ナリスの伝説 「オンリーワン」

けにあ

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ダリア王国

ナリスの伝説 「オンリーワン」

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ナリスの伝説「オンリー・ワン」第二部
  
  


★ダリア王国★


予定としてはディンガムから隣のダリア王国のライアに向かい首都ダリアンでマリウス・ディーン大臣からの手紙を渡してその後ダンジョンのあるリアンに行きます。

国境の出入りでの手続きは白鳥美奈子さんがやってくれました。
という事で現在ダリア王国に入国が済んでおります。


当然新人さん三人は野宿しながら進むと思っていたでしょうから野営の準備はどの辺で行いますかと最初質問がありました。

予定通り夜になると我が家に転移で戻りのんびりと・・・・いえ、ちゃんと日課はやっております。

お風呂に食事、ベッドで寝るとは想像してなかったでしょうから大喜びでした。

旅路に戻るときはつるぎ、ソロモンを先に転移で連れてきて見張りをしてもらい、他の皆を転移と言う流れで旅を続けて行きました。

途中襲われることもなく・・・・何故でしょうね?

盗賊も魔物も出てこない

つるぎ
「ナリス、平和だな」


「そうですね、もっと襲撃があると思っていました。」

つるぎ
「俺もだ」

ライアの街は素通りして、だって宿泊とかしないですし、街中で転移するのもちょっと考えものですから・・・・

さや
「ねぇ、何故襲ってくるって思ってたの?」


「他国の騎士がダンジョン攻略でやってくるんだよ?」

さや
「だから?」


「攻略されたらいやじゃん?」

さや
「そうねぇ」


「それとさ、隣国からの客人に何かあった場合隣国はどうする?」

ソニア
「え?」

ライアス
「そうですね、報復しますね」

つるぎ
「そうなると戦争か」

さや
「いやいや、そんなに簡単に戦争は起こらないでしょ?」

ソロモン
「いやいや現状に不満のある貴族、バカな貴族はいるものですよ」

さや
「と言うと?」

つるぎ
「戦争になることを望む者もいるって事さ」

さや
「ええ、いないでしょ」

ライアス
「戦争になる、手柄を立てる、出世できる」

ソロモン
「戦争で邪魔な奴が死んでくれると出世できる者が出てくる」


「それに彼らの存在です。」

さや
「はい?」

つるぎ
「あいつらが?・・どうした?」


「彼らは、これは私が思っているだけかもしれませんが世界の人口管理をやっているのだと思います。」

ソニア
「じんこうかんり?」

はい

ライアス
「それは?」

つるぎ
「速い話が?」


「人の数がある一定数以上に増えると減らす、もしくは適度に減らす」

つるぎ
「適度?」


「戦争を起こすように画策しているという事です。」

ソロモン
「なるほど、彼らならそういう事をやりそうですね」

つるぎ
「確かにやりそうだけど、何故そんなことをする必要がある?」


「これも私の考えですけど、人が増えると諍いが増える、文明が発達するとまた歴史を繰り返すと考えているんじゃないかと思います。」

つるぎ
「例のあれか」

そうです

さや
「なによ、例のって」

つるぎ
「たぶんだけどな、俺が召還される前に居た世界にナリスもいたっぽい」

さや
「なに、自慢してるのよ」

つるぎ
「ちげーよ、その世界では世界中で戦争が起こって爆弾落としまくって世界が破滅している・・・いや破滅はしていないのかな」

さや
「だからなに?」

つるぎ
「この世界はその戦争で破滅した、数千年後って事だ」

ソロモン
「つまり彼らはその破滅させてしまうほどの戦争を二度と起こしたくないって事ですか?」

