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第四章
63話 エピローグ
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ドリアード村の広場にて。
クーネとドリアードの代表が対話して友好協定結ぶ。
凛の活躍があった為、ドリアード達の態度は友好的となっており、対話は円滑に成された。
広場の隅で、凛とガーネットはその様子を眺める。
「解決させちゃった……。あんなに外の人間を嫌ってたのに信じられないわ」
村育ちのガーネットは、閉鎖的な村社会に、外部の人間が介入することが、如何に難しいかを知っていたので、こんな円滑に解決できたことに、驚きを隠せなかった。
「持つべきものは権力者の友達ね。クーネちゃんが居てくれたおかげだわ」
「それでも普通は話を繋げること自体難しいのよ。依頼を受けて来ただけなのに、村と外とのいざこざを解決しちゃうなんて……」
「まぁ、困ってる人がいたら、助けないとね。それも冒険者の仕事ってやつよ」
凛がそう言うと、ガーネットはきょとんとしてから、軽く笑って言う。
「……ただ依頼を熟すだけじゃないのね。この勝負、私の完敗よ」
「あれ? 勝負はなくなったんじゃなかったっけ?」
「そうだけど、ここまで完璧に事を収められたら、負けを認めるしかないわ」
「え、じゃ、じゃあ、負けた方は何でも言うこと聞くっていう話は」
「そうね。私の負けだから、約束通り、一つ何でも言うことを聞いてあげるわ」
「よっしゃあ!!!」
凛は全力でガッツポーズをする。
「何させたいの? あんまり無茶なことは止めてよね」
あまりの喜びっぷりに、ガーネットは訝しみつつも、凛に要求を訊ねる。
「したいことは沢山あるけど、うーん……じゃあ、キスさせて」
「はい?」
「キスよ。いい? ダメ? どっち?」
「ちょ、ちょっと何言ってるのか分からないわ」
「なら、実際にやって分からせてあげる」
凛はいきなりガーネットの両頬を押さえると、その唇に吸い付いた。
「んんんー!?!?!?」
ガーネットは驚いてパニックを起こすが、凛はがっちり掴んで離さず、遠慮なく唇を吸う。
舌まで入れたりして続けていると、藻掻いていたガーネットが力尽きたように抵抗を止めた。
それから十分堪能し、凛が唇を離して解放すると、ガーネットがその場に崩れ落ちる。
「ふぅ、ふぅ……最高」
地面にへたり込んだガーネットは放心していた。
「……公衆の面前で、そのようなことをするのは止めた方がいいかと」
凛が振り向くと、ドリアード代表と話をしていたはずのクーネが、いつの間にかすぐ傍に来ていた。
その顔は若干呆れたような感じであった。
「クーネちゃん!? ち、違うのこれは」
「分かってますよ。凛さんは年下の女性が好きなのですよね?」
「何で知ってるの!?」
「この前、遊びに来てくれた玖音さんが教えてくれました」
「あ、あいつめぇ……!」
凛は勝手に性癖をバラされたことを憤る。
普段は我関せずの玖音だったが、相手が領主の娘とのことで、万が一、拗れて敵に回ったら、この領地で生きることが難しくなるかもしれないと、念の為に事前に伝えていた。
「いいと思いますよ。人にはそれぞれ趣味がありますから」
「……もしかしてクーネちゃんも同じ趣味だったり?」
「いえ、違いますが」
即座に否定され、凛は肩を落とす。
「がっくし……。クーネちゃんのことは結構好みなのに」
「えっ」
「ねぇ、ちょっと試してみましょうよ。もしかしたら目覚めるかもしれないわよ」
「いや、私はそういうのはちょっと……」
迫られて後退るクーネだが、好みと言われ、困惑しつつも照れているのか、顔が赤くなっていた。
そこでやってきたユーリスが、凛に声を掛けてくる。
「ねぇ、凛。村長さんが街に行く許可出してくれたから、凛の畑見に行ってもいい?」
「あ、ユーリスちゃん! いいわよ。大歓迎」
凛はすぐにユーリスの方に気を移し、歓迎した。
