164 / 385
モスクワ編
決意と信頼の夜
しおりを挟む
とりあえず、それ以上はできることがないということで、『本の虫』のふたりにはお帰りいただいた。僧侶からの進言、『女神さま』に会う、というものについては、『保留』という形で。
『いまは、ネロを追うのが先決です。彼がこの地に留まるというのも、どれだけの期間か断定できませんから。ヤフユのことは心配ですし、いないと困るのも事実ですが、そのために割く時間や人手は、いまはない』
きりのいい段になって、男の子がスマートフォンの先でそう、お断りを告げた。男と紳士の関係性を悟られぬようにすること、そして、男が『女神さま』とやらを訝しく思っていること、それらをしっかと読み取ったうえでの最適な方策である。それに、確かに狂人・ネロを相手取るに、これ以上、時間や人手を外に割く余裕はなかった。
「とはいえ、本気でどうする……? あの『異本』は対ネロ用の必須アイテムだ。扱えなきゃ、割と困るんだが……」
誰かに問うでもなく、男はぶつぶつ呟く。思案のため、ホテルの部屋をくるくる歩き回りながら。
その点に関しては、『本の虫』のふたりに相談することもできなかった。なぜなら、失踪した『ヤフユ』が、この世のほぼすべての『異本』を扱うことができるチートアイテム、『箱庭百貨店』を受け継ぎ、それを所持している者であるとは、彼らに知らせていないし、知られたくもなかったから。
*
「ハク様。とにかく落ち着かれては? 美味しいダージリンが入りましたよ」
ふと、メイドがメイドらしく、うやうやしい動作でティーカップを置いた。紅茶といえばイギリスやフランスが思い浮かぶが、ロシアも負けないほどの紅茶大国だ。ジャムとともにいただく『ロシアンティー』は有名だろう。ちなみに、ロシアではこのジャムを『ヴァレーニエ』と呼ぶ。もちろん今回、メイドはこのヴァレーニエもともに提供した。
「のは、いいんだけどよ」
男はとにかく座り、落ち着く。が、どことなく落ち着かない。
「それはなんだ?」
と、落ち着かない理由を指さす。テーブルの上、そこそこのサイズで存在感を放つ、豪華な装飾の施された、壺のようなもの。
「こちらは『サモワール』でございます。ロシアではごく一般的な、端的に申し上げて『湯沸かし器』ですね」
そう言って、メイドは改めて一杯、紅茶を入れた。確かに、そのサモワールの下部には蛇口がついており、そこからお湯が出るらしい。
「最近では電動のものが主流であると聞き及んでおりましたが、こちらは伝統的なアナログタイプです。興味深い」
説明口調にメイドは言う。サモワールの内部、中央には円筒形の空間があり、そこに炭を入れ、その周囲の空間に入れた水を温める、というシステムである。
「確かに一般的なんだろうな。ホテルの部屋にまで常備されてんのか」
男は言いつつ、ティーカップを持ち上げた。口元に近付け、少し、躊躇う。
「いえ、どうやらインテリアとして飾られていたようですが、勝手に使わせていただきました」
しれっと、メイドは言った。
確かに、このサモワール、インテリアとしても素敵な装飾である。ロシアの一般的な家具であるなら、現地民にも、旅行者にも嬉しい一品であろうし。
「……まあ、べつにいいだろ」
少しだけ思うところがあったが、大丈夫だろうと判断。メイドにこういうところがあるのも知っていたし、ホテルの部屋も最上級のスイートルームだ。破損したりしない限り、これくらいの自由は黙認されるだろう。
それより、男が訝しんでいるのは、淹れられた紅茶自体である。いまさらメイドの用意したものを疑う気はないが、なにやら嗅いだことのない匂いだ。いや、その表現は言い過ぎにしても、どうにも紅茶らしくはない。
とはいえ、さすがに男は、一瞬の躊躇だけで、口に含んだ。きっとロシアの――あまり慣れ親しんでいない紅茶の匂いなのだろうと納得して。
「ああ、……うまい」
正直、よく解らん。男は紅茶は好きだが、特段に味に造詣が深いわけではなかった。ただ、少なくともまずくはない。なれば、メイドのために『うまい』と言っておく方がいいだろう。
「それはようございました」
メイドは笑った。六年前の彼女とはだいぶ変わった、少しだけ、口元が緩んだ、だらしない笑顔で。
「しかし、土地柄なのかね? どこか薬草のような、薬っぽい風味があるな」
それが悪いというわけではない。が、あまり味わったことのない風味に、男はそう言ってみた。決して不快ではないことを示すため、もう一口含みながら。
