25 / 116
一章
025 ドラゴニア帝国兵
しおりを挟む
「来ます!」
大家さんの叫び声と共に、上空からワイバーンの吐き出す炎の玉が雨のように降り注ぐ。
「精霊よ!」
大家さんは精霊魔法で水の壁を作り出す。しかし全てを防ぐ事はできず、抜けてきた炎が俺たちを襲う。
「ラキちゃん、みんなの回復をお願いします!」
「はい!」
更には上空から飛竜兵の放つ魔法攻撃も飛んでくる。不可視の風魔法は容赦なしに逃げる人々を切り裂いていく。
くそう、遠距離攻撃の手段を持たない俺にはどうする事もできない。自分の無力さに思わず歯噛みしてしまう。
せめて大家さんを庇うための盾でもあれば……。
最近は少しづつ魔力の流れが可視化できるようになってきたので魔法の飛来を察知し、大家さんを守るよう剣で切りながら後退する。
大家さんが精霊魔法を駆使してかなりの攻撃を無効化し、他の人達の護衛として来ている冒険者が魔法や弓で何騎か落としてくれたので若干優勢だ。
ラキちゃんが神聖魔法で次々と回復していくので、何とか脱落者を出さずにいるのも大きい。
「生意気な猿どもだ。――あのエルフのババアを殺せ! 奴が要だ!」
皇子と呼ばれた竜人が指示を出すと、三騎の飛竜兵が大家さんに向かって急降下してきた。
――やらせるか!
接近戦なら俺だって戦える。俺は剣に有らん限りの魔力を流し込み、身体強化をできる最大の状態まで引き上げていく。
「来いやぁ!!!」
俺は声を張り上げ駆け出し、飛竜兵が大家さんの作る水の壁を抜ける際の一瞬の視界不良を狙い騎手の顏に飛び蹴りをする。
クリーンヒットした騎手はあらぬ方向に首が曲がっているが、振り落とされないので俺はそのまま騎手を踏み台にして次に向かってくる飛竜兵へ向けて飛び掛かる。
「この猿があ!」
こちらに向けてくる槍を剣でいなし体を回転させながら、後ろ蹴りを放つ。相手はのけぞるも今度は首を折る事が出来なかったので、すかさず剣で首を掻き切った。
次だ! 斜め後ろを飛ぶもう一騎に飛び掛かる。
「ひっ!」
騎手は防御しようと槍を横に構えるも、ワイバーンごと切り落とす気持ちで魔力を流し込み振り下ろす。
槍を断ち騎手ごと切っていく。両断とまではいかないも、致命傷となる傷だ。
そのままワイバーンを蹴り地上に着地する。飛竜三段蹴り! なんてな!
「ケイタさん危ない!」
大家さんの声に反応し下段から剣を振り上げ、刹那の攻撃を受け止める。
――ガイィン!
ぐあぁ! 最大に身体強化していても体が軋むような一撃だ!
その強烈な斬撃を放ったのは皇子と呼ばれた竜人だった。翼をもつ翼竜人と呼ばれる種族で、ワイバーンから降りて自らの翼で俺を仕留めにきたようだ。
竜人は平均的に二メートル以上ある体躯で只人よりも基礎となる力が強い。まともに打ち合ってはいけない相手だ。
「猿の分際でなめた真似をしてくれるな」
「うるせえぞトカゲ!」
「貴様ぁ! 余を蜥蜴呼ばわりとは万死に値する!」
沸点低すぎだろコイツ……。
当たれば即死だが、怒りによって精彩を欠いているのか大振りになっているのでなんとか斬撃を捌く事ができている。
もっと煽ってやろうか?
「どうした! 当たらねえぞトカゲ!」
「この猿がぁ!」
ここだ! 奴の袈裟切りに合わせ剣で軌道を変え懐に潜り込む。
肝臓打ちを狙い、左手の正拳突きをボディに打ち込む。
ひたすら練習した通り魔力が俺の体に鋼の芯を通すように、螺旋の衣を纏うように。そして全身の力全てが突き抜けるように――打つ!
一瞬頭の中で雷光が煌めき、拳に紫電の光が纏ったような気がした。
――ドゴン!
肝臓打ちが見事に入り、竜人は吹き飛んでいく。
「皇子ーっ!」
「ぐうっ……、おのれぇぇ!」
奴は声は出せるが、どうやら起き上がれないようだ。
「貴様! 皇子の玉体によくも!」
「あーばよーっ!」
俺は止めを刺しには行かず、急いで反転して大家さん達の方へ逃げていく事にする。
連中が皇子に気を取られている今しか逃げ場がない。
このまま逃げ切れるかと思ったその時、最大級の警鐘が頭に響いた。
――なんだ!?
