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第二章 家での生活 1
3/26 死ぬ気で訓練
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今日リノは、ばあばとおかあさんに殺されそうになりました。^^
最近うつぶせにすると、頭をたま~に持ち上げるので、今日もリノは母にうつぶせにされました。
うつぶせはしんどいので、リノはジト目の不満顔です。
顔を赤くして怒っていましたが、いっこうに状況が改善されません。
リノは自ら頭を動かして、いつもの楽な姿勢に戻そうと試みてみました。
左横を向いてた顔を正面に向けてみたら、なんと顔全面が敷いてあるタオルに覆われてしまったのです。
オーマイガー
顔が頭の重みで潰されているのに、喉に付けられた人口鼻で呼吸ができているので大丈夫だと思われているのか、ばあばは「わっ! 自分で顔を動かせたん?!」と驚いているだけだし、お母さんは「おー、リノ、すごいすごい!」と手を叩いて喜んでいて、いっこうに助けてくれません。
だいぶ経ってやっと助けてもらった時には、喉もゼロゼロいっているし、涎はたれているし、死にそうでした。
こうやってリノは毎日、命がけで訓練にはげんでいるのです。
午後、ばあばとお母さんは二人で何やら作っているようでした。
お母さんのネムルーは、和紙の折り紙で桜の花を作って、それをリボンに貼り付けると、ベッドヘッドに飾ってくれていました。
「桜が咲き始めたから、リノも花見だね~」
ということらしいです。
ふむむ、まだ見たことがないので「桜」というものがどんなものかよくわかりませんが、ピンク色の花なんですねー
もう少ししたら、お家のウッドデッキのそばの桜が咲くそうです。
楽しみです。
ばあばは、100均で買って来たテグスに大きな飴玉みたいなビーズを通していました。
それを溝を付けた箱に四本渡し、手ざわりを楽しめて、数も数えられるおもちゃを作っていました。
先日、リハビリの先生が段ボール箱でリノ専用の机を作ってきてくれたので、この手作りおもちゃを今度のリハに使ってもらおうと考えているようです。
箱の底には、お母さんが折り紙を折って作ったウサギと猫と犬が貼り付けてあります。
リノの目でも捉えやすいようにと考えられているのか、色は原色の赤・青・黄色が使われていました。
信号機みたいだね。
先日のリハビリでは、ヨムリン伯母ちゃんがプレゼントしてくれた絵本とカエルのネッタが大活躍でした。
絵本はガシャガシャ音がする布でできていました。英語が書いてあったから、外国製だね。
てんとう虫やカタツムリの一部がぬいぐるみみたいな手触りになってるんですよ。
いいものをもらいました。
カエルのネッタは、ネッタ伯父さんの名前を貰いました。
カエルの胴体に穴が開いていて、リノの手首にちょうどピッタリはまるのです。
リノが腕の運動をすると微かに音がして、可愛いんですよ。
23日の土曜日には、ヨムリン伯母ちゃんが大阪から帰って来たので、ひいじいとひいばあ、それにノンビリー伯母ちゃん一家が家に来てくれました。
ヨムリン伯母ちゃんに初めましての挨拶をして、みんなに初めての抱っこをしてもらいました。
従姉弟のポポお姉ちゃんは、リノの頭をなでて絵本の読み聞かせもしてくれました。
「わたしのワンピース」はお母さんも大好きな絵本だね。
ハシルンお兄ちゃんやポッチャリお姉ちゃんも、リノのぷくぷくのほっぺやサラサラの髪を撫でてくれましたよ。
ノンビリー伯母ちゃんは、リノを長いこと抱っこして「ばあばの療育が厳しすぎたら、いつでも伯母ちゃんに言うんだよ」と言い聞かせていました。
伯母ちゃんは自分が勉強嫌いなので、そんなことを言ったんだね。(笑)
リノは英語でも百人一首でもドンとこいだよ!
脳の損傷が激しいから、赤ちゃん用の優しいゆっくりした療育じゃダメなんだとばあばは考えているみたい。とにかく「大量の情報を繰り返す」ことで、残ったニューロンのシナプスを繋げていって、電気信号を早く通せるようにしようとしているんだって。
難しいね。( ´Д`)=3 フゥ
ハシルンお兄ちゃんは春から一年生なので、みんなにランドセルを見せてくれました。
ポポお姉ちゃんはもう小学生なのかなと思うぐらいスラスラ絵本を読めるのに、これからやっと幼稚園に行くんだって。(*_*)
不思議だね。
ネムルーお母さんは、いぶちゃんママの真似をして百均のフワフワポーチにビー玉を入れて、呼吸器のホース押さえを用意していたけれど、リノはあんまり使わなかったんですよ。
今日、お母さんがそのビー玉を足の裏の刺激をするために使おうと出してきたら、ばあばが「リノは飲み込まない(のみ込めない)から持たせてもいいよね」と、両手にビー玉を持たせてくれました。
リノは両手にしっかりと球を握ったよ。
「「ダハハハハハ、これ、シェン〇ンじゃん!!」」
ばあばとお母さんは、ボールを集めて回るマンガに出てくる龍を思い出したみたい。
…………………………
リノは、家族に遊ばれてる気がするんだけど……
みんな、どう思う??
