箱庭物語

晴羽照尊

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中国編

38th Memory Vol.5(中国/成都/8/2020)

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 しまった。と、男は思った。それは確かに。この男にしてはとんでもないミスである。

 やつは『異本』を持っている。燃やしちゃ駄目だろ。
 男は自身の燃えた腕をコンクリートでもみ消しつつ、確認した。

「…………っ!?」

 だが、幸いなことに、『異本』は燃えていなかった。というより、『異本』を持つ、優男の左手がそもそも、燃えていない。『異本』を燃やさないように、左手だけには脂を纏わせなかったのか?

 いや、それにしたって、燃えてなさすぎる。

 そもそも人体というものは燃えるようにできている。人体の大半は燃焼を助ける酸素だし、可燃物である炭素の割合も多い。人体というのは燃やすために構成されていると言っても過言ではない。それなのに――

「……くそっ!」

 よく見てみると解る。にわかには信じがたいが、

「ありゃ適応者だな、めんどくせえ」

白鬼夜行びゃっきやこう』、『大蝦蟇之書おおがまのしょ』。その性能を詳しくは知らないが、大蝦蟇ということは、カエルだろう。両生類であるカエルは脱皮する。また油を操れるのは、蝦蟇の油とかいうものがあるからだ。

 ともあれ、その脱皮能力で燃えた皮膚を脱ぎ捨てている。火に油。二つの能力はうまく混ざれば強力だが、反面、火は油を燃やし尽くせる。優男にとってみれば危険も多いのではないかと思っていたが、対策はしていたわけだ。

「惜しかったですね。驚きました。まさかそんな捨て身の作戦を用いるとは」

 優男は余裕そうに手を叩きながら言った。

「だが、あちらはどうしたものか……まったく、馬鹿に金棒など持たせるものではありませんね」

「なんだ?」

 男が問うと、優男が顎で示した。
 見ると、悪人顔が倒れている。動く気配もない。なにが起きた?

「その様子ですと、あなたの仕業ではないようです。……だが、他に誰が……?」

「俺が知るか」

 言って向き直ると、そこに優男はもういなかった。
 地面に映る影を見て、上空だと悟る。

「マジか」

 十メートル、とまではいかないかもしれない。だが、人間の跳躍力ではない。

「カエル……ねえ」

 男はいままでカエルという生物のことを、どちらかというと見下していた。だが、今回の件で認識が大きく変わっていた。
 優男が悪人顔のそばに降り立つ。軽く検分し、その細腕で抱え上げた。

「時間切れです。今回は、引きましょう」

「逃がさねえ。……次は逆だな。おとなしく『大蝦蟇』と『不知火しらぬい』を置いて行けば、引かせてやってもいいぜ」

「図に乗るなよ」

 優男が『異本』を持った手の人差し指を、男へ向けた。見ると『大蝦蟇』だけでなく、『不知火』も纏めて、その手には握られていた。

 その形相は、怒りに満ちて、額に浮いた血管が痙攣するほどだった。

「これ、私にも使えるんですよ」

 言って、「ばん」と小さく呟いた。

 その指先から放たれた炎は、二台の車を貫通してなお、男の足元にまで到達した。
 風穴をあけられた車が、爆発する。

        *

 車の爆発。

 ハリウッド映画でよく見る光景だが、そもそも、車はそう簡単に爆発しない。

 理論空燃比というものがある。ガソリン1に対して空気が14.7。この比率が、ガソリンのもっともよく燃焼する条件だ。車が爆発するとしたら、燃料タンクの内部が、この比率に近いときに限る。

 ガソリンの比率。分量の調整。そんなものが。極限まで能力を活用すれば、多様に戦える。たとえその能力が、特別強力でなくとも。男にとってこの戦いは、それを痛いほど学ぶ一戦だった。

        *

 強力な突風だ。喉が焼けるような熱波。だから男は、炎に焼かれることはなかった。

 どこかの壁にしたたか体を打ち付ける。受け身をとる余裕はなかった。状況を理解する以前の話だったから。少し遅れて、その壁の窓が割れる。幸いなことに爆風に飛ばされ、ガラスは男のもとへ降りかかったりはしなかった。

