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8月下旬の府立植物園です。
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1週間ほど前になりますが、北山通りに用事があったついでに府立植物園に寄りました。
すっごく暑くて汗だくで歩き回ったのを覚えていますw この何日かは台風10号が近づき、そのためか気温が下がりました。これが過ぎれば季節も秋めいてくるでしょう。
8月の話は8月中に投稿したかったのですが、昨日は家の中でバタバタすることがあったため、9月1日の今日となってしまいました。ちょっと悔しいですw
今回の画像もnote記事にまとめております(※1)。
さて。
盛夏から秋にかけて赤い実をつけるのがサンゴジュ。珊瑚のようだから名付けられたのだとか。確かに緑の森の中でパッと目を引く鮮やかな赤色です。
標識を見るまでもなく遠くからでも分かりました。
日本の植生を再現した植物生態園で「ノイバラ」の標識を見つけましたが、残念ながら花のシーズンではありません。
アカネの標識のそばに紫色の花が咲いていたので、これがアカネの花?と思って写真を撮ってきましたが。
帰宅後調べてみると、アカネの花は白いですし、形も違います。
じゃあ、私の撮影したこの紫の花はなんだろうと、画像をGoogleレンズで調べてみたところ。「スズムシバナ」だそうです。
確かに、府立植物園のWebサイトでも「植物生態園でスズムシバナが見ごろですよ」と案内があります。これ、絶滅危惧種だそうですよ(※2)
四季彩の丘の池ではヒツジグサという睡蓮の一種が浮かんでました。
同じ池にあるのがオニバス。前にもご紹介しましたが、枕草子で怖ろしいものとして挙げられているそうです。
刺々した葉っぱですものね。それから今回は花が咲いているのを写真に撮れました。
今回は手持ちの『有職植物図鑑』(※3)の「オニバス」のページをちゃんと読んだので、その内容を引用しておきます。
「水注のフキということで平安時代の名は『水ふぶき』。『枕草子』では『恐ろしげなるもの』に扱われていますが、とげとげしい姿や直径一m超にもなる葉の大きさ、葉を突き破って咲く花など、確かに『鬼』を感じさせる植物です」。
中国由来の「芡」という字で表されるのだとか。
「有用植物」で、茎や根を食べるそうで「延喜式(内膳式)の『漬年料雑菜』として天皇の食材に規定しています。さらに『宇津保物語』(国譲中)にも蜜瓜・焼米・海松とならび『芡』がご馳走として扱われています」
花の様子が鶏の頭に似ているので「鶏頭(けいとう)」と呼ばれることもあるようです。中国の東魏『洛陽伽藍記』にも登場するようですよ。
種子は「滋養強壮食品として現代中国でも愛用されています」「延喜式(大膳式)では孔子を祀る『釈奠』の供膳に登場しました」
『有職植物図鑑』のこのような記述を見ると、古代中国・日本の人々にとって身近な存在だったのでしょうね。
さて、南に下ると、「スモモ」の標識が添えられている木を見つけました。季節外れなせいか、花も実も見つけられませんでしたが、スモモ=李は中華ファンタジーにも和風ファンタジーにも使えそうですから、季節を選んでまた見に来たいです。
前回来たときに見つけたランシンボクの写真と連続しているので、植物園中央のカフェの北西の森の中だろうと思います。
芝生広場の西ではザクロが実っていました!
昨年、奈良市で行われたシルクロードに関するイベントで、ウズベキスタンから仕入れてきた雑貨を売っているお店があって。石榴の刺繍の素敵なクッションカバーを拝見しました。洋の東西で愛される果実ですよね。
この並びにアキニレがありました。
北大路方面への出口に向かう途中に「シュクシャ」の草むらがありました。インドやインドシナ半島の南国の植物だそうで、夏の終わりに咲く花からは甘い芳香がするのだとか(※4)。
日本には江戸時代に渡来したそうなので平安ファンタジーにそのままでは使えませんが、中華ファンタジーで南国の植物として登場させられるかもしれません。
花の香りを確かめにまた来たいです。
今週末は、台風10号のため京都府立植物園は休園とのことでした。
今日、台風から熱帯低気圧に変わったそうですが、早くお天気回復して欲しいです。なんかずーっと台風を警戒していて閉塞感に少々くたびれました……。
*****
※1https://note.com/monmonsiteru/n/n9c754f080d9c
「note」「鷲生智美」で検索しても出てくるかと思います。
※2 京都府レッドデータブック
https://www.pref.kyoto.jp/kankyo/rdb/bio/db/flo0288.html
※3 『有職植物図鑑』有職植物図鑑 2022 八條忠基 平凡社
https://www.heibonsha.co.jp/book/b613746.html
※4 東方大学薬学部付属薬用植物園 ジンジャー(ハナシュクシャ)
