12 / 54
第二章 冒険者の門出、差別、救済
二
しおりを挟む
私は、依頼掲示板に向かっていく二人の冒険者を見ながら、うるさく鳴り響く心臓の音をかき消すように胸元を必死で抑えていた。
なぜかって?
そんなの決まってる。
それは、常識では理解できない存在が、目の前に現れたからだった。
私はオルカ・ブラヴィニー。
冒険者ギルドの受付嬢をしてもう数年になるだろうか。
それなりに数多くの冒険者をこの目で見てきたし、見送ってもいる。
だから、自分ではそれなりに人をみる目があるなぁと思っていたのだが、今日入ってきた男の子を見た瞬間、妙な違和感を感じだのだ。
その男の子は、身なりはとても貧相。体格も細い。顔立ちはとてもきれいで、およそ、冒険者なんて似合う風体ではなかった。
となりにいる女性も色々と不思議だ。
まるで貴族の使用人が着るようなメイド服をその身にまとって、男の子を守るように周囲に鋭い視線を送る。
これで男の子が貴族でその従者などであれば話はわかるのだが、全くそのようには見えない。
なんだ、この二人は。
「お願いします!」
そう言って、男の子が受け付けにやってくる。
とりあえず、ぱっと見からして何かあるだろうなと思う。いや、何かあるに違いない。
もしかしたら、将来の有望株かもしれないし。
それなら、印象よく思ってもらったほうが後々いろいろと都合がいいかも?
そんな打算的な気持ちで応対をした。
まぁ、その……なんだろう。
話す限り、普通の男の子だよね。
礼儀正しいし、はにかむ笑顔が可愛い。
これで、強かったりしたら個人的にぜひお近づきになりたいなぁ。
なんて思ってしまった私。
だから、しょうがないよね?
一緒にいる美人な女の人に態度が悪くなっちゃったのは。
うん、しょうがないと思わないとやってられない。
「名前はエンドで、歳は十四です」
「まだ成人してないんですね! それなのに、ちゃんと将来を考えているなんて立派です」
「え? あ、ありがとうございます」
「けど、無理はしないこと。それで、何人もの新人さんが帰ってこなくなってますから」
「……はい」
この体格で十四歳。
思ったよりも大人だ。
見た目からして、もっと小さいと思ったんだけど。
あまり、いい暮らしをしてこなかったのかな?
っと。
ちょっぴり怖い話をしたからか、顔が険しい。
そんな顔しなくても大丈夫よ? 最初は簡単な依頼しかないんだから。
私はそう思ってそっと手を握る。
すると、さっきまでとは違う様子で、顔を赤くして強張らせる。
「大丈夫ですよ。大事なことはさっきも言ったけど、無理をしないこと。そうすれば、だんだん高難度の依頼も達成できるようになりますから」
「は、はい! ありがとうございます」
「――それで。登録はすすんでるんですか? 私も登録したいのですが」
って、今、エンド君といい感じに距離を縮めてたのに。
まあいい。
たしかに、いつ次のお客様が来るかわからない。
急いでステータスを調べて登録をしよう。
お話はいつだってできるしね。
「そこの使用人は放っておいて、さぁ、最後の登録ですよ。この板に血を垂らしてください」
「は、はい」
私はそういって血を垂らしてもらった。
この検査板に血を垂らしてもらうと、なんとその人のステータスがわかるのだ。
ロストテクノロジーと呼ばれるこの種のものは、この世界のいろいろなところで使われている。
さてさて。
エンド君のステータスはっと――。
その数字を見た瞬間、私は思わず声を上げていた。
その数字が、とても歪で見慣れないものだったから。
『エンド
14歳
レベル:3
スキル:ブックメイカー レベル2
力 :1024
素早さ:1018
知力 ;1034
魔力 :1008
幸運 :102』
まずレベル。
これは普通だ。
成人前の男の子がこれくらいのレベルなのは至極当然なこと。生活をしていて自然にここまで上がったんだろう。
おかしいのは各種のステータスだ。
