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府立植物園の初夏の花
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4月の下旬から5月の連休にかけて、足しげく京都府立植物園(※1)に通いました。
府立植物園は京都駅から最寄りの地下鉄北山駅まで乗り換えなしで約15分。そしてその地上出口にすぐ植物園の北山門があるという絶好のアクセス。
入園料は200円で、広さは甲子園球場6個分、植物の種類は12000種類(園内で配布されるMAPに記載)。植物に詳しくなるのにコスパが無茶苦茶いい植物園です!
Xやインスタグラムでも開花情報をお知らせして下さいます。
4月下旬には、インスタグラムで「園内にフジが4カ所ある」とお知らせされていたので、鷲生もコンプリートしに出掛けましたw
フジと聞いてすぐイメージするようなオーソドックスな藤棚は大芝生地の北にあり、これは前から知っていました。
ここ以外に、植物園の敷地の西北にある「四季 彩の丘」にも小ぶりのフジがありました。二種類あるそうですが、そのうち一種類の満開時に写真を撮ることができました
(※2)。
その正反対の植物園地の南東の角にある沈床花壇の南に「ヤマフジ」がワイヤーに這わせてあります。
これは花の長さがやや短めです(※3)。
それから北山門の噴水の西に、他の木に絡みついているフジがあります。鷲生が見に行った時は盛りを過ぎていて白い花が少し残っているだけでした。
この府立植物園のインスタでは紹介されていませんが、花しょうぶ園の北にも樹木を這い上るフジがあります。
今年はタイミングを逃しましたが、去年ちょうど満開の状態を見ました。遠目にはその樹木全体が紫の花に覆われて壮観でしたよ……(※4 YouTubeに、府立植物園の方が去年のこのフジを撮影した動画がありました)。
この辺は自然の植生を活かした森のようになっており、その中で太い蔓が隣の樹木に襲い掛かるように絡みついているのはなかなか荒々しいというか、勇壮な光景です。
フジには優美なイメージがありますが、こういう一面もこれはこれで趣がありますね。
5月初めには、植物園の南の方にある「くすのき並木」の南北で「白い花の競演」が見られると公式ウェブサイトで紹介されていました。
この京都府立植物園の「くすのき並木」は川端康成の『古都』に登場することで知られています。
この白い花のうち、ハクサンボクとケイカは、この日記に書いたことがあります(※5)
今回はケイカの少し西にヤブデマリを見つけました。
どちらもちょっとガクアジサイに似ていますが、ヤブデマリは横に枝が伸びる感じです。(※6)
また、くすのき並木の南、バラ園のヒマラヤスギに向かう入り口付近にナニワイバラが咲いていました。
バラ科ですが、椿のような一重の花です。
名前だけ聞いて日本の野生のものなのかと思い込んでいたのですが、江戸時代に大阪の商人が中国から持ち帰ったものだと案内板にあり、平安ファンタジーには登場させられないですね。でも花は綺麗ですよ(※7)。
あと、コデマリは街中のあちこちで見かけますが、植物園にはオオデマリがありました。ぼてっと大きな毬のような花です(※8)。
少し時期が遡りますが、4月の下旬からは植物生態園の北西あたりのアオコウツキ、マルバウツギがそれぞれ白い花をたくさん咲かせます。
ウツギといえば卯の花。これは古典にも出てくる花ですね!(※9)
童謡というか文部省唱歌というかの「夏は来ぬ」の冒頭が「卯の花の匂う垣根に~♪」なので、顔を近づけて匂いを確認してみましたが、特には……?
