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第一章 ガルディア都市
勇者の能力
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アリア達が戦っている一方、上ではトロン率いる第四部隊とオクムラは黒いフードを被った者達と激しい戦いを繰り広げていた。
「なんて強さだこいつ」
「気を付けろ、こっちの勇者は魔法を的確に防いでくるぞ!」
トロンは二刀を振り、属性の違った魔法を付加してフードの男二人を相手に戦う。
「シャイニングエレメント!ハァアアアア!!」
二刀での連撃は相手に魔法を打つ暇を与えず、敵は防戦一方になっていた。
「ウィンド!!ちぃ!まただ!またあの光の壁が邪魔をする!」
「魔法は俺の特殊能力でほとんど封じた!おとなしくするんだな」
オクムラは特殊能力であるという【円天の防御】を使っている。
異世界人であるオクムラタダシは召喚された時に一つの恩恵を授かっていた。
どの異世界人にも必ずと言っていいほどオクムラのように特殊能力を持って召喚される。
オクムラの場合はこの【円天の防御】を授かった。
この能力はオクムラの認識している視覚の空間範囲での光の壁による防御、転移阻害を行うものであり、守りに特化した能力であった。
「助かる!オクムラ!そっちは任せるぞ!」
「はっはー!任されました!」
オクムラは剣に光属性を付加させると女の魔法特化の敵に向かって駆けていく。
第四部隊のメンバーは五人、遠距離の攻撃魔法や弓での迎撃が得意なものが多く、連携して敵を近づけさせないように上手く立ち回っていた。
「チッ、このままじゃ埒があかねぇ!! 狭い空間じゃまともに近づけやしねぇ」
「俺がここを突破する!ぐはっ!!」
「悪いが、お前の相手はこの俺がしてやるよ」
トロンが相手の大男の剣を弾いて突き飛ばす。
トロンの部隊は皆遠距離ということもあり、唯一の近接であるトロンが敵を引き付けるのが本来のトロン達第四部隊の戦い方であった。
「サイクロン!!」
「アイスニードル!!」
二人の魔導士によって紡がれた魔法はオクムラの前に突如出現した光の壁を破壊することはできない。
光の壁にぶち当たり、魔法は離散してゆく。
「しばらくおとなしくしてください!」
オクムラは剣の腹で次々と魔導士達を気絶させていった。
「ほんと反則みたいな能力だなそれ」
「いやー使いこなすのちょー疲れるんですよ、おまけに難しいし魔力もガンガン減るんであまり使いたくはないんですけどね」
「でも、さすが勇者って感じだな」
「ええ」……この力があれば……」
「ん? なんか言ったか?」
「いえ? 言ってませんよ何も」
オクムラが発した小さな声はトロンには聞こえていなかったようだ。
戦闘はオクムラの能力とトロンの多属性の攻撃で優勢になっていた。
「これで最後だ!」
最後に残ったフードの男を気絶させたトロンは剣を鞘にしまい大きく息を吐いた。
「なんとか倒せて良かったな、オクムラは期待以上のはた……」
振り向こうとしたトロンの口からパタタタと血が流れ出る。
「「「「「隊長!!!」」」」」
「お…… 前なに…… してんだ…… よ…… オクムラァァアアアアア!!」
トロンの胸部からは剣が突き出て、大量の出血が地面へと流れ落ちる。
「あまり叫ぶとすぐ死んじゃいますよ?」
ズブズブと突き刺した腹からはボタボタと血がとめどなく流れていて血だまりを作っていた。 さらにオクムラは剣を捻じるようにして奥に奥につき進めていく。
「お…… 前……」
「ようやく絶好のタイミングで経験値が手に入るんでちょっと利用させてもらいましたわ」
「がはっ…… ゼヒュ…… 何が…… 目的…… ゼヒュ…… だ?」