幸運を除いて、いずれも四桁を超えている。
一つのパラメーターが百を超えているだけですごいのに、この子は全部が千を超えているだなんて……。
「あ、いえ。なんでもありません。登録はできますのでご安心ください」
「あ、ありがとうございます」
「そっちの使用人も、はいどうぞ」
「いちいちむかつく人ですね」
声をあげてしまったことをごまかしつつ、私はとりあえずこの場を終えようと声をかけた。
「では、依頼を受けた時はぜひ私の受付まで来てくださいね! 待ってます!」
「はい! 頑張りますのでよろしくお願いします!」
やっぱり期待の新人さんだ。
そんなことを思いながら見送る。でもなんか妙だよなぁ。少しばかりおかしいというかなんとういうか――。
その違和感に気づいた瞬間、私の心臓は跳ねあがった。
たしかに、ほぼすべてが四桁を超えるステータスはすごい。
普通の冒険者じゃまず敵わない水準だ。
きっと、今すぐエンド君は冒険者として通用する。
しかし、能力値が平均的に高くとも、エンド君より強い冒険者は探せばいるかもしれない。
一番のポイントはレベルとスキルレベルだ。
レベルはさっき言った通り、普通。
スキルレベルも低めとは言え、まあおかしくはない。
おかしくはないが、おかしいのはこんなレベルであのパラメーターというのが明らかに異質なのだ。
成長の途中。
むしろ、レベルを上げていき強くなっていくスタート地点に立っているエンド君。
だが、既にステータスだけは熟練冒険者のそれ並み。
ならば。
今後、レベルを上げてスキルレベルも上がって。
その時のエンド君は、どんな冒険者になっているんだろう。
それを想像すると身震いがする。
おそらく、尋常では考えられない傑物が生まれることだろう。
私は、未来の可能性を感じさせるエンド君を見つめながら、とりあえずギルドマスターに報告をしておこうと心の中のメモにそっと書いておいた。
なぜかって?
そんなの決まってる。
それは、常識では理解できない存在が、目の前に現れたからだった。
私はオルカ・ブラヴィニー。
冒険者ギルドの受付嬢をしてもう数年になるだろうか。
それなりに数多くの冒険者をこの目で見てきたし、見送ってもいる。
だから、自分ではそれなりに人をみる目があるなぁと思っていたのだが、今日入ってきた男の子を見た瞬間、妙な違和感を感じだのだ。
その男の子は、身なりはとても貧相。体格も細い。顔立ちはとてもきれいで、およそ、冒険者なんて似合う風体ではなかった。
となりにいる女性も色々と不思議だ。
まるで貴族の使用人が着るようなメイド服をその身にまとって、男の子を守るように周囲に鋭い視線を送る。
これで男の子が貴族でその従者などであれば話はわかるのだが、全くそのようには見えない。
なんだ、この二人は。
「お願いします!」
そう言って、男の子が受け付けにやってくる。
とりあえず、ぱっと見からして何かあるだろうなと思う。いや、何かあるに違いない。
もしかしたら、将来の有望株かもしれないし。
それなら、印象よく思ってもらったほうが後々いろいろと都合がいいかも?
そんな打算的な気持ちで応対をした。
まぁ、その……なんだろう。
話す限り、普通の男の子だよね。
礼儀正しいし、はにかむ笑顔が可愛い。
これで、強かったりしたら個人的にぜひお近づきになりたいなぁ。
なんて思ってしまった私。
だから、しょうがないよね?
一緒にいる美人な女の人に態度が悪くなっちゃったのは。
うん、しょうがないと思わないとやってられない。
「名前はエンドで、歳は十四です」
「まだ成人してないんですね! それなのに、ちゃんと将来を考えているなんて立派です」
「え? あ、ありがとうございます」
「けど、無理はしないこと。それで、何人もの新人さんが帰ってこなくなってますから」
「……はい」
この体格で十四歳。
思ったよりも大人だ。
見た目からして、もっと小さいと思ったんだけど。
あまり、いい暮らしをしてこなかったのかな?
