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第四章
12 世界で一番幸せな花嫁(完)
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「ふぁ、……アル……ぅ……」
まるで砂糖を煮溶かした蜂蜜にでも溺れてしまいそうな感覚に、ミアはうわごとのように彼の名前を呼んだ。
助けを求めて浅い息を吐いても、彼女を快楽の海に突き落としたのは、助けを求められているアルベルト当人である。当然助けは訪れず、ますます深い底に沈められる。
「気持ちいいならそう言ってごらん?」
ぎゅ、と乳首を甘噛みされ、ミアはびくりと体を震わせた。
敏感な部分に歯が食い込んで少し痛い、けれどそれが怖いくらいに気持ちいいことに戸惑う。
「ぅ、……ぁ……」
「ミアは可愛いね。ほら、ちゃんと言えたらもっと気持ちよくしてあげるから」
「……っ…………きもちいい、の……っ」
一度口に出すと、あとは堰を切ったように流れ出した。
あられもない声を上げて喘ぐ彼女に、アルベルトは悪い笑みを浮かべて奉仕を続けている。デコルテに舌を這わせて赤い花を咲かせ、鼻先で髪をかき分けて首筋にキスをして。
その間も長い指は固くしこった乳首をクリクリとこね回し、分厚い皮膚の手のひらが敏感な肌を撫でさする。
ミアが与えられる快感に夢中になっているうちに、いつの間にか彼もローブを脱ぎ去っていた。ぴったりと重なる素肌のぬくもりにうっとりとして、彼女は満足げな吐息を零す。
こんな甘やかな時間を経験してしまったら、もう後戻り出来ない気がした。
「ミア、出来るだけ痛くないようにする。だから少しだけ耐えて欲しい」
荒い息遣いのアルベルトがそう言ったのは、ミアの全身が余すところなく愛撫されて、くったりと力が抜けた頃だった。
大きく開いた両足の間に彼がいるのはとても恥ずかしいのに、そこから退いて欲しいとお願いする力も残っていない。
広い寝台の上にしどけない姿で横たわっている彼女は、とうとうこの時が来たのだと覚悟を決める。
「早くアルのものになりたい……。だから……来て?」
弱々しく伸ばした手は、強すぎる力で握り返された。
「……だからっ、そういう煽るようなことを言うんじゃない」
「え? …………ぁ、」
一体どういう意味か、と問い返す時間は与えられなかった。
その代わりに、驚くほど硬くて熱い、丸い先端が陰部にぴたりと当てられる。細い腰をしっかりと掻き抱かれて、アルベルトの筋肉の強張りを感じた。
「……あっ……っ?! ぅ……ぃ、いた……っ」
ぬちゃり、という水音と共に彼が沈み込んで、このくらいなら大丈夫だと思ったのも束の間、ミアを激痛が襲う。
痛いことが大嫌いな彼女にとって、それは足の間から体が真っ二つに裂けてしまうのではないかと思うほどの痛みだった。細くて狭い道に、場違いなくらい大きなものを通して拡張しているような無理やり感。
喉が引きつって呼吸を忘れる。
驚きに見開いた目には涙が盛り上がり、体もぎゅうっと硬くなった。
「ミア、体から力を抜いて? そうでないともっと痛くなる」
「そんな、できな……っ」
「大丈夫、私の声に合わせて息をして。……吸って、吐いて。そう、もう一度」
労わるように体を撫でられながら、ミアは必死に呼吸を繰り返した。そのリズムに合わせたアルベルトがぐいぐいと奥深くを目指す。
ようやく全てが収まった頃には、ミアは息も絶え絶えだった。
「ぅ……、上手にできなくて……ごめんなさい……」
そして彼女はしょんぼりとしながら、愛しい人の硬い首筋に頬を擦り付ける。
自分は全くの初心者だが、あまり出来が良くないことはなんとなく分かった。なぜならばさっきから、アルベルトはずっと苦しそうな顔をしているから。
それになかなか動き出そうとしない。
母から渡された本には、初めての女性は痛みを伴うが、男性は皆とても気持ち良くなるものだと書いてあったのに。
彼女が絶望的な気分で目を伏せると、アルベルトは優しく髪を梳いてくれた。
