くのものに手当たり次第、敵も味方も関係なく電気を流してしまう。つまり、もし電気で攻撃をするつもりなら、その通り道を確保し、特定の相手に到達するように工夫が必要だ。

 そこでまず、少女の両手にあるオペラグローブ。これは偶然だが、そのグローブは絶縁体素材で作られていた。絶縁体は電気を通さない。ゆえに、少女が幼女の手を包み込むことで、包まれた部分からは電気が漏れない。
 残った指先からのみ、電気は放出される。だが、目標までの距離は遠い。これでは空気中で拡散され、電気は敵まで到達しない。

 だが、少女は知っていた。
 だから、わずかに軌道を修正した。玉突き事故で連鎖した炎柱。それらが目標まで続くルート。それの始点を狙って、電気を放出させるために。

        *

 渾身の一撃。

 拳を振るったのなどいついらいだろう? そうは思うが、昔はよく殴り合ったもんだ。慣れている。
 だが、相手にぶつけた感覚が異様に違う。いや、そもそも、

「おおぉぉ!?」

 威勢よく放った叫びが拡散する。なんだ、いったい、どうなっている?
 体勢を崩しながら、男は確認した。

 油――か!?

「気持ち悪いから嫌なんですけどね、この技は」

 不敵に笑い、優男は男へ手を向けた。
 優男の姿が歪んで見える。歪んで? ……いや、溶けて見える。だがそれは、自身の肉体の脂を操作し、纏わせた、すべりとぬめりのコーティング。

「やはり死にますか? コオリモリさん。在り処はあのガキどもに聞きますよ」

 その声に、男の体温は上がった。
 背中に手を伸ばす。ジャケットの内側だ。

「ざけんな!」

「もういい! 撃て!」

 優男は一瞬、悪人顔に目を向け、言った。
 ルーフ部分に立つ優男の足元から、油が流れ落ちてくる。なるほど、これを浴びて火が点けば、一巻の終わりだ。

 だが、もういい。男は思った。腹を括った。
 打撃は通用しない。脂で滑り、たいしたダメージは与えられない。ならば――

「んぐ……!?」

 優男がうめき声をあげる。そりゃそうなるだろう。
 さて、優男はとりあえず封じた。ロープを引き、体勢も立て直せた。

「うがああぁぁ!」

 なぜか叫び声とともに、炎が走る。狙いはわずかに逸れているが、それでも当たる。
 男は炎を、ガソリンの付いていない左手で、それを受けた。

「悪いな、メイ」

 燃え上がる手を――いや、袖を見て、男は言う。

「帰ったら、直してくれよ」

 燃える手で優男を殴る。
 ロープを手放し、距離をとる。

 一瞬にして全身に炎を纏わせた、油使いから。


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

マンションのオーナーは十六歳の不思議な青年 〜マンションの特別室は何故か女性で埋まってしまう〜

美鈴
ファンタジー
ホットランキング上位ありがとうございます😊  ストーカーの被害に遭うアイドル歌羽根天音。彼女は警察に真っ先に相談する事にしたのだが…結果を言えば解決には至っていない。途方にくれる天音。久しぶりに会った親友の美樹子に「──なんかあった?」と、聞かれてその件を伝える事に…。すると彼女から「なんでもっと早く言ってくれなかったの!?」と、そんな言葉とともに彼女は誰かに電話を掛け始め… ※カクヨム様にも投稿しています ※イラストはAIイラストを使用しています

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

処理中です...