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第四章 俺様、西方に行く
15、良かった、良かった。
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「お、武谷無事に発見されたぞ」
ちびきのこが日本での様子を教えてくれる。
学校の近くにある県内で一番大きな川。釣り人や犬の散歩など多くの人が訪れるその河原にルナさんは遺体を置いたらしい。
『親許に帰してやるのでは無かったのか?』
「バカ、お前。あんな明らかに他殺死体を自宅に送ったら親御さんが疑われるだろうが」
なるほど。
行方不明から半年、事情を何も知らない人からすれば自宅にかくまっていて何かがあって殺したと考えるのが普通なのか。
遺体発見が屋外なら、同じ疑われるのでもまだ外部犯の可能性が高く残される。
『なら、本体の疑いがまた強まるのでは?』
「あぁ、これから事情聴取だって。遺体とはいえ一人見つかったことで、他の生徒の親ももう少し頑張ろうって思えるだろうさ」
俺なら大丈夫だ、何しろ俺をずっと見張っていた警察がアリバイを証明してくれるからな、とちびきのこは笑う。
確かにまさか見張っている相手が異世界を行ったり来たりしていたり、その力で遺体を遺棄したなんてまさか思わないだろう。
日本では今大騒ぎなようだが、少なくとも武谷の両親は心労から解放された様子だそうだ。結果は残念だったが、これからは彼女の供養をしながら日常に戻れるだろう、ときのこは言う。良かった、良かった。
他の家族も希望を持ったってんなら、早くノルドの遺体も回収してやらないとな。消去法でたぶん俺の遺体とご対面になるのか。何か複雑な気分だ。
「ところで、聖竜様。あのままアッファーリやマジィアへ行って腐敗した貴族達を駆逐しなくて良かったのですか?」
エミーリオが心底不思議そうに言う。ああして兵士たちを脅した以上、しばらく滞在して見守らなくて良かったのかと。
『良い。エミーリオ、この旅の目的は暗黒破壊神の討伐であって世直しではない。そのような真似をしている暇はないのだ』
生きづらいとか、ままならないことは短い間だが感じることは多々ある。
日本ならこうだったのに、とかもっとこうならいいのにとかも。
筆頭なのはせっかく剣と魔法のファンタジー世界に来たのに攻撃魔法が禁じられているとかな。
でも、それらは全部俺が暗黒破壊神として君臨し世界を支配してから少しずつ整えればいい。実際、今の俺に発言権や世の中を変える力なんてほとんどない。
『先を急ごう。さっさとノルドの勇者の遺体を回収して、オーリエンの勇者と合流する』
「はいっ!」
元気よくエミーリオが返事して馬を走らせた。
1オーラ後、道を逸れて休憩になった。エミーリオが調子こいて馬を疾走させた結果、へばってしまったのだ。
「……申し訳ありません」
『良い。急ぐよう言ったのは俺様だ』
まだ日が高いため、だいぶ前に追い抜いた徒歩の旅人達が会釈をしながら通り過ぎていく。
背の低い灌木で視界も良く、休憩には適した場所だ。水場は無いが、エミーリオが魔法で水を出せるので問題はない。
アッファーリを出てノルドに近寄るにつれ、点々と白い石が道の両脇に現れるようになった。
聞けば、モンスター避けの効果があるのだとか。実はセントゥロの街道にもあるそうなのだが気付かなかった。
エミーリオが休憩にと選んだこの場所にもモンスター避けの岩があり、安心して休息が取れる。
エミーリオは馬の鞍と荷物を下ろしてやると、即座に座り込んだ馬のために水を出して口元に運んだ。馬がそれを飲んでいる間に、水魔法で馬の火照った体を冷やしマッサージをしている。
「無理させてごめんよ、エヴァ」
エヴァ!? ってことは雌? 何か物凄く罪悪感が!