「ですよねえ……うふふ……」
ほんの少し、逆流する。メイドの含みがある笑いに、男は鼻の奥を、逆流した紅茶で小突くこととなった。
「……なんか入れたのか?」
男はカップから口を離し、言う。
正面に座っていたメイドは、ティーカップを持ったまま立ち上がり、ゆっくりと男の隣へ、腰を降ろした。
「なんでしょうねえ……?」
男の耳元で、甘く囁く。
どうやら、なにかを入れたらしかった。
*
「入れる、といえばハク様。お砂糖やレモンのご用意もございますが、いかがいたしましょう?」
内緒話のように、男の耳元へ顔を近付けたまま、囁き声でメイドは問う。身を寄せるために男の膝へ、片手をついて。持っていたティーセット――カップを受け皿に乗せ、それを反対の手でまとめて持ったまま。やや、危うく。
「つまり、入れたのは砂糖やレモンじゃねえんだな。じゃあ、ジャムとか」
「ジャムはお好みでどうぞ。ちにみに、ご存知でしょうが、本場のロシアンティーでは、ヴァレーニエを直接お紅茶に入れることは致しません。……本日は、ラズベリー、ブルーベリー、そしてオレンジのヴァレーニエをご用意致しておりますよ」
やはり囁き声で、メイドは言った。男の耳をくすぐるような、声で。そして膝へ乗せた右手、その指先は、まさしく男の肌を、スーツ越しにくすぐりながら。
「メイ……」
男はメイドから身を離すように前屈み、ここでようやくティーセットをテーブルへ置き、切り出す。
「俺はおまえを信頼している。だから、変なものを入れたとは思わねえ。が、なにを入れたかは気になる。解るな?」
ぴたり、と、メイドのくすぐる右手は、止まった。
「ハク様。……好きっ!」
とうとうメイドは感極まって、そう言ってしまう。男の首へ手を回し抱き着く。だから彼女の手にあるティーカップから、熱い紅茶がすべて、零れた。
「ぎゃー! あちゃあちゃ――!!」
さすがの男も、馬鹿みたいな声を上げる。
「ぎゃー! ハク様っ!!」
そしてメイドも、それに追随した。
*
その粗相を片付けてから、なんとか落ち着く。だからメイドの『告白』はお流れになった。
いや、そもそもメイドはそういう意味で言っていないだろうし、男も、そういう意味に捉えてはいなかっただろうが。……たぶん。
「で、結局、なにを入れたんだよ?」
まだ乾いていない服を気にしながら、少しだけ強い語気で、男は言った。メイドが着替えを勧めたが、そろそろ入浴の予定だ。そのときでいいと男は断った。
「ロシアの薬用酒、バリザムでございます。ほんの少しですが。お紅茶に入れるのも一般的ですし、この気候ですから、風邪の予防にもなるかと思い」
なぜだか申し訳なさそうに、メイドは言った。男としては特段に怒るような理由も思い付かなかったのだが、なにか引け目があるのだろうか?
「なんで黙ってたんだ? 別に変なもんじゃねえんだろ?」
男は問う。そして、なにも気にしていないというふうに、改めてその紅茶を一口、飲んだ。
「ええ、申し上げました通り、ロシアでは比較的一般的な飲み方でございます。ウォッカでもよかったのですが、やはり健康に配慮し、今回はバリザムを、と」
ただ。と、メイドは少し俯く。
「ハク様が、お酒を控えていらっしゃるのかと思いましたので。ラグナが一緒でしたことも理由なのでしょうが、ノラ様が、……こんな状況ですから、ご自身を律していらっしゃるのかと。……ですが、少しくらいはよいと思うのです。気分転換にもなりますし、なんというか、少し、……楽しんでいただければと」
そう言って、メイドは言葉を閉じた。少しだけ躊躇うような閉口だった。はっきりとした意図を伝えきらず。言い淀んだままの終わり。
男は、メイドの言葉に、自身の内面と向き合う。自分を律している。そうかもしれない。楽しんでいない。そうかもしれない。しかし、それは無自覚だったし、決して、少女を理由にしていたわけじゃない。と、そう思う。
だが、そういうふうに周りに思われていたかと思うと、申し訳ない気持ちにもなる。そしてそれは、少女へ対しても、同じ感情になってしまう。
「大丈夫ですよ、ハク様」
メイドが男の両手を、自身の両手で包み込んで、言う。男の目を、その双眸を、まっすぐ見据えて。
「どのような困難があろうと、あなた様なら大丈夫です。ハク様なら――私たちなら、必ず」
言い終えて、メイドは深く、首を垂れる。忠誠を誓うために、意思を述べるために、決意を示すために。そしてなにより、男を安心させるために。
「ああ、俺はおまえを信頼してるよ、メイ」
