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第一章 ガルディア都市
巡回任務
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翌朝、いつもの時間にセットしていたアラームが鳴る音で目が覚めた。
季節は初夏に入り、起きてすぐに部屋の窓を開けると心地よい風が入ってくる。
まだ早い時間だというのに外は明るくなってきていて、朝日が目に入り少し目がくらんでしまった。
クローゼットから今日着る服を引っ張り出し、荷物を詰め自分も着替えていく。
すると着替えてる最中に部屋をコンコンとノックする音が聞こえた。 もうほとんど着替え終わっているので入ってもらっても大丈夫だろう。
「ああ、大丈夫だよ入ってくれても」
ガチャリと部屋のドアが開かれる。
「おはようございます。アリア様」
「ああ、おはようフリーシア」
メイド姿のフリーシアが深々と頭を下げる。 どうやら起しに来てくれたようだ。
もう昔とは違って一人でも起きれるようになったから起こしに来なくてもいいと昔に言ったことがあるが、「これも仕事のうちなのでさせてください」とフリーシアが決して譲らなかったのを覚えている。
こうみえて頑固というかなんというか……
「どうしました?」
「い、いや何でもないよ」
「食事はもうできていますので」
「ああ、いつもありがとう。すぐに行くよ」
フリーシアは朗らかな笑顔で答える。 こうしてよく見ると本当に私より年下に見えてしまうが、小さい頃から変わらずこの姿のままだ。 前に年齢の話をしたことがあったがその時に「あまり女性に年齢の話を聞くべきではありませんよ」といつもの笑顔は全くなく無機質な顔で言われ、肝が冷えた思い出があった。
フリーシアは深々とお辞儀をするとその大きな胸がたゆんと揺れる。 すぐに目をそらし明後日の方を向く。
フリーシアはそのまま部屋を出ていき、私も荷物を持って顔を洗いに行き、朝食を食べるためダイニングに向かう。
部屋につくとノイトラが料理を運んでいる所だった。
「おはよう ノイトラ」
「おはようございます。アリア様」
ノイトラは私の住んでいる屋敷の専属の料理人であり、淡い金髪に前髪が片方編み込まれもう片方はおろしてある。 クールな顔立ちをしているエルフだ。
ノイトラは慣れた手つきで食事をテーブルに並べる。
「今日はパンとウルフベアーのシチューに、季節のサラダとオムレツになっています。」
昨日討伐したウルフベアーの肉はすぐにセレスの冷凍魔法で凍らせ、騎士団受付で屋敷に配達に出していた。
昨日のうちに届いていたらしく、ノイトラが要望通りにシチューを作ってくれていた。
「冷めないうちにどうぞ……」
「ありがとう。 いただくよ」
ノイトラのシチューは絶品で、ほどよく柔らかいウルフベアーの肉が口に含むとホロホロと解けるようで、野菜もホクホクとしていて実に食べごたえがあり、シチューの優しい味が全体に染みわたっていた。
ほぅと湯気が口から洩れ、余韻に浸っているとダイニングにセレスがやってきた。
「おはようございます。兄様、ノイトラさん」
「おはよう セレス」
「おはようございます。セレス様」
「とてもいい匂い…… ノイトラさんの得意なシチューですね、昨日のウルフベアーの肉がとれていたのでとても楽しみにしていたんですよ」
セレスはニコニコと話をしている。セレスも昔からノイトラのシチューがとても好物で、ノイトラに作り方を熱心に聞いてキッチンで作ったりしていたこともあったのだ。
「それと…… 母様が見えないみたいですけど、ノイトラさんは今朝母様を見ました?」
「いえ…… 今日はまだいらしておりません」
「そうですか……」
暗い顔をするセレス。 セレスの母親ミラ=シュタインは身体が弱く、朝体調を崩してることがたびたび有り、今日のように一緒に朝食をとれないことはよくある。
朝食を食べ終えて鎧を身に着け早々に屋敷を出る。
この鎧なのだが、隊長と一般の隊員とは鎧の作りが違っていて、私のは肩を覆うシルバーのアルマタイトという軽くて頑丈な金属をつけ、胸周りにアルマタイトのプレート、それの後ろを覆う金色で刺繍された赤いマントが後ろを覆っている。
