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DUNE
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エージェントのLINDAがこの話を持ち込んできたのは、一ヶ月半前のことだった。
「自然科学博物館からの依頼だ。内密の
内に盗掘品を元の墓所に戻して欲しいそうだ。やってくれるなCANDY?」
「見つけるんじゃなくて戻すの?いつもと逆じゃない?」
「元々イリーガルな方法で手に入れたお宝だとかで、展示はおろか所有してること自体ヤバいブツらしくてな。」
「何を今更。ロンドン博物館なんて略奪品のオンパレードじゃないの?」
「まあな。だが今はもうそういう時代じゃないって事さ。」
LINDAは年齢不詳だが、見た目の割に達観しているところがある。
「やれやれトレジャーハンターと墓泥棒は紙一重っていうけど、まさか返しに行かされるとはね~。あたし生まれる時代を間違えたかも。あ~あ夢が無いな~!」
あたしは思わず嘆かずにはいられなかった。
「そういうな。由緒あるミュージアムとお近づきになっておいても損はないだろう?」
「まあそういう考え方もあるかもね。」
「要はポジティブ・シンキングだ。ここはひとつ貸しを作っておいて、お得意様に加えさせてもらうさ。」
流石、大人よね。
「で、期限は?」
「再来月に文科省の査察が入るらしく、来月一杯だそうだ。」
「じゃあ無理じゃない。前にも言ったけど、あたし憧れのイースター島にバカンスだもん。もう航空チケットもホテルも抑えちゃってるしぃ♪」
ここ一年間働き通しだったあたしは、誰にも邪魔されない念願の旅を時間を掛けて企画していた。
頑張った自分へのご褒美である。
「ん?それなら事前に秘書の小鳩菖蒲君に問い合わせた時に、キャンセルしておくから大丈夫だって言われたけどな。」
「なんですってーッ!?またあいつめ勝手にーッ!菖蒲ェ何処行ったァ!?」
「彼女ならさっき俺と入れ替わりに外出しますって出ていったぜ。」
「菖蒲の奴ゥ、またやられたァ!」
誰にも邪魔されないハズが、個人秘書に邪魔をされた。
あたしのご褒美はどこへいった?
「ヤリ手のいい秘書を持ったな、CANDY?」
LINDAは笑いを堪えて言った。
「うるさい!!」
あたしは世界一不幸なヒロインに違いない。
「自然科学博物館からの依頼だ。内密の
内に盗掘品を元の墓所に戻して欲しいそうだ。やってくれるなCANDY?」
「見つけるんじゃなくて戻すの?いつもと逆じゃない?」
「元々イリーガルな方法で手に入れたお宝だとかで、展示はおろか所有してること自体ヤバいブツらしくてな。」
「何を今更。ロンドン博物館なんて略奪品のオンパレードじゃないの?」
「まあな。だが今はもうそういう時代じゃないって事さ。」
LINDAは年齢不詳だが、見た目の割に達観しているところがある。
「やれやれトレジャーハンターと墓泥棒は紙一重っていうけど、まさか返しに行かされるとはね~。あたし生まれる時代を間違えたかも。あ~あ夢が無いな~!」
あたしは思わず嘆かずにはいられなかった。
「そういうな。由緒あるミュージアムとお近づきになっておいても損はないだろう?」
「まあそういう考え方もあるかもね。」
「要はポジティブ・シンキングだ。ここはひとつ貸しを作っておいて、お得意様に加えさせてもらうさ。」
流石、大人よね。
「で、期限は?」
「再来月に文科省の査察が入るらしく、来月一杯だそうだ。」
「じゃあ無理じゃない。前にも言ったけど、あたし憧れのイースター島にバカンスだもん。もう航空チケットもホテルも抑えちゃってるしぃ♪」
ここ一年間働き通しだったあたしは、誰にも邪魔されない念願の旅を時間を掛けて企画していた。
頑張った自分へのご褒美である。
「ん?それなら事前に秘書の小鳩菖蒲君に問い合わせた時に、キャンセルしておくから大丈夫だって言われたけどな。」
「なんですってーッ!?またあいつめ勝手にーッ!菖蒲ェ何処行ったァ!?」
「彼女ならさっき俺と入れ替わりに外出しますって出ていったぜ。」
「菖蒲の奴ゥ、またやられたァ!」
誰にも邪魔されないハズが、個人秘書に邪魔をされた。
あたしのご褒美はどこへいった?
「ヤリ手のいい秘書を持ったな、CANDY?」
LINDAは笑いを堪えて言った。
「うるさい!!」
あたしは世界一不幸なヒロインに違いない。
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