仮に自分を信じられなくとも。そう、男は思って、決心を新たに。
『いまは、ネロを追うのが先決です。彼がこの地に留まるというのも、どれだけの期間か断定できませんから。ヤフユのことは心配ですし、いないと困るのも事実ですが、そのために割く時間や人手は、いまはない』
きりのいい段になって、男の子がスマートフォンの先でそう、お断りを告げた。男と紳士の関係性を悟られぬようにすること、そして、男が『女神さま』とやらを訝しく思っていること、それらをしっかと読み取ったうえでの最適な方策である。それに、確かに狂人・ネロを相手取るに、これ以上、時間や人手を外に割く余裕はなかった。
「とはいえ、本気でどうする……? あの『異本』は対ネロ用の必須アイテムだ。扱えなきゃ、割と困るんだが……」
誰かに問うでもなく、男はぶつぶつ呟く。思案のため、ホテルの部屋をくるくる歩き回りながら。
その点に関しては、『本の虫』のふたりに相談することもできなかった。なぜなら、失踪した『ヤフユ』が、この世のほぼすべての『異本』を扱うことができるチートアイテム、『箱庭百貨店』を受け継ぎ、それを所持している者であるとは、彼らに知らせていないし、知られたくもなかったから。
*
「ハク様。とにかく落ち着かれては? 美味しいダージリンが入りましたよ」
ふと、メイドがメイドらしく、うやうやしい動作でティーカップを置いた。紅茶といえばイギリスやフランスが思い浮かぶが、ロシアも負けないほどの紅茶大国だ。ジャムとともにいただく『ロシアンティー』は有名だろう。ちなみに、ロシアではこのジャムを『ヴァレーニエ』と呼ぶ。もちろん今回、メイドはこのヴァレーニエもともに提供した。
「のは、いいんだけどよ」
男はとにかく座り、落ち着く。が、どことなく落ち着かない。
「それはなんだ?」
と、落ち着かない理由を指さす。テーブルの上、そこそこのサイズで存在感を放つ、豪華な装飾の施された、壺のようなもの。
「こちらは『サモワール』でございます。ロシアではごく一般的な、端的に申し上げて『湯沸かし器』ですね」
そう言って、メイドは改めて一杯、紅茶を入れた。確かに、そのサモワールの下部には蛇口がついており、そこからお湯が出るらしい。
「最近では電動のものが主流であると聞き及んでおりましたが、こちらは伝統的なアナログタイプです。興味深い」
説明口調にメイドは言う。サモワールの内部、中央には円筒形の空間があり、そこに炭を入れ、その周囲の空間に入れた水を温める、というシステムである。
「確かに一般的なんだろうな。ホテルの部屋にまで常備されてんのか」
男は言いつつ、ティーカップを持ち上げた。口元に近付け、少し、躊躇う。
「いえ、どうやらインテリアとして飾られていたようですが、勝手に使わせていただきました」
しれっと、メイドは言った。
確かに、このサモワール、インテリアとしても素敵な装飾である。ロシアの一般的な家具であるなら、現地民にも、旅行者にも嬉しい一品であろうし。
「……まあ、べつにいいだろ」
少しだけ思うところがあったが、大丈夫だろうと判断。メイドにこういうところがあるのも知っていたし、ホテルの部屋も最上級のスイートルームだ。破損したりしない限り、これくらいの自由は黙認されるだろう。
それより、男が訝しんでいるのは、淹れられた紅茶自体である。いまさらメイドの用意したものを疑う気はないが、なにやら嗅いだことのない匂いだ。いや、その表現は言い過ぎにしても、どうにも紅茶らしくはない。
とはいえ、さすがに男は、一瞬の躊躇だけで、口に含んだ。きっとロシアの――あまり慣れ親しんでいない紅茶の匂いなのだろうと納得して。
「ああ、……うまい」
正直、よく解らん。男は紅茶は好きだが、特段に味に造詣が深いわけではなかった。ただ、少なくともまずくはない。なれば、メイドのために『うまい』と言っておく方がいいだろう。
「それはようございました」
メイドは笑った。六年前の彼女とはだいぶ変わった、少しだけ、口元が緩んだ、だらしない笑顔で。
「しかし、土地柄なのかね? どこか薬草のような、薬っぽい風味があるな」
それが悪いというわけではない。が、あまり味わったことのない風味に、男はそう言ってみた。決して不快ではないことを示すため、もう一口含みながら。
「ですよねえ……うふふ……」
ほんの少し、逆流する。メイドの含みがある笑いに、男は鼻の奥を、逆流した紅茶で小突くこととなった。
「……なんか入れたのか?」
男はカップから口を離し、言う。