ネットで検索すると、あまり匂いはなく、この「匂う」は見た目の美しさを表現する意味なのだそうです(※10)。
梅林横の、植物園の入り口で手に入る園内MAPに記載されているオオカナメモチがちょうど満開でした。巨木の樹冠全体が白くなる、とても迫力のある光景でした(※11)。
大芝生地の西にはナンジャモンジャの木と呼ばれる「ヒトツバタゴ」が咲いていました。
華やかでありつつ、純白で清楚な印象です
(※12)。
顔の高さに花が咲いていたので香りを嗅いでみましたが、とくにこれという香りはしませんでした。
「ナンジャモンジャの木」という通称については、府立植物園のウェブサイトに以下のような説明があります。
「地方によって『ナンジャモンジャノキ』と名前の付く樹種はいくつかありますが、現在一般的にこの別名で呼ばれるのは本種です」(※13)。
ふう。
今年はノートを取り、写真を撮ってはXにポストしていたおかげか、だいぶ植物に詳しくなれた気がします(本人比でw)。
京都在住で植物描写が詳しい作家様に白川紺子さんがいらっしゃいますが(『後宮の烏』がアニメ化されて有名ですが、『下鴨アンティーク』という作品もありますよ)、私も植物の描写を上手く創作に取り入れていきたいです。
*****
※1 京都府立植物園ウェブサイト https://www.pref.kyoto.jp/plant/
※2近況ノートに写真を投稿しています。
https://kakuyomu.jp/users/washusatomi/news/16818093076765103669
※3これは花の長さがやや短めのヤマフジですhttps://twitter.com/washu72802210/status/1782643470387265655
※4 「府立植物園」「フジ」で検索すると、去年のこのフジを撮影した植物園の動画が見つかりました。https://www.youtube.com/watch?v=HdIZxwTPrNc
※5 https://kakuyomu.jp/works/16817330661485429107/episodes/16818093076001340436
※6 ヤブデマリです。 https://twitter.com/washu72802210/status/1786709464395170030
※7 ナニワイバラです。
https://twitter.com/washu72802210/status/1786710217180491882
※8 オオデマリです。https://twitter.com/washu72802210/status/1786710456754938212
※9 卯の花です
https://twitter.com/washu72802210/status/1786644919739908184
https://twitter.com/washu72802210/status/1786647153856958708
※10 レファレンス協同データベース
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000113236
※11 オオカナメモチhttps://twitter.com/washu72802210/status/1786646018404364439
※12 ナンジャモンジャノキ(ヒトツバタゴ)
https://twitter.com/washu72802210/status/1786647886207578585
※13 京都府立植物園ウェブサイト
https://www.pref.kyoto.jp/plant/1305007135397.html?mode=preview
府立植物園は京都駅から最寄りの地下鉄北山駅まで乗り換えなしで約15分。そしてその地上出口にすぐ植物園の北山門があるという絶好のアクセス。
入園料は200円で、広さは甲子園球場6個分、植物の種類は12000種類(園内で配布されるMAPに記載)。植物に詳しくなるのにコスパが無茶苦茶いい植物園です!
Xやインスタグラムでも開花情報をお知らせして下さいます。
4月下旬には、インスタグラムで「園内にフジが4カ所ある」とお知らせされていたので、鷲生もコンプリートしに出掛けましたw
フジと聞いてすぐイメージするようなオーソドックスな藤棚は大芝生地の北にあり、これは前から知っていました。
ここ以外に、植物園の敷地の西北にある「四季 彩の丘」にも小ぶりのフジがありました。二種類あるそうですが、そのうち一種類の満開時に写真を撮ることができました
(※2)。
その正反対の植物園地の南東の角にある沈床花壇の南に「ヤマフジ」がワイヤーに這わせてあります。
これは花の長さがやや短めです(※3)。
それから北山門の噴水の西に、他の木に絡みついているフジがあります。鷲生が見に行った時は盛りを過ぎていて白い花が少し残っているだけでした。
この府立植物園のインスタでは紹介されていませんが、花しょうぶ園の北にも樹木を這い上るフジがあります。
今年はタイミングを逃しましたが、去年ちょうど満開の状態を見ました。遠目にはその樹木全体が紫の花に覆われて壮観でしたよ……(※4 YouTubeに、府立植物園の方が去年のこのフジを撮影した動画がありました)。
この辺は自然の植生を活かした森のようになっており、その中で太い蔓が隣の樹木に襲い掛かるように絡みついているのはなかなか荒々しいというか、勇壮な光景です。