慌てて警鐘の示す方角を見ると、湖から巨大な禍々しい玉が浮かび上がってきていた。
その玉は湖面から更に浮かび上がると、上空で制止する。
なんだあれは……。
「大家さん!」
「ケイタさん! 急いで逃げましょう! あれは恐らくギリメカリスの竜核です! じきに邪竜が目覚めてしまいます!」
「なっ!?」
追い付いた俺に、大家さんは禍々しい玉の方を見ながらそう叫んだ。
「私達ではどうにもなりません! 逃げましょう! 早く!」
巨大な玉には次第に罅が入り、玉の表面が少しずつ消し飛んで中から禍々しい竜が姿を現した。
くそう! ドラゴニア帝国の連中はコイツが目当てだったのか!
よりにもよって俺達がいる時に目覚めなくてもいいものを!
――ドドドドドドッ……。
更には、湖の対岸の方から物々しい音が響いてくる。
「漸く来たか! 遅いぞ貴様ら!」
やっと起き上がった皇子が檄を飛ばすその先には、なんと対岸に騎竜兵の一団が現れた。
ええいクソッ! 次から次と状況は悪くなるばかりだ!
皇子含む飛竜兵の一団はギリメカリスの方へ飛んで行き、恭しく礼をする。
「おお神竜ギリメカリス様! 御再誕、誠におめでとう御座ります! 我ら眷属一同、お迎えに上がりました!」
「ホウ、我ノ眷属カ……、出迎エゴ苦労。――ツイテマイレ、向コウニ見エル町デ祝宴ダ……食ベマクルゾ、カカカッ!」
ふざけんな! 奴ら町を襲うつもりか!
俺は町の人達が食われる光景を想像してしまい、絶望感に襲われてしまった。
どうすりゃいいんだ……。
「ソノ前ニ……丁度旨ソウナ猿ドモガオルナ……。ドレ、焼イテ食ッテヤロウゾ」
こちらを向いたギリメカリスは俺達の集団に向かってドラゴンブレスを放った。
――ゴオゥゥ!!!
「精霊よ! お願い守って!」
大家さんが俺の前に立ち、圧縮した特大の水の壁を作り出す。俺も少しでも助けになればと大家さんと俺の前に拙い水の壁を作る。
頼む! 耐えてくれ!
「きゃあああぁ!!!」
「ぐわあぁ!!!」
「お兄ちゃん! お姉ちゃん!」
大家さんの壁はある程度の威力は抑える事ができたが、俺達はドラゴンブレスに炙られ吹き飛ばされてしまった。
大家さんは身体強化に使う魔力までも水の壁の構築に使ったようで、俺よりも火傷が酷く起き上がれない。
まずい! 大家さんが危ない!
「ホウ……、焼キ加減ヲ調整シタラ防ガレテシマッタカ。――生意気ナ。デハコレナラドウダ?」
あの野郎もう一発ブレスを放つつもりか!
「大家さん!」
くそう! 大家さんを守らなければ! 火傷による激痛を堪え懸命に大家さんへ駆け寄ろうとするも、体が上手く動かない!
ふと、全身を襲う痛みが霧散していく。――ラキちゃんの神聖魔法か!
「ラキちゃん! 大家さんを頼むっ!」
俺が声を張り上げるまでもなくラキちゃんは大家さんの傍らに跪き、神聖魔法をかけてくれていた。
そこに居ちゃだめだ! 頼む! 大家さんを連れて逃げてくれ!
