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第8章:熱源との共鳴、聖地への進軍
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決戦の土曜日。
東京は朝から気温がぐんぐんと上昇し、正午には三十五度を超える猛暑日となっていた。
アスファルトが陽炎で揺らぐ中、如月美羽はオートボックスのピットで、RX-7の最終調整を行っていた。
今夜の戦いは、深夜に行われるとはいえ、真夏の峠。
ロータリーエンジンにとって、最大の敵は「熱」だ。
「水温よし。……電動ファンの作動開始温度、85度に設定」
美羽はノートパソコンの画面を見つめ、ファンコントローラーの設定値を書き換える。
彼女のRX-7(FD3S)のボンネットの下には、他の車とは異なる異様な光景が広がっている。
ラジエーターとインタークーラーが、まるでVサインを描くように配置された**『Vマウントシステム』**だ。
通常、ラジエーター(水冷)とインタークーラー(空冷)は前後に重なって配置されることが多い。だが、それでは前の熱気が後ろに伝わり、共倒れになってしまう。特に発熱量の多いロータリーでは致命的だ。
美羽のセブンは、ラジエーターを立て、インタークーラーを寝かせることで、バンパーから入った走行風を上下に振り分け、それぞれに常に新鮮な空気を当てられるように改造してある。
「ロータリーは、熱エネルギーの塊だから……」
美羽はラジエーターキャップを閉めながら呟く。
13B-REWエンジンは、小さなおにぎり型のローターハウジングの中で、強烈な燃焼を繰り返す。単位面積あたりの発熱量はレシプロエンジンの比ではない。
水温が100度を超えればパワーダウンが始まり、最悪の場合、アペックスシールが歪んでエンジンブローに至る。
だからこそ、冷却(クーリング)はパワーアップ以上に重要な「命綱」なのだ。
「LLC(冷却水)はレース用のヒートブロック。……不凍効果は低いけど、熱交換率は最強」
美羽はリザーバータンクの量を確認し、ボンネットを閉じた。
熱対策は万全だ。どんなに踏んでも、水温は90度台で安定させてみせる。
次に、美羽は室内――コックピットの調整に移った。
運転席には、フルバケットシートが装着されている。背もたれが固定された、身体を拘束するための椅子だ。
彼女はシートレールを一番前までスライドさせ、深く腰を沈めた。
4点式シートベルトを締め上げる。
「……カチャッ」
バックルが嵌る金属音が、戦闘開始のゴングのように響く。
ステアリングは、ナルディの33φ(パイ)。小径で、路面の情報をダイレクトに伝える硬派なハンドルだ。
美羽は、素手でそのリムを強く握りしめた。
手のひらに吸い付くようなレザーの感触。指先の神経が、ステアリングシャフトを通じて路面と直結する感覚。グローブなど不要だ。今は、タイヤのグリップ限界を皮膚感覚で感じ取りたい。
肘が軽く曲がり、背中がシートに密着する完璧なドライビングポジション。
足元のペダル配置も、ブレーキを踏みながら踵でアクセルを煽る「ヒール・アンド・トウ」がしやすいように、ミリ単位で調整してある。
「車は身体の延長。……少しのズレも許さない」
整備士として、客の車には「快適性」を求めるが、自分の車には「一体感」だけを求める。
美羽は深呼吸をし、目を閉じてコースをイメージした。
秋名のコースレイアウトは頭に入っている。
前半の高速セクション。中盤の複合コーナー。そして、終盤の5連続ヘアピン。
黒木のGT-Rは、強大なパワーと四駆のトラクションで、立ち上がりのたびに差を広げようとするだろう。
食らいつくには、ブレーキングの「深さ」と、コーナリングスピードしかない。
午後八時。
美羽は必要最低限の工具と、スペアタイヤ、油圧ジャッキを積み込んだ。
助手席には、眠気覚ましのブラックガムと水。
ナビの目的地を「群馬県・榛名湖(はるなこ)」にセットする。
かつて数々の走り屋たちが伝説を作った聖地。今夜、そこが私の戦場になる。
「行くよ、セブン」
キーを回す。
13B-REWが、待っていたとばかりに咆哮を上げた。