「くそ……」

 力なく言う。視線を上げてみるに、もう優男には逃げられた後だった。

 体が重い。全身が痛み、どこをどう負傷しているか、すぐには把握できない。だが、額から流れる汗が赤く地面を濡らし、頭部を少なからず傷つけていることを理解した。

「ハク!」

「にーちゃん!」

 二つの声が聞こえる。男は不覚にも安心してしまった。意識が飛びかける。

「ハク!」

「にーちゃん!」

 もう一度、さっきよりも大きく、声が聞こえる。体が揺らされる。
 触れられて初めて、鋭い痛みに気付く。ああ、こりゃいろいろ折れてんな。と把握する。

「ノラ……パララ……」

 喉が痛い。声も変だ。喉が焼けているのはおそらく正しい。そしてもしかしたら、耳もやられている。

「にーちゃん! 死なんといて!」

 左側から幼女の声。そして、左腕を伝う、どこか尖った体温。

「大丈夫だ。問題ない」

 発した声はか細い。どこが問題ないのか解らないが、まだ、どこが問題なのかも解らない。

「大丈夫なわけないでしょ! でも、すぐ救急車が来るわ!」

 右側からは少女の声。どこかで嗅いだことのある、花のような香りだ。右腕を包む、冷たい温もり。

「ノラ……」

 男は眠かった。体は無意識に、右側に倒れそうになる。
 だが、体の痛い部分に意識を集中して、なんとか目を覚ます。まだ、言っておくべきことがある。

「話しておくことがある」

 男は少し咳をして、気を強く持った。

        *

 やけに静かだった。世界は燃えている。いつかのあの町と真逆な、熱の塊。

「金の話はさっきしたな。どこの口座や貸金庫でも、暗証番号は同じだ。コートの襟の内側にメモが入ってる」

「……なんの話?」

「『箱庭図書館』が入ってるポケットの逆側。コートの右胸の内ポケットに入ってる手帳は、『先生』の友人や知り合いの連絡先や住所だ。『先生』と俺の名前を出せば、親切にしてくれるやつもいるだろう。まあ、いいやつも悪いやつもたんまりいる。頼るのはもしものときだけにしろ。……『異本』を出せば高く買い取ってくれるやつもいるだろうし、売っちまってもいい」

「売るわけないじゃない。ハクの、大事なものでしょう?」

「……メイドにはあんまり頼るな。あいつは主人の命で俺たちに着いてきてくれただけだ。できればローマに返してやれ。だが、おまえがなにか困るなら、その点は頼ればいい。パララの住居も探してやれ。その点に関しては、メイドの助けを借りた方がいいだろう」

 おまえじゃ頼りねえからな。男は笑って言った。一瞬、意識が飛びかける。少女と頭をぶつけあうところだった。

 可愛いわたしなら、それくらいできるわ。その声はわずかにかすれて聞こえた。男は、また耳が遠くなったのだろうかと、気を取り直した。

「ホムラは、あんなんでも悪いやつじゃねえ。次に会ったらおまえの中の『遺言』のことを話して、かくまってもらってもいい。『異本』を集めてんのは俺たちだけじゃねえからな。いつかはそんなやつらに、おまえのことがバレると思っていた。そんなとき、守ってくれるやつが、いないと困る」

「もういい……もうなにも言わないで、ハク」

 酔っぱらったように過呼吸をつかえさせて、少女は言う。男の手には冷たい雫が落ちる。

「これからも、ハクが守ってくれればいいじゃない。可愛いわたしは『遺言』が使えなくてか弱いの。それに可愛いわたしは、あのおばさん、嫌いだし」

 男は目を瞑って、少し笑った。またわずかに、右側に頭を傾ける。

「日本の、新潟。糸魚川の海岸沿いだ。昔、一回行ったよな? あのあたりに廃墟同然の屋敷がある。そこら中、蔦が巻き付いてて、高い塀が四方を覆ってる。……そこに、稲雷いならいじんってやつが住んでる。変なやつだが、悪いやつじゃねえ。そっちを頼ってもいい。なにより、あいつは、俺の知っている限り誰よりも、『異本』の扱いに詳しい」

