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第九章 俺様、ダンジョンに潜る
(閑話)悪くない
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「暗黒破壊神との戦いが、いよいよ近づいているそうだ。そこで、君には輜重部隊を率いて勇者一行に補給物資を届けてもらいたい」
「自分が、ですか?」
「君以外に誰がいるというのだね、ジルベルタ?」
エミーリオが出奔してから1年、貴族の思惑入り乱れる近衛騎士達をまとめるのに奔走していると陛下に呼び出された。
そして言われたのが、まさかの前線出向。
陛下の護衛をするのが近衛騎士の最重要任務であるというのに、私まで城を離れて誰が陛下をお守りするというのか。
エミーリオ不在の今、近衛の中で一番腕が立つのは私だと自負していただけにこの勅命は従い難かった。
「しかし、それでは誰が近衛を取りまとめ陛下をお守りするのですか?」
「心配は不要。結界もあるし、我々もおりますからな」
陛下の代わりに発言したのは何故か執務室にいた騎士団第二部隊隊長のノービレ。侯爵の息子で気位ばかり高い男だ。
近衛である第一部隊を煙たがっているのか、私やエミーリオとは事あるごとに対立している。
「現在王都で一番の実力者である君だからこそ、輜重部隊を護衛しつつ、勇者を補佐して欲しいのだよ」
陛下にこんなお言葉をいただいては嫌だとは言えない(それ以前に勅命を断ることなどできないのだが)。
実力の伴わない貴族ばかりの補給部隊員を思い浮かべ、内心ため息を吐いたのだった。
だが、私はすぐに思考を切り替える。
何も嫌なことばかりではない。
勇者と行動を共にする冒険者には、あの男……ドナート・オーリオ殿がいる。
オーリエンの元宰相の次男で、家が取り潰しになり冒険者としてセントゥロに流れてきた。
実際に彼を見たのは冒険者と騎士との合同訓練の打ち合わせをするのにギルドを訪れた際。
訓練場で弓を射るその凛とした姿に、私の目は釘付けになった。
「あの方と、お近づきになれる……」
あの時は、ドナート殿が私に気付くことはなく。私もまた話しかけることもできないまま打ち合わせに呼ばれ。
接点がなく会いに行けないままいるうちに、彼が貴族嫌いという噂を知り私は女としてのこの感情を封じたのだった。
しかし、ようやく接点ができる。行動を共にできる。
貴族嫌いでもいい。少しでも傍にいられるのなら。
期待に胸が高鳴った。
『必要ない。帰れ』
合流して最初に聖竜殿から告げられたのは拒絶の言葉。
聖竜殿を説得してくれたのはベルナルドだった。
しかし、彼は元死刑囚であり、黒の使徒である。
陛下が黒の使徒もまた人間であり共同生活を送れる隣人だと布告したにも関わらず、染みついた感情を取り払うことはできなかった。
輜重部隊の貴族たちがベルナルドを邪険に扱い、私もそれを当然としてしまった。
罪人のくせに事あるごとに指図をするベルナルドが気に入らなくて、始終イライラしてついに怒鳴ってしまった。
「ふざけるな! 誰が貴様の指図など受けるか! 身のほどを知れ!」
それが失敗だったのは明らかで。
気づけば温和だったルシア様が、怒りを顕わにされている。ドナート殿も、レガメのメンバーも、聖竜殿も、私を軽蔑の目で見ている。
私は、何をやっているのだ。
貴族であることをかさに着て威張る無能どもを抑え、上に立つ者たろうとしているうちに、私もまたその風潮に染まってしまっていたようだ。
驕っていたのは、周囲が見えなくなっていたのは私ではないか。
このままドナート殿に軽蔑されたまま去りたくはないし、私を推挙してくださった陛下にも顔向けできない。
「もう一度、チャンスをください! 今度こそ個を捨て、補佐に徹してみせます!」
私は地に額をつけ懇願した。
完全に赦されたわけではないが、同行を許可された。
聖竜達を再び説得してくれたのは、やはりベルナルドだった。
それから、黒の使徒への先入観を捨てただのベルナルドとして接するよう心掛けた。
すると、モンスターやダンジョンへの豊富な知識に驚かされた。
素早く適切な判断力、戦闘時の指揮、魔法の使い方など、私よりよほど優れている。
そして何より、レガメメンバー始めルシア様たちの仲の良いこと。