つるぎ
「まあ、そういう事になるな」

ライアス
「私たちは小さな村の出身ですが、突然襲撃を受けて焼き払われ家族を失いました。」

ソニア
「私とライアス、ジャックは同じ村の出身」

ライアス
「あれも、もしかしたら?」


「それって、私の村と同じですね」

つるぎ
「なるほど、村単位、街単位を殲滅しているのか」

ソロモン
「それって、邪魔になる人物を一つの街、村に集めて殲滅とかではないですよね」

さや
「なによそれ」

ソロモン
「街、村を取り仕切るのに反対派が全員死んでしまうと全部自分たちの思いのままだろ」

ソニア
「それって・・・・」

つるぎ
「酷い話だけど選別する側にいる者ならそれが可能だな」


「なるほど」

つるぎ
「どうした?」


「私が育った村は、森の番人の村と呼ばれていました。」




「魔物を見張る村だと思っていたのですが、危険な場所と認識していると何時全滅してもおかしくはないという事ですよね」

ソロモン
「ある程度の数まで番人として送り込み、その後殲滅ですか」

つるぎ
「ひでぇな」


「あの時は盗賊も襲って来ていましたから、その討伐まで計画の範囲かも」

ソニア
「私達の村も?」

ソロモン
「たまたまその時の権力者にとって邪魔な方が村にいたとか」

つるぎ
「盗賊が襲うようにお宝情報を流したとか」


「盗賊の正体は貴族とか警備隊とかも考えないといけないでしょ」

つるぎ
「その場合の黒幕はその町の偉いやつか国もしくは貴族って事だな」

ソニア
「そんな、何を信じればいいのよ?」

ソロモン
「誰も信用してはいけないのが本当ではないでしょうか?」

ライアス
「自分で信用出来る者を探すしかない」

つるぎ
「国ってやつも隣の国を攻め滅ぼして自国の領土を広げていくわけだしな」

ライアス
「ソニア、今ここに居るメンバーは信じられるだろ」

つるぎ
「偉そうなだけの役人とか貴族だからって好き勝手しているやつは潰していかないとな」

ソニア
「国の軍隊とか出てくるじゃん?」

リビア
「何を言ってるお前、国を潰せばいいんだよ」

おいおい

いや・・・その通りだけど

ソニア
「そんな簡単に」

リビア
「簡単だよ」

ソニアが私の方をジッと見てた。


「私は正義の使者ではありません、私は私の敵は倒していきます。」

ソニア
「私たちの敵?」


「はい」

ソロモン
「ナリスは商業ギルドを潰すところでしたからね」




「そうだっけ?」

つるぎ
「何だお前?」

ソロモン
「そうだっけって、貴方」


「あの時戦闘になって犠牲者が数万人となっても商業ギルドが無くなることはないのでは?」

つるぎ
「まぁ、そうだけどな」
つるぎは両手をちょっと上げて笑っている。


「ああ、でもあのまま、ギルド関係者を殺してしまっていたら彼らの手助けをした事になりますね、やらなくて良かったです。」

ソニア
「・・・・」


「でも彼らの行いは長い年月を見ると必要なのかもしれないと思うときもあります。」

つるぎ
「世界規模の話になるからなぁ」


「私も目の前にいる人、知り合いは助けようとするでしょうが、知らない土地の知らない人まで助ける様な事はないですからねぇ」

ライアス
「ソニア、昔の事だ、今何を言ってもどうしようもない」


「うん、過去は変えられない」

ソニア
「だって、くやしいじゃない」


「彼らの探しているものって過去に行ける能力かもって思ったこともあります。」

つるぎ
「それがあれば破滅を回避出来る!」


「いえいえ、これから何千年、何万年かかろうとも過去に戻れる能力を探し出して過去を変える事が出来たら、今この時もこの世界ではないはず、だから回避出来ていないという事です。」


