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平安ファンタジーを書く私の植物園通いに強い味方が!『有職植物図鑑』
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京都市には地下鉄北山駅ほぼ直結という好アクセスの立地に京都府立植物園があります。
すごく本格的で広さは24万平米(甲子園球場6個分)、植物は12000種類(※1)。
鷲生が平安ファンタジーや中華ファンタジーの中で植物の描写をするためにせっせと足を運んでおります。
さすが古都の植物園だけあって、園内には日本の植生を再現した「植物生態園」というエリアもあります(※2)。
この植物園、バラ園でも有名ですし、世界各国の珍しい植物も多数あるのですが、和風・中華風ファンタジー小説を書く鷲生としては、「カタカナ名しかない植物」には特に用はありません。チューリップとかグラジオラスとかですね……。
そんな興味関心に偏りのある鷲生にとって、「植物生態園」は有難いものです。
とはいえ……。
カタカナ名でなければ和風・中華風ファンタジーにそのまま使えるかというと、それにもちょこちょこ問題が起こります。
例えば漢字で書くからと言って、日本の固有種で中国大陸には存在しないとか、同じ漢字でも違う植物を指していたりというケースでは中華風ファンタジーに使えません。
(例えば「橘」は日本にしかなく、「桂」は中国では「木犀」を意味します)。
あるいは、漢字や平仮名で日本語っぽい名前でも実際に日本に伝来したのがだいぶ後というケース。平安ファンタジーを書くのに使えないです……。
鷲生は竹林の中で高貴な姫君が隠遁しているという平安ファンタジーを書いたことがあるのですが(※3)、書き始めの頃は「孟宗竹」くらいの太さでイメージしていました。
ところが「孟宗竹」が本格的に広がるのは江戸時代からのようです。
また、現在書いている平安ファンタジーに夕方に咲く花を登場させようと「待宵草」を考えていたらこれも19世紀以降だとか。
植物園で「あ、これ鷲生の小説に使えるかも!」と思って調べてみたら、使えないと分かることの多いこと……。
そんなことを繰り返していた鷲生に「平安ファンタジーを書くのに、こういう本が欲しかったんやあ!」という本が見つかりました。
『有職植物図鑑』(書誌情報は※4)
有職故実に関する著書が多数ある八條忠基さんの本で、「日本人が植物たちとどう関わってきたのか。古来の文献からそれをたどり、知識と感動を皆さまと共有したいと思います」とのこと。
代表的な典拠文献は『延喜式』『本草和名』『倭名類聚抄』。
植物のカラー写真も豊富で、植物学上の分類や学名など植物図鑑としての内容もある上に、それが日本の文化でどのような意味を持ったかにも触れられています。
何に使われたとか、どんな風に食べられたとか記載されてあり、染料として使われたらどんな色の糸になったのかのカラー写真もあります。
もちろん橘には「橘の重ね色目」とかですね!
鷲生にとっては本当に使いでのある本なので、さっそく購入しました。
カラー写真が多い分ちょっと重たいですが、府立植物園にも持って行きます!