もはやベルナルドを罪人として扱うなどできなかった。
「手伝おう。これはどうしたら良い?」
「え……?」
「何だ、私が手伝うのがそんなにおかしいか?」
「いや、嬉しいですよ。ありがとうございます」
壁に隠された創世の腕輪とかいうアイテムを見つけ、輜重部隊が不要になってからも、私は何とか勇者たちと同行する事を許された。
輜重部隊がいなくなり初めての野営。
聖竜は階層ボスと暗黒破壊神の配下が戦闘している部屋を制圧しに、チェーザーレ殿と行ってしまった。
輜重部隊がいないから、武具の整備や食事の用意は全て自分達でやらなければならない。
すでにこのメンバーの中で役割分担ができているらしく、誰かに指示されることなくエミーリオとルシア様が炊事の準備、チェーザーレ殿とアルベルト殿は荷物の消費量の確認、他のメンバーは周囲の警戒に当たっている。
ベルナルドは多量の枝を横に置き、土魔法で石を崩れぬよう組み上げていた。
私だけが手持ち無沙汰で、枝を拾い上げてベルナルドに声をかけた。
「それでは、薪として使うその枝を、火が付きやすいようナイフで先端を割いていただけますか?」
「あぁ、分かった。任せろ」
ナイフの扱いには慣れている。
数本の枝を箒のような形状にしベルナルドに渡すと、あっという間に火が安定した。
そこに、食材を切り終えたルシア様が鍋を抱えてやってくる。
「もう準備が終わったのですね」
「ジルベルタ様が手伝ってくださったからね」
ベルナルドがルシア様と親しげに言葉を交わしている。
ルシア様には軽口なのに、私には敬語を使うのがとても気になる。
私などよりよほど身分の高いルシア様にこそ敬語を使うべきではないのか?
「わたくしが、皆さまと平等に接してくれと頼んだのですわ」
不快さが顔に出ていたのか、ルシア様が仰った。
また驕った貴族としての私が出てしまうところであった。
ひと呼吸して、冷静さを取り戻す。
「ならば、私にも敬語不要だ。共に暗黒破壊神を倒す仲間であろう?」
「……じゃあ、これからは普通に話す。これで良いかい?」
「あぁ、よろしく頼む」
ふと、視線を感じる。
ドナート殿と目が合った。
優しい眼差しで微笑む彼に、顔が熱くなるのを感じる。
「ジルベルタ、顔が赤くなってるぞ」
「うるさい、馬鹿」
からかうエミーリオは腹立たしいが、ようやく彼らの仲間と認めてもらえた気がした。
久しく忘れていたこの感覚。
たまにはふざけ合うのも悪くないな。
「自分が、ですか?」
「君以外に誰がいるというのだね、ジルベルタ?」
エミーリオが出奔してから1年、貴族の思惑入り乱れる近衛騎士達をまとめるのに奔走していると陛下に呼び出された。
そして言われたのが、まさかの前線出向。
陛下の護衛をするのが近衛騎士の最重要任務であるというのに、私まで城を離れて誰が陛下をお守りするというのか。
エミーリオ不在の今、近衛の中で一番腕が立つのは私だと自負していただけにこの勅命は従い難かった。
「しかし、それでは誰が近衛を取りまとめ陛下をお守りするのですか?」
「心配は不要。結界もあるし、我々もおりますからな」
陛下の代わりに発言したのは何故か執務室にいた騎士団第二部隊隊長のノービレ。侯爵の息子で気位ばかり高い男だ。
近衛である第一部隊を煙たがっているのか、私やエミーリオとは事あるごとに対立している。
「現在王都で一番の実力者である君だからこそ、輜重部隊を護衛しつつ、勇者を補佐して欲しいのだよ」
陛下にこんなお言葉をいただいては嫌だとは言えない(それ以前に勅命を断ることなどできないのだが)。
実力の伴わない貴族ばかりの補給部隊員を思い浮かべ、内心ため息を吐いたのだった。
だが、私はすぐに思考を切り替える。
何も嫌なことばかりではない。
勇者と行動を共にする冒険者には、あの男……ドナート・オーリオ殿がいる。
オーリエンの元宰相の次男で、家が取り潰しになり冒険者としてセントゥロに流れてきた。
実際に彼を見たのは冒険者と騎士との合同訓練の打ち合わせをするのにギルドを訪れた際。
訓練場で弓を射るその凛とした姿に、私の目は釘付けになった。
「あの方と、お近づきになれる……」
あの時は、ドナート殿が私に気付くことはなく。私もまた話しかけることもできないまま打ち合わせに呼ばれ。
接点がなく会いに行けないままいるうちに、彼が貴族嫌いという噂を知り私は女としてのこの感情を封じたのだった。