「どうして謝るんだ? ……謝罪しなければならないのはこちらの方だな。君がこんなに苦しんでいるのに、私は……」
「でもあなたもとても苦しそうよ?」
ミアに伸し掛かっているいる彼はつらそうに眉を寄せていて、額には汗の玉が浮かんでいる。だから同じように苦しいのだと思ったのに。
「……気持ちよすぎてつらいんだ。君がもう少し慣れるまではと、動きたいのを必死で我慢している」
「え」
「それに、君の初めてを奪えたことが嬉しくて仕方ない。私が君の、最初で最後の男だ」
征服欲を隠さない強い視線で見つめられ、ミアはぎゅうっと胸が締め付けられた。
促されるように目を閉じて、甘く慈しむようなキスを受け止める。
それでは自分も、ちゃんと彼を満足させてあげているのだろうか。そんな事実が無性に嬉しくて仕方ない。
体の奥深い部分で繋がって、こうして2人で溶け合って。
言葉では言い表せない幸福感に包まれ、先ほど経験した痛みには愛おしさすら感じてしまう。
「悪い、長くは保たない」
そう言ったアルベルトに鈍く痛むそこを何度か揺すられてから、彼は小さく呻いて動きを止めた。
同時にお腹の中に温かいものを感じ、これが子を授かる種なのだと妙な感動に包まれる。
彼の子供だったらとても優しくて可愛い子が生まれそうだ。
けれどもう少しだけ、2人きりでも悪くないなぁと思ったりもした。
「とても痛かったけど……でも、とても幸せだったわ」
温かいタオルで体を清められてから、ミアは広すぎる寝台の上でアルベルトと身を寄せ合っていた
照れるよう頬を染めると、彼はぐっと言葉に詰まって掛け布を引き寄せてくれる。
「……私がこんなに自制心のない人間だったと初めて知ったな。今晩はもう無理をさせたくないのに、衝動が抑えきれなくなりそうで怖い」
「自制心?」
ということは、彼は何かを我慢しているところなのだろうか。
夜食を食べたいとか、もっとお酒を飲みたいとか、いろいろ考えたが特に我慢しなければいけない理由はない。
しかし突然、ハッと心当たりに気がついた。
もう全て終わったと思っていたけれど、まだ天井から吊るされていなかった……!
「ねぇ、あの……今からロープを使うの? でももう体がつらくて……だから出来れば明日以降にしてもらえると嬉しいのだけれど」
「は?」
ミアが恐る恐る切り出すと、アルベルトは心底不思議そうな顔をした。
もしかしてロープ以外のものを使うつもりだったのだろうか。
ミアは本で読んだ知識を片っ端から並べる。
「ロープじゃなかったの? ではロウソクとか、ムチとか、手枷とか……」
「ちょ、ちょっと待ってくれ。君は一体何を言い出すんだ」
慌てて制止されて、ミアはきょとんと首をかしげた。
「ステファン様から頂いた本に書いてあったの。この後、私を天井からロープで吊るすんでしょう?」
「………………あいつ……」
長い沈黙の後、アルベルトが地の底から聞こえるような低い声で唸った。
そしてミアに、真摯な表情を向ける。
「ミア、よく聞いて。私は君を天井から吊るして痛めつける趣味はない。もちろんロウソクやムチを使う趣味も、だ。そういうのは人間的に下劣で軽蔑に値する行為だな。……それともミアは使いたいのか?」
「いいえ! 私も痛いのはいや!」
なんと彼はミアをロープで天井から吊るすつもりはなかったらしい。
ミアが大急ぎで否定すると、彼は安堵したように微笑んだ。
「では交渉成立だな」
まだ少し汗ばんでいるアルベルトに甘く抱き締められ、ミアは硬い胸に頬をすり寄せる。
彼に天井から吊るす趣味がないのは幸運だった。そういえばこの部屋にはロープを結べそうな出っ張りがないのだから、最初から気付いてもよさそうなものだったのかもしれない。
相変わらず鈍感な自分に何度目かの反省をしながら、ミアは満足げに目を閉じた。
今はまだじんじんと痛む秘所も、多分もう少しすれば慣れてくるだろう。その頃には、オルガからもらった破廉恥なデザインのナイトドレスを着る勇気も出ているかもしれない。
愛情いっぱいの家族に見送られて、大好きな人と結婚出来て、しかも天井から吊るされる心配もなくて。
自分は世界で一番幸せな花嫁だと感動しながら、ミアは穏やかな眠りにつく。