っと。
ちょっぴり怖い話をしたからか、顔が険しい。
そんな顔しなくても大丈夫よ? 最初は簡単な依頼しかないんだから。
私はそう思ってそっと手を握る。
すると、さっきまでとは違う様子で、顔を赤くして強張らせる。
「大丈夫ですよ。大事なことはさっきも言ったけど、無理をしないこと。そうすれば、だんだん高難度の依頼も達成できるようになりますから」
「は、はい! ありがとうございます」
「――それで。登録はすすんでるんですか? 私も登録したいのですが」
って、今、エンド君といい感じに距離を縮めてたのに。
まあいい。
たしかに、いつ次のお客様が来るかわからない。
急いでステータスを調べて登録をしよう。
お話はいつだってできるしね。
「そこの使用人は放っておいて、さぁ、最後の登録ですよ。この板に血を垂らしてください」
「は、はい」
私はそういって血を垂らしてもらった。
この検査板に血を垂らしてもらうと、なんとその人のステータスがわかるのだ。
ロストテクノロジーと呼ばれるこの種のものは、この世界のいろいろなところで使われている。
さてさて。
エンド君のステータスはっと――。
その数字を見た瞬間、私は思わず声を上げていた。
その数字が、とても歪で見慣れないものだったから。
『エンド
14歳
レベル:3
スキル:ブックメイカー レベル2
力 :1024
素早さ:1018
知力 ;1034
魔力 :1008
幸運 :102』
まずレベル。
これは普通だ。
成人前の男の子がこれくらいのレベルなのは至極当然なこと。生活をしていて自然にここまで上がったんだろう。
おかしいのは各種のステータスだ。
幸運を除いて、いずれも四桁を超えている。
一つのパラメーターが百を超えているだけですごいのに、この子は全部が千を超えているだなんて……。
「あ、いえ。なんでもありません。登録はできますのでご安心ください」
「あ、ありがとうございます」
「そっちの使用人も、はいどうぞ」
「いちいちむかつく人ですね」
声をあげてしまったことをごまかしつつ、私はとりあえずこの場を終えようと声をかけた。
「では、依頼を受けた時はぜひ私の受付まで来てくださいね! 待ってます!」
「はい! 頑張りますのでよろしくお願いします!」
やっぱり期待の新人さんだ。
そんなことを思いながら見送る。でもなんか妙だよなぁ。少しばかりおかしいというかなんとういうか――。
その違和感に気づいた瞬間、私の心臓は跳ねあがった。
たしかに、ほぼすべてが四桁を超えるステータスはすごい。
普通の冒険者じゃまず敵わない水準だ。
きっと、今すぐエンド君は冒険者として通用する。
しかし、能力値が平均的に高くとも、エンド君より強い冒険者は探せばいるかもしれない。
一番のポイントはレベルとスキルレベルだ。
レベルはさっき言った通り、普通。
スキルレベルも低めとは言え、まあおかしくはない。
おかしくはないが、おかしいのはこんなレベルであのパラメーターというのが明らかに異質なのだ。
成長の途中。
むしろ、レベルを上げていき強くなっていくスタート地点に立っているエンド君。
だが、既にステータスだけは熟練冒険者のそれ並み。
ならば。
今後、レベルを上げてスキルレベルも上がって。
その時のエンド君は、どんな冒険者になっているんだろう。
それを想像すると身震いがする。
おそらく、尋常では考えられない傑物が生まれることだろう。
私は、未来の可能性を感じさせるエンド君を見つめながら、とりあえずギルドマスターに報告をしておこうと心の中のメモにそっと書いておいた。
0
あなたにおすすめの小説
捨てられた貴族六男、ハズレギフト『家電量販店』で僻地を悠々開拓する。~魔改造し放題の家電を使って、廃れた土地で建国目指します~
荒井竜馬@書籍発売中
ファンタジー
ある日、主人公は前世の記憶を思いだし、自分が転生者であることに気がつく。転生先は、悪役貴族と名高いアストロメア家の六男だった。しかし、メビウスは前世でアニメやラノベに触れていたので、悪役転生した場合の身の振り方を知っていた。『悪役転生ものということは、死ぬ気で努力すれば最強になれるパターンだ!』そう考えて死ぬ気で努力をするが、チート級の力を身につけることができなかった。