ソロモン
「そういう事ですね」

つるぎ
「そうだな」

ライアス
「ちょっと思ったんだけど、ナリスは何をするために今旅をしているんだ?」


「それなんですよねぇ、私は何をすればいいのか、現時点ではわかっていません。この旅を続けると見えてくると思っているのですが・・・」

つるぎ
「それは、勇者は魔王を倒すという目的があるからやりがいもあるだろうけど、先が見えないって言うのはまた大変だな」

つるぎが珍しく考え込んでいます。
つるぎ
「まぁ 考えても答えは出てこないな」と言って笑った

ソロモン
「自分探しの旅か?」

私は彼らの事を思い出して

「彼らはこの星を守っていると考えると、正しいのかも知れません。」

さや
「どういう事?」

ソロモン
「星を守るためには、星に害をなす者には容赦しないって事かな?」

つるぎ
「街に被害を与えそうなやつが近づいたら人間も確かに先にそいつを討伐するな」

さや
「ドラゴンとか?」

つるぎ
「ドラゴンを見つけたら即討伐隊を派遣するんじゃないか? 人間はさ」

ソロモン
「確かにドラゴンから見たら迷惑な話だな」

ライアス
「一番酷いのが人間だな」


「まあ一部のですけどね」

つるぎ
「ああ、一部の勘違い野郎だな」


「この先、変な奴に会わないように願いますが、無理でしょうね」

つるぎ
「無理だな、すぐに会うだろうさ」

・・・・・

ダリア王国の首都ダリアンに到着します。



★変化★

三か月間の訓練中の話になります。

私が射精を経験しました。

妖精エルフの三人は見た目は子供なのですが実際は数千年生きています。

これまで男性経験は無かったそうです。と言うかそういう気になったことすら無いと言っていました。

快感についても初体験で、最初の痛みもなかったそうです。

ただ、えっと・・・病みつきと言うのでしょうか?

リサ
「ナリス様、体が、体が言う事を聞きません。」

リナ
「私もです」

ソニア
「よかった、私よりエッチが好きな子がいたみたい」

さや
「ソニアも負けてないと思うよ」

えええぇと言ってソニアが赤くなって顔を隠した。

ルミ
「あの、あの、わかります私もそうです」

カナ
「はい」

そして事が起こりました。

妖精エルフの三人は私の射精した子種をそうするのが当たり前のように舐めとり口に含んで飲み込みました。

えっと思って見ていると三人の体が少し赤くなるのがわかりました。

あれ、これって能力の開眼?
と思って見ていると鑑定の力が作用したのか三人に小さな後光がさしたような感じに光って「体力向上」「運動能力向上」

改めて鑑定で見てみると体力、速度とHPが上がっているのがわかりました。


次の日
三人が私の所にやって来て

リサ
「ナリス様、あの、昨日私たちの体に何かがありました。」


「はい、見ていました」

リカ
「え、見ていたのですか」と顔を赤くしている

リナ
「あの私たちに何が起こったのでしょうか?」


「体力と運動能力の向上が示されていました。」

リサ
「え?」

リナ
「それは・・・」

リカ
「それは、あの、私たちがナリス様のを飲んだことが関係しますか?」


「そこはまだ不明です、たしかにタイミングとしてはそのような気がします。」

リサ
「あの、私達三人で話し合ったのですが、あの時は何も考えてなくていつの間にか、あの、口にして飲み込んでいました。」

リカ
「あの、私たちの事を嫌わないでください。」

はい?

