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「いーやーーーーーーーっっ!!!!!」
彼の反応に、ルミティアはその瞳から逃れるため咄嗟にしゃがみこんで自分の身体を抱き締める。
そんなルミティアを見て我に返ったアルバが駆け寄ってきてマントをかけてくれた。
「ごめんルミティア!」
見られた見られた見られた!
品行方正清廉潔白な聖騎士団長のアルバに、こんなあられもない姿を見られてしまった!
「うええぇっアルバ様、嫌わないでくださいぃぃ」
憧れの人にとんでもない格好を見られてしまった恥ずかしさと動揺。それがルミティアの頭を沸騰させ、涙となって溢れ出る。もう完全にパニック状態だ。
「落ち着いてルミティア! 俺が君を嫌うはずがないだろう!」
「ぅえっ?」
アルバの指が優しくルミティアの頬を拭う。
そして彫像のように整った美しい顔が近づいて来たかと思うと、涙の滲む眦に口づけた。
「アルバ様……?!」
「君の、ルミティアの想いには気づいていたよ。俺だって同じ気持ちだ。旅を無事に終えたら、俺から君に求婚しようと思っていたんだ」
「えっ」
「好きだよルミティア。出会った時から、君がまだ神殿で泣いてた女の子の時から好きなんだ。君を守れる男になろうと、俺は強くなった」
これは何か都合の良い夢だろうか。アルバが自分を好きだと言っている?
「だから泣かないで。君に泣かれると、俺は弱いんだ」
「アルバ様」
「大丈夫。その格好の君を見ても嫌いになったりなんかしない。……むしろ、とても魅力的だと思う」
「そう、ですか……?」
「ああ。だから良かったら、もっと見せてくれ」
こんな何もかもが透けて丸見えの格好。
羞恥で死んでしまいそうなほど恥ずかしいけれど。
でも、自分を好きだと言ったアルバが見たいと思ってくれるなら、それに応えたい。
彼の反応に、ルミティアはその瞳から逃れるため咄嗟にしゃがみこんで自分の身体を抱き締める。
そんなルミティアを見て我に返ったアルバが駆け寄ってきてマントをかけてくれた。
「ごめんルミティア!」
見られた見られた見られた!
品行方正清廉潔白な聖騎士団長のアルバに、こんなあられもない姿を見られてしまった!
「うええぇっアルバ様、嫌わないでくださいぃぃ」
憧れの人にとんでもない格好を見られてしまった恥ずかしさと動揺。それがルミティアの頭を沸騰させ、涙となって溢れ出る。もう完全にパニック状態だ。
「落ち着いてルミティア! 俺が君を嫌うはずがないだろう!」
「ぅえっ?」
アルバの指が優しくルミティアの頬を拭う。
そして彫像のように整った美しい顔が近づいて来たかと思うと、涙の滲む眦に口づけた。
「アルバ様……?!」
「君の、ルミティアの想いには気づいていたよ。俺だって同じ気持ちだ。旅を無事に終えたら、俺から君に求婚しようと思っていたんだ」
「えっ」
「好きだよルミティア。出会った時から、君がまだ神殿で泣いてた女の子の時から好きなんだ。君を守れる男になろうと、俺は強くなった」
これは何か都合の良い夢だろうか。アルバが自分を好きだと言っている?
「だから泣かないで。君に泣かれると、俺は弱いんだ」
「アルバ様」
「大丈夫。その格好の君を見ても嫌いになったりなんかしない。……むしろ、とても魅力的だと思う」
「そう、ですか……?」
「ああ。だから良かったら、もっと見せてくれ」
こんな何もかもが透けて丸見えの格好。
羞恥で死んでしまいそうなほど恥ずかしいけれど。
でも、自分を好きだと言ったアルバが見たいと思ってくれるなら、それに応えたい。
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