急にそっぽ向かれたクーネは呆気にとられる。
「……節操なしですね」
その顔は何処か不満そうだった。
クーネとドリアードの代表が対話して友好協定結ぶ。
凛の活躍があった為、ドリアード達の態度は友好的となっており、対話は円滑に成された。
広場の隅で、凛とガーネットはその様子を眺める。
「解決させちゃった……。あんなに外の人間を嫌ってたのに信じられないわ」
村育ちのガーネットは、閉鎖的な村社会に、外部の人間が介入することが、如何に難しいかを知っていたので、こんな円滑に解決できたことに、驚きを隠せなかった。
「持つべきものは権力者の友達ね。クーネちゃんが居てくれたおかげだわ」
「それでも普通は話を繋げること自体難しいのよ。依頼を受けて来ただけなのに、村と外とのいざこざを解決しちゃうなんて……」
「まぁ、困ってる人がいたら、助けないとね。それも冒険者の仕事ってやつよ」
凛がそう言うと、ガーネットはきょとんとしてから、軽く笑って言う。
「……ただ依頼を熟すだけじゃないのね。この勝負、私の完敗よ」
「あれ? 勝負はなくなったんじゃなかったっけ?」
「そうだけど、ここまで完璧に事を収められたら、負けを認めるしかないわ」
「え、じゃ、じゃあ、負けた方は何でも言うこと聞くっていう話は」
「そうね。私の負けだから、約束通り、一つ何でも言うことを聞いてあげるわ」
「よっしゃあ!!!」
凛は全力でガッツポーズをする。
「何させたいの? あんまり無茶なことは止めてよね」
あまりの喜びっぷりに、ガーネットは訝しみつつも、凛に要求を訊ねる。
「したいことは沢山あるけど、うーん……じゃあ、キスさせて」
「はい?」
「キスよ。いい? ダメ? どっち?」
「ちょ、ちょっと何言ってるのか分からないわ」
「なら、実際にやって分からせてあげる」
凛はいきなりガーネットの両頬を押さえると、その唇に吸い付いた。
「んんんー!?!?!?」
ガーネットは驚いてパニックを起こすが、凛はがっちり掴んで離さず、遠慮なく唇を吸う。
舌まで入れたりして続けていると、藻掻いていたガーネットが力尽きたように抵抗を止めた。
それから十分堪能し、凛が唇を離して解放すると、ガーネットがその場に崩れ落ちる。
「ふぅ、ふぅ……最高」
地面にへたり込んだガーネットは放心していた。
「……公衆の面前で、そのようなことをするのは止めた方がいいかと」
凛が振り向くと、ドリアード代表と話をしていたはずのクーネが、いつの間にかすぐ傍に来ていた。
その顔は若干呆れたような感じであった。
「クーネちゃん!? ち、違うのこれは」
「分かってますよ。凛さんは年下の女性が好きなのですよね?」
「何で知ってるの!?」
「この前、遊びに来てくれた玖音さんが教えてくれました」
「あ、あいつめぇ……!」
凛は勝手に性癖をバラされたことを憤る。
普段は我関せずの玖音だったが、相手が領主の娘とのことで、万が一、拗れて敵に回ったら、この領地で生きることが難しくなるかもしれないと、念の為に事前に伝えていた。
「いいと思いますよ。人にはそれぞれ趣味がありますから」
「……もしかしてクーネちゃんも同じ趣味だったり?」
「いえ、違いますが」
即座に否定され、凛は肩を落とす。
「がっくし……。クーネちゃんのことは結構好みなのに」
「えっ」
「ねぇ、ちょっと試してみましょうよ。もしかしたら目覚めるかもしれないわよ」
「いや、私はそういうのはちょっと……」
迫られて後退るクーネだが、好みと言われ、困惑しつつも照れているのか、顔が赤くなっていた。
そこでやってきたユーリスが、凛に声を掛けてくる。
「ねぇ、凛。村長さんが街に行く許可出してくれたから、凛の畑見に行ってもいい?」
「あ、ユーリスちゃん! いいわよ。大歓迎」
凛はすぐにユーリスの方に気を移し、歓迎した。
急にそっぽ向かれたクーネは呆気にとられる。
「……節操なしですね」
その顔は何処か不満そうだった。
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