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台湾編 本章 ルート『マッチング』
開幕
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時刻は、ゆったりと、夕方に近付いたころだった。
昼頃にゆったりと起床し、身なりを整える。前夜にだいぶん食べ過ぎてしまったが、昼時になると小腹くらいは減ってきた。紳士は、昨夜とは対極に、ただ黙々と肉を頬張る少女を見ながら、自身も軽い食事を進める。味は、よく解らなかった。
「時間は、大丈夫?」
皿の半分を残したまま、紳士は少女に問うた。さして食が進んでいたようには見えなかったのに、少女はすでに、皿をほとんど空にしている。
「ええ、待ち合わせ場所も近いし、急ぐことはないわ」
時計など見なくとも、少女は現在時刻を正確に把握している。だが、あえてポーズとして、少女はレストランにかかった時計に一瞥をくれた。
普通。に、見える。そう、紳士は観察する。
少女は、なにかを隠している。その確信が、紳士にはあった。それを問う言葉を、ついこないだに投げ掛けた。だが、どうやらはぐらかされてしまったらしい。それ以降、どうとも改めて、それを問うことができずにいた。いや、ともすれば、一度の問いすら間違いだったと、そう思ってさえしまっている。
少女は、決心しているのだ。なにかを、諦めているのだ。そしてそれは、彼女がそれを決心しなければ、また別のなにかを、決定的に崩壊させてしまう。それゆえの、彼女の諦観。そのように思ってしまうのだ。
何度も問いかけることは、少女のその決意を、揺さぶることになり得る。紳士としてはたしかに、少女がなんらかの自己犠牲を決意しているなら、それを揺さぶりたい欲望があった。だが、少女が――あの聡い少女が、きっと、悩みに悩みぬいて決めたことなのだから、彼女の意思を尊重したいとも、思うのだ。
自身のエゴとして、少女の決意を変えたいのか。そうでなくとも、せめて話して欲しいと願うのか。あるいは、少女の意思を尊重して、彼女の好きにさせるのか。彼女の願いを、優先するのか。
そもそも、紳士の予感が、間違っていることも多分にある。彼自身は、今回の予感を確信に近く思っているが、もちろん、根拠らしい根拠はない。ならば、やはり無理に少女を問い詰めるのも気が引けた。しかも、こんな大変なときに。
「…………」
少女は、じっと自分の顔を見つめる紳士を、逆にじっと、見つめていた。黙ったまま、なにかを、言いたげに。
「遅れても悪い。少し、早めに出よう」
紳士は、少女のその様子に気付かなかったふりをして、立ち上がった。少女の返答も待たず、彼女に背を向ける。ワンテンポ遅れて、少女も彼の背後で、立ち上がったようだった。
結局、彼の皿には、半分の料理が残ったままだ。
――――――――
遠くに、赤茶色の蓬髪が見えた。女傑だ。黒光りするライダースのジャケットが、彼女の豊満な胸部を覆いきれずに開いている。両手をジャケットのポケットに突っ込み、どうやら背を向けていた。
彼女を中心に、『家族』が集まっている。
女傑は、じっと、一点を見据えている様子だった。その先には、男がいる。いつも通りの、ボルサリーノにぼろぼろの茶色いコート姿だ。その片腕に、メイドがすり寄っている。
全体的に、会話は少ない様子に見えた。男と、彼の正面にきりっと立つそばかすメイドが、なにやら言葉を交わしており、それを不機嫌そうにメイドが見ていた。会話を邪魔しようとするかのようにメイドは、ときおり男の耳元へ口を寄せている。
どうやら、女傑が見つめているのは、そんな彼らの一部始終のようだ。会話に参加するでもないが、遠巻きに眺めるというよりは、ただ聞き役に徹するというような距離感で、ただ立ち尽くし、彼らを見ているような。
彼らとは少し離れて、紳士の兄弟たちがまとまっている。彼らに現在会話はないようだが、雰囲気だけで、紳士は、丁年が佳人に、小言でも言われたのだろうと把握した。麗人が間を取り持ち、佳人をなだめたのだろう。そういう、軽いぎくしゃくさを醸し出している。
ふっ、と、一陣、風が吹いた。それがまるで、何者かの意図で起こされたもののように、紳士は違和感を覚える。違和感というか、視線――気配か。ともすれば、WBO関係者が、彼らの本拠地から、自分たちを見下ろしているのではないか、と、紳士は、そのビルを見上げた。