ちなみに、京都府立植物園のWebサイトによると下記のような催しがあるそうです(※5)。
”「名誉園長さんときまぐれ散歩」
6月9日(日)
テーマ「本日の見てほしいこれっ!」と「源氏物語に登場する植物」
植物園会館西側集合:10:30スタート”
鷲生は残念ながら行けないのですが、今年2024年の大河ドラマは「光る君へ」ですし、近隣の方は行ってみられては如何でしょう。
京都駅から北山駅まで地下鉄1本ですし、北山駅の出口からすぐなんですよ~。
*****
※1 京都府立植物園Webサイト
https://www.pref.kyoto.jp/plant/
※2 京都府立植物園・植物生態園
https://www.pref.kyoto.jp/plant/11900021.html
※3 鷲生の平安ファンタジー小説「錦濤宮物語 女武人ノ宮仕ヘ或ハ近衛大将ノ大詐術」https://kakuyomu.jp/works/16816927860647624393
※4 有職植物図鑑』2022 八條忠基 平凡社 ISBN 9784582839142 税込3850円
https://www.heibonsha.co.jp/book/b613746.html
※5 京都府立植物園「なからぎ通信」106号
https://www.pref.kyoto.jp/plant/migoro/documents/240524nakaragituushin.pdf
すごく本格的で広さは24万平米(甲子園球場6個分)、植物は12000種類(※1)。
鷲生が平安ファンタジーや中華ファンタジーの中で植物の描写をするためにせっせと足を運んでおります。
さすが古都の植物園だけあって、園内には日本の植生を再現した「植物生態園」というエリアもあります(※2)。
この植物園、バラ園でも有名ですし、世界各国の珍しい植物も多数あるのですが、和風・中華風ファンタジー小説を書く鷲生としては、「カタカナ名しかない植物」には特に用はありません。チューリップとかグラジオラスとかですね……。
そんな興味関心に偏りのある鷲生にとって、「植物生態園」は有難いものです。
とはいえ……。
カタカナ名でなければ和風・中華風ファンタジーにそのまま使えるかというと、それにもちょこちょこ問題が起こります。
例えば漢字で書くからと言って、日本の固有種で中国大陸には存在しないとか、同じ漢字でも違う植物を指していたりというケースでは中華風ファンタジーに使えません。
(例えば「橘」は日本にしかなく、「桂」は中国では「木犀」を意味します)。
あるいは、漢字や平仮名で日本語っぽい名前でも実際に日本に伝来したのがだいぶ後というケース。平安ファンタジーを書くのに使えないです……。
鷲生は竹林の中で高貴な姫君が隠遁しているという平安ファンタジーを書いたことがあるのですが(※3)、書き始めの頃は「孟宗竹」くらいの太さでイメージしていました。
ところが「孟宗竹」が本格的に広がるのは江戸時代からのようです。
また、現在書いている平安ファンタジーに夕方に咲く花を登場させようと「待宵草」を考えていたらこれも19世紀以降だとか。
植物園で「あ、これ鷲生の小説に使えるかも!」と思って調べてみたら、使えないと分かることの多いこと……。
そんなことを繰り返していた鷲生に「平安ファンタジーを書くのに、こういう本が欲しかったんやあ!」という本が見つかりました。
『有職植物図鑑』(書誌情報は※4)
有職故実に関する著書が多数ある八條忠基さんの本で、「日本人が植物たちとどう関わってきたのか。古来の文献からそれをたどり、知識と感動を皆さまと共有したいと思います」とのこと。
代表的な典拠文献は『延喜式』『本草和名』『倭名類聚抄』。
植物のカラー写真も豊富で、植物学上の分類や学名など植物図鑑としての内容もある上に、それが日本の文化でどのような意味を持ったかにも触れられています。
何に使われたとか、どんな風に食べられたとか記載されてあり、染料として使われたらどんな色の糸になったのかのカラー写真もあります。
もちろん橘には「橘の重ね色目」とかですね!
鷲生にとっては本当に使いでのある本なので、さっそく購入しました。
カラー写真が多い分ちょっと重たいですが、府立植物園にも持って行きます!
ちなみに、京都府立植物園のWebサイトによると下記のような催しがあるそうです(※5)。
”「名誉園長さんときまぐれ散歩」
6月9日(日)
テーマ「本日の見てほしいこれっ!」と「源氏物語に登場する植物」
植物園会館西側集合:10:30スタート”
鷲生は残念ながら行けないのですが、今年2024年の大河ドラマは「光る君へ」ですし、近隣の方は行ってみられては如何でしょう。
京都駅から北山駅まで地下鉄1本ですし、北山駅の出口からすぐなんですよ~。
*****
※1 京都府立植物園Webサイト
https://www.pref.kyoto.jp/plant/
※2 京都府立植物園・植物生態園
https://www.pref.kyoto.jp/plant/11900021.html
※3 鷲生の平安ファンタジー小説「錦濤宮物語 女武人ノ宮仕ヘ或ハ近衛大将ノ大詐術」https://kakuyomu.jp/works/16816927860647624393
※4 有職植物図鑑』2022 八條忠基 平凡社 ISBN 9784582839142 税込3850円
https://www.heibonsha.co.jp/book/b613746.html
※5 京都府立植物園「なからぎ通信」106号
https://www.pref.kyoto.jp/plant/migoro/documents/240524nakaragituushin.pdf
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