そして翌日。
怒り心頭のアルベルトにより、人間的に下劣で軽蔑に値するステファンが血祭りに上げられたのは言うまでもない。
まるで砂糖を煮溶かした蜂蜜にでも溺れてしまいそうな感覚に、ミアはうわごとのように彼の名前を呼んだ。
助けを求めて浅い息を吐いても、彼女を快楽の海に突き落としたのは、助けを求められているアルベルト当人である。当然助けは訪れず、ますます深い底に沈められる。
「気持ちいいならそう言ってごらん?」
ぎゅ、と乳首を甘噛みされ、ミアはびくりと体を震わせた。
敏感な部分に歯が食い込んで少し痛い、けれどそれが怖いくらいに気持ちいいことに戸惑う。
「ぅ、……ぁ……」
「ミアは可愛いね。ほら、ちゃんと言えたらもっと気持ちよくしてあげるから」
「……っ…………きもちいい、の……っ」
一度口に出すと、あとは堰を切ったように流れ出した。
あられもない声を上げて喘ぐ彼女に、アルベルトは悪い笑みを浮かべて奉仕を続けている。デコルテに舌を這わせて赤い花を咲かせ、鼻先で髪をかき分けて首筋にキスをして。
その間も長い指は固くしこった乳首をクリクリとこね回し、分厚い皮膚の手のひらが敏感な肌を撫でさする。
ミアが与えられる快感に夢中になっているうちに、いつの間にか彼もローブを脱ぎ去っていた。ぴったりと重なる素肌のぬくもりにうっとりとして、彼女は満足げな吐息を零す。
こんな甘やかな時間を経験してしまったら、もう後戻り出来ない気がした。
「ミア、出来るだけ痛くないようにする。だから少しだけ耐えて欲しい」
荒い息遣いのアルベルトがそう言ったのは、ミアの全身が余すところなく愛撫されて、くったりと力が抜けた頃だった。
大きく開いた両足の間に彼がいるのはとても恥ずかしいのに、そこから退いて欲しいとお願いする力も残っていない。
広い寝台の上にしどけない姿で横たわっている彼女は、とうとうこの時が来たのだと覚悟を決める。
「早くアルのものになりたい……。だから……来て?」
弱々しく伸ばした手は、強すぎる力で握り返された。
「……だからっ、そういう煽るようなことを言うんじゃない」
「え? …………ぁ、」
一体どういう意味か、と問い返す時間は与えられなかった。
その代わりに、驚くほど硬くて熱い、丸い先端が陰部にぴたりと当てられる。細い腰をしっかりと掻き抱かれて、アルベルトの筋肉の強張りを感じた。
「……あっ……っ?! ぅ……ぃ、いた……っ」
ぬちゃり、という水音と共に彼が沈み込んで、このくらいなら大丈夫だと思ったのも束の間、ミアを激痛が襲う。
痛いことが大嫌いな彼女にとって、それは足の間から体が真っ二つに裂けてしまうのではないかと思うほどの痛みだった。細くて狭い道に、場違いなくらい大きなものを通して拡張しているような無理やり感。
喉が引きつって呼吸を忘れる。
驚きに見開いた目には涙が盛り上がり、体もぎゅうっと硬くなった。
「ミア、体から力を抜いて? そうでないともっと痛くなる」
「そんな、できな……っ」
「大丈夫、私の声に合わせて息をして。……吸って、吐いて。そう、もう一度」
労わるように体を撫でられながら、ミアは必死に呼吸を繰り返した。そのリズムに合わせたアルベルトがぐいぐいと奥深くを目指す。
ようやく全てが収まった頃には、ミアは息も絶え絶えだった。
「ぅ……、上手にできなくて……ごめんなさい……」
そして彼女はしょんぼりとしながら、愛しい人の硬い首筋に頬を擦り付ける。
自分は全くの初心者だが、あまり出来が良くないことはなんとなく分かった。なぜならばさっきから、アルベルトはずっと苦しそうな顔をしているから。
それになかなか動き出そうとしない。
母から渡された本には、初めての女性は痛みを伴うが、男性は皆とても気持ち良くなるものだと書いてあったのに。
彼女が絶望的な気分で目を伏せると、アルベルトは優しく髪を梳いてくれた。
「どうして謝るんだ? ……謝罪しなければならないのはこちらの方だな。君がこんなに苦しんでいるのに、私は……」
「でもあなたもとても苦しそうよ?」
