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幕間(2026-12-1)
完全なる球体と始まりの場所、そして最果て
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そのころ。フランス、パリ。
地球上での、人類における時間の基準。隣国イギリス、ロンドンのグリニッジを通る、グリニッジ子午線。それは、『時間』の概念とも関わりの深い、グリニッジ天文台を通る経線であるが、これが定められた当時、我こそが本初子午線にふさわしい、と、名乗りを上げたもうひとつの候補こそが、パリ子午線である。これはグリニッジ子午線よりも経度において二度ほど東へずれている線なのであるが、こちらもパリ天文台という天文台を通る経線となっている。
フランスはこの本初子午線争いに負けたのがよほど悔しかったのか、グリニッジ子午線が国際的な指標と採択されてからも、数十年、国内ではパリ子午線を基準として使用し続けたという。
その思いが現れているのか、パリにおいてはパリ子午線に沿って、『アラゴのメダル』というものが135個も地表に設置されている。これは『パリ天文台』を通り、北上すれば、『ルクセンブルク宮殿』、『サン=シュルピス教会』、『ルーヴル美術館』など、パリの観光代名詞とも言える複数の名所が軒を連ねている。
で、件の『ルーヴル美術館』よりもさらに北。『パレ・ロワイヤル』も過ぎ、もう少し北上したあたりに、その建物はあった。
外観的には、ただの高層ビルディング。しかし建物内に入れば、その異形に驚くはずだ。なんと、三十階建てのそのビルディングの、十階部分にまで到達する巨大な一本の樹木が生えているのだ。『世界樹』と名を付けられた、その樹木をまるまるすべて、その建物は飲み込んでいる。
ちなみに、本来はビルディングのうちにある樹木こそが『世界樹』であるのだが、次に述べる事情により一部の者たちに有名になってからは、ビルディング自体をも総称して『世界樹』と呼ばれてもいるようだ。
まあ、それはともかく。その構造からしてでも異常だが、その建物の存在意義も不可思議なものであった。なんと、その巨大な建物一棟すべてが――そこに飲み込まれた樹木の内側を含めて、すべてが書庫となっているのだ。
WBO――世界書籍機構などと勝手に名乗っている組織。彼らが世界中の書籍――とりわけ『異本』を収め、管理するために用いている施設、なのである。
「ぐでーん」
その世界最大級の書庫の内、『世界樹』の根本にほど近い、ひとつの部屋。『司書長室』と表札が出た部屋にて、そこにいるべきはずの人物が擬音とともに、自身の席にて突っ伏した。たわわに実った胸部をクッションにするように、不用意に押し潰して。
「お疲れさまです、クレマンティーヌさん」
オレンジの香りがする、彼女の好みに沿った紅茶を置きつつ、タイトなスーツに身を引き締めた麗人が、伊達である青いフレームのメガネを持ち上げ、言った。
すらりと伸びた美しい黒髪。それを後ろでひとくくりに縛っただけだが、それだけで普段より、よほどきりっと引き締まった『仕事モード』に見える。
「ありがちょ、かにゃたゃーん。あと、きゅーけーちゅーはお友達なんだから、固っ苦しいのなしで~」
司書長であるらしい小さなその女性は、言葉通りにだらけきって、そう言った。部下を慮っての発言というよりは、彼女自身の本音に違いないのだろう。仕事中であろうとも割とのほほんとしている彼女であるが、仕事でなければなおのこと、気が緩みまくっているのだ。
「なら、言わせてもらうけど、ゾーイ?」
上司の言葉通りに麗人は、十は年上の上司に向かって、名前を呼び捨てにして、メガネを光らせる。
「な、なにかな、かにゃたん……」
その合図が、麗人の不機嫌を示すから、司書長も机に広げた上体を持ち上げ、背筋を伸ばした。『司書長』という肩書には似つかわしくない『きゅーけーちゅー』と書かれたTシャツは、やはり内に押し込んだ胸部の脂肪で歪みに歪んでいた。
ちなみに、司書長はフランス人で、ここもフランスだが、この『きゅーけーちゅー』Tシャツは日本製である(文字も日本語)。
「私物を司書長室に広げるのやめてくれる? それ、片付けるの私の仕事なんだけど? 休憩中にまったりするのは好きにすればいいんだけど、なんで普通に紅茶とクッキーを飲み食いするだけで、こんなに全身汚れるんだろうね? それも、洗濯するの、私なんだけどなあ?」