それどころか、授かったギフトが『家電量販店』という理解されないギフトだったせいで、一族から追放されてしまい『死地』と呼ばれる場所に捨てられてしまう。
「……普通、十歳の子供をこんな場所に捨てるか?」
『死地』と呼ばれる何もない場所で、メビウスは『家電量販店』のスキルを使って生き延びることを決意する。
しかし、そこでメビウスは自分のギフトが『死地』で生きていくのに適していたことに気がつく。
家電を自在に魔改造して『家電量販店』で過ごしていくうちに、メビウスは周りから天才発明家として扱われ、やがて小国の長として建国を目指すことになるのだった。
メビウスは知るはずがなかった。いずれ、自分が『機械仕掛けの大魔導士』と呼ばれ存在になるなんて。
努力しても最強になれず、追放先に師範も元冒険者メイドもついてこず、領地どころかどの国も管理していない僻地に捨てられる……そんな踏んだり蹴ったりから始まる領地(国家)経営物語。
『ノベマ! 異世界ファンタジー:8位(2025/04/22)』
※別サイトにも掲載しています。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
木を叩いただけでレベルアップ⁉︎生まれついての豪運さんの豪快無敵な冒険譚!
神崎あら
ファンタジー
運動も勉強も特に秀でていないがめっちゃ運が良い、ただそれだけのオルクスは15歳になり冒険者としてクエストに挑む。
そこで彼は予想だにしない出来事に遭遇する。
これは初期ステータスを運だけに全振りしたオルクスの豪運冒険譚である。
追放されたS級清掃員、配信切り忘れで伝説になる 「ただのゴミ掃除」と言って神話級ドラゴンを消し飛ばしていたら世界中がパニックになってますが?
あとりえむ
ファンタジー
【5話ごとのサクッと読める構成です!】
世界を救ったのは、聖剣ではなく「洗剤」でした。
「君のやり方は古いんだよ」 不当な理由でS級クランを追放された、ベテラン清掃員・灰坂ソウジ(38歳)。 職を失った彼だったが、実は彼にはとんでもない秘密があった。 呪いのゴーグルのせいで、あらゆる怪物が「汚れ」にしか見えないのだ。
・神話級ドラゴン
⇒ 換気扇の頑固な油汚れ(洗剤で瞬殺)
・深淵の邪神
⇒ トイレの配管詰まり(スッポンで解決)
・次元の裂け目
⇒ 天井の雨漏りシミ(洗濯機で丸洗い)
「あー、ここ汚れてるな。チャチャッと落としておくか」
本人はただ業務として掃除をしているだけなのに、その姿は世界中で配信され、人類最強の英雄として崇められていく! 可愛い元ダンジョン・コアや、潔癖症の聖女も入社し、会社は今日も大忙し。 一方、彼を追放した元クランは、汚れ(モンスター)に埋もれて破滅寸前で……?
「地球が汚れてる? じゃあ、一回丸洗いしますか」 最強の清掃員が、モップ片手に世界をピカピカにする、痛快・勘違い無双ファンタジー!
【免責事項】
この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
※こちらの作品は、カクヨムと小説家になろうでも公開しています。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
過労死コンサル、貧乏貴族に転生す~現代農業知識と魔法で荒地を開拓していたら、いつの間にか世界を救う食糧大国になっていました~
黒崎隼人
ファンタジー
農業コンサルタントとして過労死した杉本健一は、異世界の貧乏貴族ローレンツ家の当主として目覚めた。
待っていたのは、荒れた土地、飢える領民、そして莫大な借金!
チートスキルも戦闘能力もない彼に残された武器は、前世で培った「農業知識」だけだった。
「貴族が土を耕すだと?」と笑われても構わない!
輪作、堆肥、品種改良! 現代知識と異世界の魔法を組み合わせた独自農法で、俺は自らクワを握る「耕作貴族」となる!
元Sランク冒険者のクールなメイドや、義理堅い元騎士を仲間に迎え、荒れ果てた領地を最強の農業大国へと変えていく、異色の領地経営ファンタジー!
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる