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第一章:自罰的な臆病者
第二十話 強奪の結末
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「こっち! 早くしないと氷夜がっ!」
迷宮の中を疾走する乙女が三人。
救援にやって来たメロア・クラムベールを引き連れて鈴崎小春は氷夜の下へと向かっていた。
「……氷夜、もう少し耐えてて」
祈るように出た言葉は風のように消えていく。
もう長いこと走っているというのに息は切れない。
メロアの魔法で身体を強化しているからだ。
放置されたままの罠を飛び越えて、彼女たちは迷宮を走破していく。
「そろそろ着きます!」
「わかった。突入したら小春たちはひよよんをお願いね!」
「ええ!」
階段を一気に駆け下りると、小春は宝物庫へと繋がる扉をぶち破る。
そうして氷夜を助けるべく宝物庫へと飛び込んだ彼女らが見たのは、
血だまりに伏す氷夜と、
泡を吹いて気絶している正幸たちの姿だった。
迷宮の中を疾走する乙女が三人。
救援にやって来たメロア・クラムベールを引き連れて鈴崎小春は氷夜の下へと向かっていた。
「……氷夜、もう少し耐えてて」
祈るように出た言葉は風のように消えていく。
もう長いこと走っているというのに息は切れない。
メロアの魔法で身体を強化しているからだ。
放置されたままの罠を飛び越えて、彼女たちは迷宮を走破していく。
「そろそろ着きます!」
「わかった。突入したら小春たちはひよよんをお願いね!」
「ええ!」
階段を一気に駆け下りると、小春は宝物庫へと繋がる扉をぶち破る。
そうして氷夜を助けるべく宝物庫へと飛び込んだ彼女らが見たのは、
血だまりに伏す氷夜と、
泡を吹いて気絶している正幸たちの姿だった。
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