トロンの肺は潰されているようで漏れ出る血を吐き出しながら辛うじて言葉を口にする。
「目的ですかーんー?経験値を稼ぐことと、ある男からお前を消せと言われたことくらいかな」
「……お前に ……なんのメリットが ……あった ……ゼヒュ ……んだ?」
「いやーまさか国王の地位をくれるしこの国をくれるっていうんで、男なら最強を目指したいでしょうよ! でも自分演技とか苦手ですごく不安だったんですけど上手くやれてよかったーというか」
トロンはまともに息を吸うことができない。 血も流しすぎたし、何よりも剣が体を貫通してしまっているので内臓系はほぼ機能しない。
トロンの視界が霞んでいく。
第4部隊の皆は隊長を救い出そうと動くが、トロンを盾にされているせいでまともに動くことができないでいた。
「これで隊長格の一人を倒しましたし俺もかなりレベルが上がりましたよ。 感謝してますよトロンさん…… あれ? トロンさん? おーい? ……なんだ死んだのか」
心底つまらなそうにトロンを床に落としたオクムラは第4部隊に再び目を向ける。
「貴様! 隊長をよくも!!!」
皆憤怒の形相で攻撃魔法や弓を放つ、だが弓は躱され、魔法はオクムラの【円天の防御】によって防がれる。
「君たちも貴重な経験値だ!僕の糧となれ!」
そこからの殺戮はひどいものであった。
基本的に能力が高いオクムラは身体能力で弓の攻撃を躱し続け、魔法による攻撃はオクムラの能力【円天の防御】によって全て防がれていき、トロンのいない部隊のまさに穴をついた攻撃で一人また一人と切り殺されていった。
あるものは逃げ道を円天の防御で防がれ、オクムラの手によって原型がわからないほど切り刻まれる。
新しい魔法の実験に身を焼かれる者も。
そして気絶していたフードの者らもオクムラの手によって一人残らず無残にも殺されていった。
「ふーこれだけ派手にやるとさすがにバレるよな一応綺麗にしとくか、オールクリーン!!」
飛び散った血や肉片は綺麗さっぱり暗闇に飲まれ、クリーンの強化版であるオールクリーンは死体をも綺麗に飲み込んでいった。
「完全なる証拠隠滅ってすごいなーっと、と忘れるとこだった」
オクムラは慌てて自分の腕と足に剣で傷を作っていく。
「いっててててて…… ひー超痛い、でもカモフラはしとかないと」
あとはアリアたちを待ちながらダンジョンの出口に向けてよれよれで歩いていけばいいだけだ。
邪悪な笑みがオクムラの顔からのぞいた。
■ ■ ■ ■
シェリアを担いだアリアと第1部隊は急ぎ足で階段を駆け上がり、戦っているであろうトロン達とオクムラを探した。
「いない?ここで戦ってるはずだったんだが…」
「隊長!奥に誰かが足を引きづって歩いてるっす!!」
「あれは…… オクムラか? どうして一人で? とりあえず行こう!」
走り寄り、オクムラを確認する。どうやら深くやられているらしく全身ボロボロであった。
「オクムラ!!どうした!いったい何があったんだセレス!ヒールを!」
「はい!ヒール!」
みるみるうちにオクムラの傷が治っていった。
「ありがとうございます。 ……あ ……アリアさん…… 戦っていたら急に凄腕の奴が現れて、俺が狙われて、奮闘したんですけど全然ダメで…第4部隊の女性の方が連れ去らわれて、トロンさん達が彼女を助けようと敵の転移魔法に飛び乗りついていきました。俺は見てることしかできなかった!」
握り拳を足にたたきつけオクムラは悔しがっていた。
「そうか…… トロン達なら大丈夫だ。 彼らは強い、私たちは彼女を送り届けてから本部に報告に行く、君は先に本部に戻っていてくれないか?」
「わかりました…… もう自力でも歩けるので大丈夫です…… ありがとうございました」
「ああ! 君も気を付けて、上の魔物達は先に片づけておくから安心してくれ!」
「はい」
アリア達はオクムラを追い抜き、先に階段を上がって地上に向かっていった。