エヴァは気にしてないとでもいうようにエミーリオの頬に鼻先を摺り寄せている。
今更過ぎるけど本当に良い馬なんだよ。俺見ても驚かなかったし普通に乗せてくれるしさ。
「どうやら、足に異常はないようです」
『そうか』
酷い時は蹄が割れてしまったり骨が折れたりと再起不能になってしまうことがあるそうだが、そうなる前に休憩を取れたようだ。
無理させてしまったのは俺のせいでもあるので回復魔法をかけてやった。
エヴァを休ませている間に、俺達も昼食を取ろうと、エミーリオが石を組み始めた。
もはやお馴染みとなった干し肉を煮込んで戻し、そこに堅パンを投入。パン粥である。
今日は周りに何も見つけられず、野菜っ気がない。
「この醤油? ですか? この調味料のお陰でだいぶ味に深みがでましたね」
俺が樽で買い占めろと言った時は驚いたが、買って正解だったとエミーリオが笑う。
そうだろう、そうだろう。本当の醤油は大豆を発酵させて作るんだが、まさかそれに近い味が樹液としてあるとはね。
ハッ! そういえばオチデンへ行ったのに醤油を買い付けるの忘れた!
うん、まぁ良いか。これ以上荷物増やすのもエヴァが可哀想だからな。
『ところで、これから行くノルドはどんな国だ?』
できれば今度こそ面倒なトラブルは避けたい。
が、エミーリオが語る情報は、頭を抱えたくなるようなものばかりだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【ステータス】
名前 : リージェ
レベル : 13
EXP : 40921/ 89867
HP : 1752/ 1752
MP : 1129/ 1349
Atk : 4461
Def : 1449
スキル : タリ―語 Lv.3
我が劫火に焼かれよ Lv.4
血飛沫と共に踊れ Lv.5
全てを見通す神の眼 Lv.2
念話 Lv.2
我を害さんとする者よ、姿を現せ Lv.1
反転せよ Lv.3
天罰 Lv.2
称号 : 中二病(笑)
害虫キラー
農家
ドM
聖竜(仮)
黒の使徒(仮)
ちびきのこが日本での様子を教えてくれる。
学校の近くにある県内で一番大きな川。釣り人や犬の散歩など多くの人が訪れるその河原にルナさんは遺体を置いたらしい。
『親許に帰してやるのでは無かったのか?』
「バカ、お前。あんな明らかに他殺死体を自宅に送ったら親御さんが疑われるだろうが」
なるほど。
行方不明から半年、事情を何も知らない人からすれば自宅にかくまっていて何かがあって殺したと考えるのが普通なのか。
遺体発見が屋外なら、同じ疑われるのでもまだ外部犯の可能性が高く残される。
『なら、本体の疑いがまた強まるのでは?』
「あぁ、これから事情聴取だって。遺体とはいえ一人見つかったことで、他の生徒の親ももう少し頑張ろうって思えるだろうさ」
俺なら大丈夫だ、何しろ俺をずっと見張っていた警察がアリバイを証明してくれるからな、とちびきのこは笑う。
確かにまさか見張っている相手が異世界を行ったり来たりしていたり、その力で遺体を遺棄したなんてまさか思わないだろう。
日本では今大騒ぎなようだが、少なくとも武谷の両親は心労から解放された様子だそうだ。結果は残念だったが、これからは彼女の供養をしながら日常に戻れるだろう、ときのこは言う。良かった、良かった。
他の家族も希望を持ったってんなら、早くノルドの遺体も回収してやらないとな。消去法でたぶん俺の遺体とご対面になるのか。何か複雑な気分だ。
「ところで、聖竜様。あのままアッファーリやマジィアへ行って腐敗した貴族達を駆逐しなくて良かったのですか?」
エミーリオが心底不思議そうに言う。ああして兵士たちを脅した以上、しばらく滞在して見守らなくて良かったのかと。
『良い。エミーリオ、この旅の目的は暗黒破壊神の討伐であって世直しではない。そのような真似をしている暇はないのだ』
生きづらいとか、ままならないことは短い間だが感じることは多々ある。
