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ルビーは少し不機嫌だった。
昨日の夜は暑かったのに朝起きるととても寒かったからだ。
誰かが毛布をかけてくれていたが寒すぎてゆっくり寝られなかった。
今はお昼でノックと2人で行き先のわからない旅に出ている。
先を歩くノックは目的もなく何故こんなにも楽しく旅をしているのだろうか。
ルビーにはわからなかった。
ノックと旅をしてどれくらい日にちが経ったのだろう。
ノックはいつも早歩きだ。
ただただ前を向いて歩いている。
ルビーは少し遅い。
何故ならば色々なことに興味が向いてしまうからだ。
ある日の昼、昼餉を食べてる時にノックが話しかけてきた。
「ルビーは家族というのはどういうものか知っているか。」
唐突な内容だった。
「知らない。」
ノックは続けた。
「まあ、なんだろう。家族の形は色々ある。簡単に言えばみんなで一緒にいて助け合って、守っていく感じだ。家族は仲間でもある。年長者の役割は次世代を育てる。」
ルビーにはよくわからなかった。
昨日の夜は暑かったのに朝起きるととても寒かったからだ。
誰かが毛布をかけてくれていたが寒すぎてゆっくり寝られなかった。
今はお昼でノックと2人で行き先のわからない旅に出ている。
先を歩くノックは目的もなく何故こんなにも楽しく旅をしているのだろうか。
ルビーにはわからなかった。
ノックと旅をしてどれくらい日にちが経ったのだろう。
ノックはいつも早歩きだ。
ただただ前を向いて歩いている。
ルビーは少し遅い。
何故ならば色々なことに興味が向いてしまうからだ。
ある日の昼、昼餉を食べてる時にノックが話しかけてきた。
「ルビーは家族というのはどういうものか知っているか。」
唐突な内容だった。
「知らない。」
ノックは続けた。
「まあ、なんだろう。家族の形は色々ある。簡単に言えばみんなで一緒にいて助け合って、守っていく感じだ。家族は仲間でもある。年長者の役割は次世代を育てる。」
ルビーにはよくわからなかった。
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