WBO――世界書籍機構、本部ビル。台北のランドマーク、『台北101』のすぐそばに建つ、こちらも、高層ビル。『台北101』の高さにはもちろん及ばないが、少女が言うには、地上60階。地下五階の、十分すぎる高層ビルだ。その目前で待ち合わせ、現在、到着した。昨夜と同じように、その根元から、紳士は見上げる。昨夜、『台北101』を見上げたときと同様に、首が痛くなるほどの、高層ビルだ。
「よう、ノラ。ヤフユ」
男が、声と、片腕を上げた。紳士は応答するように、男と同じ動作を返す。隣を歩く少女が、特段の反応を示さなかったためでもある。
「すみません。お待たせしました」
紳士は、謝意を表しながら近付く。すると、自然な動作で、そばにいた女傑とそばかすメイドが数歩、離れた。彼女たちは、また別途、ふたりきりで話でもあるかのように、まとまって行動している。しかし、紳士が横目で追う限り、どうやらなにも言葉を交わしているわけではないようだ。
「いや、まだ予定時刻前だ。問題ねえ」
男は、慣れていなさそうな愛想笑いを浮かべた。やはり紳士も、同じ動作を返す。
「よう、ノラ。なんか久しぶりな気がするな」
次いで、男は少女に声をかけた。少女は瞬間、脇の地面を覗き見るように顔をそむけたが、
「そうね」
と、すぐに返答した。顔を上げて、愛想笑いを浮かべて。
それから、わずかに沈黙が流れた。紳士は気を遣って、なにか話題を出そうかと考えたが、その答えが出る前に、次の言葉は放たれていた。
「準備は、できてるの?」
少女だ。愛想で笑んだ顔を引き締めたようにして、真剣そうな眼差しで、男を見ている。
「ああ、大丈夫だ」
男は、少し戸惑ったようだが、そう答えた。
紳士の視点からでは、男と少女、このふたりは、どうやら話したいわけではないことばかりを口にしている。そのように、見えた。
「そ、ならいいわ。……じゃあ、行きましょう」
少女は、最後の一言を、男だけへではなく、その場の『家族』全員へ向けるような声量で、響かせた。男の戸惑いは助長されたようだったが、少女はそんなものになど気が付かなかったような振る舞いで、先頭を歩き始めた。
「では、私がご案内させていただきます」
少女より一歩前まで歩み出て、そばかすメイドがそう言った。実際的にはその一言で、他の者たちも動き出す。
こうして、彼女の先導で、WBO本部へ、彼らは乗り込んだ。
2027年、三月の某日。最後の決戦の火蓋が、切られた――。
*
広々としたエントランスに乗り込み、中ほどまで進む。周囲に人の気配はない。
「大所帯で悪いが、俺たちはリュウ・ヨウユェと交渉をしに来ただけだ。それで、そいつは――」
男の宣言に、まず、大きく反応したのは、佳人だった。先頭を進むそばかすメイド、それとほぼ同じほど前面に少女。そして、その次くらいの先団を、少女のそばに寄り添って歩いていた、佳人だ。
彼女が、男の宣言を聞き、真っ先に男を振り向いたのだ。彼を直視するような振り向き方ではなかったけれど、間接視野で彼を捉えるような、そんな振り向き方だった。
「リュウは、最上階、当ビルの60階にて、ずっと、あなた様をお待ちでございます。ハク様」
そばかすメイドが、佳人より一歩出遅れて、そう答える。その言い回しに、男は疑問を覚えたのか、どうなのか、「そうか」と曖昧な返答をした。
「上階への移動には、あちらのエレベーターをご利用ください」
そばかすメイドは、立ち止まり、そう言った。不思議な行動である。彼女が示すエレベーターには、まだ、十数メートルは距離がある。それに、彼女が案内をするというなら、彼女自身もそのエレベーターに乗るはずだ。であれば、「ご利用ください」という言い方は気になる。
そんなことを考えたのは、紳士だけだった。少女や女傑や、あるいはメイドは、彼女のそんな言い回しの意味をとうに看破していたし、稲荷日三姉妹弟に関しては、さしてそばかすメイドの話を聞いていなかった。自分たちのことで頭がいっぱいだったからだ。そして言わずもがな、男は、彼女の言に疑問など、違和感程度にしか覚えていなかったからだ。
だから、ある意味では、紳士がもっとも、その対応に遅れた。状況を理解していて気構えていたわけでも、常に臨戦に構えていたわけでも、頭を空っぽにしていたわけでもなく、疑問に頭を悩ませてしまっていた、紳士が。
「では、さっそく戦争を開始させていただきます。お客様方」
言葉と同時に表情を、合わせて徐々にいびつさを増して、そばかすメイドは、そう言った。
ぱちん。と、彼女は指を鳴らす。