言葉を重ねるごとに低くなる声が限界に達し、まだまだ言い足りなくとも、麗人の言葉は途絶えた。もとより彼女より――一般的な成人女性と比してもまだやや幼い麗人よりも、さらに幼い体を、司書長は縮こまらせて彼女の言葉を聞いていた。そして、その終わりとともにまたも机に突っ伏せる。
「うがーうがー、うがーんなー! かにゃたんうるさい! 細かい! いつもお世話になってるの~! うわ~ん!」
文句を言いたいのか、お礼を言いたいのか、泣き喚きたいのか、ただ発散したいのか、とりあえず司書長は叫んで、クッキーと紅茶を暴飲暴食した。麗人の言葉通り、それは彼女の全身を、不思議な力で汚していく。
「はあ……まあいいんですけどね。それが私のお仕事ですから」
お仕事モードで麗人は言って、司書長を見た。これでも、この施設には必要不可欠な人材だ。そう思って。でなければ、きっとこんなおかしな人類の相手などやってはこられなかったはずだし、今後もやっていこうとは思えない。
なにしろ、これだけの巨大な書庫の管理を、実質一人で行っているのだ。人間性が壊滅的に破綻している程度、許容されるしか仕方ないのだろう。
「あ、お仕事といえば、かにゃたん」
怒っていたのか泣いていたのか、少なくとも暴飲暴食していた動きを止め、司書長は思い出したように、顔を上げた。
「なんです?」
お仕事モードで麗人は問い質す。そもそも司書長がきゅーけーちゅーでも、麗人は普通にまだ、仕事中なのだ。
その敬語に少しだけ顔を顰めて、それでもそれはいったん置いておき、司書長は言うべきことを優先する。
「『幾何金剛』のチェック。今日はかにゃたんにお願いするよ」
まだきゅーけーちゅーにもかかわらず、司書長はほんの少し真面目な顔で、そう言った。
*
『幾何金剛』。『啓筆』序列五位にして、防御系最強、最高強度の物質・エネルギー遮断力を展開する『異本』。
十九世紀。日本の数学者、那由多贋学が構想した、数学界、物理学界においても画期的で、独創的な理論の研究資料の一式である。残念ながら、その理論自体は完成せずに、かの数学者は他界してしまったが、その置き土産は、『異本』としての力を宿すこととなった。
その性能は、なにものをも通さない、完全な絶対防御。あらゆる物質とエネルギーの通過を妨げる、絶対の壁。……いや、正確には、『球体』を生み出す。
直径にして、一メートル程度の、小さな球。しかしながら、そのうちに収められたものは、『幾何金剛』の性能を解除しない限り、いかなる方法でも取り出すことは、絶対に叶わない。
*
その、いつ誰が発動し、それらを収めたのか解らない――少なくとも麗人には聞かされていない完全なる球体を見て、彼女は、嘆息した。
男や少女の『異本』蒐集。それを手伝ってはいるが、彼女自身、さして真剣に取り組んでいたとは言い難い。それでも、その絶対の球体を見、そのうちに収められた二冊の『異本』をも見て、これが男や少女が、最後に立ち向かうべきものなのだと認識すると、どうにも、感慨は湧いてきた。
『幾何金剛』は、その能力を発動すると、もとの『異本』――『本』としての形状を失い、ただの完全なる球体となる。ゆえに、麗人がいま見ているものは、確かに、『異本』蒐集者にとっては最終到達点と言える光景だった。
『啓筆』、序列五位、完全なる球体、『幾何金剛』。
そして、そのうちに封印された、序列二位と、序列一位の、二冊の『異本』。
『異本』に魅せられたすべてのものが到達する、WBOの最重要施設、『世界樹』。その最奥、ビルディングに飲まれた樹木の内側、その最高高度の一室に超然と存在する、完全なる球体。
それに、麗人は初めて、触れてみた。
「ほんと、言われるままにこんなとこまで来ちゃったけど、ノラ、なんとかこれに、触れられるまでにはなれたみたい」
それそのものが目的というわけではない。ただ、WBOが所有するほぼすべての『異本』が、『世界樹』には収められている。そのための、麗人の派遣。そして、それは五年弱もの時をかけ、ようやっと、その最奥にまで達した。
触れる手に、ほとんど反発はない。それでも、そのうちになにものをも侵入させまいとする、完全な力だけ、感じる。
「あはは……チェックって、ゾーイ」
その得も言われぬ感覚に、麗人は、少しだけ背を冷やした。
こんなの、悠久の時を経ても、微塵も揺らぐわけないじゃない。
きっと、この場所が、消え去るほどまでに破壊され尽くしても、この国が、微塵も残らず消え去っても、この星が、宇宙の塵とまでに砕け散っても、この全世界が、超越的な力でもってすべて失われようとも、この球体は、わずかにもその佇まいを揺らがせることなく、このままであるに違いない。そう、感覚的に解ってしまったから。