https://www.lab.toho-u.ac.jp/phar/yakusou/hanasyukusya.html
すっごく暑くて汗だくで歩き回ったのを覚えていますw この何日かは台風10号が近づき、そのためか気温が下がりました。これが過ぎれば季節も秋めいてくるでしょう。
8月の話は8月中に投稿したかったのですが、昨日は家の中でバタバタすることがあったため、9月1日の今日となってしまいました。ちょっと悔しいですw
今回の画像もnote記事にまとめております(※1)。
さて。
盛夏から秋にかけて赤い実をつけるのがサンゴジュ。珊瑚のようだから名付けられたのだとか。確かに緑の森の中でパッと目を引く鮮やかな赤色です。
標識を見るまでもなく遠くからでも分かりました。
日本の植生を再現した植物生態園で「ノイバラ」の標識を見つけましたが、残念ながら花のシーズンではありません。
アカネの標識のそばに紫色の花が咲いていたので、これがアカネの花?と思って写真を撮ってきましたが。
帰宅後調べてみると、アカネの花は白いですし、形も違います。
じゃあ、私の撮影したこの紫の花はなんだろうと、画像をGoogleレンズで調べてみたところ。「スズムシバナ」だそうです。
確かに、府立植物園のWebサイトでも「植物生態園でスズムシバナが見ごろですよ」と案内があります。これ、絶滅危惧種だそうですよ(※2)
四季彩の丘の池ではヒツジグサという睡蓮の一種が浮かんでました。
同じ池にあるのがオニバス。前にもご紹介しましたが、枕草子で怖ろしいものとして挙げられているそうです。
刺々した葉っぱですものね。それから今回は花が咲いているのを写真に撮れました。
今回は手持ちの『有職植物図鑑』(※3)の「オニバス」のページをちゃんと読んだので、その内容を引用しておきます。
「水注のフキということで平安時代の名は『水ふぶき』。『枕草子』では『恐ろしげなるもの』に扱われていますが、とげとげしい姿や直径一m超にもなる葉の大きさ、葉を突き破って咲く花など、確かに『鬼』を感じさせる植物です」。
中国由来の「芡」という字で表されるのだとか。
「有用植物」で、茎や根を食べるそうで「延喜式(内膳式)の『漬年料雑菜』として天皇の食材に規定しています。さらに『宇津保物語』(国譲中)にも蜜瓜・焼米・海松とならび『芡』がご馳走として扱われています」
花の様子が鶏の頭に似ているので「鶏頭(けいとう)」と呼ばれることもあるようです。中国の東魏『洛陽伽藍記』にも登場するようですよ。
種子は「滋養強壮食品として現代中国でも愛用されています」「延喜式(大膳式)では孔子を祀る『釈奠』の供膳に登場しました」
『有職植物図鑑』のこのような記述を見ると、古代中国・日本の人々にとって身近な存在だったのでしょうね。
さて、南に下ると、「スモモ」の標識が添えられている木を見つけました。季節外れなせいか、花も実も見つけられませんでしたが、スモモ=李は中華ファンタジーにも和風ファンタジーにも使えそうですから、季節を選んでまた見に来たいです。
前回来たときに見つけたランシンボクの写真と連続しているので、植物園中央のカフェの北西の森の中だろうと思います。
芝生広場の西ではザクロが実っていました!
昨年、奈良市で行われたシルクロードに関するイベントで、ウズベキスタンから仕入れてきた雑貨を売っているお店があって。石榴の刺繍の素敵なクッションカバーを拝見しました。洋の東西で愛される果実ですよね。
この並びにアキニレがありました。
北大路方面への出口に向かう途中に「シュクシャ」の草むらがありました。インドやインドシナ半島の南国の植物だそうで、夏の終わりに咲く花からは甘い芳香がするのだとか(※4)。
日本には江戸時代に渡来したそうなので平安ファンタジーにそのままでは使えませんが、中華ファンタジーで南国の植物として登場させられるかもしれません。
花の香りを確かめにまた来たいです。
今週末は、台風10号のため京都府立植物園は休園とのことでした。
今日、台風から熱帯低気圧に変わったそうですが、早くお天気回復して欲しいです。なんかずーっと台風を警戒していて閉塞感に少々くたびれました……。
*****
※1https://note.com/monmonsiteru/n/n9c754f080d9c
「note」「鷲生智美」で検索しても出てくるかと思います。
※2 京都府レッドデータブック
https://www.pref.kyoto.jp/kankyo/rdb/bio/db/flo0288.html
※3 『有職植物図鑑』有職植物図鑑 2022 八條忠基 平凡社
https://www.heibonsha.co.jp/book/b613746.html
※4 東方大学薬学部付属薬用植物園 ジンジャー(ハナシュクシャ)
https://www.lab.toho-u.ac.jp/phar/yakusou/hanasyukusya.html
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