しかし、ようやく接点ができる。行動を共にできる。
貴族嫌いでもいい。少しでも傍にいられるのなら。
期待に胸が高鳴った。
『必要ない。帰れ』
合流して最初に聖竜殿から告げられたのは拒絶の言葉。
聖竜殿を説得してくれたのはベルナルドだった。
しかし、彼は元死刑囚であり、黒の使徒である。
陛下が黒の使徒もまた人間であり共同生活を送れる隣人だと布告したにも関わらず、染みついた感情を取り払うことはできなかった。
輜重部隊の貴族たちがベルナルドを邪険に扱い、私もそれを当然としてしまった。
罪人のくせに事あるごとに指図をするベルナルドが気に入らなくて、始終イライラしてついに怒鳴ってしまった。
「ふざけるな! 誰が貴様の指図など受けるか! 身のほどを知れ!」
それが失敗だったのは明らかで。
気づけば温和だったルシア様が、怒りを顕わにされている。ドナート殿も、レガメのメンバーも、聖竜殿も、私を軽蔑の目で見ている。
私は、何をやっているのだ。
貴族であることをかさに着て威張る無能どもを抑え、上に立つ者たろうとしているうちに、私もまたその風潮に染まってしまっていたようだ。
驕っていたのは、周囲が見えなくなっていたのは私ではないか。
このままドナート殿に軽蔑されたまま去りたくはないし、私を推挙してくださった陛下にも顔向けできない。
「もう一度、チャンスをください! 今度こそ個を捨て、補佐に徹してみせます!」
私は地に額をつけ懇願した。
完全に赦されたわけではないが、同行を許可された。
聖竜達を再び説得してくれたのは、やはりベルナルドだった。
それから、黒の使徒への先入観を捨てただのベルナルドとして接するよう心掛けた。
すると、モンスターやダンジョンへの豊富な知識に驚かされた。
素早く適切な判断力、戦闘時の指揮、魔法の使い方など、私よりよほど優れている。
そして何より、レガメメンバー始めルシア様たちの仲の良いこと。
もはやベルナルドを罪人として扱うなどできなかった。
「手伝おう。これはどうしたら良い?」
「え……?」
「何だ、私が手伝うのがそんなにおかしいか?」
「いや、嬉しいですよ。ありがとうございます」
壁に隠された創世の腕輪とかいうアイテムを見つけ、輜重部隊が不要になってからも、私は何とか勇者たちと同行する事を許された。
輜重部隊がいなくなり初めての野営。
聖竜は階層ボスと暗黒破壊神の配下が戦闘している部屋を制圧しに、チェーザーレ殿と行ってしまった。
輜重部隊がいないから、武具の整備や食事の用意は全て自分達でやらなければならない。
すでにこのメンバーの中で役割分担ができているらしく、誰かに指示されることなくエミーリオとルシア様が炊事の準備、チェーザーレ殿とアルベルト殿は荷物の消費量の確認、他のメンバーは周囲の警戒に当たっている。
ベルナルドは多量の枝を横に置き、土魔法で石を崩れぬよう組み上げていた。
私だけが手持ち無沙汰で、枝を拾い上げてベルナルドに声をかけた。
「それでは、薪として使うその枝を、火が付きやすいようナイフで先端を割いていただけますか?」
「あぁ、分かった。任せろ」
ナイフの扱いには慣れている。
数本の枝を箒のような形状にしベルナルドに渡すと、あっという間に火が安定した。
そこに、食材を切り終えたルシア様が鍋を抱えてやってくる。
「もう準備が終わったのですね」
「ジルベルタ様が手伝ってくださったからね」
ベルナルドがルシア様と親しげに言葉を交わしている。
ルシア様には軽口なのに、私には敬語を使うのがとても気になる。
私などよりよほど身分の高いルシア様にこそ敬語を使うべきではないのか?
「わたくしが、皆さまと平等に接してくれと頼んだのですわ」
不快さが顔に出ていたのか、ルシア様が仰った。
また驕った貴族としての私が出てしまうところであった。
ひと呼吸して、冷静さを取り戻す。
「ならば、私にも敬語不要だ。共に暗黒破壊神を倒す仲間であろう?」
「……じゃあ、これからは普通に話す。これで良いかい?」
「あぁ、よろしく頼む」
ふと、視線を感じる。
ドナート殿と目が合った。
優しい眼差しで微笑む彼に、顔が熱くなるのを感じる。
「ジルベルタ、顔が赤くなってるぞ」
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