「本当にやめて。……ハクが、死んじゃうみたいじゃない」

「そうなる前に話してる。……最後に一つ、言っとかなきゃいけねえことがある」

 ちょっと手を離してくれるか? 男は左右それぞれに向けて、小さく言った。

        *

「『箱庭図書館』を取ってくれ」

 少女が無言で応じる。男は差し出す少女の、その手を掴んだ。それから反対の手で、『図書館』を受け取り、開いた。

 開かれた本のページに、男の手と、それに掴まれた少女の手が、まとめて入る。わずかに光を放ちながら。

「……これで、『図書館』は、おまえにも使えるようになった」

 そう言って、手を引き抜く。すると力尽きたかのように、男は少女の膝に、倒れた。

「ハク!」

「悪いな、ノラ。……持ってたんだ、本当は。もっと早く、おまえに言うべきだった」

「……なに? なにを持ってるの?」

「『シェヘラザードの歌』。きっとおまえなら、扱えるだろう。書架104番。数字を念じて手を入れれば、中に入らなくても取り出せる」

 少女は言われるまま手を入れ、念じた。指先に触れる感覚。製本されていない、紙の束。

「『いつか、大切なあなたに、伝わるように。言葉よりも大きな愛で、歌いたい』」

 少女はいつかのように、冒頭部分を読み上げた。なにかが自分の中から湧き上がる。生まれてくる熱が、体を包む。

「ハク。なんだか解らないけれど、解るわ。……可愛いわたしは、これを扱える」

 やや興奮した様子で男を見る。男はボルサリーノで顔を隠し、なにも言わない。

「ハク! ハク!」

「聞こえてる。叫ぶな」

 少女は安堵した。だが、このままじゃ――

「すぐ救急の人を呼んでくるわ! 待ってて、ハク!」

「それより、一個、お願いがある」

 男の声はもう、かすれて聞き取りづらい。少女は浮かしかけた腰を降ろして、耳を傾けた。代わりに幼女が頷いて、走って行く。

「『シェヘラザードの遺言』を、復元してほしい。あれは――」

「なによ。こんなときまで、『異本』のことばっかり」

「あれは!」

 裏返った声で、男は叫んだ。

「……『異本』は、どれも俺にとって、大切なもんだ。その内にある物語は、パララより、メイより、ノラ――おまえより、……俺の命より、はるかに重い。だから――」

 悪いが、頼んだぞ。

 男はそう言って、力を抜いた。

 少女の膝にかかる重みが、一気に減ったように、少女には感じられた。

        *

 少女は泣かなかった。声を上げなかった。悲しむことすら後回しにした。

 いま、自分にできることは、そんなことじゃない。

「――――――――」

 文字を手繰る。瞬きすらせず、ずっと、何度も、何十遍も、『シェヘラザードの歌』を読みふける。

「ノラ! 連れてきたで!」

 少女はなにも応えない。目を見開き、顔を近付け、端から端まで、高速で読み込む。

 救急隊員が男を担架に乗せる。それにも気付かず、少女は読み進める。男の頭を机にしていたが、男がいなくなり、少し前に倒れ込んでしまう。そんなことにも、気付かずに、何度もページを繰る。

 読み込むたびに感じる、『異本』の気配。この『異本』が、どんな効能を発揮するかを、語りかけてくる。

「ノラ!? なにやっとるん? にーちゃん、行ってまうで!」

 幼女が少女を揺する。だが、少女はその動作をやめようとしない。

「パララ様! このままお連れしましょう」

 不意に、メイドが駆けつける。

「申し訳ありません。わたくしがいれば、このようなことには」

 言いながら、メイドは少女を背負いあげる。
 男の乗せられた救急車に間一髪、幼女とともに、乗り込んだ。

 車内では男の処置が忙しなく行われている。中国語だ。少女と幼女にはその言葉は理解できなかった。少女に関してはまだ『歌』を読み込んでいて、どちらにしても聞こえていないだろうけれど。

 読む。ただ、読み続ける。百遍を越え、それでもなお、読む。

「……ねーちゃん。にーちゃん、大丈夫なん?」

 幼女がメイドに問う。だが、当のメイドは唇を噛み、なにも答えない。

 少女はただただ読み続ける。額に汗が浮かぶ。足は貧乏揺すりで震え、その震えを抑えるように、何度も拳で叩いた。そうやって苛立ちながらも、読むペースは落とさない。

「なんで……どうして……」

 少女が小さく漏らす。

「お願いだから……いまだけでいいの……一回きりで……」

「ノラ!」

 幼女のその行動は、考えてのことではなかった。両手で、少女の頭を包む、その行動。

 ニューロン。生物の脳内に存在する、情報伝達、情報処理を司る神経細胞。それは、活動電位を発生させ、伝達や処理を施す。

 電位。つまり、電気。先の戦いで少女は勘違いをしていたが、そもそも、『パララ制限解除術式』を使用した幼女は、電気をある程度、。でなければ、いくら少女が機転を利かせ電気の方向修正をしたとはいえ、うまく敵に当てられるはずもない。それほどに、あのとき、少女たちと敵は遠く離れていた。

