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第一章 俺様、ドラゴンになる
7、いざ、レベル上げ!
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朝。起きると既にルシアちゃんは居なくなっていた。
どこに行ってしまったのだろう? と思ったら、ガラス戸の向こうに見える畑で作業をしている姿が見えた。
「あ、リージェ様おはようございます」
ガラス戸を開けてパタパタと飛んでいくと素敵笑顔で挨拶してくれた。
昨日飛び回ったおかげか、今日は一度も墜ちずにルシアちゃんの所まで行けた。さすが俺、成長速い。
今日も畑からは甘い匂いが立ち込めている。
「今食べやすいように調理しますので、少しお待ちくださいね」
メロンにかぶりつこうとしていたら、クスクス笑いながらひょいっと持ち上げられた。
そうか、今日はアレじゃなくて良かった。
ホッとしながらメロンをポンポン叩いて成熟具合を確かめながら収穫していくルシアちゃんの作業を見ていると、その足にシュルシュルと近づく蔓が。
「危ない!」
咄嗟に駆け寄って、爪で切り払う。バラバラと舞い散る蔓。安心しかけた瞬間、足元のメロンが文字通り牙を剥いた。
ザシュッ
残念ながら俺の爪では致命傷は与えられず、腕に噛み付かれてしまった。痛みで体の熱が一気に上がる。
「ぐぁぁああああ!」
ボッ
「!?」
何か出た。
『――≪リージェ≫がザンナ・メロンを倒しました。経験値10を獲得しました――』
『――≪リージェ≫がスキル≪ドラゴンブレス Lv.1≫を獲得しました――』
口から出た炎で、メロンが消し炭になる。
「リージェ様! 大丈夫ですか?!」
ルシアちゃんが慌てて駆け寄ってくる。噛まれた腕からはドクドクと血が流れている。
そっか、ドラゴンでも血は赤いんだな。
「すいません、このメロン、熟しすぎるとモンスター化するんです。でも早く獲りすぎても美味しくないのでギリギリまで待っているせいかモンスター化するのも多くて……」
私がついていながらお怪我をさせてしまってもうしわけありません、と俺の傷口に手を翳す。
つか、モンスター化するって、どんな植物だよ!
「主よ、どうぞお力をお貸しください。かの者に癒しの祝福を……」
ルシアちゃんがそう呟くと、その手の平が温かい光を放ち傷口が見る見る塞がっていく。
回復魔法?! すげぇ! ファンタジーだよ!
「これでもう大丈夫ですね。さぁ、お食事にしますのでどうぞ中へ」
「ふむ、なかなかの技を持っているな。今後も俺様のために励むと良い」
食事はメロンずくしだった。良かった、アレじゃなくて。
ルシアちゃんは俺が食べやすいよう小さくカットしてくれた。これも魔法なのか、シャーベットになっているものとかもあり、同じ食材とは思えないくらい色々な調理方のメロン料理が並んだ。
うん、ルシアちゃんは良いお嫁さんになれるよ。
「あの、リージェ様、お力を貸していただけますか?」
「?」
庭で待っていて欲しい、と言うので素直に待っていると、ゴトゴトと例の甕を持って出てきた。
「リージェ様、ブレスを使えるようなので。これを甕ごと燃やして……」
「我が劫火に焼かれよ」
ボッ
俺の眼の前に置かれた甕からカサカサと音がするものだから、ついルシアちゃんの話を最後まで聞かずに燃やしてしまった。
台詞は、雰囲気だ雰囲気。
『――≪リージェ≫がスカラファッジオを倒しました。経験値2248を獲得しました――』
『――≪リージェ≫のレベルが3に上がりました――』
『――≪リージェ≫のレベルが4に上がりました――』
『――≪リージェ≫のレベルが5に上がりました――』
次々に告げられるレベルアップの声。おいおい、あの中どんだけ詰まってたんだよ!
『――≪リージェ≫のレベルが8に上がりました――』
『――≪リージェ≫のスキル≪ドラゴンブレスLv.1≫が≪我が劫火に焼かれよLv.1≫へと改名されました――』
『――≪リージェ≫のスキル≪我が劫火に焼かれよ≫がLv.3に上がりました――』
おいぃぃぃいっ?!
色々ツッコミどころがありすぎるが、取り敢えずステータス確認しようか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【ステータス】
名前 : リージェ
レベル : 8
EXP : 998/1280
HP : 90/580
MP : 10/219
Atk : 2034
Def : 642
スキル : タリ―語 Lv.1
我が劫火に焼かれよLv.3
称号 : 中二病(笑)
害虫キラー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
な ん だ こ れ ?
どんだけ上がってんだよ! 特に攻撃力!