地球上での、人類における時間の基準。隣国イギリス、ロンドンのグリニッジを通る、グリニッジ子午線。それは、『時間』の概念とも関わりの深い、グリニッジ天文台を通る経線であるが、これが定められた当時、我こそが本初子午線にふさわしい、と、名乗りを上げたもうひとつの候補こそが、パリ子午線である。これはグリニッジ子午線よりも経度において二度ほど東へずれている線なのであるが、こちらもパリ天文台という天文台を通る経線となっている。
フランスはこの本初子午線争いに負けたのがよほど悔しかったのか、グリニッジ子午線が国際的な指標と採択されてからも、数十年、国内ではパリ子午線を基準として使用し続けたという。
その思いが現れているのか、パリにおいてはパリ子午線に沿って、『アラゴのメダル』というものが135個も地表に設置されている。これは『パリ天文台』を通り、北上すれば、『ルクセンブルク宮殿』、『サン=シュルピス教会』、『ルーヴル美術館』など、パリの観光代名詞とも言える複数の名所が軒を連ねている。
で、件の『ルーヴル美術館』よりもさらに北。『パレ・ロワイヤル』も過ぎ、もう少し北上したあたりに、その建物はあった。
外観的には、ただの高層ビルディング。しかし建物内に入れば、その異形に驚くはずだ。なんと、三十階建てのそのビルディングの、十階部分にまで到達する巨大な一本の樹木が生えているのだ。『世界樹』と名を付けられた、その樹木をまるまるすべて、その建物は飲み込んでいる。
ちなみに、本来はビルディングのうちにある樹木こそが『世界樹』であるのだが、次に述べる事情により一部の者たちに有名になってからは、ビルディング自体をも総称して『世界樹』と呼ばれてもいるようだ。
まあ、それはともかく。その構造からしてでも異常だが、その建物の存在意義も不可思議なものであった。なんと、その巨大な建物一棟すべてが――そこに飲み込まれた樹木の内側を含めて、すべてが書庫となっているのだ。
WBO――世界書籍機構などと勝手に名乗っている組織。彼らが世界中の書籍――とりわけ『異本』を収め、管理するために用いている施設、なのである。
「ぐでーん」
その世界最大級の書庫の内、『世界樹』の根本にほど近い、ひとつの部屋。『司書長室』と表札が出た部屋にて、そこにいるべきはずの人物が擬音とともに、自身の席にて突っ伏した。たわわに実った胸部をクッションにするように、不用意に押し潰して。
「お疲れさまです、クレマンティーヌさん」
オレンジの香りがする、彼女の好みに沿った紅茶を置きつつ、タイトなスーツに身を引き締めた麗人が、伊達である青いフレームのメガネを持ち上げ、言った。
すらりと伸びた美しい黒髪。それを後ろでひとくくりに縛っただけだが、それだけで普段より、よほどきりっと引き締まった『仕事モード』に見える。
「ありがちょ、かにゃたゃーん。あと、きゅーけーちゅーはお友達なんだから、固っ苦しいのなしで~」
司書長であるらしい小さなその女性は、言葉通りにだらけきって、そう言った。部下を慮っての発言というよりは、彼女自身の本音に違いないのだろう。仕事中であろうとも割とのほほんとしている彼女であるが、仕事でなければなおのこと、気が緩みまくっているのだ。
「なら、言わせてもらうけど、ゾーイ?」
上司の言葉通りに麗人は、十は年上の上司に向かって、名前を呼び捨てにして、メガネを光らせる。
「な、なにかな、かにゃたん……」
その合図が、麗人の不機嫌を示すから、司書長も机に広げた上体を持ち上げ、背筋を伸ばした。『司書長』という肩書には似つかわしくない『きゅーけーちゅー』と書かれたTシャツは、やはり内に押し込んだ胸部の脂肪で歪みに歪んでいた。
ちなみに、司書長はフランス人で、ここもフランスだが、この『きゅーけーちゅー』Tシャツは日本製である(文字も日本語)。
「私物を司書長室に広げるのやめてくれる? それ、片付けるの私の仕事なんだけど? 休憩中にまったりするのは好きにすればいいんだけど、なんで普通に紅茶とクッキーを飲み食いするだけで、こんなに全身汚れるんだろうね? それも、洗濯するの、私なんだけどなあ?」
言葉を重ねるごとに低くなる声が限界に達し、まだまだ言い足りなくとも、麗人の言葉は途絶えた。もとより彼女より――一般的な成人女性と比してもまだやや幼い麗人よりも、さらに幼い体を、司書長は縮こまらせて彼女の言葉を聞いていた。そして、その終わりとともにまたも机に突っ伏せる。