アリア達の足音が遠く聞こえなくなった頃オクムラはポツリと言葉を漏らした。
「……ちょろいわ隊長サン」
「なんて強さだこいつ」
「気を付けろ、こっちの勇者は魔法を的確に防いでくるぞ!」
トロンは二刀を振り、属性の違った魔法を付加してフードの男二人を相手に戦う。
「シャイニングエレメント!ハァアアアア!!」
二刀での連撃は相手に魔法を打つ暇を与えず、敵は防戦一方になっていた。
「ウィンド!!ちぃ!まただ!またあの光の壁が邪魔をする!」
「魔法は俺の特殊能力でほとんど封じた!おとなしくするんだな」
オクムラは特殊能力であるという【円天の防御】を使っている。
異世界人であるオクムラタダシは召喚された時に一つの恩恵を授かっていた。
どの異世界人にも必ずと言っていいほどオクムラのように特殊能力を持って召喚される。
オクムラの場合はこの【円天の防御】を授かった。
この能力はオクムラの認識している視覚の空間範囲での光の壁による防御、転移阻害を行うものであり、守りに特化した能力であった。
「助かる!オクムラ!そっちは任せるぞ!」
「はっはー!任されました!」
オクムラは剣に光属性を付加させると女の魔法特化の敵に向かって駆けていく。
第四部隊のメンバーは五人、遠距離の攻撃魔法や弓での迎撃が得意なものが多く、連携して敵を近づけさせないように上手く立ち回っていた。
「チッ、このままじゃ埒があかねぇ!! 狭い空間じゃまともに近づけやしねぇ」
「俺がここを突破する!ぐはっ!!」
「悪いが、お前の相手はこの俺がしてやるよ」
トロンが相手の大男の剣を弾いて突き飛ばす。
トロンの部隊は皆遠距離ということもあり、唯一の近接であるトロンが敵を引き付けるのが本来のトロン達第四部隊の戦い方であった。
「サイクロン!!」
「アイスニードル!!」
二人の魔導士によって紡がれた魔法はオクムラの前に突如出現した光の壁を破壊することはできない。
光の壁にぶち当たり、魔法は離散してゆく。
「しばらくおとなしくしてください!」
オクムラは剣の腹で次々と魔導士達を気絶させていった。
「ほんと反則みたいな能力だなそれ」
「いやー使いこなすのちょー疲れるんですよ、おまけに難しいし魔力もガンガン減るんであまり使いたくはないんですけどね」
「でも、さすが勇者って感じだな」
「ええ」……この力があれば……」
「ん? なんか言ったか?」
「いえ? 言ってませんよ何も」
オクムラが発した小さな声はトロンには聞こえていなかったようだ。
戦闘はオクムラの能力とトロンの多属性の攻撃で優勢になっていた。
「これで最後だ!」
最後に残ったフードの男を気絶させたトロンは剣を鞘にしまい大きく息を吐いた。
「なんとか倒せて良かったな、オクムラは期待以上のはた……」
振り向こうとしたトロンの口からパタタタと血が流れ出る。
「「「「「隊長!!!」」」」」
「お…… 前なに…… してんだ…… よ…… オクムラァァアアアアア!!」
トロンの胸部からは剣が突き出て、大量の出血が地面へと流れ落ちる。
「あまり叫ぶとすぐ死んじゃいますよ?」
ズブズブと突き刺した腹からはボタボタと血がとめどなく流れていて血だまりを作っていた。 さらにオクムラは剣を捻じるようにして奥に奥につき進めていく。
「お…… 前……」
「ようやく絶好のタイミングで経験値が手に入るんでちょっと利用させてもらいましたわ」
「がはっ…… ゼヒュ…… 何が…… 目的…… ゼヒュ…… だ?」
トロンの肺は潰されているようで漏れ出る血を吐き出しながら辛うじて言葉を口にする。
「目的ですかーんー?経験値を稼ぐことと、ある男からお前を消せと言われたことくらいかな」
「……お前に ……なんのメリットが ……あった ……ゼヒュ ……んだ?」