布の割合がどちらかといえば多いが、下は動きやすさを重視したボトムスになっている。 このボトムスは炎熱を軽減するマジックアイテムだったりする。それに頑丈なひざ下までのブーツを履き、腕は右手側にシルバーのガントレットを付けている。
私は武器を複数使うことがほとんどなので、郊外に行くときや任務にあたるときは弓、盾、槍、鎖鎌、剣を装備していく、都市の巡回任務の時は弓と剣しか持ち歩かないようにしている。
意外と大荷物なのだ。
騎士団本部では、相変わらず寝坊したパトラをセレスが起しに行くお決まりのパターンを終える。 今日の午前中の任務は都市の巡回任務だ。
昨日の第四隊長のトロンが言うには、セーブザガーディアンの一部が不穏な動きをしていると言っていたのでいつも以上に目を光らせていく必要があるだろう。
巡回任務は北側の隊と、南側の隊の二つの隊で巡回にあたる。今回北側を担当するのは第六部隊隊長のカナリア=ファンネルの部隊だ。
私達第一部隊は南側を今回担当する。
この都市も大きい都市によくみられる貧民街と呼ばれる場所が存在し、そこで行われる犯罪が増えてきて困っていると騎士団長トリシア=カスタールさんも言っていた。
基本的に私たちが巡回を行うことによって犯罪の抑止力になっているのだが……
「パトラとジャスティンは東側、セレスとカナンは西側を担当してくれ、私は貧民街のほうを巡回するとしようと思う。」
「異議なしっす!」
「同じくー」
「「わかりました」」
■ ■ ■ ■
貧民街と呼ばれる場所は、南側と北側に二か所存在していて、南側のほうのひとつにアリアは来ていた。
剣を腰に下げ、周りを見渡しながら貧民街を進んでいく。
ここの光景は都市の中心部のほうとは違っていて、小さめの建物が多く点在している。
行き交う人たちもあまりこの辺は多くなく、閑散としている。
貧民街は小さな商店と物売りと呼ばれる家を無くした人たちのやっている店があるだけで、あまりここ11に立ち寄ろうと考える人は少ない。
少し貧民街を中に入るとその小さな商店を発見したので調査のためはいってみることにした。
「いらっしゃ……い、珍しいね騎士の方が何かようかい?」
中に入ると怪訝な顔をした中年のエルフの男性が話しかけてきた。
「周囲の安全を守るため巡回中でね、最近このあたりで変わった事とかないかな?」
「いや、なにもねぇさ。 あんたらが目を光らせてるおかげでこっちも犯罪が減って助かってるよ」
「そうか、ありがとう協力感謝する」
ざっとこの商店を見たところあまり儲かっているとは言えないだろう、ところどころ埃をかぶったものも置いてあるようで商品の状態も劣悪なものが多い。
だが妙だ、こんな劣悪な店でありながらも店主は高価そうなアクセサリーを付けているのを、私が店に入り慌てて隠していたのであろうが、私にはそれがはっきりと見えていた。
店を出ると、こちらを窺うような視線を感じる。あえてその視線に気づかないふりをして今は泳がせておく。
私が再び歩き始めるとその視線は私を追うのを止めたようで、視線は感じなくなった。
なにかしらあの店はあると思って調査するべきだろう。メモを書き、隊員達に連絡をする。
巡回任務などを行う時に騎士団からはこの【シーレス】と呼ばれる通信機器を連絡手段として使う。
これもアルタナ測定器のように異世界の技術を改良したもので、都市内に限って連絡を取り合うことのできる通信機器だ。
同じシーレスを持ってる者同士あらかじめ登録し、繋ぐことのできるマジックアイテムである。片方の耳に取り付け意思を持って念話すると会話ができる。ただあくまでもこのシーレスは都市内でしかこの機能は発揮できず郊外では使えない。
「皆の状況はどうだ?」
「こちら東区ー異常は今のところみられませんっ」
「西区、こちらもいたって問題はありません。」
パトラとカナンが落ち着いた声音で念話する。
「私のいる貧民街は商店が一つ怪しい所がある。セーブザガーディアンの本部に確認を取り、書類の確認と捜査の申請を頼みに行こうと思う」