オートボックスのシャッターを閉め、美羽は東京の夜景を背に、関越自動車道へと向かった。
高速道路の流れる光の中で、RX-7は水を得た魚のように走る。
第五速、3000回転。
巡航速度でも、ボディの剛性感と直進安定性の高さが伝わってくる。
足回りは硬いが、不快な突き上げはない。ダンパーがしっかりと仕事をしている証拠だ。
美羽はバックミラーを確認する。
追ってくる車はいない。だが、彼女の心の中には、常にあの「蒼い幻影」が張り付いていた。
(黒木……。あんたは今頃、もう現地にいるのかしら)
彼が言った「ドライなら踏めば前に出る仕様」。
その絶対的な自信を、技術でねじ伏せる。
ロータリーの意地。FRの意地。そして何より、整備士としての意地。
群馬県に入ると、空気の匂いが変わった。
都会の排気ガス混じりの熱気から、木々の香りを含んだ冷涼な空気へ。
渋川伊香保インターチェンジを降り、伊香保温泉街を抜ける。
ほのかな硫黄の匂いが鼻をかすめる。温泉客の賑わいを横目に、美羽は山道へとステアリングを切った。
ここからが、秋名山――榛名山への登り(ヒルクライム)だ。
勾配がきつくなる。美羽はギアを3速、2速へと落とし、エンジンの回転を上げる。
「フォォォォーーーン!」
山肌にロータリーサウンドがこだまする。
登りはパワー勝負だが、今のセブンならストレスなく登っていく。Vマウントのおかげで、水温もピクリとも動かない。
コーナーの一つ一つを確かめるように、丁寧にラインをトレースする。
路面はドライ。砂浮きも少ない。
コンディションは最高だ。
そして、山頂。
榛名湖の湖畔に広がる長い直線道路。ここが、ダウンヒルのスタート地点となる場所だ。
時刻は深夜1時30分。約束の時間の30分前。
だが、そこには既に、異様なオーラを放つ車が停まっていた。
月明かりに照らされた、ベイサイドブルーの巨体。
日産・スカイラインGT-R(BNR34)。
黒木は車のボンネットに腰掛け、静かに湖面を見つめていた。
美羽が近づくと、彼はゆっくりと顔を上げ、ヘッドライトに照らされたRX-7を睨みつけた。
美羽はRX-7をGT-Rの隣に停めた。
エンジンを切る。静寂が戻る。虫の声だけが響く。
車を降りた美羽は、冷たい夜風に髪をなびかせながら、黒木の前に立った。
「遅刻はしてないわよ」
美羽が言うと、黒木は口元を歪めて笑った。
「ああ。いい排気音(こえ)で登ってきたな。下から聞こえていたぞ」
二人の間に、余計な言葉はいらなかった。
ただ、走るためにここに来た。
黒木がボンネットから降り、GT-Rのドアを開ける。
「準備運動は済ませてある。……タイヤも温まっている」
彼は美羽に背を向け、スタートラインの方を指差した。
「先行、後追い。……希望はあるか?」
美羽は即答した。
「先行がいいわ。私のラインを見せつけてあげる」
それは強がりではなく、戦略だった。
自分のペースで走り、相手のリズムを狂わせる。そして何より、GT-Rに「背中」を見せ続けるというプレッシャーを与えるためだ。相手の視界を塞ぐことこそ、軽量FRマシンの特権。
「いいだろう。……だが、いつまで前を走っていられるかな」
黒木の挑発的な言葉に、美羽は不敵に微笑み返した。
「ゴールまでよ。……バックミラーの中で小さくなっていくあなたを見るのが楽しみだわ」
二人はそれぞれの愛車に乗り込んだ。
RX-7のコクピット。
美羽はハーネスを締め直し、素手でステアリングを強く握りしめた。掌の汗が、本気の証だ。
タコメーターの針がアイドリングの900回転を指して震えている。
水温85度。油温88度。吸気温度30度。
マシンは完璧だ。
スタートラインに二台が並ぶ。
前方に、赤のRX-7。
後方に、青のGT-R。
ロータリーとレシプロ。FRとAWD。
相反する二つの魂が、今、聖地・秋名の頂点で火花を散らす。
黒木が窓から手を出し、カウントダウンの合図を送る。
3本の指が立つ。
美羽はアクセルを煽り、回転数を4500に合わせる。クラッチを切る左足に神経を集中させる。
2本。
ブースト計の針が小刻みに跳ねる。排気音が共鳴し、空気が張り詰める。
1本。
――その瞬間、世界から音が消えた気がした。