フジには優美なイメージがありますが、こういう一面もこれはこれで趣がありますね。
5月初めには、植物園の南の方にある「くすのき並木」の南北で「白い花の競演」が見られると公式ウェブサイトで紹介されていました。
この京都府立植物園の「くすのき並木」は川端康成の『古都』に登場することで知られています。
この白い花のうち、ハクサンボクとケイカは、この日記に書いたことがあります(※5)
今回はケイカの少し西にヤブデマリを見つけました。
どちらもちょっとガクアジサイに似ていますが、ヤブデマリは横に枝が伸びる感じです。(※6)
また、くすのき並木の南、バラ園のヒマラヤスギに向かう入り口付近にナニワイバラが咲いていました。
バラ科ですが、椿のような一重の花です。
名前だけ聞いて日本の野生のものなのかと思い込んでいたのですが、江戸時代に大阪の商人が中国から持ち帰ったものだと案内板にあり、平安ファンタジーには登場させられないですね。でも花は綺麗ですよ(※7)。
あと、コデマリは街中のあちこちで見かけますが、植物園にはオオデマリがありました。ぼてっと大きな毬のような花です(※8)。
少し時期が遡りますが、4月の下旬からは植物生態園の北西あたりのアオコウツキ、マルバウツギがそれぞれ白い花をたくさん咲かせます。
ウツギといえば卯の花。これは古典にも出てくる花ですね!(※9)
童謡というか文部省唱歌というかの「夏は来ぬ」の冒頭が「卯の花の匂う垣根に~♪」なので、顔を近づけて匂いを確認してみましたが、特には……?
ネットで検索すると、あまり匂いはなく、この「匂う」は見た目の美しさを表現する意味なのだそうです(※10)。
梅林横の、植物園の入り口で手に入る園内MAPに記載されているオオカナメモチがちょうど満開でした。巨木の樹冠全体が白くなる、とても迫力のある光景でした(※11)。
大芝生地の西にはナンジャモンジャの木と呼ばれる「ヒトツバタゴ」が咲いていました。
華やかでありつつ、純白で清楚な印象です
(※12)。
顔の高さに花が咲いていたので香りを嗅いでみましたが、とくにこれという香りはしませんでした。
「ナンジャモンジャの木」という通称については、府立植物園のウェブサイトに以下のような説明があります。
「地方によって『ナンジャモンジャノキ』と名前の付く樹種はいくつかありますが、現在一般的にこの別名で呼ばれるのは本種です」(※13)。
ふう。
今年はノートを取り、写真を撮ってはXにポストしていたおかげか、だいぶ植物に詳しくなれた気がします(本人比でw)。
京都在住で植物描写が詳しい作家様に白川紺子さんがいらっしゃいますが(『後宮の烏』がアニメ化されて有名ですが、『下鴨アンティーク』という作品もありますよ)、私も植物の描写を上手く創作に取り入れていきたいです。
*****
※1 京都府立植物園ウェブサイト https://www.pref.kyoto.jp/plant/
※2近況ノートに写真を投稿しています。
https://kakuyomu.jp/users/washusatomi/news/16818093076765103669
※3これは花の長さがやや短めのヤマフジですhttps://twitter.com/washu72802210/status/1782643470387265655
※4 「府立植物園」「フジ」で検索すると、去年のこのフジを撮影した植物園の動画が見つかりました。https://www.youtube.com/watch?v=HdIZxwTPrNc
※5 https://kakuyomu.jp/works/16817330661485429107/episodes/16818093076001340436
※6 ヤブデマリです。 https://twitter.com/washu72802210/status/1786709464395170030
※7 ナニワイバラです。
https://twitter.com/washu72802210/status/1786710217180491882
※8 オオデマリです。https://twitter.com/washu72802210/status/1786710456754938212
※9 卯の花です
https://twitter.com/washu72802210/status/1786644919739908184
https://twitter.com/washu72802210/status/1786647153856958708
※10 レファレンス協同データベース
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000113236
※11 オオカナメモチhttps://twitter.com/washu72802210/status/1786646018404364439
※12 ナンジャモンジャノキ(ヒトツバタゴ)
https://twitter.com/washu72802210/status/1786647886207578585
※13 京都府立植物園ウェブサイト
https://www.pref.kyoto.jp/plant/1305007135397.html?mode=preview
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