レベル8でこれって、もう俺無双できそうな気がしてきたぞ。
割と簡単にスキルも獲得できるみたいだし、もう少し大きくなるまではルシアちゃんを守りつつ色々強化していくか。
どこに行ってしまったのだろう? と思ったら、ガラス戸の向こうに見える畑で作業をしている姿が見えた。
「あ、リージェ様おはようございます」
ガラス戸を開けてパタパタと飛んでいくと素敵笑顔で挨拶してくれた。
昨日飛び回ったおかげか、今日は一度も墜ちずにルシアちゃんの所まで行けた。さすが俺、成長速い。
今日も畑からは甘い匂いが立ち込めている。
「今食べやすいように調理しますので、少しお待ちくださいね」
メロンにかぶりつこうとしていたら、クスクス笑いながらひょいっと持ち上げられた。
そうか、今日はアレじゃなくて良かった。
ホッとしながらメロンをポンポン叩いて成熟具合を確かめながら収穫していくルシアちゃんの作業を見ていると、その足にシュルシュルと近づく蔓が。
「危ない!」
咄嗟に駆け寄って、爪で切り払う。バラバラと舞い散る蔓。安心しかけた瞬間、足元のメロンが文字通り牙を剥いた。
ザシュッ
残念ながら俺の爪では致命傷は与えられず、腕に噛み付かれてしまった。痛みで体の熱が一気に上がる。
「ぐぁぁああああ!」
ボッ
「!?」
何か出た。
『――≪リージェ≫がザンナ・メロンを倒しました。経験値10を獲得しました――』
『――≪リージェ≫がスキル≪ドラゴンブレス Lv.1≫を獲得しました――』
口から出た炎で、メロンが消し炭になる。
「リージェ様! 大丈夫ですか?!」
ルシアちゃんが慌てて駆け寄ってくる。噛まれた腕からはドクドクと血が流れている。
そっか、ドラゴンでも血は赤いんだな。
「すいません、このメロン、熟しすぎるとモンスター化するんです。でも早く獲りすぎても美味しくないのでギリギリまで待っているせいかモンスター化するのも多くて……」
私がついていながらお怪我をさせてしまってもうしわけありません、と俺の傷口に手を翳す。
つか、モンスター化するって、どんな植物だよ!
「主よ、どうぞお力をお貸しください。かの者に癒しの祝福を……」
ルシアちゃんがそう呟くと、その手の平が温かい光を放ち傷口が見る見る塞がっていく。
回復魔法?! すげぇ! ファンタジーだよ!
「これでもう大丈夫ですね。さぁ、お食事にしますのでどうぞ中へ」
「ふむ、なかなかの技を持っているな。今後も俺様のために励むと良い」
食事はメロンずくしだった。良かった、アレじゃなくて。
ルシアちゃんは俺が食べやすいよう小さくカットしてくれた。これも魔法なのか、シャーベットになっているものとかもあり、同じ食材とは思えないくらい色々な調理方のメロン料理が並んだ。
うん、ルシアちゃんは良いお嫁さんになれるよ。
「あの、リージェ様、お力を貸していただけますか?」
「?」
庭で待っていて欲しい、と言うので素直に待っていると、ゴトゴトと例の甕を持って出てきた。
「リージェ様、ブレスを使えるようなので。これを甕ごと燃やして……」
「我が劫火に焼かれよ」
ボッ
俺の眼の前に置かれた甕からカサカサと音がするものだから、ついルシアちゃんの話を最後まで聞かずに燃やしてしまった。
台詞は、雰囲気だ雰囲気。
『――≪リージェ≫がスカラファッジオを倒しました。経験値2248を獲得しました――』
『――≪リージェ≫のレベルが3に上がりました――』
『――≪リージェ≫のレベルが4に上がりました――』
『――≪リージェ≫のレベルが5に上がりました――』
次々に告げられるレベルアップの声。おいおい、あの中どんだけ詰まってたんだよ!
『――≪リージェ≫のレベルが8に上がりました――』
『――≪リージェ≫のスキル≪ドラゴンブレスLv.1≫が≪我が劫火に焼かれよLv.1≫へと改名されました――』
『――≪リージェ≫のスキル≪我が劫火に焼かれよ≫がLv.3に上がりました――』
おいぃぃぃいっ?!
色々ツッコミどころがありすぎるが、取り敢えずステータス確認しようか。
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【ステータス】
名前 : リージェ
レベル : 8
EXP : 998/1280
HP : 90/580
MP : 10/219
Atk : 2034
Def : 642
スキル : タリ―語 Lv.1
我が劫火に焼かれよLv.3
称号 : 中二病(笑)
害虫キラー
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な ん だ こ れ ?
どんだけ上がってんだよ! 特に攻撃力!
レベル8でこれって、もう俺無双できそうな気がしてきたぞ。
割と簡単にスキルも獲得できるみたいだし、もう少し大きくなるまではルシアちゃんを守りつつ色々強化していくか。
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