そして次の刹那、爆音と共に、二台の怪物が闇夜の峠へと解き放たれた。
(第8章 完)
東京は朝から気温がぐんぐんと上昇し、正午には三十五度を超える猛暑日となっていた。
アスファルトが陽炎で揺らぐ中、如月美羽はオートボックスのピットで、RX-7の最終調整を行っていた。
今夜の戦いは、深夜に行われるとはいえ、真夏の峠。
ロータリーエンジンにとって、最大の敵は「熱」だ。
「水温よし。……電動ファンの作動開始温度、85度に設定」
美羽はノートパソコンの画面を見つめ、ファンコントローラーの設定値を書き換える。
彼女のRX-7(FD3S)のボンネットの下には、他の車とは異なる異様な光景が広がっている。
ラジエーターとインタークーラーが、まるでVサインを描くように配置された**『Vマウントシステム』**だ。
通常、ラジエーター(水冷)とインタークーラー(空冷)は前後に重なって配置されることが多い。だが、それでは前の熱気が後ろに伝わり、共倒れになってしまう。特に発熱量の多いロータリーでは致命的だ。
美羽のセブンは、ラジエーターを立て、インタークーラーを寝かせることで、バンパーから入った走行風を上下に振り分け、それぞれに常に新鮮な空気を当てられるように改造してある。
「ロータリーは、熱エネルギーの塊だから……」
美羽はラジエーターキャップを閉めながら呟く。
13B-REWエンジンは、小さなおにぎり型のローターハウジングの中で、強烈な燃焼を繰り返す。単位面積あたりの発熱量はレシプロエンジンの比ではない。
水温が100度を超えればパワーダウンが始まり、最悪の場合、アペックスシールが歪んでエンジンブローに至る。
だからこそ、冷却(クーリング)はパワーアップ以上に重要な「命綱」なのだ。
「LLC(冷却水)はレース用のヒートブロック。……不凍効果は低いけど、熱交換率は最強」
美羽はリザーバータンクの量を確認し、ボンネットを閉じた。
熱対策は万全だ。どんなに踏んでも、水温は90度台で安定させてみせる。
次に、美羽は室内――コックピットの調整に移った。
運転席には、フルバケットシートが装着されている。背もたれが固定された、身体を拘束するための椅子だ。
彼女はシートレールを一番前までスライドさせ、深く腰を沈めた。
4点式シートベルトを締め上げる。
「……カチャッ」
バックルが嵌る金属音が、戦闘開始のゴングのように響く。
ステアリングは、ナルディの33φ(パイ)。小径で、路面の情報をダイレクトに伝える硬派なハンドルだ。
美羽は、素手でそのリムを強く握りしめた。
手のひらに吸い付くようなレザーの感触。指先の神経が、ステアリングシャフトを通じて路面と直結する感覚。グローブなど不要だ。今は、タイヤのグリップ限界を皮膚感覚で感じ取りたい。
肘が軽く曲がり、背中がシートに密着する完璧なドライビングポジション。
足元のペダル配置も、ブレーキを踏みながら踵でアクセルを煽る「ヒール・アンド・トウ」がしやすいように、ミリ単位で調整してある。
「車は身体の延長。……少しのズレも許さない」
整備士として、客の車には「快適性」を求めるが、自分の車には「一体感」だけを求める。
美羽は深呼吸をし、目を閉じてコースをイメージした。
秋名のコースレイアウトは頭に入っている。
前半の高速セクション。中盤の複合コーナー。そして、終盤の5連続ヘアピン。
黒木のGT-Rは、強大なパワーと四駆のトラクションで、立ち上がりのたびに差を広げようとするだろう。
食らいつくには、ブレーキングの「深さ」と、コーナリングスピードしかない。
午後八時。
美羽は必要最低限の工具と、スペアタイヤ、油圧ジャッキを積み込んだ。
助手席には、眠気覚ましのブラックガムと水。
ナビの目的地を「群馬県・榛名湖(はるなこ)」にセットする。
かつて数々の走り屋たちが伝説を作った聖地。今夜、そこが私の戦場になる。
「行くよ、セブン」
キーを回す。
13B-REWが、待っていたとばかりに咆哮を上げた。
オートボックスのシャッターを閉め、美羽は東京の夜景を背に、関越自動車道へと向かった。
高速道路の流れる光の中で、RX-7は水を得た魚のように走る。
第五速、3000回転。
巡航速度でも、ボディの剛性感と直進安定性の高さが伝わってくる。
足回りは硬いが、不快な突き上げはない。ダンパーがしっかりと仕事をしている証拠だ。
美羽はバックミラーを確認する。
追ってくる車はいない。だが、彼女の心の中には、常にあの「蒼い幻影」が張り付いていた。
(黒木……。あんたは今頃、もう現地にいるのかしら)
彼が言った「ドライなら踏めば前に出る仕様」。
その絶対的な自信を、技術でねじ伏せる。
ロータリーの意地。FRの意地。そして何より、整備士としての意地。
群馬県に入ると、空気の匂いが変わった。
都会の排気ガス混じりの熱気から、木々の香りを含んだ冷涼な空気へ。
渋川伊香保インターチェンジを降り、伊香保温泉街を抜ける。
ほのかな硫黄の匂いが鼻をかすめる。温泉客の賑わいを横目に、美羽は山道へとステアリングを切った。
ここからが、秋名山――榛名山への登り(ヒルクライム)だ。
勾配がきつくなる。美羽はギアを3速、2速へと落とし、エンジンの回転を上げる。
「フォォォォーーーン!」
山肌にロータリーサウンドがこだまする。
登りはパワー勝負だが、今のセブンならストレスなく登っていく。Vマウントのおかげで、水温もピクリとも動かない。
コーナーの一つ一つを確かめるように、丁寧にラインをトレースする。
路面はドライ。砂浮きも少ない。
コンディションは最高だ。
そして、山頂。
榛名湖の湖畔に広がる長い直線道路。ここが、ダウンヒルのスタート地点となる場所だ。
時刻は深夜1時30分。約束の時間の30分前。
だが、そこには既に、異様なオーラを放つ車が停まっていた。
月明かりに照らされた、ベイサイドブルーの巨体。
日産・スカイラインGT-R(BNR34)。
黒木は車のボンネットに腰掛け、静かに湖面を見つめていた。
美羽が近づくと、彼はゆっくりと顔を上げ、ヘッドライトに照らされたRX-7を睨みつけた。
美羽はRX-7をGT-Rの隣に停めた。
エンジンを切る。静寂が戻る。虫の声だけが響く。
車を降りた美羽は、冷たい夜風に髪をなびかせながら、黒木の前に立った。
「遅刻はしてないわよ」
美羽が言うと、黒木は口元を歪めて笑った。
「ああ。いい排気音(こえ)で登ってきたな。下から聞こえていたぞ」
二人の間に、余計な言葉はいらなかった。
ただ、走るためにここに来た。
黒木がボンネットから降り、GT-Rのドアを開ける。
「準備運動は済ませてある。……タイヤも温まっている」
彼は美羽に背を向け、スタートラインの方を指差した。
「先行、後追い。……希望はあるか?」
美羽は即答した。
「先行がいいわ。私のラインを見せつけてあげる」
それは強がりではなく、戦略だった。
自分のペースで走り、相手のリズムを狂わせる。そして何より、GT-Rに「背中」を見せ続けるというプレッシャーを与えるためだ。相手の視界を塞ぐことこそ、軽量FRマシンの特権。
「いいだろう。……だが、いつまで前を走っていられるかな」
黒木の挑発的な言葉に、美羽は不敵に微笑み返した。
「ゴールまでよ。……バックミラーの中で小さくなっていくあなたを見るのが楽しみだわ」
二人はそれぞれの愛車に乗り込んだ。
RX-7のコクピット。
美羽はハーネスを締め直し、素手でステアリングを強く握りしめた。掌の汗が、本気の証だ。
タコメーターの針がアイドリングの900回転を指して震えている。
水温85度。油温88度。吸気温度30度。
マシンは完璧だ。
スタートラインに二台が並ぶ。
前方に、赤のRX-7。
後方に、青のGT-R。
ロータリーとレシプロ。FRとAWD。
相反する二つの魂が、今、聖地・秋名の頂点で火花を散らす。
黒木が窓から手を出し、カウントダウンの合図を送る。
3本の指が立つ。
美羽はアクセルを煽り、回転数を4500に合わせる。クラッチを切る左足に神経を集中させる。
2本。
ブースト計の針が小刻みに跳ねる。排気音が共鳴し、空気が張り詰める。
1本。
――その瞬間、世界から音が消えた気がした。
そして次の刹那、爆音と共に、二台の怪物が闇夜の峠へと解き放たれた。
(第8章 完)
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