「うがーうがー、うがーんなー! かにゃたんうるさい! 細かい! いつもお世話になってるの~! うわ~ん!」
文句を言いたいのか、お礼を言いたいのか、泣き喚きたいのか、ただ発散したいのか、とりあえず司書長は叫んで、クッキーと紅茶を暴飲暴食した。麗人の言葉通り、それは彼女の全身を、不思議な力で汚していく。
「はあ……まあいいんですけどね。それが私のお仕事ですから」
お仕事モードで麗人は言って、司書長を見た。これでも、この施設には必要不可欠な人材だ。そう思って。でなければ、きっとこんなおかしな人類の相手などやってはこられなかったはずだし、今後もやっていこうとは思えない。
なにしろ、これだけの巨大な書庫の管理を、実質一人で行っているのだ。人間性が壊滅的に破綻している程度、許容されるしか仕方ないのだろう。
「あ、お仕事といえば、かにゃたん」
怒っていたのか泣いていたのか、少なくとも暴飲暴食していた動きを止め、司書長は思い出したように、顔を上げた。
「なんです?」
お仕事モードで麗人は問い質す。そもそも司書長がきゅーけーちゅーでも、麗人は普通にまだ、仕事中なのだ。
その敬語に少しだけ顔を顰めて、それでもそれはいったん置いておき、司書長は言うべきことを優先する。
「『幾何金剛』のチェック。今日はかにゃたんにお願いするよ」
まだきゅーけーちゅーにもかかわらず、司書長はほんの少し真面目な顔で、そう言った。
*
『幾何金剛』。『啓筆』序列五位にして、防御系最強、最高強度の物質・エネルギー遮断力を展開する『異本』。
十九世紀。日本の数学者、那由多贋学が構想した、数学界、物理学界においても画期的で、独創的な理論の研究資料の一式である。残念ながら、その理論自体は完成せずに、かの数学者は他界してしまったが、その置き土産は、『異本』としての力を宿すこととなった。
その性能は、なにものをも通さない、完全な絶対防御。あらゆる物質とエネルギーの通過を妨げる、絶対の壁。……いや、正確には、『球体』を生み出す。
直径にして、一メートル程度の、小さな球。しかしながら、そのうちに収められたものは、『幾何金剛』の性能を解除しない限り、いかなる方法でも取り出すことは、絶対に叶わない。
*
その、いつ誰が発動し、それらを収めたのか解らない――少なくとも麗人には聞かされていない完全なる球体を見て、彼女は、嘆息した。
男や少女の『異本』蒐集。それを手伝ってはいるが、彼女自身、さして真剣に取り組んでいたとは言い難い。それでも、その絶対の球体を見、そのうちに収められた二冊の『異本』をも見て、これが男や少女が、最後に立ち向かうべきものなのだと認識すると、どうにも、感慨は湧いてきた。
『幾何金剛』は、その能力を発動すると、もとの『異本』――『本』としての形状を失い、ただの完全なる球体となる。ゆえに、麗人がいま見ているものは、確かに、『異本』蒐集者にとっては最終到達点と言える光景だった。
『啓筆』、序列五位、完全なる球体、『幾何金剛』。
そして、そのうちに封印された、序列二位と、序列一位の、二冊の『異本』。
『異本』に魅せられたすべてのものが到達する、WBOの最重要施設、『世界樹』。その最奥、ビルディングに飲まれた樹木の内側、その最高高度の一室に超然と存在する、完全なる球体。
それに、麗人は初めて、触れてみた。
「ほんと、言われるままにこんなとこまで来ちゃったけど、ノラ、なんとかこれに、触れられるまでにはなれたみたい」
それそのものが目的というわけではない。ただ、WBOが所有するほぼすべての『異本』が、『世界樹』には収められている。そのための、麗人の派遣。そして、それは五年弱もの時をかけ、ようやっと、その最奥にまで達した。
触れる手に、ほとんど反発はない。それでも、そのうちになにものをも侵入させまいとする、完全な力だけ、感じる。
「あはは……チェックって、ゾーイ」
その得も言われぬ感覚に、麗人は、少しだけ背を冷やした。
こんなの、悠久の時を経ても、微塵も揺らぐわけないじゃない。
きっと、この場所が、消え去るほどまでに破壊され尽くしても、この国が、微塵も残らず消え去っても、この星が、宇宙の塵とまでに砕け散っても、この全世界が、超越的な力でもってすべて失われようとも、この球体は、わずかにもその佇まいを揺らがせることなく、このままであるに違いない。そう、感覚的に解ってしまったから。
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