すると、これまで誰もいなかったはずのエントランスホールに、十数人もの何者かが、現れた。
昼頃にゆったりと起床し、身なりを整える。前夜にだいぶん食べ過ぎてしまったが、昼時になると小腹くらいは減ってきた。紳士は、昨夜とは対極に、ただ黙々と肉を頬張る少女を見ながら、自身も軽い食事を進める。味は、よく解らなかった。
「時間は、大丈夫?」
皿の半分を残したまま、紳士は少女に問うた。さして食が進んでいたようには見えなかったのに、少女はすでに、皿をほとんど空にしている。
「ええ、待ち合わせ場所も近いし、急ぐことはないわ」
時計など見なくとも、少女は現在時刻を正確に把握している。だが、あえてポーズとして、少女はレストランにかかった時計に一瞥をくれた。
普通。に、見える。そう、紳士は観察する。
少女は、なにかを隠している。その確信が、紳士にはあった。それを問う言葉を、ついこないだに投げ掛けた。だが、どうやらはぐらかされてしまったらしい。それ以降、どうとも改めて、それを問うことができずにいた。いや、ともすれば、一度の問いすら間違いだったと、そう思ってさえしまっている。
少女は、決心しているのだ。なにかを、諦めているのだ。そしてそれは、彼女がそれを決心しなければ、また別のなにかを、決定的に崩壊させてしまう。それゆえの、彼女の諦観。そのように思ってしまうのだ。
何度も問いかけることは、少女のその決意を、揺さぶることになり得る。紳士としてはたしかに、少女がなんらかの自己犠牲を決意しているなら、それを揺さぶりたい欲望があった。だが、少女が――あの聡い少女が、きっと、悩みに悩みぬいて決めたことなのだから、彼女の意思を尊重したいとも、思うのだ。
自身のエゴとして、少女の決意を変えたいのか。そうでなくとも、せめて話して欲しいと願うのか。あるいは、少女の意思を尊重して、彼女の好きにさせるのか。彼女の願いを、優先するのか。
そもそも、紳士の予感が、間違っていることも多分にある。彼自身は、今回の予感を確信に近く思っているが、もちろん、根拠らしい根拠はない。ならば、やはり無理に少女を問い詰めるのも気が引けた。しかも、こんな大変なときに。
「…………」
少女は、じっと自分の顔を見つめる紳士を、逆にじっと、見つめていた。黙ったまま、なにかを、言いたげに。
「遅れても悪い。少し、早めに出よう」
紳士は、少女のその様子に気付かなかったふりをして、立ち上がった。少女の返答も待たず、彼女に背を向ける。ワンテンポ遅れて、少女も彼の背後で、立ち上がったようだった。
結局、彼の皿には、半分の料理が残ったままだ。
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遠くに、赤茶色の蓬髪が見えた。女傑だ。黒光りするライダースのジャケットが、彼女の豊満な胸部を覆いきれずに開いている。両手をジャケットのポケットに突っ込み、どうやら背を向けていた。
彼女を中心に、『家族』が集まっている。
女傑は、じっと、一点を見据えている様子だった。その先には、男がいる。いつも通りの、ボルサリーノにぼろぼろの茶色いコート姿だ。その片腕に、メイドがすり寄っている。
全体的に、会話は少ない様子に見えた。男と、彼の正面にきりっと立つそばかすメイドが、なにやら言葉を交わしており、それを不機嫌そうにメイドが見ていた。会話を邪魔しようとするかのようにメイドは、ときおり男の耳元へ口を寄せている。
どうやら、女傑が見つめているのは、そんな彼らの一部始終のようだ。会話に参加するでもないが、遠巻きに眺めるというよりは、ただ聞き役に徹するというような距離感で、ただ立ち尽くし、彼らを見ているような。
彼らとは少し離れて、紳士の兄弟たちがまとまっている。彼らに現在会話はないようだが、雰囲気だけで、紳士は、丁年が佳人に、小言でも言われたのだろうと把握した。麗人が間を取り持ち、佳人をなだめたのだろう。そういう、軽いぎくしゃくさを醸し出している。
ふっ、と、一陣、風が吹いた。それがまるで、何者かの意図で起こされたもののように、紳士は違和感を覚える。違和感というか、視線――気配か。ともすれば、WBO関係者が、彼らの本拠地から、自分たちを見下ろしているのではないか、と、紳士は、そのビルを見上げた。
WBO――世界書籍機構、本部ビル。台北のランドマーク、『台北101』のすぐそばに建つ、こちらも、高層ビル。『台北101』の高さにはもちろん及ばないが、少女が言うには、地上60階。地下五階の、十分すぎる高層ビルだ。その目前で待ち合わせ、現在、到着した。昨夜と同じように、その根元から、紳士は見上げる。昨夜、『台北101』を見上げたときと同様に、首が痛くなるほどの、高層ビルだ。
