社畜が転生したら子どもになってて、イケメンたちがつきまとってくるんだが

琳華

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朝食

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ダイニングは一階の奥にあった。
部屋の真ん中に大きくて長いダイニングテーブルがあり、きれいなシャンデリアが2つ朝日でキラキラ光っていた。

「おはようございます。」
「ふふっ、おはよう。」
「おはよう。ショウ」
「おはよう。ショウ兄様」
「おはよう。ちゃんと眠れたかい?」

みんなはもう座っていて、挨拶をしてくれる。

「はい。遅くなってしまって、ごめんなさい。」
「大丈夫だ。昨日は疲れていたようだからな。」

カーティスが椅子を引いてくれる。
父様たちの前ではちゃんと仕事するみたい。
でもなんで俺が、兄様とロバートくんの間?
それに兄様とロバートくん、睨み合ってない?
兄弟喧嘩はいいけど、俺を壁にしないでほしい...

「昨日は途中で寝てしまったみたいですいません。」
「ふふっ ショウの寝顔可愛かったよ。」
「兄様、からかわないでください。可愛くないです。」
「かわいかった。」

ロバートまで
この兄弟は目がイカれているのか?
機嫌治ってるし、意味分からん。

「ショウ、お腹空いてるでしょう?食べれるぶんだけ食べてね。」
「はい、お母様。いただきます。」

今日の朝ごはんは、バケットとトマトのスープに、サラダとフルーツだった。
前世でもあまりまともなご飯を食べていなかった俺は嬉しくて泣きそうになった。

そういえば、異世界にきてからも保存食の硬いパンか、うす味のスープだけだったな。

「どうしたの?ショウ」
「兄様、なんでもないです。ただこんなまともな食事、久しぶりで嬉しくて。」
「ショウ...」
「ショウ、あなたはもう私たちの家族なの。これからは、食べたいものをなんでも言ってちょうだいね。」
「そうだぞ。遠慮はいらないからな。」
「はい!」

前世の両親は放任主義でいつも家には俺だけだった。
家族の温かさを知らない俺は家庭を持つことも諦めていたが、まさか異世界で知るとはな。
人生何があるかわからないな。

「ショウ、今日は何をするの?」
「う~ん、まだ考えていませんでした。」
「じゃあ、僕が屋敷を案内してあげる!」
「いいんですか、兄様?」
「うん!ショウとはもっと仲良くなりたいからね!」
「ありがとうございます。」
「レイモンド兄様だけずるい。僕も案内する。」

ロバートくんが僕の腕に抱きついてくる。

可愛すぎる~!
ショタの生の上目遣いはガチでやばいです。
天使ですか?
天使ですよね?

「ねぇ、ショウ兄様。僕もいいよね?」

なななななんですか。
なんですか、その頭こてって!
俺を殺す気ですか?汚れた心が痛い....

「ロバートくんも案内してくれるの?だめなわけないよ!嬉しい!」
「良かった!ショウ兄様大好き!」
「兄様もいいよね?」
「はぁ~、しょうがないね。」
(クソ、ロバート本当邪魔だな。)
「うん?なんか言いました?」
「なんでもないよ。」

兄様、真顔だけど大丈夫かな?

見たところこの屋敷、学校くらいありそう。
なんかわくわくしてきた!
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