日本ならこうだったのに、とかもっとこうならいいのにとかも。
筆頭なのはせっかく剣と魔法のファンタジー世界に来たのに攻撃魔法が禁じられているとかな。
でも、それらは全部俺が暗黒破壊神として君臨し世界を支配してから少しずつ整えればいい。実際、今の俺に発言権や世の中を変える力なんてほとんどない。
『先を急ごう。さっさとノルドの勇者の遺体を回収して、オーリエンの勇者と合流する』
「はいっ!」
元気よくエミーリオが返事して馬を走らせた。
1オーラ後、道を逸れて休憩になった。エミーリオが調子こいて馬を疾走させた結果、へばってしまったのだ。
「……申し訳ありません」
『良い。急ぐよう言ったのは俺様だ』
まだ日が高いため、だいぶ前に追い抜いた徒歩の旅人達が会釈をしながら通り過ぎていく。
背の低い灌木で視界も良く、休憩には適した場所だ。水場は無いが、エミーリオが魔法で水を出せるので問題はない。
アッファーリを出てノルドに近寄るにつれ、点々と白い石が道の両脇に現れるようになった。
聞けば、モンスター避けの効果があるのだとか。実はセントゥロの街道にもあるそうなのだが気付かなかった。
エミーリオが休憩にと選んだこの場所にもモンスター避けの岩があり、安心して休息が取れる。
エミーリオは馬の鞍と荷物を下ろしてやると、即座に座り込んだ馬のために水を出して口元に運んだ。馬がそれを飲んでいる間に、水魔法で馬の火照った体を冷やしマッサージをしている。
「無理させてごめんよ、エヴァ」
エヴァ!? ってことは雌? 何か物凄く罪悪感が!
エヴァは気にしてないとでもいうようにエミーリオの頬に鼻先を摺り寄せている。
今更過ぎるけど本当に良い馬なんだよ。俺見ても驚かなかったし普通に乗せてくれるしさ。
「どうやら、足に異常はないようです」
『そうか』
酷い時は蹄が割れてしまったり骨が折れたりと再起不能になってしまうことがあるそうだが、そうなる前に休憩を取れたようだ。
無理させてしまったのは俺のせいでもあるので回復魔法をかけてやった。
エヴァを休ませている間に、俺達も昼食を取ろうと、エミーリオが石を組み始めた。
もはやお馴染みとなった干し肉を煮込んで戻し、そこに堅パンを投入。パン粥である。
今日は周りに何も見つけられず、野菜っ気がない。
「この醤油? ですか? この調味料のお陰でだいぶ味に深みがでましたね」
俺が樽で買い占めろと言った時は驚いたが、買って正解だったとエミーリオが笑う。
そうだろう、そうだろう。本当の醤油は大豆を発酵させて作るんだが、まさかそれに近い味が樹液としてあるとはね。
ハッ! そういえばオチデンへ行ったのに醤油を買い付けるの忘れた!
うん、まぁ良いか。これ以上荷物増やすのもエヴァが可哀想だからな。
『ところで、これから行くノルドはどんな国だ?』
できれば今度こそ面倒なトラブルは避けたい。
が、エミーリオが語る情報は、頭を抱えたくなるようなものばかりだった。
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【ステータス】
名前 : リージェ
レベル : 13
EXP : 40921/ 89867
HP : 1752/ 1752
MP : 1129/ 1349
Atk : 4461
Def : 1449
スキル : タリ―語 Lv.3
我が劫火に焼かれよ Lv.4
血飛沫と共に踊れ Lv.5
全てを見通す神の眼 Lv.2
念話 Lv.2
我を害さんとする者よ、姿を現せ Lv.1
反転せよ Lv.3
天罰 Lv.2
称号 : 中二病(笑)
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農家
ドM
聖竜(仮)
黒の使徒(仮)
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