ミアに伸し掛かっているいる彼はつらそうに眉を寄せていて、額には汗の玉が浮かんでいる。だから同じように苦しいのだと思ったのに。
「……気持ちよすぎてつらいんだ。君がもう少し慣れるまではと、動きたいのを必死で我慢している」
「え」
「それに、君の初めてを奪えたことが嬉しくて仕方ない。私が君の、最初で最後の男だ」
征服欲を隠さない強い視線で見つめられ、ミアはぎゅうっと胸が締め付けられた。
促されるように目を閉じて、甘く慈しむようなキスを受け止める。
それでは自分も、ちゃんと彼を満足させてあげているのだろうか。そんな事実が無性に嬉しくて仕方ない。
体の奥深い部分で繋がって、こうして2人で溶け合って。
言葉では言い表せない幸福感に包まれ、先ほど経験した痛みには愛おしさすら感じてしまう。
「悪い、長くは保たない」
そう言ったアルベルトに鈍く痛むそこを何度か揺すられてから、彼は小さく呻いて動きを止めた。
同時にお腹の中に温かいものを感じ、これが子を授かる種なのだと妙な感動に包まれる。
彼の子供だったらとても優しくて可愛い子が生まれそうだ。
けれどもう少しだけ、2人きりでも悪くないなぁと思ったりもした。
「とても痛かったけど……でも、とても幸せだったわ」
温かいタオルで体を清められてから、ミアは広すぎる寝台の上でアルベルトと身を寄せ合っていた
照れるよう頬を染めると、彼はぐっと言葉に詰まって掛け布を引き寄せてくれる。
「……私がこんなに自制心のない人間だったと初めて知ったな。今晩はもう無理をさせたくないのに、衝動が抑えきれなくなりそうで怖い」
「自制心?」
ということは、彼は何かを我慢しているところなのだろうか。
夜食を食べたいとか、もっとお酒を飲みたいとか、いろいろ考えたが特に我慢しなければいけない理由はない。
しかし突然、ハッと心当たりに気がついた。
もう全て終わったと思っていたけれど、まだ天井から吊るされていなかった……!
「ねぇ、あの……今からロープを使うの? でももう体がつらくて……だから出来れば明日以降にしてもらえると嬉しいのだけれど」
「は?」
ミアが恐る恐る切り出すと、アルベルトは心底不思議そうな顔をした。
もしかしてロープ以外のものを使うつもりだったのだろうか。
ミアは本で読んだ知識を片っ端から並べる。
「ロープじゃなかったの? ではロウソクとか、ムチとか、手枷とか……」
「ちょ、ちょっと待ってくれ。君は一体何を言い出すんだ」
慌てて制止されて、ミアはきょとんと首をかしげた。
「ステファン様から頂いた本に書いてあったの。この後、私を天井からロープで吊るすんでしょう?」
「………………あいつ……」
長い沈黙の後、アルベルトが地の底から聞こえるような低い声で唸った。
そしてミアに、真摯な表情を向ける。
「ミア、よく聞いて。私は君を天井から吊るして痛めつける趣味はない。もちろんロウソクやムチを使う趣味も、だ。そういうのは人間的に下劣で軽蔑に値する行為だな。……それともミアは使いたいのか?」
「いいえ! 私も痛いのはいや!」
なんと彼はミアをロープで天井から吊るすつもりはなかったらしい。
ミアが大急ぎで否定すると、彼は安堵したように微笑んだ。
「では交渉成立だな」
まだ少し汗ばんでいるアルベルトに甘く抱き締められ、ミアは硬い胸に頬をすり寄せる。
彼に天井から吊るす趣味がないのは幸運だった。そういえばこの部屋にはロープを結べそうな出っ張りがないのだから、最初から気付いてもよさそうなものだったのかもしれない。
相変わらず鈍感な自分に何度目かの反省をしながら、ミアは満足げに目を閉じた。
今はまだじんじんと痛む秘所も、多分もう少しすれば慣れてくるだろう。その頃には、オルガからもらった破廉恥なデザインのナイトドレスを着る勇気も出ているかもしれない。
愛情いっぱいの家族に見送られて、大好きな人と結婚出来て、しかも天井から吊るされる心配もなくて。
自分は世界で一番幸せな花嫁だと感動しながら、ミアは穏やかな眠りにつく。
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