「いやーまさか国王の地位をくれるしこの国をくれるっていうんで、男なら最強を目指したいでしょうよ! でも自分演技とか苦手ですごく不安だったんですけど上手くやれてよかったーというか」
トロンはまともに息を吸うことができない。 血も流しすぎたし、何よりも剣が体を貫通してしまっているので内臓系はほぼ機能しない。
トロンの視界が霞んでいく。
第4部隊の皆は隊長を救い出そうと動くが、トロンを盾にされているせいでまともに動くことができないでいた。
「これで隊長格の一人を倒しましたし俺もかなりレベルが上がりましたよ。 感謝してますよトロンさん…… あれ? トロンさん? おーい? ……なんだ死んだのか」
心底つまらなそうにトロンを床に落としたオクムラは第4部隊に再び目を向ける。
「貴様! 隊長をよくも!!!」
皆憤怒の形相で攻撃魔法や弓を放つ、だが弓は躱され、魔法はオクムラの【円天の防御】によって防がれる。
「君たちも貴重な経験値だ!僕の糧となれ!」
そこからの殺戮はひどいものであった。
基本的に能力が高いオクムラは身体能力で弓の攻撃を躱し続け、魔法による攻撃はオクムラの能力【円天の防御】によって全て防がれていき、トロンのいない部隊のまさに穴をついた攻撃で一人また一人と切り殺されていった。
あるものは逃げ道を円天の防御で防がれ、オクムラの手によって原型がわからないほど切り刻まれる。
新しい魔法の実験に身を焼かれる者も。
そして気絶していたフードの者らもオクムラの手によって一人残らず無残にも殺されていった。
「ふーこれだけ派手にやるとさすがにバレるよな一応綺麗にしとくか、オールクリーン!!」
飛び散った血や肉片は綺麗さっぱり暗闇に飲まれ、クリーンの強化版であるオールクリーンは死体をも綺麗に飲み込んでいった。
「完全なる証拠隠滅ってすごいなーっと、と忘れるとこだった」
オクムラは慌てて自分の腕と足に剣で傷を作っていく。
「いっててててて…… ひー超痛い、でもカモフラはしとかないと」
あとはアリアたちを待ちながらダンジョンの出口に向けてよれよれで歩いていけばいいだけだ。
邪悪な笑みがオクムラの顔からのぞいた。
■ ■ ■ ■
シェリアを担いだアリアと第1部隊は急ぎ足で階段を駆け上がり、戦っているであろうトロン達とオクムラを探した。
「いない?ここで戦ってるはずだったんだが…」
「隊長!奥に誰かが足を引きづって歩いてるっす!!」
「あれは…… オクムラか? どうして一人で? とりあえず行こう!」
走り寄り、オクムラを確認する。どうやら深くやられているらしく全身ボロボロであった。
「オクムラ!!どうした!いったい何があったんだセレス!ヒールを!」
「はい!ヒール!」
みるみるうちにオクムラの傷が治っていった。
「ありがとうございます。 ……あ ……アリアさん…… 戦っていたら急に凄腕の奴が現れて、俺が狙われて、奮闘したんですけど全然ダメで…第4部隊の女性の方が連れ去らわれて、トロンさん達が彼女を助けようと敵の転移魔法に飛び乗りついていきました。俺は見てることしかできなかった!」
握り拳を足にたたきつけオクムラは悔しがっていた。
「そうか…… トロン達なら大丈夫だ。 彼らは強い、私たちは彼女を送り届けてから本部に報告に行く、君は先に本部に戻っていてくれないか?」
「わかりました…… もう自力でも歩けるので大丈夫です…… ありがとうございました」
「ああ! 君も気を付けて、上の魔物達は先に片づけておくから安心してくれ!」
「はい」
アリア達はオクムラを追い抜き、先に階段を上がって地上に向かっていった。
アリア達の足音が遠く聞こえなくなった頃オクムラはポツリと言葉を漏らした。
「……ちょろいわ隊長サン」
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