「わかりましたっす。 こちらは引き続き巡回に戻るっす」
「交代の時間まで周囲に警戒を怠らないように」
「「「「はい!」」」」
通信を切り、セーブザガーディアンのある西区の本部へと向かった。
季節は初夏に入り、起きてすぐに部屋の窓を開けると心地よい風が入ってくる。
まだ早い時間だというのに外は明るくなってきていて、朝日が目に入り少し目がくらんでしまった。
クローゼットから今日着る服を引っ張り出し、荷物を詰め自分も着替えていく。
すると着替えてる最中に部屋をコンコンとノックする音が聞こえた。 もうほとんど着替え終わっているので入ってもらっても大丈夫だろう。
「ああ、大丈夫だよ入ってくれても」
ガチャリと部屋のドアが開かれる。
「おはようございます。アリア様」
「ああ、おはようフリーシア」
メイド姿のフリーシアが深々と頭を下げる。 どうやら起しに来てくれたようだ。
もう昔とは違って一人でも起きれるようになったから起こしに来なくてもいいと昔に言ったことがあるが、「これも仕事のうちなのでさせてください」とフリーシアが決して譲らなかったのを覚えている。
こうみえて頑固というかなんというか……
「どうしました?」
「い、いや何でもないよ」
「食事はもうできていますので」
「ああ、いつもありがとう。すぐに行くよ」
フリーシアは朗らかな笑顔で答える。 こうしてよく見ると本当に私より年下に見えてしまうが、小さい頃から変わらずこの姿のままだ。 前に年齢の話をしたことがあったがその時に「あまり女性に年齢の話を聞くべきではありませんよ」といつもの笑顔は全くなく無機質な顔で言われ、肝が冷えた思い出があった。
フリーシアは深々とお辞儀をするとその大きな胸がたゆんと揺れる。 すぐに目をそらし明後日の方を向く。
フリーシアはそのまま部屋を出ていき、私も荷物を持って顔を洗いに行き、朝食を食べるためダイニングに向かう。
部屋につくとノイトラが料理を運んでいる所だった。
「おはよう ノイトラ」
「おはようございます。アリア様」
ノイトラは私の住んでいる屋敷の専属の料理人であり、淡い金髪に前髪が片方編み込まれもう片方はおろしてある。 クールな顔立ちをしているエルフだ。
ノイトラは慣れた手つきで食事をテーブルに並べる。
「今日はパンとウルフベアーのシチューに、季節のサラダとオムレツになっています。」
昨日討伐したウルフベアーの肉はすぐにセレスの冷凍魔法で凍らせ、騎士団受付で屋敷に配達に出していた。
昨日のうちに届いていたらしく、ノイトラが要望通りにシチューを作ってくれていた。
「冷めないうちにどうぞ……」
「ありがとう。 いただくよ」
ノイトラのシチューは絶品で、ほどよく柔らかいウルフベアーの肉が口に含むとホロホロと解けるようで、野菜もホクホクとしていて実に食べごたえがあり、シチューの優しい味が全体に染みわたっていた。
ほぅと湯気が口から洩れ、余韻に浸っているとダイニングにセレスがやってきた。
「おはようございます。兄様、ノイトラさん」
「おはよう セレス」
「おはようございます。セレス様」
「とてもいい匂い…… ノイトラさんの得意なシチューですね、昨日のウルフベアーの肉がとれていたのでとても楽しみにしていたんですよ」
セレスはニコニコと話をしている。セレスも昔からノイトラのシチューがとても好物で、ノイトラに作り方を熱心に聞いてキッチンで作ったりしていたこともあったのだ。
「それと…… 母様が見えないみたいですけど、ノイトラさんは今朝母様を見ました?」
「いえ…… 今日はまだいらしておりません」
「そうですか……」
暗い顔をするセレス。 セレスの母親ミラ=シュタインは身体が弱く、朝体調を崩してることがたびたび有り、今日のように一緒に朝食をとれないことはよくある。
朝食を食べ終えて鎧を身に着け早々に屋敷を出る。
この鎧なのだが、隊長と一般の隊員とは鎧の作りが違っていて、私のは肩を覆うシルバーのアルマタイトという軽くて頑丈な金属をつけ、胸周りにアルマタイトのプレート、それの後ろを覆う金色で刺繍された赤いマントが後ろを覆っている。
