君と咲かせる大輪の百合

楠富 つかさ

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Sister's night 西家での夜 美海×恵玲奈

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「らめ、いぅ……あぁ、みない、でぇええ!!!」
「ほら、妹と後輩に見られながら無様にイキなさいよ!!」
「はぁ……っぐぅ……い、イクぅうう!!!!」
 両手を後ろ手に縛られて、二本のバイブを締め付けながらお尻を叩かれ……果てる。
 実家の私室で妹と後輩に見られながら。……これにはいくつかの理由があるんだ。



 立成22年の年末、私――西恵玲奈は彼女である須川美海を連れて海ヶ谷市にある実家へと帰ってきていた。
 去年の年末はルームシェアしているマンションで過ごしたが、今度の年末年始は両親がスペインへ旅行に行くとのことで、のんびり実家で過ごそうということになったのだ。美海は私の両親とも二度ほど会っているが、実家に連れてきたことはなかったし。
 そんな帰省で想定外だったのは、妹の星玲奈とその彼女であり私の高校時代の部活の後輩である清水文佳ちゃんが同伴していたことだ。どうやら美海が呼んだらしい。

「義姉から実家に呼び出されるって……どういうこと??」

 と、星玲奈本人が言っていたからこれは確実。文佳ちゃんともそこそこ仲良くしているらしい。私の卒業後から、という点が多少気になるけれど。
 なにはともあれ大晦日、夕飯のお蕎麦を食べ終えてのんびりし始めようかと思った矢先――

「さぁて、恵玲奈に聞きたいことがあるのよね。冬休みになって家庭教師を始めたそうじゃない?」

 美海の質問に私は首を縦に振った。家庭教師といっても親戚の女の子の勉強を見てあげているだけだが。美海からその話題が挙がったことで、急に背筋に悪寒が奔った。

「……その女の子とキスしたそうね。しかも胸も揉んだらしいじゃない」
「文佳ちゃ――!」

 咄嗟に文佳ちゃんに視線を向けるが、彼女はうつむいているだけでこちらからは何もうかがえない。

「姉ちゃん……奈々子となにしてんの……」

 西奈々子ちゃんは私の父の弟の娘、つまり従妹だ。今度、星花女子の高等部を受験するっていうことで私が家庭教師をし始めたのだ。
 奈々子ちゃんは叔母の優子さんに似て巨乳……すでに私より大きいくらいだ。うちの母、美玲と優子叔母さんはおそろしく仲が悪くて……どうやら圭介叔父さんを奪い合った関係らしい。で、負けた母を父が慰めて私が生まれたわけなのだが……それで私にケイとも読める恵の字をつけるあたり、かーなーり闇深なのだが。まぁ、後に星玲奈も生まれているくらいだし、今も夫婦仲は円満なので大丈夫だろうけど。
 まぁとにかくこのあたりのエピソードを深堀すると普通にドラマ1クール分くらいあるので割愛するが、とにかく母親同士は不仲だが父親同士は兄弟で今も仲がいいし、うちはまだ父方の祖父も健在なので西家というくくりで集まりで顔を合わすこともある。そんなこんなで奈々子ちゃんの家庭教師をすることになったんだけど……。

「いやほんと違うんだって……」

 奈々子ちゃんは可愛くて巨乳で性格がわりと無自覚にあざといので(この性格は優子叔母さん譲りらしく、母は奈々子ちゃんのことも苦手としている)、男子には好かれているがその分だけ女子から嫌われているらしい。そんな子が星花女子でやっていけるのか不安だが、当人はいたって真面目に女の子と深い仲になりたいそうで……。
 そんな彼女に恋人持ちとしてあれこれ鼻高々と話しているうちに……。

「キスの仕方を教えたそうじゃない。これはもう完全に浮気よ。ねぇ、星玲奈も文佳もそう思うでしょう?」
「……それは、うちの実姉が悪い」
「ごめんなさい先輩、私にとっても美海さんも義姉だから……」
「よりにもよって年下相手に浮気とか許せないよねぇ?」

 どういう経緯で文佳ちゃんに喋っちゃったかも覚えてない。ひょっとしたらお酒の席かも……。

「ねえ恵玲奈、覚えてる? 今度浮気したら星玲奈に言いつけるって」
「はい……」
「お仕置き、必要よね」

 というわけで、冒頭に戻る。


「これが件のドS川先輩……噂に違わないわね……」
「うちの姉が……うわ……あぁ、あぁはなりなくない……」
 前のめりでカメラを回す文佳ちゃんとドン引きの星玲奈……ごめんね、こんなお姉ちゃんで。もう、後戻りできないんだよ。

「いつも以上に興奮してるんじゃない?」

――パァン!!――

「んぁあ!!」

 お尻を叩かれるたびに全身に電気が奔ったように震える。実家の私室というプライベート感マックスの空間で彼女に犯され、それを妹と後輩に見られる。恥ずかしくておかしくなってしまいそうだ。……もう、おかしくなっているのかもしれない。

「え、太い……」

 手は後ろに縛られたまま、仰向けに転がされる。ペニバンを装着して私を見下ろす美海の表情は、Sっ気を否定することはできないほどに嗜虐的だった。
 文佳ちゃんの漏らすような声が聞こえ、直後……太くてイボのついたペニバンが私の膣内に侵入してくる。

「……ぐぁあああ!!」

 今年のクリスマスに買ったばかりの新作は挿入時も大概だが、引き抜くときに意識をごっそり持っていかれるかと思うくらい刺激が強い。

「「んちゅ、じゅぶ……んう……ぬぷ、ぐちゅ……っぷは」」

 キスに蕩けさせられた上に、美海の舌が私の耳をなぞる。

「はぁ……あぁ、みみ……好き……」
「ふふ、それはこっちかしら……それともこっち?」
「ひゃぅ……ど、どっちも……! 好きぃ……ッくぅ!!」

 もう何度目の絶頂かも分からない。荒い呼吸を繰り返すだけの私を起き上がらせると、美海はベッドに背中を預けてしまった。体勢としては……騎乗位?

「少し疲れたから休憩。恵玲奈は好きに動いていいわよ? まぁ、もっとはしたない姿を二人に見せていいならね」
「い、意地悪……」
「そういえば今夜はご主人様って呼んでくれないのね?」
「姉ちゃん……」

 星玲奈のドン引きがさらに加速してしまった。でも、もう仕方ないんだ。私と美海はこういう関係なんだから。

「ご主人様……ご奉仕してもいいですか?」
「いいわよ、好きにしなさい」

 美海の胸を触りながら、腰を振る。幼い頃から使っているベッドで、恋人と淫らなことをしているという興奮で何度も……何度もあっけなく果てる。
 そんな私を見ながら嗜虐的な笑みを浮かべる美海。イキそうなのを察知した美海が腰をくっと上げる。たったそれだけで、最奥がノックされて……。

「んぅぅぅ!!!!!」

 体勢を保てず美海の上に倒れこむ。美海は私の髪を梳きながら、横目で星玲奈と文佳ちゃんを見やる。

「どう、参考になった?」
「「なりません!!」」
「そっか。じゃあここから先は二人きりで楽しもうかしら」

 そう言って星玲奈と文佳ちゃんに退室を促す美海。どうやら今年はえっちをしながら年を越すつもりらしい。
 身体……耐えられるかな……。

「まだ……続くの? 取り敢えず……水、飲みたい……」
「ふふ、じゃあ少しだけ休憩にしましょうか」


 この後108回絶頂させられた。
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