Defense 2 完結

パンチマン

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独立への戦い

45 漏洩とマクロスショック

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 イーベル確保から数時間後。機密文書はケインとビンテージによって、MOX社に届けられた。膨大かつ危険度の高かった文書を公表するに当たっては、MOXとケイン、ビンテージとの秘密裏のやり取りやメールなどのやり取りなど、直接的、間接的な秘密裏の接触を経て調整が進められて行った。
 その後、MOX社は国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)との協議を行い、徹底的な情報管理と危機管理。そしてリーク者と記者の保護を行った。
 
そして冬が完全に明け、春の温暖な気候が訪れた某日。

文書はICIJの手によって世界中に公表された。
 文書内容は、セグワ島全面統治の真相と、内情。背景にあったマクロスを筆頭とした巨大財閥と政府との癒着、不正。そしてそれらに関連する事件等など、莫大な情報量であった。
 各国の報道機関は我先にと、この件を取り扱い始め、報道はどんどん過熱していき、スカイラインでは政権が変わる事態にまで発展した。
 
 世間からの猛批判や、文書流出の事態を重く受け止めたオーシアは、セグワを始めとした中央諸島からの全面撤退を表明したが、批判は止まらず国連の人権団体まで介入する騒動にまで発展した。退任を迫られたオーシア大統領だったが、地位を維持したかったが故に、連邦捜査局の捜査を受けていたマクロスへ責任転嫁を行い、財閥解体の命令を出した。この事によって、マクロス傘下企業が根付いていた州は失業者が溢れ、オーシアの一国経済のみならず、世界経済にも大きな影響を与え、世界的な不況に陥った。これがいわゆるマクロスショックである。一方統治時代にセグワ島で勤務していたオーシア国家公務員ら全員引き上げさせられ、その範囲は新任の職員にまで及んだ。
 
晴れて独立を迎えたセグワだったが、アフターケア無しのオーシア撤退が祟って、政治体制を巡って激しく対立することとなる。古来より続く王政を復活させようとする王政派と、議会制の政治を取り入れようとする議会派で、臨時政府内は2分されるなど、事態の収束にはまだ時間を必要としていた。

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