最近うつぶせにすると、頭をたま~に持ち上げるので、今日もリノは母にうつぶせにされました。
うつぶせはしんどいので、リノはジト目の不満顔です。
顔を赤くして怒っていましたが、いっこうに状況が改善されません。
リノは自ら頭を動かして、いつもの楽な姿勢に戻そうと試みてみました。
左横を向いてた顔を正面に向けてみたら、なんと顔全面が敷いてあるタオルに覆われてしまったのです。
オーマイガー
顔が頭の重みで潰されているのに、喉に付けられた人口鼻で呼吸ができているので大丈夫だと思われているのか、ばあばは「わっ! 自分で顔を動かせたん?!」と驚いているだけだし、お母さんは「おー、リノ、すごいすごい!」と手を叩いて喜んでいて、いっこうに助けてくれません。
だいぶ経ってやっと助けてもらった時には、喉もゼロゼロいっているし、涎はたれているし、死にそうでした。
こうやってリノは毎日、命がけで訓練にはげんでいるのです。
午後、ばあばとお母さんは二人で何やら作っているようでした。
お母さんのネムルーは、和紙の折り紙で桜の花を作って、それをリボンに貼り付けると、ベッドヘッドに飾ってくれていました。
「桜が咲き始めたから、リノも花見だね~」
ということらしいです。
ふむむ、まだ見たことがないので「桜」というものがどんなものかよくわかりませんが、ピンク色の花なんですねー
もう少ししたら、お家のウッドデッキのそばの桜が咲くそうです。
楽しみです。
ばあばは、100均で買って来たテグスに大きな飴玉みたいなビーズを通していました。
それを溝を付けた箱に四本渡し、手ざわりを楽しめて、数も数えられるおもちゃを作っていました。
先日、リハビリの先生が段ボール箱でリノ専用の机を作ってきてくれたので、この手作りおもちゃを今度のリハに使ってもらおうと考えているようです。
箱の底には、お母さんが折り紙を折って作ったウサギと猫と犬が貼り付けてあります。
リノの目でも捉えやすいようにと考えられているのか、色は原色の赤・青・黄色が使われていました。
信号機みたいだね。
先日のリハビリでは、ヨムリン伯母ちゃんがプレゼントしてくれた絵本とカエルのネッタが大活躍でした。
絵本はガシャガシャ音がする布でできていました。英語が書いてあったから、外国製だね。
てんとう虫やカタツムリの一部がぬいぐるみみたいな手触りになってるんですよ。
いいものをもらいました。
カエルのネッタは、ネッタ伯父さんの名前を貰いました。
カエルの胴体に穴が開いていて、リノの手首にちょうどピッタリはまるのです。
リノが腕の運動をすると微かに音がして、可愛いんですよ。
23日の土曜日には、ヨムリン伯母ちゃんが大阪から帰って来たので、ひいじいとひいばあ、それにノンビリー伯母ちゃん一家が家に来てくれました。
ヨムリン伯母ちゃんに初めましての挨拶をして、みんなに初めての抱っこをしてもらいました。
従姉弟のポポお姉ちゃんは、リノの頭をなでて絵本の読み聞かせもしてくれました。
「わたしのワンピース」はお母さんも大好きな絵本だね。
ハシルンお兄ちゃんやポッチャリお姉ちゃんも、リノのぷくぷくのほっぺやサラサラの髪を撫でてくれましたよ。
ノンビリー伯母ちゃんは、リノを長いこと抱っこして「ばあばの療育が厳しすぎたら、いつでも伯母ちゃんに言うんだよ」と言い聞かせていました。
伯母ちゃんは自分が勉強嫌いなので、そんなことを言ったんだね。(笑)
リノは英語でも百人一首でもドンとこいだよ!
脳の損傷が激しいから、赤ちゃん用の優しいゆっくりした療育じゃダメなんだとばあばは考えているみたい。とにかく「大量の情報を繰り返す」ことで、残ったニューロンのシナプスを繋げていって、電気信号を早く通せるようにしようとしているんだって。
難しいね。( ´Д`)=3 フゥ
ハシルンお兄ちゃんは春から一年生なので、みんなにランドセルを見せてくれました。
ポポお姉ちゃんはもう小学生なのかなと思うぐらいスラスラ絵本を読めるのに、これからやっと幼稚園に行くんだって。(*_*)
不思議だね。
ネムルーお母さんは、いぶちゃんママの真似をして百均のフワフワポーチにビー玉を入れて、呼吸器のホース押さえを用意していたけれど、リノはあんまり使わなかったんですよ。
今日、お母さんがそのビー玉を足の裏の刺激をするために使おうと出してきたら、ばあばが「リノは飲み込まない(のみ込めない)から持たせてもいいよね」と、両手にビー玉を持たせてくれました。
リノは両手にしっかりと球を握ったよ。
「「ダハハハハハ、これ、シェン〇ンじゃん!!」」
ばあばとお母さんは、ボールを集めて回るマンガに出てくる龍を思い出したみたい。
…………………………
リノは、家族に遊ばれてる気がするんだけど……
みんな、どう思う??
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