リナ
「三人で話してて恥ずかしい事をしたって後悔したんです。」

あ ←私です


「あのこう言うと私も恥ずかしいのですが後悔はしないでください。」

リナ
「あの・・・・」


「はい、私もあの、悪い気はしませんでした。」

「はい」と下を向いて小さな声で三人は返事をしてくれた


「それとこれが本当に飲んだ結果なら新しい発見です。」

はい
三人の顔があがった。


「あの、また飲んでみてくれますか?」

リサ
「変な女だと思いませんか?」


「飲んでくれるように頼む私は変ではありませんか?」

あ ←三人です


「理由はわかりませんが能力が本当に上がるのなら皆にも話をしてみます。」

はい ←三人です



二日目は何も起きませんでした。


そして三日目にまた能力向上が起きたのです。

また三人と話をしました。


「これって少し経験値的な物があるのでしょうか?」

リサ
「はい?」


「毎回能力向上効果が出ることは無くて、初日、三日目ときたので次は六日目とか?」

リカ
「なるほど」

さやとソニアが私たちを見つけてやってきました。

さや
「何を三人でこそこそ話をしているのよ」

ソニア
「そうよ、私たちには言えないの?」

笑 ←私

さや
「ナリス、何笑っているのよ」


「ごめんごめん」

ソニア
「ゴメンじゃわからないでしょ」

という事で夜に部屋で話をすることになりました。

夜、訓練の前にさやが
「で、どういうことなの?」


「これも全員の前では話せない事なのです。」

ソニア
「だから?」


「私が射精したのを皆は知っていますか?」

さや
「え?」

ソニア
「それってナリスの子供を産めるって事?」


「まぁ、そういう事ですが今回は少し違います」

さや
「三人の誰かがナリスの子供を身籠ったとか言わないよね」


「いやいやそれも話が早すぎます。初体験が三日前ですから」

さやの顔が少し和らいだ

ソニア
「じゃあ、何を三人でこそこそ話してたのよ」


「はい、それなのですが、三人が私の子種を飲んだのです。」

え?

少し皆の顔が赤くなりました。

さや
「それって・・・」

リサ
「恥ずかしいですけどあの時は何も考えてなくて自然と体が動いて舐めとって飲み込んだのです。」

三人が恥ずかしそうに下を向いた。

さや
「そうじゃなくて私にも頂戴よってことよ」

ソニア
「そうよ、三人だけずるいってこと」


「え、そっち?」

さや
「なに?」

ルミとカナ
「あの、問題が無いなら私たちも飲みます」


「三人は恥ずかしい事をしたと私に話をしに来たのです」

さや
「恥ずかしいけど、ナリスの事なら別でしょ」

ソニア
「そうそう、他の男の事なら絶対に嫌」


「ね、こういう話だからこそこそになるでしょ?」

さや
「こそこそやってたのってここ、二、三日だよね」

よく見ていらっしゃる 笑


「うん、まだ話の続きがあります。」

私は初日に起きた、能力向上についてと二日目には何も起きなくて、三日目にまた能力向上効果が出たことを説明しました。

さや
「何よ、三日間も独占してたの?」

そこかよ!

さや
「大事な事でしょ」


「まさか飲んだら能力向上効果があるなんて思わないじゃん、だから一応確認をね」

さや
「確認も私がやりたかった」

ソニア
「私もです」

リサ
「す、すみません」

さや
「もっと謝って!」

笑ってしまいました。

ソニア
「ナリス!笑い事じゃないの!」


「私としては能力向上効果があるとわかっても飲んでとは言いにくかったのですよ」

さや
「無くても飲むわよ」

ソニア
「そうよ、ナリスのだもん」

ルミとカナ
「あ、はい」

メイ
「ナリス様、良かったですね。」

ミイ
「メイから聞いてた、エッチな話」

ライア
「私もその中に入れてください。」

メイ
「うん、私もナリス様のなら飲みます」

ミイ
「メイが飲むなら私も飲む!」

さや
「あら、婚約者が増えたね」

ソニア
「皆、抜け駆け無ね」

リビア
「楽しみが増えたな」

この話が四日目の事でこの日から皆気を失う事が無くなりました。


皆、能力向上効果が発現しても実感と言うかすぐには何がどうなっているかわからないでいました。
まあ、上がる数値も少ないので一回では無理があるかな、でも皆、三か月間で十回以上能力向上効果が出たようなのではっきりと体感できるようになったみたいです。

レベルだけではなく、ステータスの数値が上がる
これだとレベルがすこし高い相手でも戦えますね。

これってもしかして私の血でも同じ効果が出るのかな?
まぁ、いいか、出血するのは痛いから黙っておこう。
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