「逃げろぉー!!!」
「お兄ちゃんとお姉ちゃんをよくも、……許さない」
大家さんの叫び声と共に、上空からワイバーンの吐き出す炎の玉が雨のように降り注ぐ。
「精霊よ!」
大家さんは精霊魔法で水の壁を作り出す。しかし全てを防ぐ事はできず、抜けてきた炎が俺たちを襲う。
「ラキちゃん、みんなの回復をお願いします!」
「はい!」
更には上空から飛竜兵の放つ魔法攻撃も飛んでくる。不可視の風魔法は容赦なしに逃げる人々を切り裂いていく。
くそう、遠距離攻撃の手段を持たない俺にはどうする事もできない。自分の無力さに思わず歯噛みしてしまう。
せめて大家さんを庇うための盾でもあれば……。
最近は少しづつ魔力の流れが可視化できるようになってきたので魔法の飛来を察知し、大家さんを守るよう剣で切りながら後退する。
大家さんが精霊魔法を駆使してかなりの攻撃を無効化し、他の人達の護衛として来ている冒険者が魔法や弓で何騎か落としてくれたので若干優勢だ。
ラキちゃんが神聖魔法で次々と回復していくので、何とか脱落者を出さずにいるのも大きい。
「生意気な猿どもだ。――あのエルフのババアを殺せ! 奴が要だ!」
皇子と呼ばれた竜人が指示を出すと、三騎の飛竜兵が大家さんに向かって急降下してきた。
――やらせるか!
接近戦なら俺だって戦える。俺は剣に有らん限りの魔力を流し込み、身体強化をできる最大の状態まで引き上げていく。
「来いやぁ!!!」
俺は声を張り上げ駆け出し、飛竜兵が大家さんの作る水の壁を抜ける際の一瞬の視界不良を狙い騎手の顏に飛び蹴りをする。
クリーンヒットした騎手はあらぬ方向に首が曲がっているが、振り落とされないので俺はそのまま騎手を踏み台にして次に向かってくる飛竜兵へ向けて飛び掛かる。
「この猿があ!」
こちらに向けてくる槍を剣でいなし体を回転させながら、後ろ蹴りを放つ。相手はのけぞるも今度は首を折る事が出来なかったので、すかさず剣で首を掻き切った。
次だ! 斜め後ろを飛ぶもう一騎に飛び掛かる。
「ひっ!」
騎手は防御しようと槍を横に構えるも、ワイバーンごと切り落とす気持ちで魔力を流し込み振り下ろす。
槍を断ち騎手ごと切っていく。両断とまではいかないも、致命傷となる傷だ。
そのままワイバーンを蹴り地上に着地する。飛竜三段蹴り! なんてな!
「ケイタさん危ない!」
大家さんの声に反応し下段から剣を振り上げ、刹那の攻撃を受け止める。
――ガイィン!
ぐあぁ! 最大に身体強化していても体が軋むような一撃だ!
その強烈な斬撃を放ったのは皇子と呼ばれた竜人だった。翼をもつ翼竜人と呼ばれる種族で、ワイバーンから降りて自らの翼で俺を仕留めにきたようだ。
竜人は平均的に二メートル以上ある体躯で只人よりも基礎となる力が強い。まともに打ち合ってはいけない相手だ。
「猿の分際でなめた真似をしてくれるな」
「うるせえぞトカゲ!」
「貴様ぁ! 余を蜥蜴呼ばわりとは万死に値する!」
沸点低すぎだろコイツ……。
当たれば即死だが、怒りによって精彩を欠いているのか大振りになっているのでなんとか斬撃を捌く事ができている。
もっと煽ってやろうか?
「どうした! 当たらねえぞトカゲ!」
「この猿がぁ!」
ここだ! 奴の袈裟切りに合わせ剣で軌道を変え懐に潜り込む。
肝臓打ちを狙い、左手の正拳突きをボディに打ち込む。
ひたすら練習した通り魔力が俺の体に鋼の芯を通すように、螺旋の衣を纏うように。そして全身の力全てが突き抜けるように――打つ!
一瞬頭の中で雷光が煌めき、拳に紫電の光が纏ったような気がした。
――ドゴン!
肝臓打ちが見事に入り、竜人は吹き飛んでいく。
「皇子ーっ!」
「ぐうっ……、おのれぇぇ!」
奴は声は出せるが、どうやら起き上がれないようだ。
「貴様! 皇子の玉体によくも!」
「あーばよーっ!」
俺は止めを刺しには行かず、急いで反転して大家さん達の方へ逃げていく事にする。
連中が皇子に気を取られている今しか逃げ場がない。
このまま逃げ切れるかと思ったその時、最大級の警鐘が頭に響いた。
――なんだ!?
慌てて警鐘の示す方角を見ると、湖から巨大な禍々しい玉が浮かび上がってきていた。
その玉は湖面から更に浮かび上がると、上空で制止する。
なんだあれは……。
「大家さん!」
「ケイタさん! 急いで逃げましょう! あれは恐らくギリメカリスの竜核です! じきに邪竜が目覚めてしまいます!」
「なっ!?」
追い付いた俺に、大家さんは禍々しい玉の方を見ながらそう叫んだ。
「私達ではどうにもなりません! 逃げましょう! 早く!」
巨大な玉には次第に罅が入り、玉の表面が少しずつ消し飛んで中から禍々しい竜が姿を現した。
くそう! ドラゴニア帝国の連中はコイツが目当てだったのか!