布の割合がどちらかといえば多いが、下は動きやすさを重視したボトムスになっている。 このボトムスは炎熱を軽減するマジックアイテムだったりする。それに頑丈なひざ下までのブーツを履き、腕は右手側にシルバーのガントレットを付けている。
私は武器を複数使うことがほとんどなので、郊外に行くときや任務にあたるときは弓、盾、槍、鎖鎌、剣を装備していく、都市の巡回任務の時は弓と剣しか持ち歩かないようにしている。
意外と大荷物なのだ。
騎士団本部では、相変わらず寝坊したパトラをセレスが起しに行くお決まりのパターンを終える。 今日の午前中の任務は都市の巡回任務だ。
昨日の第四隊長のトロンが言うには、セーブザガーディアンの一部が不穏な動きをしていると言っていたのでいつも以上に目を光らせていく必要があるだろう。
巡回任務は北側の隊と、南側の隊の二つの隊で巡回にあたる。今回北側を担当するのは第六部隊隊長のカナリア=ファンネルの部隊だ。
私達第一部隊は南側を今回担当する。
この都市も大きい都市によくみられる貧民街と呼ばれる場所が存在し、そこで行われる犯罪が増えてきて困っていると騎士団長トリシア=カスタールさんも言っていた。
基本的に私たちが巡回を行うことによって犯罪の抑止力になっているのだが……
「パトラとジャスティンは東側、セレスとカナンは西側を担当してくれ、私は貧民街のほうを巡回するとしようと思う。」
「異議なしっす!」
「同じくー」
「「わかりました」」
■ ■ ■ ■
貧民街と呼ばれる場所は、南側と北側に二か所存在していて、南側のほうのひとつにアリアは来ていた。
剣を腰に下げ、周りを見渡しながら貧民街を進んでいく。
ここの光景は都市の中心部のほうとは違っていて、小さめの建物が多く点在している。
行き交う人たちもあまりこの辺は多くなく、閑散としている。
貧民街は小さな商店と物売りと呼ばれる家を無くした人たちのやっている店があるだけで、あまりここ11に立ち寄ろうと考える人は少ない。
少し貧民街を中に入るとその小さな商店を発見したので調査のためはいってみることにした。
「いらっしゃ……い、珍しいね騎士の方が何かようかい?」
中に入ると怪訝な顔をした中年のエルフの男性が話しかけてきた。
「周囲の安全を守るため巡回中でね、最近このあたりで変わった事とかないかな?」
「いや、なにもねぇさ。 あんたらが目を光らせてるおかげでこっちも犯罪が減って助かってるよ」
「そうか、ありがとう協力感謝する」
ざっとこの商店を見たところあまり儲かっているとは言えないだろう、ところどころ埃をかぶったものも置いてあるようで商品の状態も劣悪なものが多い。
だが妙だ、こんな劣悪な店でありながらも店主は高価そうなアクセサリーを付けているのを、私が店に入り慌てて隠していたのであろうが、私にはそれがはっきりと見えていた。
店を出ると、こちらを窺うような視線を感じる。あえてその視線に気づかないふりをして今は泳がせておく。
私が再び歩き始めるとその視線は私を追うのを止めたようで、視線は感じなくなった。
なにかしらあの店はあると思って調査するべきだろう。メモを書き、隊員達に連絡をする。
巡回任務などを行う時に騎士団からはこの【シーレス】と呼ばれる通信機器を連絡手段として使う。
これもアルタナ測定器のように異世界の技術を改良したもので、都市内に限って連絡を取り合うことのできる通信機器だ。
同じシーレスを持ってる者同士あらかじめ登録し、繋ぐことのできるマジックアイテムである。片方の耳に取り付け意思を持って念話すると会話ができる。ただあくまでもこのシーレスは都市内でしかこの機能は発揮できず郊外では使えない。
「皆の状況はどうだ?」
「こちら東区ー異常は今のところみられませんっ」
「西区、こちらもいたって問題はありません。」
パトラとカナンが落ち着いた声音で念話する。
「私のいる貧民街は商店が一つ怪しい所がある。セーブザガーディアンの本部に確認を取り、書類の確認と捜査の申請を頼みに行こうと思う」
「わかりましたっす。 こちらは引き続き巡回に戻るっす」
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