「よう、ノラ。ヤフユ」
男が、声と、片腕を上げた。紳士は応答するように、男と同じ動作を返す。隣を歩く少女が、特段の反応を示さなかったためでもある。
「すみません。お待たせしました」
紳士は、謝意を表しながら近付く。すると、自然な動作で、そばにいた女傑とそばかすメイドが数歩、離れた。彼女たちは、また別途、ふたりきりで話でもあるかのように、まとまって行動している。しかし、紳士が横目で追う限り、どうやらなにも言葉を交わしているわけではないようだ。
「いや、まだ予定時刻前だ。問題ねえ」
男は、慣れていなさそうな愛想笑いを浮かべた。やはり紳士も、同じ動作を返す。
「よう、ノラ。なんか久しぶりな気がするな」
次いで、男は少女に声をかけた。少女は瞬間、脇の地面を覗き見るように顔をそむけたが、
「そうね」
と、すぐに返答した。顔を上げて、愛想笑いを浮かべて。
それから、わずかに沈黙が流れた。紳士は気を遣って、なにか話題を出そうかと考えたが、その答えが出る前に、次の言葉は放たれていた。
「準備は、できてるの?」
少女だ。愛想で笑んだ顔を引き締めたようにして、真剣そうな眼差しで、男を見ている。
「ああ、大丈夫だ」
男は、少し戸惑ったようだが、そう答えた。
紳士の視点からでは、男と少女、このふたりは、どうやら話したいわけではないことばかりを口にしている。そのように、見えた。
「そ、ならいいわ。……じゃあ、行きましょう」
少女は、最後の一言を、男だけへではなく、その場の『家族』全員へ向けるような声量で、響かせた。男の戸惑いは助長されたようだったが、少女はそんなものになど気が付かなかったような振る舞いで、先頭を歩き始めた。
「では、私がご案内させていただきます」
少女より一歩前まで歩み出て、そばかすメイドがそう言った。実際的にはその一言で、他の者たちも動き出す。
こうして、彼女の先導で、WBO本部へ、彼らは乗り込んだ。
2027年、三月の某日。最後の決戦の火蓋が、切られた――。
*
広々としたエントランスに乗り込み、中ほどまで進む。周囲に人の気配はない。
「大所帯で悪いが、俺たちはリュウ・ヨウユェと交渉をしに来ただけだ。それで、そいつは――」
男の宣言に、まず、大きく反応したのは、佳人だった。先頭を進むそばかすメイド、それとほぼ同じほど前面に少女。そして、その次くらいの先団を、少女のそばに寄り添って歩いていた、佳人だ。
彼女が、男の宣言を聞き、真っ先に男を振り向いたのだ。彼を直視するような振り向き方ではなかったけれど、間接視野で彼を捉えるような、そんな振り向き方だった。
「リュウは、最上階、当ビルの60階にて、ずっと、あなた様をお待ちでございます。ハク様」
そばかすメイドが、佳人より一歩出遅れて、そう答える。その言い回しに、男は疑問を覚えたのか、どうなのか、「そうか」と曖昧な返答をした。
「上階への移動には、あちらのエレベーターをご利用ください」
そばかすメイドは、立ち止まり、そう言った。不思議な行動である。彼女が示すエレベーターには、まだ、十数メートルは距離がある。それに、彼女が案内をするというなら、彼女自身もそのエレベーターに乗るはずだ。であれば、「ご利用ください」という言い方は気になる。
そんなことを考えたのは、紳士だけだった。少女や女傑や、あるいはメイドは、彼女のそんな言い回しの意味をとうに看破していたし、稲荷日三姉妹弟に関しては、さしてそばかすメイドの話を聞いていなかった。自分たちのことで頭がいっぱいだったからだ。そして言わずもがな、男は、彼女の言に疑問など、違和感程度にしか覚えていなかったからだ。
だから、ある意味では、紳士がもっとも、その対応に遅れた。状況を理解していて気構えていたわけでも、常に臨戦に構えていたわけでも、頭を空っぽにしていたわけでもなく、疑問に頭を悩ませてしまっていた、紳士が。
「では、さっそく戦争を開始させていただきます。お客様方」
言葉と同時に表情を、合わせて徐々にいびつさを増して、そばかすメイドは、そう言った。
ぱちん。と、彼女は指を鳴らす。
すると、これまで誰もいなかったはずのエントランスホールに、十数人もの何者かが、現れた。
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