よりにもよって俺達がいる時に目覚めなくてもいいものを!
――ドドドドドドッ……。
更には、湖の対岸の方から物々しい音が響いてくる。
「漸く来たか! 遅いぞ貴様ら!」
やっと起き上がった皇子が檄を飛ばすその先には、なんと対岸に騎竜兵の一団が現れた。
ええいクソッ! 次から次と状況は悪くなるばかりだ!
皇子含む飛竜兵の一団はギリメカリスの方へ飛んで行き、恭しく礼をする。
「おお神竜ギリメカリス様! 御再誕、誠におめでとう御座ります! 我ら眷属一同、お迎えに上がりました!」
「ホウ、我ノ眷属カ……、出迎エゴ苦労。――ツイテマイレ、向コウニ見エル町デ祝宴ダ……食ベマクルゾ、カカカッ!」
ふざけんな! 奴ら町を襲うつもりか!
俺は町の人達が食われる光景を想像してしまい、絶望感に襲われてしまった。
どうすりゃいいんだ……。
「ソノ前ニ……丁度旨ソウナ猿ドモガオルナ……。ドレ、焼イテ食ッテヤロウゾ」
こちらを向いたギリメカリスは俺達の集団に向かってドラゴンブレスを放った。
――ゴオゥゥ!!!
「精霊よ! お願い守って!」
大家さんが俺の前に立ち、圧縮した特大の水の壁を作り出す。俺も少しでも助けになればと大家さんと俺の前に拙い水の壁を作る。
頼む! 耐えてくれ!
「きゃあああぁ!!!」
「ぐわあぁ!!!」
「お兄ちゃん! お姉ちゃん!」
大家さんの壁はある程度の威力は抑える事ができたが、俺達はドラゴンブレスに炙られ吹き飛ばされてしまった。
大家さんは身体強化に使う魔力までも水の壁の構築に使ったようで、俺よりも火傷が酷く起き上がれない。
まずい! 大家さんが危ない!
「ホウ……、焼キ加減ヲ調整シタラ防ガレテシマッタカ。――生意気ナ。デハコレナラドウダ?」
あの野郎もう一発ブレスを放つつもりか!
「大家さん!」
くそう! 大家さんを守らなければ! 火傷による激痛を堪え懸命に大家さんへ駆け寄ろうとするも、体が上手く動かない!
ふと、全身を襲う痛みが霧散していく。――ラキちゃんの神聖魔法か!
「ラキちゃん! 大家さんを頼むっ!」
俺が声を張り上げるまでもなくラキちゃんは大家さんの傍らに跪き、神聖魔法をかけてくれていた。
そこに居ちゃだめだ! 頼む! 大家さんを連れて逃げてくれ!
「逃げろぉー!!!」
「お兄ちゃんとお姉ちゃんをよくも、……許さない」
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
生まれ変わったら飛べない鳥でした。~ドラゴンのはずなのに~
イチイ アキラ
ファンタジー
生まれ変わったら飛べない鳥――ペンギンでした。
ドラゴンとして生まれ変わったらしいのにどうみてもペンギンな、ドラゴン名ジュヌヴィエーヴ。
兄姉たちが巣立っても、自分はまだ巣に残っていた。
(だって飛べないから)
そんなある日、気がつけば巣の外にいた。
…人間に攫われました(?)
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!
狼になっちゃった!
家具屋ふふみに
ファンタジー
登山中に足を滑らせて滑落した私。気が付けば何処かの洞窟に倒れていた。……しかも狼の姿となって。うん、なんで?
色々と試していたらなんか魔法みたいな力も使えたし、此処ってもしや異世界!?
……なら、なんで私の目の前を通る人間の手にはスマホがあるんでしょう?
これはなんやかんやあって狼になってしまった私が、気まぐれに人間を助けたりして勝手にワッショイされるお話である。
男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…
アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。
そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!
転生したみたいなので異世界生活を楽しみます
さっちさん
ファンタジー
又々、題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
沢山のコメントありがとうございます。対応出来なくてすいません。
誤字脱字申し訳ございません。気がついたら直していきます。
感傷的表現は無しでお願いしたいと思います😢
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる