2 / 8
後編
しおりを挟む
「どうして私があそこに居るってわかったの……?」
右に詩音、左に司くん。広いはずの車内で凄まじい圧迫感を感じながらビクビクと尋ねる。
「んなの店からのリークとかGPSとかいくらでも方法は有るだろ」
「世の中にはなっちゃんが知らない方が良いことも有るから……」
怖い。不機嫌な詩音も怖いけど優しいはずの司くんの笑顔も怖い。
「つかお前ナニこんなエロい服着てんだよ」
「えええエロくないよ?! 普通のワンピースだよ?! ひゃぁ?!」
「エロいだろ。ここから普通に手ぇ突っ込めるじゃねぇか」
言葉通りにズボリと差し込まれた大きな掌がぐにぐにとブラの上から胸を揉む。
「や、詩音っここ車の中っ」
司くんに助けを求めようと視線を左に向けて──向いたことを即座に後悔した。
「……なっちゃん。この下着、僕達が見たことのないやつだね? 自分で買ったの?」
「──へぇ? ナツは? 俺達以外と飲むのに? 新品の? 下着を? 着てったんだ?」
「しかも上下お揃いみたいだよ詩音兄さん」
「やぁぁんっ」
スカートの裾から侵入した形の良い司くんの指が下着のクロッチの上を往復する。
詩音に乱暴に胸を掴まれて、司くんに足を広げられて、公道を走る車内で媚びたような声が出る。
半年前。司くんの二十歳の誕生日。三人に抱かれて『女』になったあの日から私の身体は変わってしまった。
「やっ、あ……!」
「ヤじゃないだろ。イイだろ。乳首、もうビンビンに勃ってる」
「『こっち』も悦んでるみたいだよ。……ほら、溢れてきた」
左右の耳に、卑猥な囁きと吐息と舌をねじ込まれてジンっと下半身が熱くなる。布越しの刺激じゃ物足りなくて無意識に腰が揺れた。
もっと。もっと決定的な愛撫が欲しい。
「──詩音、司。家に着くまでイかせちゃ駄目だよ?」
「わかってる」
「もちろんだよ鷹嗣兄さん」
なんで? いつもは嫌だと言っても気絶するまで何度も絶頂に連れて行かれるのに。
「なつみちゃん。俺はね、反省してるんだよ」
「……鷹ちゃんが、反省……?」
「うん。だからね、なつみちゃんには家に着くまでに、俺達がどれだけ君を好きか思い出して貰おうと思って。だけどごめんね? 俺、自分で運転するの久しぶりだから、道に迷って30分くらいの距離に一時間以上かかっちゃうかも。それに、大事ななつみちゃんを乗せてるんだから、安全運転で帰らなきゃね?」
そう言って、ルームミラーの中の鷹ちゃんは王様の顔で微笑んだ。
*
「やぁ……んっ、もぉやめ、て……!」
「やめる? どうして? 車の中であんなにイきたいっておねだりしたのはなつみちゃんじゃない」
「ひぁ、ぁぁん」
鷹ちゃんの所有するマンションのキングサイズのベッドの上。
後ろから抱えるみたいに詩音の膝に座らされた私に、楔を出入りさせながら鷹ちゃんが笑う。避妊具を着けていない鷹ちゃんに浅いところをかき回されて、カリが引っかかる感覚が堪らない。
このままではまたイッてしまう。
「も、いき、たくない……っ。無理だよぉっ」
何十分、何時間かわからなくなるくらい車の中で焦らされて、逆に今は何度も何度も高みへ押し上げられる。
頭の芯も、太腿も、シーツも。何もかもがぐちゃぐちゃだ。
「大丈夫だよなっちゃん。なっちゃんは気持ち良くなるの、とっても上手なんだから」
「きゃああ──?!」
ズチュン! と鷹ちゃんが私の最奥を抉るように腰を打ち付け、痛いくらい詩音が両胸の先端を引っ張る。そしてとどめだと言わんばかりに赤く充血したクリトリスを司くんが捏ねるから、目の前が真っ白に弾けた。
「ナツ。もうピルなんか飲むのやめろよ」
「そうだね。合コンに行こうと思うくらい結婚相手が欲しかったのなら、俺達の中の誰かと入籍すれば良い」
「もちろん僕達、なっちゃんが誰の奥さんになっても、誰の子供を産んでも今と変わらずなっちゃんを愛し続けるよ」
「どうせ俺達全員の子供を産むことになるだろうから、戸籍上は三人の誰が夫でも構わないしね」
「──だからナツ。俺達から逃げようなんて真似は、無駄だ」
パンパンと、肉同士が当たる音が加速していく。
孕め。孕め。孕め。
私の膣内で一瞬大きく膨らみ、爆ぜる。
ずるり……と空になった孔に今度は後ろから詩音の雄が突き立てられる。猫みたいな四つん這いで揺さぶられながら、司くんのぺニスを頬張った。
「んっ、はぁ……。気持ち良いよ、なっちゃん。僕、なっちゃんに舐めて貰うの大好き」
「っ、締まる。ナツもっと、力、抜け……っ」
快楽の夜は、いつまでも終わらない。
*
……また、やってしまった。
爽やかな朝陽が当たる清潔なシーツの上で一人頭を抱える。
(あの三人に触られると頭わけわかんなくなっちゃうから、だから他の誰かと結婚しなきゃいけないのに……っ)
ちらりと時計を確認すると午前6時50分。私が気絶したのが明け方だから、まだ数時間しか眠れていない。
(だけど今からダッシュで帰って準備すれば遅刻せずに出勤できる!)
幸い、パジャマは着せられていて、鷹ちゃんも詩音も司くんも今この部屋にいない。
(もう、荷物とかは後でどうにかして、恥ずかしいけどこの格好でタクシーつかまえて……)
「なっちゃんそんな薄着で廊下にいたら風邪ひくよ?」
「ひっ?!」
ベッドルームから3歩踏み出したところでリビングから出てきた司くんに声をかけられた。
(なんでこの広い家で私の動きを察知できるの忍者なの?!)
「お腹空いちゃった? 今、詩音兄さんが朝ごはん作ってるから待っててね」
優しく、だけど他に行くことを許さない手を腰に添えられて三人のいるリビングへエスコートされる。
ガラス戸を開けると淹れたてのコーヒーの香りが私を包んだ。
「おはようなつみちゃん。もう少し寝た方が良いかと思って起こさなかったけど早起きだね。俺が淹れたコーヒー飲む?」
「……飲む。鷹ちゃんのコーヒー好き」
「それは光栄だ」
広い鷹ちゃんのマンションの広いリビングで一番座り心地の良いソファに司くんが連れていってくれる。
「あ? ナツもう起きたのか。今お前の好きなカリカリベーコンのサラダ作ってやるから待ってろ」
「ありがと……」
あぁ。こうやってこの三人はいつも私を甘やかす。
三人の中で一番を選べない私を責めることもしない。
このままじゃ、私は三人がくれるだけの愛情を少しも返せない。
だから。だから私はこの生活から抜け出さなきゃいけないの。
「──鷹ちゃん、詩音、司くん。私、やっぱり……」
「なつみちゃん。俺達あの後相談したんだけどね」
コーヒーを置いた鷹ちゃんが私を遮るように口を開く。
「相談?」
「そう。なつみちゃんが今の生活を怖がるのは、やっぱり誰とも結婚してないからじゃないかな。って」
「それはそうかもしれないけど……」
「だけど、なっちゃんは僕達の中で一番を決められない」
「……うん」
司くんの言葉が刺さってキュっと膝の上で拳を握りしめた。
「司。その言い方じゃナツが不安になるだろ」
調理の手を止めてドカリと詩音が司くんの隣に座る。
「あぁごめんねなっちゃん。そういう意味じゃ無いんだ。なっちゃんが自分で決められないなら……」
「俺と詩音と司の三人で決めようって話になったんだよ」
………………。
「……ハイ?」
「あみだに、クジに、ルーレット」
「ダーツって案もあったな」
「乗馬対決もね」
「…………え?」
「だけどせっかくなっちゃんの結婚相手を決めるんだから」
「もっと派手にやらなきゃ面白くない。だから」
「今からラスベガスに行って、カジノで一番最初に1億稼いだ奴がなつみちゃんの夫だってことになったんだ」
「……なっちゃったの?」
「「「うん」」」
私の意思は?
「飯食ったら出発な!」
そう言って再び詩音はキッチンスペースへ向かった。
「はい、なっちゃんはミルクとお砂糖たっぷりだよね」
私好みにコーヒーを甘くしてくれたのは司くん。
「うちのヘリポートから自家用機で行くからずっと寝てて大丈夫だよ」
長い足を組んで鷹ちゃんがにこやかに告げる。
「あの、でも」
「着替えとかは向こうで全部買ってあげるから心配しないで」
「私、今日、仕事」
「お前の病院の院長は親父の知り合いだから融通利くだろ」
「いや、その」
「なつみちゃん? 早く飲まないとコーヒー冷めちゃうよ?」
この後、誰が一番に1億円稼ぐかは、神のみぞ知る。
fin
右に詩音、左に司くん。広いはずの車内で凄まじい圧迫感を感じながらビクビクと尋ねる。
「んなの店からのリークとかGPSとかいくらでも方法は有るだろ」
「世の中にはなっちゃんが知らない方が良いことも有るから……」
怖い。不機嫌な詩音も怖いけど優しいはずの司くんの笑顔も怖い。
「つかお前ナニこんなエロい服着てんだよ」
「えええエロくないよ?! 普通のワンピースだよ?! ひゃぁ?!」
「エロいだろ。ここから普通に手ぇ突っ込めるじゃねぇか」
言葉通りにズボリと差し込まれた大きな掌がぐにぐにとブラの上から胸を揉む。
「や、詩音っここ車の中っ」
司くんに助けを求めようと視線を左に向けて──向いたことを即座に後悔した。
「……なっちゃん。この下着、僕達が見たことのないやつだね? 自分で買ったの?」
「──へぇ? ナツは? 俺達以外と飲むのに? 新品の? 下着を? 着てったんだ?」
「しかも上下お揃いみたいだよ詩音兄さん」
「やぁぁんっ」
スカートの裾から侵入した形の良い司くんの指が下着のクロッチの上を往復する。
詩音に乱暴に胸を掴まれて、司くんに足を広げられて、公道を走る車内で媚びたような声が出る。
半年前。司くんの二十歳の誕生日。三人に抱かれて『女』になったあの日から私の身体は変わってしまった。
「やっ、あ……!」
「ヤじゃないだろ。イイだろ。乳首、もうビンビンに勃ってる」
「『こっち』も悦んでるみたいだよ。……ほら、溢れてきた」
左右の耳に、卑猥な囁きと吐息と舌をねじ込まれてジンっと下半身が熱くなる。布越しの刺激じゃ物足りなくて無意識に腰が揺れた。
もっと。もっと決定的な愛撫が欲しい。
「──詩音、司。家に着くまでイかせちゃ駄目だよ?」
「わかってる」
「もちろんだよ鷹嗣兄さん」
なんで? いつもは嫌だと言っても気絶するまで何度も絶頂に連れて行かれるのに。
「なつみちゃん。俺はね、反省してるんだよ」
「……鷹ちゃんが、反省……?」
「うん。だからね、なつみちゃんには家に着くまでに、俺達がどれだけ君を好きか思い出して貰おうと思って。だけどごめんね? 俺、自分で運転するの久しぶりだから、道に迷って30分くらいの距離に一時間以上かかっちゃうかも。それに、大事ななつみちゃんを乗せてるんだから、安全運転で帰らなきゃね?」
そう言って、ルームミラーの中の鷹ちゃんは王様の顔で微笑んだ。
*
「やぁ……んっ、もぉやめ、て……!」
「やめる? どうして? 車の中であんなにイきたいっておねだりしたのはなつみちゃんじゃない」
「ひぁ、ぁぁん」
鷹ちゃんの所有するマンションのキングサイズのベッドの上。
後ろから抱えるみたいに詩音の膝に座らされた私に、楔を出入りさせながら鷹ちゃんが笑う。避妊具を着けていない鷹ちゃんに浅いところをかき回されて、カリが引っかかる感覚が堪らない。
このままではまたイッてしまう。
「も、いき、たくない……っ。無理だよぉっ」
何十分、何時間かわからなくなるくらい車の中で焦らされて、逆に今は何度も何度も高みへ押し上げられる。
頭の芯も、太腿も、シーツも。何もかもがぐちゃぐちゃだ。
「大丈夫だよなっちゃん。なっちゃんは気持ち良くなるの、とっても上手なんだから」
「きゃああ──?!」
ズチュン! と鷹ちゃんが私の最奥を抉るように腰を打ち付け、痛いくらい詩音が両胸の先端を引っ張る。そしてとどめだと言わんばかりに赤く充血したクリトリスを司くんが捏ねるから、目の前が真っ白に弾けた。
「ナツ。もうピルなんか飲むのやめろよ」
「そうだね。合コンに行こうと思うくらい結婚相手が欲しかったのなら、俺達の中の誰かと入籍すれば良い」
「もちろん僕達、なっちゃんが誰の奥さんになっても、誰の子供を産んでも今と変わらずなっちゃんを愛し続けるよ」
「どうせ俺達全員の子供を産むことになるだろうから、戸籍上は三人の誰が夫でも構わないしね」
「──だからナツ。俺達から逃げようなんて真似は、無駄だ」
パンパンと、肉同士が当たる音が加速していく。
孕め。孕め。孕め。
私の膣内で一瞬大きく膨らみ、爆ぜる。
ずるり……と空になった孔に今度は後ろから詩音の雄が突き立てられる。猫みたいな四つん這いで揺さぶられながら、司くんのぺニスを頬張った。
「んっ、はぁ……。気持ち良いよ、なっちゃん。僕、なっちゃんに舐めて貰うの大好き」
「っ、締まる。ナツもっと、力、抜け……っ」
快楽の夜は、いつまでも終わらない。
*
……また、やってしまった。
爽やかな朝陽が当たる清潔なシーツの上で一人頭を抱える。
(あの三人に触られると頭わけわかんなくなっちゃうから、だから他の誰かと結婚しなきゃいけないのに……っ)
ちらりと時計を確認すると午前6時50分。私が気絶したのが明け方だから、まだ数時間しか眠れていない。
(だけど今からダッシュで帰って準備すれば遅刻せずに出勤できる!)
幸い、パジャマは着せられていて、鷹ちゃんも詩音も司くんも今この部屋にいない。
(もう、荷物とかは後でどうにかして、恥ずかしいけどこの格好でタクシーつかまえて……)
「なっちゃんそんな薄着で廊下にいたら風邪ひくよ?」
「ひっ?!」
ベッドルームから3歩踏み出したところでリビングから出てきた司くんに声をかけられた。
(なんでこの広い家で私の動きを察知できるの忍者なの?!)