正面に座っていたメイドは、ティーカップを持ったまま立ち上がり、ゆっくりと男の隣へ、腰を降ろした。
「なんでしょうねえ……?」
男の耳元で、甘く囁く。
どうやら、なにかを入れたらしかった。
*
「入れる、といえばハク様。お砂糖やレモンのご用意もございますが、いかがいたしましょう?」
内緒話のように、男の耳元へ顔を近付けたまま、囁き声でメイドは問う。身を寄せるために男の膝へ、片手をついて。持っていたティーセット――カップを受け皿に乗せ、それを反対の手でまとめて持ったまま。やや、危うく。
「つまり、入れたのは砂糖やレモンじゃねえんだな。じゃあ、ジャムとか」
「ジャムはお好みでどうぞ。ちにみに、ご存知でしょうが、本場のロシアンティーでは、ヴァレーニエを直接お紅茶に入れることは致しません。……本日は、ラズベリー、ブルーベリー、そしてオレンジのヴァレーニエをご用意致しておりますよ」
やはり囁き声で、メイドは言った。男の耳をくすぐるような、声で。そして膝へ乗せた右手、その指先は、まさしく男の肌を、スーツ越しにくすぐりながら。
「メイ……」
男はメイドから身を離すように前屈み、ここでようやくティーセットをテーブルへ置き、切り出す。
「俺はおまえを信頼している。だから、変なものを入れたとは思わねえ。が、なにを入れたかは気になる。解るな?」
ぴたり、と、メイドのくすぐる右手は、止まった。
「ハク様。……好きっ!」
とうとうメイドは感極まって、そう言ってしまう。男の首へ手を回し抱き着く。だから彼女の手にあるティーカップから、熱い紅茶がすべて、零れた。
「ぎゃー! あちゃあちゃ――!!」
さすがの男も、馬鹿みたいな声を上げる。
「ぎゃー! ハク様っ!!」
そしてメイドも、それに追随した。
*
その粗相を片付けてから、なんとか落ち着く。だからメイドの『告白』はお流れになった。
いや、そもそもメイドはそういう意味で言っていないだろうし、男も、そういう意味に捉えてはいなかっただろうが。……たぶん。
「で、結局、なにを入れたんだよ?」
まだ乾いていない服を気にしながら、少しだけ強い語気で、男は言った。メイドが着替えを勧めたが、そろそろ入浴の予定だ。そのときでいいと男は断った。
「ロシアの薬用酒、バリザムでございます。ほんの少しですが。お紅茶に入れるのも一般的ですし、この気候ですから、風邪の予防にもなるかと思い」
なぜだか申し訳なさそうに、メイドは言った。男としては特段に怒るような理由も思い付かなかったのだが、なにか引け目があるのだろうか?
「なんで黙ってたんだ? 別に変なもんじゃねえんだろ?」
男は問う。そして、なにも気にしていないというふうに、改めてその紅茶を一口、飲んだ。
「ええ、申し上げました通り、ロシアでは比較的一般的な飲み方でございます。ウォッカでもよかったのですが、やはり健康に配慮し、今回はバリザムを、と」
ただ。と、メイドは少し俯く。
「ハク様が、お酒を控えていらっしゃるのかと思いましたので。ラグナが一緒でしたことも理由なのでしょうが、ノラ様が、……こんな状況ですから、ご自身を律していらっしゃるのかと。……ですが、少しくらいはよいと思うのです。気分転換にもなりますし、なんというか、少し、……楽しんでいただければと」
そう言って、メイドは言葉を閉じた。少しだけ躊躇うような閉口だった。はっきりとした意図を伝えきらず。言い淀んだままの終わり。
男は、メイドの言葉に、自身の内面と向き合う。自分を律している。そうかもしれない。楽しんでいない。そうかもしれない。しかし、それは無自覚だったし、決して、少女を理由にしていたわけじゃない。と、そう思う。
だが、そういうふうに周りに思われていたかと思うと、申し訳ない気持ちにもなる。そしてそれは、少女へ対しても、同じ感情になってしまう。
「大丈夫ですよ、ハク様」
メイドが男の両手を、自身の両手で包み込んで、言う。男の目を、その双眸を、まっすぐ見据えて。
「どのような困難があろうと、あなた様なら大丈夫です。ハク様なら――私たちなら、必ず」
言い終えて、メイドは深く、首を垂れる。忠誠を誓うために、意思を述べるために、決意を示すために。そしてなにより、男を安心させるために。
「ああ、俺はおまえを信頼してるよ、メイ」
仮に自分を信じられなくとも。そう、男は思って、決心を新たに。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる