僕物語 覚醒編

如月 怜

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第2章 トランバース編

第10話(闇の奥深くへ!)

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目を覚ましたハツカ。
能力を発動できずにいた僕はハツカの呼び声に勇気をもらった。
そしてもう一度能力に集中した。


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(金属の形が変わる、
 考えられるのは2つ、
 形を変えられるほどの熱を加えるか、
 一時的な物質変化か、)

そして僕は彼の能力を分析した。


「ふっ、
 僕をあまりナメないことだ。」

僕はアイロの背後に瞬間移動した。
そう、
彼の能力は後ろへは効かなかった。
そして僕は彼の背中に手を当てうつ伏せの状態になるようにテレポートさせた。

アイロ
「は?
 なんで寝転んでんだ?」

僕は彼の持っていたナイフを彼の首元に向けながら言った。


「王手だ。」

僕は油断した。
彼の仲間のフウマが黙って見ていることなどあり得ないことなのは分かっていたが、
一時気を許してしまった瞬間に背後から吹っ飛ばされた。


「いってー、
 今のは、
 風なのか、」

フウマ
「そうだ!
 俺は風使い、
   Wind Abilityウインド アビリティだ!」

だが今の僕には余裕がなかった。
その場から離れた以上アイロの拘束も解けたのだ。

更にミライの能力も限界に近づいていた。

2人同時に戦わなければならなくてミライたちも守らなければならない。
絶体絶命の危機だった。

しかしそう思ったのも束の間、
僕の全ての力が抜けていった。
そして意識は遠のいて行った。

更に闇の奥深くへと落ちていく感じだった。


(そうか、
 この闇に深く落ちれば落ちるほど
 僕は強くなるのか、

 ならもっと深く、
 深く!)

その時はまだ気づいていなかった。
唐牛で僕の意思はあった。


「もう油断はしない。

 30秒だけやろう。
 僕を倒してみろ。」

そうして2人は同時に攻撃を開始した。
だが2人の攻撃は一度も僕に当たることはなくあっという間に30秒が過ぎた。


「それじゃ僕のターンだ。
 5秒。」

僕はテレポートし、
2人の肩に触れた。
そして2人を横倒しにした。


「まだやるか?」

アイロ
「もういい、
 俺たちの負けだ。
 お前に勝てる気がしない。」

この2人を野放しにはできない。
指名手配犯なら連れて行けば報酬ももらえる。
僕はミライに頼んだ。


「この2人をこの鏡の中へ、
 そして警察に連れて行こう。」

するとミライは2人に鏡をかざし、
2人を鏡の中に閉じ込めた。

カムイ
「俺たちも外に出よう。
 人形も見つけられたようだしな!」

そして僕たちはミライの能力で鏡の中の世界から脱出した。


「やっと外に出られたな、
 カムイはまだ大丈夫か?」

カムイ
「俺は大丈夫だ!」


「それじゃ失礼して、」

僕はそう言ってハツカを背負った。

ハツカ
「え!?
 怜!?
 何っ!?」

僕は言った。


「まずは2人を
 治療してもらわないとね!
 ミライも休まないとな!」

僕たちは病院に行った。


「それじゃ僕はミライを
 家に送ってそのついでに
 報酬も受け取ってくるよ!」

僕がそう言うとミライが口を開いた。

ミライ
「私みなさんと一緒にいたいです。
 このまま一緒に連れて行って
 いただけませんか!?
 精一杯みなさんの役に立ちます!
 だからお願いします!!」

僕たちはもちろんみんな賛成だった。


「大変な旅になるけどそれでも?」

ミライ
「どんな旅でも大丈夫です!
 辛い旅に出るよりも
 みなさんと離れてしまう方が
 もっと辛いです、」

ミライは僕たちが思う以上に本気だった。


「なぁミライ、
 僕たちの役に立たなくてもいい。
 自分なりに精一杯楽しめるように
 努力してくれないかな?
 それが条件だよ?」

ミライは笑顔で返事をした。

ミライ
「はい!
 ありがとうございます!」

そしてまた新しい仲間ができた。。



---続く---



!次回!

クエストの報酬を受け取るため、
病院を後にした僕とミライ。
もう一度ミライの家に向かい旅の準備を進めていた。

ハツカはカムイに悩みを打ち明けた。
そんな時、
ハツカとカムイはとても重要なことに気づいていたのだ。


-次回-

僕物語 覚醒編

第11話

(闇の覚醒者)
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