 その、電気を――正確には、『自身から発生された電気』を操る力は、ここで無意識に、少女のニューロンを活性化させ、精度を上昇させた。

「ハク……」

 男の名前を呟く。

『シェヘラザードの歌』が、わずかに発光した。

        *

 男は安静を取り戻した、らしい。

 というより、そもそも、そこまで重症ということでもなかったようだ。ただ、全身複数個所に至り骨折しており、内臓も傷ついていた。とはいえ、命に別状はないという。

 数日中には目覚めるだろう。といわれた男を見つつ、三人の女子は集まり、顔を突き合わせる。

「お医者様が言うには、数か月は無理ができないとのことです。ですが、目覚め次第、一度どこかへ移動するのがよろしいかと」

「そりゃ賛成や。こんな状態で襲われたら、次はないで」

「もちろんハク様のご意向次第ではありますが、とりあえずさしあたって、どこか適当な場所への旅券を確保しておきます。……パララ様もそれでよろしいでしょうか? この国がよろしければ、住居はハク様が目覚めるまでに、選定いたしますが」

「ええねん。むしろ、一緒にいられるなら、その方がウチとしてはええねん」

「ハク様も当分は満身創痍でしょうから、あまり強く引き離そうとはしないでしょう。不幸中の幸いです」

 メイドと幼女の話を、少女は黙って聞いていた。『シェヘラザードの歌』の表紙を撫でる。あれ以来、それを発光させることはできなかった。幼女の力を借りてもなお。

 考える。自分はこのままでいいのだろうか? 男はいつだって無茶をする。そんな無茶を続けなければ『異本』集めができないのだろうことは、なんとなく少女にも解った。だが、こんなんじゃ、いずれ、本当に死んでしまう。

「メイちゃん、パラちゃん。可愛いわたしは、行きたいところがあるの」

 言うと、メイドと幼女は揃って、少女を見た。

「解りました。では、ノラ様の行きたいところへ行きましょう。もちろん、ハク様が起きてから、許可が出たらですが」

 少女は首を振る。

「違うの。わたし――可愛いわたしは、一人で行くわ」

 疑問の音が、メイドと幼女から聞こえるようだった。幼女はともかく、聡明なメイドにすら、その真意は汲み取れなかった。

「どういう意味やねん、ノラ」

「日本。ハクの生まれた町へ行く」

「ハク様の故郷へ? 行ってどうなさるおつもりですか」

 少女は俯く。考えるだに恐ろしい。一人になることが、一人で、知らない町へ行き、知らない誰かに会うことが。
 だが、それは必要なことなのだと、少女には感じられた。

「ジンって人に会ってくるわ。これを――『シェヘラザードの歌』を、ちゃんと使えるようにしてもらうの」

 男が死にそうなら、今度は自分が、男を助けたい。

 ただ、一緒にいて、守られるだけじゃ、駄目だ。
 少女はそう、決意した。

 顔を上げて、メイドと幼女を見る。次いで、眠ったままの、男を見た。

        *

「やれやれ、相変わらず、スマートじゃないね」

 病室が覗きこめる、向かいのビルの屋上だった。輝く金髪。光を放つような鮮やかな金眼。汚れ一つない、白のスーツ。まるで絵画から抜け出してきたかのような、端正な若者だ。

「命からがら生き延びて、得るものはなし。本当に滑稽だね、きみは」

 その背後をとるように、不意に鳴り響く、ヒールの音。

「くっくっく……相変わらずはなれもじゃ。愚弟」

 抜群のスタイルを露出し、不似合いな幼顔を歪めて、女は言った。その赤髪の女は、攻撃的な軍帽を持ち上げ、犬歯を出す。

「また格好つけて、達観を決め込んでおる。無茶でも格好悪くても、あの末弟の方が汝よりよほど、ちゃんと生きておるよ。……それが解らんとは」

「説教はやめてくれよ、ホムラ。ぼくはぼくで、ちゃんと考えている」

「汝は考えんでよい。どうせロクなことではないからの」

 女はコートの内ポケットから本を、表のポケットから紙幣を一枚、取り出した。

「『新たなる静寂の鏡』。一分」

 そうして本に押し込んだ腕が、次に現れたとき、握っていたのは抜身の刀。それを輝かせ、女は掲げた。

「今度はなにを企んでおる、末弟」

「そんな物騒なものを、ぼくに向けるなよ」

「質問に答えろ」

 若者は少し肩を落とし、嘆息する。それから空を仰ぎ見た。

「ぼくは、幸せになりたいだけだよ」

「そうか、もうよい」

 女は言って、一刀、若者を切り裂いた。
 。紙きれのように、それは切り裂かれ、風の中に消えた。

「ふん。まあ、そりゃそうじゃろうの」

 女は消えていくそれを目で追い、嘆息した。
 黙って、その場を後にする。思い出したように振り向き、目的の病室を覗く。
 焦げた風の匂いが、鼻を衝く。


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