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第二十三話【おっぱいスクイーズってあるよね】※
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「ふっ……んぅ…」
どのくらい、されているのかわからない。
その口づけは、もうどちらのモノともわからない唾液が口の端から溢れ
酸素を吸うために口を放しては、口の角度を変えて繰り返される口づけに、甘い声が漏れる。
気が付けば腰に巻き付いていた手は私の後頭部に回り、もう片方の手が服の上から胸を弄んでいた。
(どいつもこいつもキスがしつこい!!!)
目をギュっと閉じ、いつ終わるともわからない口内への蹂躙を受け入れる。
ていうか、私のおっぱいはスクイーズじゃないんだけどっ!!
くにくにと胸を揉み続ける男の手を外そうと手と胸の間に指先を入れるが、気にすることはなく、揉みしだかれる。
じゅっ、ちゅる、ちゅぱ、にゅく……
いやらしい水音と、どこからか聞こえる時計の針の音、そして自分の口から溢れる甘い吐息。
時折聞こえる衣擦れの音。
聞こえるのはそれのみで、恥ずかしくてたまらない。
ちゅっと音とともに離れていく男の唇。
「んはっ…」
ぬらぬらと光るその唇をペロリと自身の舌で舐め、恍惚とした目がレンズ越しに見え、あまりに妖艶な目の前の男に見惚れる。
ぼーっとした頭で足りない酸素を取り込む。
男が私の体から離れ、ペットボトルを片手で開け口に含み、そのまま私に口づけてきた。
「んくっ」
少し空いた唇に割り入れられる舌とともに、少しずつ注ぎ込まれる水。
口移しで飲まされたのだと自覚したのは、水を喉に流した後だった。
そっと放れる唇を睨みながら「水くらい自分で飲めますっ」と抗議する。
思わず唇を手の甲で拭った。
ふふっと息を小さく出すように笑われ余計にイラっとする。
「佐竹にたくさん可愛がってもらって、よかったですね。でも、まだ早い時間ですし。今からは僕と楽しむ時間です。僕は佐竹よりも優しくないので、覚悟してくださいね…?」
三嶋さんは今までにないほど満面の笑顔を私に向け、ちゅっと触れるだけのキスを落とした。
今日何度目かの引くつく自分の顔。
(いやぁぁぁぁ、今すぐ気絶したいぃぃぃぃぃぃぃ!!!!)
どのくらい、されているのかわからない。
その口づけは、もうどちらのモノともわからない唾液が口の端から溢れ
酸素を吸うために口を放しては、口の角度を変えて繰り返される口づけに、甘い声が漏れる。
気が付けば腰に巻き付いていた手は私の後頭部に回り、もう片方の手が服の上から胸を弄んでいた。
(どいつもこいつもキスがしつこい!!!)
目をギュっと閉じ、いつ終わるともわからない口内への蹂躙を受け入れる。
ていうか、私のおっぱいはスクイーズじゃないんだけどっ!!
くにくにと胸を揉み続ける男の手を外そうと手と胸の間に指先を入れるが、気にすることはなく、揉みしだかれる。
じゅっ、ちゅる、ちゅぱ、にゅく……
いやらしい水音と、どこからか聞こえる時計の針の音、そして自分の口から溢れる甘い吐息。
時折聞こえる衣擦れの音。
聞こえるのはそれのみで、恥ずかしくてたまらない。
ちゅっと音とともに離れていく男の唇。
「んはっ…」
ぬらぬらと光るその唇をペロリと自身の舌で舐め、恍惚とした目がレンズ越しに見え、あまりに妖艶な目の前の男に見惚れる。
ぼーっとした頭で足りない酸素を取り込む。
男が私の体から離れ、ペットボトルを片手で開け口に含み、そのまま私に口づけてきた。
「んくっ」
少し空いた唇に割り入れられる舌とともに、少しずつ注ぎ込まれる水。
口移しで飲まされたのだと自覚したのは、水を喉に流した後だった。
そっと放れる唇を睨みながら「水くらい自分で飲めますっ」と抗議する。
思わず唇を手の甲で拭った。
ふふっと息を小さく出すように笑われ余計にイラっとする。
「佐竹にたくさん可愛がってもらって、よかったですね。でも、まだ早い時間ですし。今からは僕と楽しむ時間です。僕は佐竹よりも優しくないので、覚悟してくださいね…?」
三嶋さんは今までにないほど満面の笑顔を私に向け、ちゅっと触れるだけのキスを落とした。
今日何度目かの引くつく自分の顔。
(いやぁぁぁぁ、今すぐ気絶したいぃぃぃぃぃぃぃ!!!!)
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