「お腹空いちゃった? 今、詩音兄さんが朝ごはん作ってるから待っててね」
優しく、だけど他に行くことを許さない手を腰に添えられて三人のいるリビングへエスコートされる。
ガラス戸を開けると淹れたてのコーヒーの香りが私を包んだ。
「おはようなつみちゃん。もう少し寝た方が良いかと思って起こさなかったけど早起きだね。俺が淹れたコーヒー飲む?」
「……飲む。鷹ちゃんのコーヒー好き」
「それは光栄だ」
広い鷹ちゃんのマンションの広いリビングで一番座り心地の良いソファに司くんが連れていってくれる。
「あ? ナツもう起きたのか。今お前の好きなカリカリベーコンのサラダ作ってやるから待ってろ」
「ありがと……」
あぁ。こうやってこの三人はいつも私を甘やかす。
三人の中で一番を選べない私を責めることもしない。
このままじゃ、私は三人がくれるだけの愛情を少しも返せない。
だから。だから私はこの生活から抜け出さなきゃいけないの。
「──鷹ちゃん、詩音、司くん。私、やっぱり……」
「なつみちゃん。俺達あの後相談したんだけどね」
コーヒーを置いた鷹ちゃんが私を遮るように口を開く。
「相談?」
「そう。なつみちゃんが今の生活を怖がるのは、やっぱり誰とも結婚してないからじゃないかな。って」
「それはそうかもしれないけど……」
「だけど、なっちゃんは僕達の中で一番を決められない」
「……うん」
司くんの言葉が刺さってキュっと膝の上で拳を握りしめた。
「司。その言い方じゃナツが不安になるだろ」
調理の手を止めてドカリと詩音が司くんの隣に座る。
「あぁごめんねなっちゃん。そういう意味じゃ無いんだ。なっちゃんが自分で決められないなら……」
「俺と詩音と司の三人で決めようって話になったんだよ」
………………。
「……ハイ?」
「あみだに、クジに、ルーレット」
「ダーツって案もあったな」
「乗馬対決もね」
「…………え?」
「だけどせっかくなっちゃんの結婚相手を決めるんだから」
「もっと派手にやらなきゃ面白くない。だから」
「今からラスベガスに行って、カジノで一番最初に1億稼いだ奴がなつみちゃんの夫だってことになったんだ」
「……なっちゃったの?」
「「「うん」」」
私の意思は?
「飯食ったら出発な!」
そう言って再び詩音はキッチンスペースへ向かった。
「はい、なっちゃんはミルクとお砂糖たっぷりだよね」
私好みにコーヒーを甘くしてくれたのは司くん。
「うちのヘリポートから自家用機で行くからずっと寝てて大丈夫だよ」
長い足を組んで鷹ちゃんがにこやかに告げる。
「あの、でも」
「着替えとかは向こうで全部買ってあげるから心配しないで」
「私、今日、仕事」
「お前の病院の院長は親父の知り合いだから融通利くだろ」
「いや、その」
「なつみちゃん? 早く飲まないとコーヒー冷めちゃうよ?」
この後、誰が一番に1億円稼ぐかは、神のみぞ知る。
fin
30
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
数年振りに再会した幼馴染のお兄ちゃんが、お兄ちゃんじゃなくなった日
プリオネ
恋愛
田舎町から上京したこの春、5歳年上の近所の幼馴染「さわ兄」と再会した新社会人の伊織。同じく昔一緒に遊んだ友達の家に遊びに行くため東京から千葉へ2人で移動する事になるが、その道中で今まで意識した事の無かったさわ兄の言動に初めて違和感を覚える。そしてその夜、ハプニングが起きて………。
春にぴったりの、さらっと読める短編ラブストーリー。※Rシーンは無いに等しいです※スマホがまだない時代設定です。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
初色に囲われた秘書は、蜜色の秘処を暴かれる
ささゆき細雪
恋愛
樹理にはかつてひとまわり年上の婚約者がいた。けれど樹理は彼ではなく彼についてくる母親違いの弟の方に恋をしていた。
だが、高校一年生のときにとつぜん幼い頃からの婚約を破棄され、兄弟と逢うこともなくなってしまう。
あれから十年、中小企業の社長をしている父親の秘書として結婚から逃げるように働いていた樹理のもとにあらわれたのは……
幼馴染で初恋の彼が新社長になって、専属秘書にご指名ですか!?
これは、両片想いでゆるふわオフィスラブなひしょひしょばなし。
※ムーンライトノベルズで開催された「昼と夜の勝負服企画」参加作品です。他サイトにも掲載中。
「Grand Duo * グラン・デュオ ―シューベルトは初恋花嫁を諦めない―」で当て馬だった紡の弟が今回のヒーローです(未読でもぜんぜん問題ないです)。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる